iPadを中古で購入するのは危険?メリット・デメリット、注意点を解説します。

2024年6月5日

物価高騰の影響を受け、スマホやタブレット端末の価格も上昇している昨今。
iPadの購入を考えている方の中にも、新品で買うか・中高で買うか、お悩みの方は少なくないのではないでしょうか。
本記事ではiPadを中古で購入する際のメリット・デメリット、注意点を解説します。
中古でiPadを購入することに抵抗がある・悩んでいるという方は、参考にしてみてください。

■目次■

■iPadを新品で買うメリット・デメリット
・【メリット】キレイな状態で使える
・【メリット】保証がつく・万一の時の備え万全
・【メリット】バッテリーももちろん新品・使用期間を当面心配する必要なし
・【デメリット】割と高額・定価での購入になるため価格は高め
・【デメリット】更にカスタマイズすると価格がアップ
■iPadを中古で買うメリット・デメリット
・【メリット】新品よりも安い・中古価格で購入可能
・【メリット】今現在店頭にない昔のモデルも購入できる
・【メリット】購入したショップオリジナルの保証がつく
・【デメリット】キズなどある可能性が高い
・【デメリット】バッテリーも新品ではないので劣化している
・【デメリット】Appleの保証サービスはつかない
・【デメリット】購入ショップによっては保証内容に差がある
■中古でiPadを購入する際の注意点
・中古iPadを購入するショップに注意
・キャリア版の中古iPad購入時の注意点
・バッテリーも新品ではないので覚悟する
・iPadのOSサポート期間を確認
・選べるiPadアクセサリーを確認
・急速充電について確認
■【まとめ】中古のiPadを購入する際のリスクを理解し、自分に合った状態のiPadを購入しましょう。

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iPadを新品で買うメリット・デメリット

【メリット】キレイな状態で使える

新品でiPadを購入するメリットは、なんといってもピッカピカの状態で使用できることでしょう。
iPadに限らず、新品で使用できることはユーザーにとってうれしい限り。
自分が最初にその製品を使うという感覚が、心をワクワクさせてくれますよね。

【メリット】保証がつく・万一の時の備え万全

新品で購入すれば、ほぼ確実に保証がつきます。
更にオプションをつければ保証のサービスもより手厚いものに。
購入したiPadを大事に長く使用したい方にとって、保証サービスの有無はもちろん、内容は非常に重要ですよね。

【メリット】バッテリーももちろん新品・使用期間を当面心配する必要なし

中古品などになると、バッテリーの劣化も考慮しなければなりませんが、新品ならその必要はありません。
本体がピカピカな上、バッテリーも新品なので、当面バッテリーの劣化を心配することはないでしょう。

【デメリット】割と高額・定価での購入になるため価格は高め

様々な製品が物価高騰の影響を受けて販売価格を上げている今、iPadも新品で買うとなると、それなりの値段になります。
新品での購入は高額になるので、この点をデメリットととらえる方もいるのではないでしょうか。

【デメリット】更にカスタマイズすると価格がアップ

新品で購入すると、更に自分の使い勝手がいいようにカスタマイズしたくなる方も多いと思います。
オリジナルのiPadにカスタマイズすることに憧れのある方もいるのでは。
しかし、カスタマイズすればするほど、その分価格があがるため支払う金額もアップしてしまいます。

iPadを中古で買うメリット・デメリット

【メリット】新品よりも安い・中古価格で購入可能

iPadに限らず、世の中のあらゆる製品は新品よりも中古品のほうが購入販売価格は安いですよね。
金額の面のみで考えると、やはりiPadも中古品のほうがお得です。

【メリット】今現在店頭にない昔のモデルも購入できる

日々新しい製品がリリースされている業界なので、iPadも定期的に新しいものが販売されています。
デザイン等が大幅に変わることはそこまで多くはありませんが「昔のあのiPadの見た目、好みだったな」と、現在のモデルにはないものを欲しいと感じる方もいるのではないでしょうか。
そういった場合、中古だと自分が求めているiPadを探し、購入することができます。

【メリット】購入したショップオリジナルの保証がつく

中古のiPadを扱うショップが、オリジナルで提供している保証サービスがつくので、アップル製品独自の保証サービスがつかなくても、万一の時に修理等をお得に済ませることができます。

【デメリット】キズなどある可能性が高い

やはり中品なので、キズなどがあるケースは考えられます。
新品のようなクリーンな状態を求めなければ気にならないかもしれませんが、キズなどが気になる場合、中古品は避けたほうが賢明です。

