スマホの本体価格は高すぎる?少しでも安くお得に買う方法は?購入先について解説
2024年6月11日
■そもそもスマホの本体が高いのはなぜ?
■スマホを安く・お得に購入するポイント6つ
・自分のライフスタイルに合う機種を選ぶ
・契約中のキャリアのキャンペーン等を利用する
・オンラインショップで購入する
・クレカや購入店舗のポイントを活用
・中古スマホの購入を検討
・使用中のスマホを下取りに出す
■スマホ購入後の月額料金を抑える節約法
・料金プランの確認
・オプションの見直し
・インターネット接続はWi-Fiを利用
・音声通話専用アプリを活用
・格安SIMなどへ切り替える
■<まとめ>自分に合ったスマホを選んで少しでも購入価格を抑えよう!
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そもそもスマホの本体が高いのはなぜ?
「高すぎる」と感じるほどにスマホの販売価格が高額な理由は、主に3つあります。
- 「携帯電話」と「パソコン」両方の機能を備えた高機能電子機器であるため
- スマホに使われている部品等が高品質・高精度であるため
- 円安が進んでいるため
<1>「携帯電話」と「パソコン」両方の機能を備えた高機能電子機器であるため
携帯電話・パソコン、この両方の機能を装備しているスマホは、開発や製造過程においてたくさんの時間・費用がかけられています。
電話・メールといった従来の携帯電話の機能はもちろん、SNS・Web検索・ネットショッピング・電子決済・ゲームや動画の視聴など、デスク・ノートPCを使わなくてもサクサク利用できるように、インターネット機能を兼ね備えたクオリティの高い技術・設計が施されており、わたしたちのスマホライフを快適に保ってくれているのです。
そのため、その技術等に費やされる時間と費用は多く、結果的に販売価格が高くなっています。
<2>スマホに使われている部品等が高品質・高精度であるため
また、ニーズが高いため部品不足などになり、スマホの販売価格が高額になってしまうため。
昨今の社会情勢を受け、スマホに使用されている部品の価格は年々上がっています。
また、スマホの部品は常に一定のニーズがあり、不足しがち。使われている半導体が不足していることも、スマホの販売価格が高額になる理由のひとつです。
<3>円安が進んでいるため
2024年6月11日現在、1アメリカ合衆国ドルは、157.34円です。
これは、過去数年~数十年の推移から見て「円安」と呼ばれる為替レートです。
「円安」とは、その名の通り「円」の価値が安い状態のことを言います。
また、円安時には、基本的に輸入品の価格は上昇します。
以上を踏まえ、ここ数年は特に、iPhoneやGalaxyといった海外製のスマートフォンの価格は高額傾向にあるのです。
参考までに、1ドル105円前後だった2019年から、iPhoneの最上位モデルの販売価格推移を見てみましょう。
機種 | 発売 | 価格(米) | 価格(日) | 1$ |
iPhone11ProMax (64GB) |
19年09月 | $1,099 | ¥119,800 | ¥107.40 |
iPhone12ProMax (128GB) |
20年11月 | $1,099 | ¥117,800 | ¥104.40 |
iPhone13ProMax (128GB) |
21年09月 | $1,099 | ¥134,800 | ¥110.20 |
iPhone14ProMax (128GB) |
22年09月 | $1,099 | ¥164,800 | ¥143.09 |
iPhone15ProMax (128GB) |
23年09月 | $1,199 | ¥189,800 | ¥147.03 |
アメリカでの販売価格は、23年に100ドルの値上げがあったのみですが、日本での販売価格は19年から23年にかけ、7万円もの値上げがされていることがわかりますね。
スマホを安く・お得に購入するポイント6つ
スマホをお得にお安く購入するポイントは主に下記の6つ。
- 自分のライフスタイルに合う機種を選ぶ
- 契約中のキャリアのキャンペーン等を利用する
- オンラインショップで購入する
- クレカや購入店舗のポイントを活用
- 中古スマホの購入を検討
- 使用中のスマホを下取りに出す
次項より詳しく解説します。
自分のライフスタイルに合う機種を選ぶ
機種のクオリティが高いものほど、高価格で販売されているスマホ。
最新のカメラ機能や、3Dオンラインゲームアプリをサクサク高画質で楽しめるなど、高い性能を装備したスマホは映像再生や動画編集、高度なカメラ機能を求める方にオススメです。
「こういった機能はなくてもかまわない」という場合は、クオリティの高い性能を装備したスマホを避け、ノーマルな機種(通話機能・ウェブ検索や閲覧が問題なく行える)をチョイスするといいでしょう。
動画・映像などに特別こだわりがない場合は、最低限の機能を備えた機種でも充分快適に使用できることがほとんどです。
契約中のキャリアのキャンペーン等を利用する
自分が契約しているキャリアのキャンペーンを利用するのも、スマホの購入価格を抑えるポイントのひとつ。
auでは以前、スマホ1円キャンペーンが行われていたことがあります(スマホを1円で契約することができるキャンペーン)。
ドコモ・au・ソフトバンク等のキャリアは、競合他社にユーザーを取られないようにする・新規ユーザーを獲得するために、基本的にキャンペーン・キャッシュバックなどを実施していることが多いです。
