タブレットが反応しないときはココをチェック!原因・対処法
2024年6月7日
タブレット機器が反応しない場合は、故障以外にもさまざまな原因が考えられます。
そこでこの記事では、タブレットが反応しないときの原因と対処法を徹底解説!
「タブレットが常に反応しない」「特定のときにだけタブレットが反応しない」
そんな症状があるときは、ぜひ参考にしてみてください。
※この記事の情報は、2024年4月時点のものとなります
※タブレットの機種・バージョンによって内容が異なることがあります
■タブレットが反応しない3つの原因
・まずは本体を再起動
■①周辺環境・操作に問題がある場合の対処法
・指をキレイに拭いてみる
・画面をキレイに拭いてみる
・タブレットを冷ます
■②タブレットの状態に問題がある場合の対処法
・タブレットを強制終了する
・ソフトウェアをバージョンアップする
・アプリをアップデートする
・不要な常駐アプリを削除する
・セーフモードで起動する
・ストレージ容量を空ける
・キャッシュデータを削除する
・保護フィルム・カバーを外してみる
・本体を初期化する
■③故障・経年劣化している場合の対処法
・メーカーやキャリアで修理する
・第三者修理店で修理する
■タブレットの修理は、スマホ修理王へ
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タブレットが反応しない3つの原因
タブレットが反応しない原因として考えられるのは、主に以下の3点。
②タブレットの状態に問題がある
③故障・経年劣化している
タブレットが反応しない原因が①②であれば、自分自身で簡単にできる対処法があります。
タブレットが反応しない原因を一つずつ確認し、対処法を実践してみましょう。
まずは本体を再起動
タブレットが反応しないときにまず試してみたいのが、タブレット本体の再起動。
再起動をするとエラーがリセットされてトラブルが解消されることも多いので、タブレットの電源を入れ直して様子を見てみましょう。
再起動をしても反応しないという場合は、以下から原因や対処法をご確認ください。
①周辺環境・操作に問題がある場合の対処法
タブレットが反応しないときは、タブレットを使用している環境や操作に問題があるのかもしれません。
指・画面を拭いたり、タブレットを適切に冷やしたりすることで、問題が解決する場合があります。
指をキレイに拭いてみる
タブレットのタッチパネルは、指から発生する静電気を感知して操作ができる仕組みになっています。
そのため、操作をする指が「汚れている」「濡れている」「乾燥しすぎている」といった場合、タッチパネルが静電気をうまく感知できず、その結果としてタブレットが反応しなくなっている可能性があるのです。
指先をキレイに拭いたり、乾燥しすぎている場合はハンドクリームを塗ったりしてから、タッチパネルが反応するかどうかを確認してみましょう。
画面をキレイに拭いてみる
上記と同じ理由で、タブレットの画面が汚れている場合もタブレットが反応しない原因に。
静電気を感知しやすくなるよう、ディスプレイをキレイに拭き取ってから操作できるかどうかご確認ください。
タブレットを冷ます
タブレット機器は、熱に弱い精密機械です。
そのため、「周辺の温度が高い」「タブレット自体の温度が高い」という場合は、動作が不安定になったり、反応しなくなったりすることも。
周辺温度や本体の温度が高いと感じたら、タブレットを涼しい場所に置いてしばらく冷ましてみましょう。
しかし早く冷ましたいからといって、タブレットを冷蔵庫に入れたり、本体に保冷剤を当てたりするのはNG。
急激な温度変化を与えると、タブレットの内部を結露させてしまう恐れがあります。
内部が結露すると、最悪の場合は水没故障と同じ状態になってしまうのでご注意ください。
②タブレットの状態に問題がある場合の対処法
タブレットが反応しないときは、本体の設定や状態に何らかの原因がある場合も。
「まったく反応しない」「反応が不安定なときがある」など、タブレットの状態によって原因や対処方法は異なります。
以下で一つずつチェックしていきましょう。
タブレットを強制終了する
「タブレットが完全にフリーズして、まったく反応しない」
「電源を切ることすらできない」
そのような場合は、タブレットの強制終了を実行してみましょう。
- 電源ボタンと音量(+)を同時に長押し
- 3回振動し、電源が切れる
- 音量(+)を素早く押す
- 音量(-)を素早く押す
