iPhoneのバッテリー交換は意味がない?不具合が直らない原因

2024年7月4日

 
iPhoneのバッテリー交換をしても不具合が直らない・意味がない――
そのようなときは、「iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない」」のではなく、不具合が起こっている原因が他にあるのかもしれません。
「iPhoneのバッテリー交換には意味がない」と感じている方は、この記事で不具合の原因を探っていきましょう。

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※この記事の情報は、2024年6月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■iPhoneのバッテリーについて解説
 ・バッテリーが劣化する仕組み
 ・バッテリーの寿命
 ・こんな症状があったら要注意
■iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない場合
 ・バッテリーが劣化していない
 ・不具合の原因が他にある
 ・iPhoneのサポートが切れている
 ・直近でiPhoneを買い替える予定がある
■バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法
 ・iPhoneを再起動する
 ・iOSを最新のバージョンにアップデートする
 ・バッテリーリフレッシュを試してみる
 ・セーフモードで起動する
 ・他に不具合がないかどうかを確認してみる
■iPhoneのバッテリーを交換する方法
 ・Appleやキャリアに依頼する
 ・第三者修理店に依頼する
■iPhoneの不具合はスマホ修理王にご相談ください
■iPhone修理価格表

※目次のタイトルをクリックすると、読みたい記事まで飛ぶことができます。

iPhoneのバッテリーについて解説

iPhoneのバッテリーについて解説

iPhoneのバッテリー交換は意味がないかどうかを知るために、まずはバッテリーの仕組みについて理解していきましょう。

バッテリーが劣化する仕組み

iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、「フル充電サイクル」を繰り返すことで少しずつ劣化していく仕組みになっています。

「フル充電サイクル」とは、バッテリー残量0から100%まで充電するサイクルのこと。

・iPhone 14以前⇒約500回の充電サイクル
・iPhone 15⇒約1000回の充電サイクル

上記の充電サイクルを繰り返したときに、80%程度までバッテリー容量が低下する仕組みとなっています。

バッテリーの寿命

iPhone 14以前のモデルは、約500回の充電サイクルを繰り返すと劣化するとご紹介しました。
「約500回」の充電サイクルは、おおよその日数に換算すると「約2~3年」。
iPhone 15のバッテリー寿命は約1000回の充電サイクルなので、iPhone 14以前のモデルよりも寿命が長いと考えられます。

しかし、バッテリーの寿命は充電サイクルだけに影響されているわけではありません。
バッテリーに負担をかけるようなiPhoneの使い方や充電方法をしている場合は、もっと早く劣化してしまうことも。
バッテリーに負担をかけるのは、以下のような行為となります。

バッテリーの寿命を早めてしまう行動
■充電しながら操作する
■過充電・放電を繰り返す
■暑すぎる・寒すぎる環境下での使用
■正規品以外のケーブルを使用している
■重いアプリ・ゲームを長時間起動させる

上記のような行動を毎日のように続けていると、充電サイクルに関わらずバッテリーが劣化してしまいやすくなるのでご注意ください。

こんな症状があったら要注意

バッテリーの劣化を放置したままiPhoneを使い続けていると、さまざまな不具合やトラブルが発生しやすくなります。
不具合を放置してしまうと、さらなるトラブルや重大な故障に発展する可能性も。
以下のような症状がある場合は、早めにバッテリーを交換することをおすすめします。

①充電が減るスピードが早い
iPhoneの充電がすぐになくなるのは、バッテリー劣化の初期症状。
さらに劣化が進むと、「電源が突然落ちる」などの不具合に発展することがほとんどです。

②iPhoneがすぐに熱くなる
iPhoneがすぐに熱くなる・異常な発熱を繰り返す場合は要注意。
バッテリーは熱に弱い性質があり、本体の発熱がさらにバッテリーの劣化を促進させることにもなるため、放置していても良いことは何もありません。

③本体が膨らんでいる
本体が膨らんでいるのは、バッテリーの劣化によって生じたガスでバッテリーが膨らんでいるため。
このガスが内部に漏れだすと、発火・爆発する可能性があるので大変危険です。
iPhoneが少しでも膨らんでいる場合は、取り返しのつかないことになる前に、一刻も早く修理に出しましょう。

④電源がつかなくなる
バッテリーの劣化が進むと、電源がつかなくなることがあります。
ここまでの故障に発展した場合、いざ修理をしようと思っても「修理自体ができなくなる」こともしばしば。
電源がつかないとデータを取り出せなくなることもあるので、こうなる前にバッテリー交換をするようにしましょう。

iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない場合

iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない場合

ここまではバッテリー交換の重要性について解説しましたが、状況によっては「iPhoneのバッテリーを交換しても意味がない」という場合もあります。
iPhoneのバッテリーを交換してもあまり意味がないのは、以下のような場合です。