【デメリット】バッテリーも新品ではないので劣化している

本体にキズもなく「新品同様だ!」と即決し、中古品を購入する方もいると思いますが、本体のように目視で確認できないバッテリーの劣化には注意が必要です。
新品ではないため、バッテリーが劣化している可能性があります。

【デメリット】Appleの保証サービスはつかない

メリットでご説明した中古iPad購入先のショップオリジナルの保証サービスがつく可能性は高いですが、Appleの保証サービスはつきません。
Apple製品独自の保証サービスを求める方は、中古品は選ばないほうがベター。

【デメリット】購入ショップによっては保証内容に差がある

中古でもショップによって、その店独自の保証サービスがつく可能性は高いですが、保証内容には差があるケースもあるので、自分に合った内容かどうか、よく調べてから購入するショップを選びましょう。

​​中古でiPadを購入する際の注意点

iPad中古で購入気を付けること
先述したそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分に合った状態のiPadを購入するのが賢明です。
キズやバッテリーの劣化・保証サービスに不安がある方は、やはり新品を購入する、保証内容・バッテリー・キズが気にならない方は中古で購入するなど、ご自身に合った選択をしてください。

中古iPadを購入するショップに注意

中古のiPadを扱うショップによっては、選択肢が多く迷う方もいると思いますが、これまでご紹介したメリット・デメリットを考慮したうえで選択してみてください。
また、アクティベーションロックやネットワーク利用制限の有無の確認、購入時の動作チェック・初期不良に対する保証・赤ロムの保証などの確認もマスト。
購入後、後悔しないためにもしっかり販売店に確認を取りましょう。
尚、フリマアプリやネットオークションなどは、個人個人での取引となります。
中古iPadの状態や配送などにトラブルが生じても、責任の所在が明らかにできないこともあるため、トラブルが不安な方は、どんなに安く購入できそうでもフリマアプリやネットオークションでの購入は避けたほうが賢明です。

キャリア版の中古iPad購入時の注意点

▼キャリア版iPadとは?
docomo・au・Softbankなどの通信キャリアが販売する、Wi-Fi + CellularモデルのiPadです。

▼注意点
・<SIMロック解除済み>or<SIMフリー>かどうかのチェック
SIMロック解除されていないと、購入元のキャリアの回線しか使用できません。
[例]Softbankで購入されたiPadであれば、SIMロック解除をしなければ、別のキャリアの回線は使用できません。

・ネットワーク利用制限の状態のチェック
デバイスの本体代金の支払いが完了していない・不正に契約された製品等の理由から、キャリアがそのデバイスを対象にモバイル通信に制限をかけた状態を、ネットワーク利用制限といいます。
万が一、中古で購入したiPadがこの制限をかけられていると、使用できないので購入時はネットワーク制限について、ショップスタッフにしっかり確認しましょう。

バッテリーも新品ではないので覚悟する

どんなにパッと見た状態がきれいな中古品のiPadでも、バッテリーの劣化の状態は目視ではわかりません。
本体同様、バッテリーも新品ではないことを覚悟したうえで購入しましょう。

iPadのOSサポート期間を確認

iPadのOSのサポート期間にも注意が必要です。
少し古いモデルのiPadであれば、大きなトラブルが発生することはほとんどないと思いますが、かなり古いモデルの中古iPadを購入してしまうと、最新のOSにアップデートができない可能性が高め。
このアップデートが行えないと、最新のОSに搭載された新しい機能は使用できませんし、セキュリティの面でも問題が生じることがあります。
また、ダウンロードしたアプリが使用できないなどのトラブルが起きることもあるので、あまりにも古いモデルの中古iPadはやめましょう。

選べるiPadアクセサリーを確認

Apple Pencil・Smart Keyboardなど、Apple純正アクセサリーが多数提供されているiPad。
iPadのモデルによっては使用できる・できないに差があるので、中古iPadを購入する際は、どのアクセサリーに対応しているのかチェックすることも重要です。

急速充電について確認

iPadのモデルによっては、USB Power Deliveryという急速充電規格に対応している製品があります。
iPadはスマホよりも圧倒的に大きいバッテリーを内蔵しているため、高速充電できるかどうかは使用感に違いが出るので、この点も注意しましょう。
※2017年以降にリリースされたiPadなら、USB Power Deliveryによる急速充電に対応しています。

​​【まとめ】中古のiPadを購入する際のリスクを理解し、自分に合った状態のiPadを購入しましょう。

iPad中古購入
本記事は、<iPadを中古で購入するのは危険?メリット・デメリット、注意点を解説します。>と題し、iPadを中古で購入する際の注意点や新品との違いについて解説してきました。
iPadの購入を検討している方は、この記事を参考にしてみてください。

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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