- Appleロゴが表示されるまでトップボタンを長押し
※ホームボタンがあるiPadの場合は、トップボタンとホームボタンを長押しすることで強制終了できます
ソフトウェアをバージョンアップする
まったく反応しないわけではなく、「反応がにぶい」「反応しないときがある」というような場合、ソフトウェアのバージョンが最新になっていない可能性があります。
OSやiOSのバージョンが古いと、タブレットの動作が不安定になることもしばしば。
自動アップデート設定にしていない場合、バージョンアップを忘れてしまうことも多いので、バージョンアップをしてから動作が安定するかどうかをご確認ください。
- 設定
- システム
- システムアップデート
- ソフトウェア更新
- 設定
- 一般
- ソフトウェアアップデート
- 画面に従ってアップデート
アプリをアップデートする
「特定のアプリを起動しているときにだけ、タブレットが反応しない」
そのような場合は、そのアプリに何らかの原因がある可能性が高いでしょう。
GooglePlayやAppStoreでアプリのアップデート情報を確認し、最新のバージョンがある場合はアップデートを行いましょう。
- GooglePlay
- プロフィールアイコン
- アプリとデバイスの管理
- アップデート利用可能
- 更新
- AppStore
- プロフィールアイコン
- 利用可能なアップデート
- アップデート
不要な常駐アプリを削除する
常駐アプリとは、起動していなくてもバックグラウンドで動いているアプリのこと。
常駐アプリがあまりにも多すぎると、タブレットのCPUに負担がかかり、フリーズしやすくなってしまいます。
不要な常駐アプリを削除し、動作が安定するかどうかを確認してみましょう。
セーフモードで起動する
セーフモードとは、基本搭載されているアプリだけで起動するモードのこと。
これはどういうことかというと・・・
■セーフモード起動時には反応する
⇒自分でインストールしたアプリが原因
■セーフモード起動時にも反応しない
⇒自分でインストールしたアプリ以外に原因がある
このように、タブレットが反応しない原因がどこにあるのかを判断しやすくなります。
「セーフモードで起動したらタブレットが正常に反応した」という場合、自分自身でインストールしたアプリが原因で反応しなくなった可能性が高いでしょう。
そのような場合は、直前にインストールしたアプリを削除してみるなどして、動作が正常になるかどうかを確認してみてください。
- タブレットが起動している状態で電源キーを長押し
- 「電源を切る」を長押し
- 再起動してセーフモードに変更⇒OK
- 電源をオフにする
- 音量(+)を長押ししたまま電源をオンにする
ストレージ容量を空ける
ストレージ容量がいっぱいになっていると、タブレットが反応しなくなることがあります。
データの使用容量をチェックし、ストレージ容量に空きがない場合は、不要なデータを削除・整理してみてください。
- アプリ
- 設定
- ストレージ
- 設定
- 一般
- iPadストレージ
キャッシュデータを削除する
キャッシュデータの中に何らかのエラーやバグが含まれていることが原因で、タブレットが反応しなくなっている可能性も。
キャッシュデータを削除することでトラブルが解消する場合もあるので、以下の手順で実行してみましょう。
- 設定
- アプリと通知
- 〇個のアプリをすべて表示
- アプリを選択
- ストレージ
- キャッシュを削除
- 設定
- Safari
- 履歴とWebサイトデータを消去
- 消去
保護フィルム・カバーを外してみる
保護フィルムやカバーが干渉していることが原因で、タブレットが反応しないというケースも。
フィルムやカバーを一度外してから、正常に反応するかどうかを確認してみましょう。
フィルムやカバーはタブレットの画面割れ防止に効果的ですが、「操作に干渉してしまう」「反応を阻害する」といったデメリットが生じることもあります。
そのような場合にスマホ修理王がおすすめしているのが、タブレットの「ガラスコーティング」。
ガラスコーティングとは、特殊な液体ガラスをタブレット本体に直接施工することで、高い保護効果を発揮するというものです。
ガラスコーティングは「9H」という高い硬度を誇る上、「見た目が美しい」「指ざわりが良い」「画面が汚れにくい」といったメリットも。
本体に直接施工するため、タブレットに干渉したり操作を阻害したりすることもありません。