バッテリーが劣化していない

まずは以下の手順で、iPhoneのバッテリー容量をチェックしてみましょう。

バッテリー容量をチェックする手順
  1. 設定
  2. バッテリー
  3. バッテリーの状態と充電
  4. 最大容量〇〇% ←この数字をチェック

バッテリー容量の数字が80%以上ある場合は、まだバッテリーは劣化していないと判断できます。

不具合の原因が他にある

「バッテリー容量が80%以上あるのに、iPhoneの調子が悪い」という場合、不具合の原因はバッテリーではない可能性が高いでしょう。
後述する「バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法」を参考に、対処法を実行してみてください。

iPhoneのサポートが切れている

iOSのサポートが切れているような古いモデルの場合は、バッテリーを交換するよりも、思い切ってiPhone本体を買い替えるほうが良いかもしれません。

冷蔵庫やエアコンなどの家電は、新製品のほうが省電力機能が高いもの。
iPhoneも同じように、最新のiOSには充電を最適化したりバッテリーを節約したりする機能が追加されることが多く、iOSをバージョンアップすることでバッテリーが劣化しにくくなります。
サポートが切れた古いiPhoneはその恩恵にあずかることができないため、バッテリーが劣化したタイミングで新しい機種に買い替えるほうが、長い目で見るとお得かもしれません。

直近でiPhoneを買い替える予定がある

iPhoneの買い替えを検討している場合は、当然ながらバッテリー交換の意味をあまり感じられないでしょう。
しかし近年では、古いiPhoneをゲーム・カメラ・音楽専用の「サブデバイス」として使い続ける方が増えてきています。
iPhoneをサブデバイスとして利用すると、「メインデバイスの充電回数が減り、バッテリーが劣化しにくくなる」「メインデバイスのストレージ容量を確保できる」などのメリットがあるのでおすすめ。
直近でiPhoneを買い替える予定があっても、今使っているiPhoneをサブデバイスにする場合はバッテリーを交換する意味があると言えます。

バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法

バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法

バッテリーを交換したのに不具合が直らないときは、他に何らかの原因があると考えられます。
ここからは、バッテリーを交換したのに不具合が直らないときの対処法についてご紹介していきましょう。

iPhoneを再起動する

iPhoneに不具合があるときは、まず本体を再起動させてみましょう。
iPhoneを再起動するとエラーやバグがリセットされ、トラブルが解消することがあります。

iOSを最新のバージョンにアップデートする

iOSのバージョンが古いと、バッテリー消費量が高い・セキュリティが脆弱になる・操作に不具合が生じるなどのトラブルが起こりやすくなります。
iOSのバージョンが古い場合は、以下の手順でアップデートしましょう。

iOSをアップデートする手順
  1. 設定
  2. 一般
  3. ソフトウェア・アップデート
  4. 画面の指示に従ってアップデート

バッテリーリフレッシュを試してみる

「劣化したバッテリーを交換したのに、充電の減りが早い」という場合は、実際のバッテリー残量と画面に表示されているバッテリー残量の数字にズレが発生している場合があります。
そんなときに試してみたいのは、iPhoneの「バッテリーリフレッシュ」。
バッテリーリフレッシュを行うと表示のバグが解消される可能性があるので、以下の手順で実行してみましょう。

バッテリーリフレッシュの実行手順
  1. iPhoneのバッテリーを使い切り、残量を0%にする
  2. 充電をせずに3時間放置する
  3. その後、iPhoneを100%までフル充電する
  4. 100%になった後も、そのまま数時間充電を続ける
★バッテリーリフレッシュの注意点
バッテリーリフレッシュは、あくまでもバッテリー残量の表示バグを解消するための手段。
「劣化してしまったバッテリーを回復する」ことはできないので注意が必要です。
むしろ、放電と過充電を行うバッテリーリフレッシュは、バッテリーに負荷をかけてしまう行為。
不必要に実行したり、何度も繰り返し行ったりするのはおすすめしません。

セーフモードで起動する

iPhoneにインストールしたアプリが原因で、何らかの不具合が生じている可能性も。
そんなときに有効なのが、iPhoneをセーフモードで起動すること。
セーフモードとは、iPhoneに標準搭載されているアプリだけで起動できるモードのこと。
iPhoneをセーフモードで起動すれば、自分がインストールしたアプリが不具合の原因なのかどうかを調べることができます。

セーフモードで起動する手順
  1. 電源をオフにする
  2. 音量(+)を押しながら、iPhoneを起動
  3. Appleのロゴが表示されたら、音量(+)のみを押し続ける
  4. ホーム画面が表示されたら指を離す

セーフモードで起動してトラブルが解消されている場合は、自分自身でインストールしたアプリに不具合の原因があると考えられます。
セーフモードを解除し、直前にインストールしたアプリを削除するなどして様子を見てみましょう。

なお、セーフモードはiPhoneを再起動することで解除できます。

他に不具合がないかどうかを確認してみる

バッテリーを交換したのにiPhoneの調子が悪いときは、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。

①ストレージ容量がいっぱいになっていないかどうか
ストレージ容量が圧迫されていると、iPhoneの動作が不安定になるなどの不具合が生じます。
以下の手順でストレージ容量を確認し、いっぱいになっていた場合は不要なデータを整理・削除してみましょう。