また、定番の家族割や長期契約者向けの割引などを利用すれば、スマホの購入価格を抑えられる可能性があります。
ご自身が契約しているキャリアの公式サイト等で、自分に合ったキャンペーンを実施しているかどうか確認し、お得なものがあれば、それを活用してみるといいかもしれません。
オンラインショップで購入する
対面販売ではなくオンラインショップを利用すると、事務手数料が発生しない分、スマホの購入価格が抑えられます。
購入価格を抑えられる他、手もとにスマホが届くスピードも早くなっており、オンラインショップでの買い物に抵抗がない方は、オンラインショップを利用してスマホを購入するのがおすすめです。
例えば、ワイモバイルオンラインストアは、事務手数料・送料・代引き手数料も発生しません。
申し込みが完了した後、15時までに審査が完了すると最短で<当日>に発送されます。
「オンラインだと在庫があっても、現物をすぐに持ち帰れないから」と躊躇していた方も、こういったサービスが行われているキャリア・ショップを探せば比較的早めにスマホを手にすることができますよ。
購入価格・商品が届くスピードの他にも、対面と比較すると<待ち時間>が発生しないため、時間を有効活用できるのもメリットのひとつ。
24時間手続きが可能なので、インターネットを使用できる環境であれば、自分のライフスタイルに合わせてお買い物を楽しめます。
クレカや購入店舗のポイントを活用
ご自身が使用しているクレジットカード、また購入店舗のポイントを利用するのもスマホをお得に安く買うためにできる手段のひとつです。
高額なスマホを購入する際、クレジットカード払いにしてポイントをためれば、ポイントとして還元されるため、実際のスマホの価格が安くなるわけではないですが、お得ではあります。
また、購入店舗でポイントカード等がある場合、もともとたまっているポイントを利用して、スマホの価格を割引くことも可能です。
中古スマホの購入を検討
新品であることにこだわりはなく、中古スマホで安く済ませたいという方にオススメです。
携帯電話会社が販売している認定中古品で、自分に合った中古スマホを探したり・中古スマホを販売するリサイクルショップで購入したり。実店舗・オンラインなど、購入手段はさまざまです。
尚、フリマアプリ・ネットオークションで購入する場合は、個人間での取引となるため、購入する際には機種の状態・販売価格・メーカーの保証期間・SIMロックの確認等、しっかりチェックするのが賢明です。
後々トラブルが発生した際も個人間での対応がメインとなるので、充分注意しましょう。
使用中のスマホを下取りに出す
下取り・買い取りに出すことによって、5,000〜30,000円程、新品スマホの購入費用を抑えることができるケースもあります。
各キャリア・販売店は、旧スマホの下取りサービスを提供していることが多いので、ご自身が契約しているキャリアの公式サイトをご参照ください。
▼参考サイト
<ドコモ>
取りプログラム | キャンペーン・特典│NTTドコモ公式
<au>
下取りプログラム | スマホ・携帯│au公式
<ソフトバンク>
下取りプログラム | スマホ・携帯│ソフトバンク公式
スマホ購入後の月額料金を抑える節約法
料金プランの確認
加入している料金プランが自分のライフスタイルに合っているかチェックし、見直しを行うと月額のスマホ料金を抑えられるかもしれません。
電話やデータ通信を利用状況に合わせて選び、できるだけ無駄がないようにすれば、月額のスマホ料金を抑えられる可能性が高いです。
オプションの見直し
スマホ購入時にキャリア・販売店のスタッフの紹介に合わせて、必要ではないサービス・オプションに加入しているケースもあります。実際に使用してみた結果「自分には必要ない」と感じているサービスがある場合は、見直しを検討しましょう。
インターネット接続はWi-Fiを利用
データ通信量が多いアプリなどを利用する場合、インターネットへの接続はWi-Fiを利用したほうがお得です。
Wi-Fiに接続すれば、モバイル回線のデータ通信量を消費しないため、通信料を抑えられます。
音声通話専用アプリを活用
携帯電話会社によっては音声通話の専用アプリを利用し、ネットワークを経由することで通話料が安くなることもあります。
★MVNOとは?
Mobile Virtual Network Operatorを略して<MVNO>といいます。
日本語では「仮想移動体通信事業者」と呼ばれることもあります。
ドコモ・au・ソフトバンク等、自社で回線網を所有する大手通信キャリアから、ネットワークを借りて携帯電話の通信・通話のサービスを提供している事業者がこれに該当します。
格安SIMなどへ切り替える
大手キャリアでの契約にメリットを感じていない方、少しでもスマホの月額料金を抑えたい方は、格安SIMへの変更もオススメです。
契約を完了する前にシミュレーションなどが行えるケースが多いので、実際に自分のスマホの利用環境を熟考し、どのくらいお得になる可能性があるか把握できます。
格安SIMへの切り替えを検討している方は、一度切り替えを検討している格安SIMのサイトでシミュレーションを行ってみるのもいいかもしれません。
<まとめ>自分に合ったスマホを選んで少しでも購入価格を抑えよう!
本記事は、<スマホの本体価格が高すぎる!少しでも安くお得に買う方法は?購入先について解説>と題し、スマホを少しでもお得にや安く買う方法について解説してきました。
スマホの買い替えを検討中の方は、この記事内であげたポイントを参考にしてみてくださいね。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。