フィルムやカバーが原因でタブレットが反応しないという場合はもちろん、「ケースやカバーはあまり好きではない」「タブレットを常に美しく使いたい」という方は、ガラスコーティングという選択肢をご検討してみてはいかがでしょうか。
※ガラスコーティングはスマホ修理王の一部店舗でも施工が可能です
※一部店舗ではご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください
本体を初期化する
ここまでの方法を試してみてもダメなら、タブレットが故障している可能性があります。
しかしタブレットを修理に出す前に、最終手段として「本体の初期化」を実行してみましょう。
初期化とは、タブレットを工場出荷前のまっさらな状態にまでリセットすること。
その際にエラーやバグも一緒にリセットされることも多いので、以下の手順で実行してみてください。
※注意
初期化するとすべてのデータが削除されるので、データのバックアップは必ず取っておきましょう。
- 設定
- バックアップとリセット
- データの初期化
- タブレットをリセット
- 設定
- 一般
- 転送またはiPadをリセット
- すべてのコンテンツと設定を消去
③故障・経年劣化している場合の対処法
初期化してもダメなら、タブレットの故障・経年劣化が考えられます。
故障や経年劣化が原因の場合、ユーザー側でできる対処法は「修理に出す」か「買い替える」のみ。
タブレットの修理はメーカー・キャリアの他、第三者修理店へ依頼することも可能です。
メーカーやキャリアで修理する
故障時の保証サポートに加入している場合は、メーカーやキャリアでお得に修理することが可能。
しかしサポートに加入していない場合は、高額な修理料金がかかることが多いので注意が必要です。
メーカーやキャリアでは部分修理に対応してもらうことができないため、特に「数か所の故障がある」という場合は要注意。
たとえば、「画面割れ」「水濡れ」など故障個所がいくつもある場合は、全体修理にかかる金額はかなりのものになります。
他にも・・・
■郵送修理には長い期間がかかる
■基本的には初期化が必須
■修理内容によってはサポートの対象外となる
などの、注意ポイントがあります。
「なるべく早く」「なるべく安い金額で修理したい」
そんな方は、第三者修理店での修理がおすすめです。
第三者修理店で修理する
サポートに加入していない方におすすめなのが、第三者修理店。
修理内容によっては正規店より安い金額で修理できることも多く、基本的には即日で修理してもらえることがほとんどです。
第三者修理店で修理をする際の注意ポイントは、以下の2点。
①基本的にキャリア・メーカーのサポート対象外になる
第三者修理店で使う部品は正規品ではないため、第三者修理店で修理をした後はキャリア・メーカーのサポート対象外となります。
アフターサポートがしっかりあるお店を選べば、それほど心配する必要はありません。
②ごくまれに悪質な修理ショップがある
あいまいな料金表示をしていたり、お店のHPが出てこなかったりする場合は要注意。
また、「総務省登録修理業者」ではないお店では、どれだけ金額が安くても修理を依頼しないようにしましょう。
タブレットの修理は、スマホ修理王へ
私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」。
スマホ修理業界のパイオニアで、修理実績は数十万台以上です。
■データはそのまま・削除せず修理
■ほとんどの店舗が駅から5分圏内
■郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応
■部品代・作業代込みの、わかりやすい価格
■最大3ヵ月の無料保証付き・アフターフォローも万全
■高い修理スキルを持つスタッフが在籍・技術面でも安心
このように、お客様にとってお得で安心のサービスを徹底。
スマホだけではなくタブレットの修理実績も豊富なので、安心してご依頼いただけます。
「タブレットの調子が悪い」というときはもちろん――
「ちょっと相談だけしてみたい」
「見積もりを見てから決めたい」
なども、もちろん大歓迎!
無料相談・見積もりだけでも承っているので、お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。
※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。