ストレージの空き容量を確認する手順
  1. 設定
  2. 一般
  3. iPhoneストレージ
▷関連記事


②落下・衝撃があったかどうか

不具合が生じる前に、iPhoneをぶつけたり落としたりしている場合は、衝撃による故障が発生しているかもしれません。
内部の故障は見ただけでは判断できないので、修理店に相談するのがおすすめです。

③水没による故障
防水加工のiPhoneであっても、状況によっては水没故障してしまうことがあります。
まずはiPhoneの水没マークをチェックし、赤く変色していないかどうかを確認してみましょう。
もし水没している場合は、1日も早く修理に出すことをおすすめします。
「操作はできるから大丈夫」と思っても、水没している場合は後から大きな故障に発展することも多いので注意が必要です。
詳細は、以下の関連記事をご参照ください。

▷関連記事

iPhoneのバッテリーを交換する方法

iPhoneのバッテリーを交換する方法

iPhoneのバッテリー交換は、Appleやキャリアだけでなく、第三者修理店にも依頼することができます。
修理の依頼先によってメリット・デメリットなどが異なるので、自分に合ったお店で修理を依頼するのがおすすめです。

iPhone修理・バッテリー交換ならスマホ修理王

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Appleやキャリアに依頼する

AppleCare+やキャリアの独自サポートなど、故障時の保障サポートに加入している場合は、Appleやキャリアでお得にiPhoneを修理、または交換してもらうことができます。
しかしサポートに加入していないと、バッテリー以外にも故障があるなど修理個所が多い場合は、修理料金がかなり高額になることがあるので注意が必要です。

修理の依頼方法

修理の依頼方法は、公式サイトなどでご確認ください。

Apple
Softbank
docomo
au
楽天モバイル
ワイモバイル
UQモバイル

Apple・キャリアに依頼するメリット
■サポートに加入していれば、無料または安価で修理・交換できる
■メーカー保証期間内の自然故障であれば無料で交換できる
Apple・キャリアに依頼するデメリット
■配送修理の場合は長い修理期間がかかる
■基本的にデータを初期化する必要がある
■部分修理ができないため、修理箇所が多いと修理料金が高額になる

第三者修理店に依頼する

第三者修理店とは、メーカーやキャリア以外の民間企業が営む修理店のこと。
スマホ修理王は第三者修理店のパイオニアとして、長い歴史と修理実績を誇る修理ショップです。

修理の依頼方法
第三者修理店の多くは特別な手続きは必要なく、店舗にiPhoneを持ち込むだけでOK。
なおスマホ修理王では、店頭修理はもちろん郵送修理にも対応しています。
第三者修理店に依頼するメリット
■正規店より安く修理できることが多い
■データの初期化不要のお店が多い
■基本的には即日で修理してもらえる
第三者修理店に依頼するデメリット
■基本的にメーカー・キャリアの保証対象外となる

iPhoneの不具合はスマホ修理王にご相談ください

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私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」
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このように、お客様にとってお得で安心のサービスを徹底。
「iPhoneのバッテリーを交換したい」というときはもちろん――
「故障かどうかわからないから相談してみたい」
「見積もりを見てから決めたい」
なども、もちろん大歓迎!

無料相談・見積もりだけでも承っているので、お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。

ご相談・お見積もりは無料でご対応
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※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください

 

iPhone修理価格表

機種ジャンル

※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

下記からモデルを選択してください

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修理内容 料金(税込)
画面(軽度) -
画面(重度) -
バッテリー -
充電コネクタ -
各種ボタン(電源・音量・マナーモード) -
リアカメラ -
リアカメラレンズ -
フロントカメラ/近接センサー -
スピーカー -
水没 -
システム修復 -
リアパネル -

iPhone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800~5,800円かかります。

◆保証期間について(部品の初期不良保証)
 一部の画面修理は、3ヶ月保証です。
 その他の部品交換修理は、1ヶ月保証です。 
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆画面【軽度】とは、「軽くガラスが割れている程度で、全体的に問題なくタッチ操作ができ、液晶に異常(にじみ、変色、タテ筋など)も見られない状態」を指します。

◆画面【重度】とは、「重度のガラス破損、液晶の異常(にじみ、変色、タテ筋などがある状態)、タッチ操作ができない、タッチ切れしている状態」を指します。

◆画面は機種により「高品質パネル」もご用意しています。詳しくは店舗へお問い合わせ下さい。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆指紋認証機能(Touch ID)が搭載されている機種について、ホームボタンを交換した場合は、指紋認証が使えなくなります。

◆顔認証機能(Face ID)が搭載されている機種について、フロントカメラ・近接センサーを交換した場合は、顔認証が使えなくなります。

◆イヤースピーカーの故障の原因が、近接センサーの場合は近接センサーの料金を適用し、イヤースピーカーの場合はスピーカー料金を適用します。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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