iPhoneが充電できない!接触不良の原因や対処法を解説します
2021年4月30日
スマホを充電するときに接触不良が起こると充電できなくなるため、端末が故障したと感じて焦る人も多いのではないでしょうか。
しかし、スマホが接触不良を起こすのは、本体の故障以外にもさまざまな原因が考えられます。この記事では、iPhoneが充電できない原因や適切な対処法を見ていきましょう。
■関連記事:iPhoneの充電口(ライトニングコネクタ)故障の修理について
〇充電で接触不良が起きたときの対処法
〇故障した端末を修理する方法
〇端末の故障ならスマホ修理王へ行こう!
充電で接触不良が起きる原因
充電で接触不良が起こる原因には、ケーブルの劣化やバッテリーの故障などさまざまなことが考えられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ケーブルが劣化している
iPhoneが充電できないのは、充電器のケーブルに問題があることが考えられます。例えば、ケーブル内部の断線もそのひとつです。ケーブルの根元部分は劣化しやすいため、長い間使用していると断線が起こりやすくなります。
ケーブルを無理やり引っ張ったり小さく巻き付けたりすると、傷みが発生して断線する原因になるのです。ケーブルは一度断線すると二度と元には戻らないため、iPhoneを充電するときは十分に注意する必要があります。
端末に不具合が起きている
iPhoneが充電できないのは、スマホ本体に不具合が起こっている可能性があります。例えば、寿命を超えて長期間使用していたりiPhoneが水没したりしたときは、充電ができない場合があるのです。
また、iPhoneの差込口に不具合が起こることもあります。充電するときに雑に扱ったり引っ張ったりしたときも、差込口が傷んでしまうことがあるのです。ケーブルの劣化なのか本体の故障なのか見極めが難しい場合もあるので注意しましょう。
バッテリーが壊れている
バッテリーの故障で充電ができない場合があります。一般的にバッテリーは、リチウムイオン電池が使われています。リチウムイオン電池は、プラスとマイナスの電極の間をリチウムイオンが動くことで充電や放電できる電池のことです。
このリチウムイオン電池は、使い続けることで経年劣化が発生します。その結果、徐々にiPhoneの充電が持たず半日も持たない状態になるのです。バッテリーの寿命は2年程度ですが、雑な扱い方をすると早く劣化することがあります。
挿し口に埃が溜まっている
iPhoneの挿し口にホコリやゴミが溜まって充電ができない場合があります。実は挿し口はとても繊細で不具合が起こりやすい部分です。普通に持ち歩いているだけでもホコリやゴミが溜まります。
ホコリやゴミが溜まった状態で、挿し口にケーブルを差し込むとさらに奥へと入り込んでしまい、充電できない場合があるのです。充電できない問題を避けたいと考えるならば、定期的に挿し口に溜まったホコリやゴミを掃除することが必要になります。
充電で接触不良が起きたときの対処法
充電できないときは、不具合の原因によって対処法が異なります。iPhoneが充電できない原因を明確にして対処法を実践してみましょう。
ケーブルの根元をまっすぐ固定する
iPhoneを充電するためにケーブルは絶対に欠かせない付属品です。しかしケーブルはとても繊細で劣化しやすい部品であるため、扱い方を間違えるとすぐに断線してしまいます。
繰り返し充電したことでケーブルに断線が見られるなら、根元部分をテープなどで固定してみましょう。一時的な応急処置ではありますが、まっすぐに固定することで充電できることもあります。そのあとは、新しいケーブルを購入しましょう。
コネクタ内を掃除する
挿し口にホコリやゴミが溜まっている場合には、掃除がおすすめです。挿し口を掃除する際は綿棒などを使用して溜まったホコリやゴミを書き出してみましょう。ただ、挿し口は繊細な部分なので端子を傷つけないように注意が必要です。
また、狭い隙間を掃除する際に、歯ブラシやエアダスターを使用するのは控えましょう。挿し口や端子を傷つける可能性があります。さらに掃除をするときに用いられるアルコールやエタノールもiPhoneの挿し口の掃除には適しません。故障につながる可能性もあるので注意しましょう。
スマホを再起動する
iPhoneの本体に不具合が見られるなら、一度再起動してみましょう。iPhoneのソフトウェアに問題が発生しており、充電機能が稼働していない可能性もあります。モデル別に再起動する方法を紹介するので参考にしましょう。
・iPhone X・11・12を再起動する場合
まずは、サイドボタンと音量調節ボタンを同時に長押しします。電源の画面が表示されたら、スライダをドラッグして電源が切れるまで待ちましょう。電源を入れる際は、サイドボタンをApple ロゴが表示されるまで長押しします。
・iPhone SE(第2世代)・8・7・6を再起動する場合
最初に、サイドボタンを電源画面が出るまで長押ししましょう。スライダをドラッグして電源が切れるまで待ちます。電源を入れる際は、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押ししましょう。
・iPhone SE(第1世代)を再起動する場合
電源を切る際は、電源画面が出るまでトップボタンを長押しします。スライダをドラッグして電源が切れるまで待ちましょう。電源を再び入れるときは、Appleロゴが表示されるまでトップボタンを長押しします。
バッテリーを交換する
バッテリーが寿命を迎えた場合には、新しいものに交換が必要です。バッテリーが劣化したら電池パックを購入する、もしくは修理に出す方法があります。ただし、iPhoneはほとんどの場合、自分でバッテリーの取り外しや交換は行えません。
そのため、修理に出してバッテリーを交換する必要があります。修理方法には、正規店や非正規店などさまざまな方法があるため、自分に合ったやり方でバッテリーを交換しましょう。
故障した端末を修理する方法
iPhoneのバッテリー交換や本体を修理する場合、正規店と非正規店から選べます。ただどちらで修理すべきか悩む人も多いでしょう。ここからは、それぞれの特徴を紹介します。
正規店で修理する場合
正規店とは、メーカーの許可を得て運営する修理店です。例えば、Appleが運営する修理店やキャリア直営の修理店などがあります。メーカーの許可を得て運営していることもあり、初めての人でも安心して修理に出せるのがメリットです。
しかし、修理に出す場合は保証期間など、さまざまな条件が設けられています。保証期間外の場合は、高額になる場合もあるため注意が必要です。
非正規店で修理する場合
正規店以外の修理店のことを非正規店といいます。必要な部品を修理したり交換したりすることが可能で、データは初期化されずそのままの状態で戻ってくるのが特徴。修理はその日に完了することが多く、即日の受け渡しになります。
ただし、使用する部品は純正品ではない場合があるため違和感を感じる人もいます。また、非正規店で修理をすると、正規店の保証サービス外になるため今後正規店では修理を受けられないこともあり、注意が必要です。
正規店と非正規店はどっちがいいの?
正規店と非正規店のどちらで修理すればいいのか悩む人も少なくありません。ただし、キャリアの保証サービスの期間が過ぎている場合は修理費用が安い非正規店のほうが好ましいです。
また即日修理したiPhoneの引き渡しを望む場合も非正規店が望ましいといえます。しかし部品の修理で正規品にこだわるなら、正規店での修理がおすすめです。何を重視するかで適した修理方法が異なるため、迷うなら近くの修理店で一度相談してみましょう。
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端末故障やバッテリーの交換なら、スマホ修理王にご連絡ください。即日修理も対応可能でデータを残したままiPhoneを修理できます。相談や見積もり作成は無料で対応しており、電話またはお問い合わせフォームからも受付可能です。
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この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店の新規事業開発担当などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。
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