Androidスマホの電源が入らない!起動しない原因と7つの対処法
2021年1月29日
最終更新日:2023年04月12日
「さっきまで動いていたスマホが急に起動しなくなった」「ある日突然電源が入らなくなった」といった経験はあるでしょうか。このような症状が出てしまうと、アプリはもちろんのこと、メールや電話なども繋がらなくなってしまい、さまざまな面で困る人もいるでしょう。考えるだけでもゾッとしてしまいますよね。
今回はスマホが起動しない・電源が入らない状態になる原因と対処法を紹介。修理する場合の方法も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。お電話やメールにて修理のご相談・無料お見積りも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。機種別の詳しい修理価格等はスマホ修理のご案内ページをご覧ください。
■起動しなくなったときの7つの対処法
■スマホの電源が入らなくなる3つの原因
■内部では起動していることも
■電源が入らなくなったスマホのデータはどうなる?
■電源がつかないAndroidスマホの修理はスマホ修理王へ
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起動しなくなったときの7つの対処法
まずは、実際にスマホが起動しなくなったときの対処法を紹介していきます。必ず復旧するとは限りませんが、案外、簡単な対処法で直ることも。ただし、中にはリスクのある対処法もありますので、後述の電源が入らなくなる原因や修理の依頼方法も参照しながら、進めてみましょう。
スマホの電源が入らなくなった時に試すべき対処法は、以下の7つ。
しっかりと充電する
まずはスマホ本体を、しっかりと充電することから試してみましょう。バッテリーの劣化が原因の場合、表示されている電池残量よりも、実際の電池残量が少なく電池切れしている可能性も。また、スリープ中にフリーズ状態が続くと、内部では稼働している状況なので電池を消費して充電がなくなってしまうケースも考えられます。
最低でも30分〜1時間以上、可能であれば一晩から24時間ほど、しっかりと充電しましょう。ただし、水没などが思い当たる場合は充電せずに、すぐに近くの修理店に持ち込みましょう。また、バッテリーの劣化が原因の場合、バッテリーの寿命が伸びるわけではないので、再び同じ症状が現れる可能性があります。長時間の充電で復旧したからといって油断せずに、あくまで応急処置と捉えておきましょう。
充電して電源が点いたら、なるべく早くバックアップやデータ移行の対応を行いましょう。
フィルムを剥がしてみる
ほとんどのスマートフォンには、通話で耳に端末をあてる際に誤ってタッチされることを防止するため、自動で画面が暗くなる近接センサーと呼ばれる機能が搭載されています。
この機能は、画面上部に搭載されていることが多く、貼っているフィルムがセンサー周辺を覆ってしまっていることで、センサーが誤反応することがあります。
フィルムがうまく貼れていない、画面全体を覆うタイプのフィルムを貼っているという場合には、一度フィルムを剥がして画面がつくかどうか試してみましょう。
充電ケーブル&ACアダプターを変えて充電してみる
本体の充電をしてみても充電画面が表示されなかった場合は、充電ケーブルとACアダプターを違うものに変えて充電してみるのもひとつの選択肢。充電ケーブルやACアダプターが故障していて十分に充電できていない可能性も否めません。
iPhoneとAndroidどちらの場合も、純正のアイテムで充電するのが望ましいでしょう。そのため、交換したときのケーブルとアダプターも、純正のアイテムが理想的です。
強制再起動を試す
フリーズしていて電源ボタンを押しても反応がないときは、強制再起動を試してみましょう。強制再起動と聞くと、「強引な力技?」と思いがちですが、意外と簡単な動作で実行でき、なおかつ有効な手段でもあります。
強制再起動の方法は機種によってさまざまですが、1〜2つボタンを長押しすることが多く、難しい作業ではないでしょう。正しい方法はスマホによって若干違うため、調べてから実行することをおすすめします。
例えば、Xperiaであれば、音量ボタンの上もしくは下+電源ボタンを長押しすることで、強制再起動や強制終了が可能です。
セーフモードにして原因を特定
セーフモードを実行することで、どのアプリが原因でスマホが起動しなくなったかを特定できる可能性が広がります。セーフモードとは、自分が入れたアプリなどが一切機能しない状態を作り出す機能で、一時的にスマホを購入したときの初期状態で操作することが可能です。
突然スマホが起動しなくなったときにセーフモードを試し、セーフモードの状態では正常に起動する場合、自分がインストールしたアプリや機能が原因だと特定することに繋がります。不具合が発生する前に、アップデートやインストールをしていないか掘り下げて、原因を特定してみましょう。
強制再起動と同様にセーフモードの方法も機種によってさまざまなので、「お使いの機種名 セーフモード」などで検索してトライしてみてください。
カードスロットの清掃・入れ直し
SIMカードやSDカードの清掃・入れ直しで、起動しない症状から復旧できるかもしれません。いずれもスマホの内部に差し込む形状ですが、隙間からホコリやゴミが侵入する可能性が。そうなると接触不良を引き起こすため、一度抜き出して清掃してみてください。
金属部分はサビや腐食するケースも考えられます。そうなってしまうと接触不良はおろか、ほかの基板部分の故障原因にもなりえるのです。SIMカードとSDカードの金属部分も、併せてチェックしましょう。
初期化(最終手段)
ネットなどでスマホが起動しなくなったときの対処法を検索していると、たくさんの対処方法の中に「初期化」をするという対処方法が出てきます。たしかに、初期化はスマホが動かなくなったときの対処法のひとつですが、安易に実行するのではなく最終手段として考えておきましょう。
何故かというと、初期化は文字通り「スマホを初期の状態に戻す」からです。電話番号やデータ、アプリも消えてしまうので、一度初期化をしてしまうと元には戻せません。初期化をする前に、バックアップを取るのも忘れずに。バックアップの取り方はメーカーやモデルによって異なるため、しっかりと調べてから初期化を行いましょう。
スマホの電源が入らなくなる3つの原因
スマホを落とした・水没したといった場合は、それが原因かも…と想像は付きますよね。しかし、突然起動しなくなったときは何が原因なのでしょうか。
スマホの電源が入らない原因は、主に以下の3つが考えられます。
- バッテリーの劣化
- OS・システムの不具合
- ハードウェアの不具合・故障
バッテリーの劣化
スマホのバッテリーは消耗品。どれだけ大事に扱っていても、どうしても劣化してしまうものです。バッテリーが劣化してしまうと、電池の減りが早くなる・充電するのに時間がかかるなどの症状が現れることも。バッテリーの寿命が尽きてしまうと、電源が入らなくなってしまいます。
スマホに搭載されているリチウムイオン電池の寿命は約2年。ただし、使用状況によっては、2年よりも早い時期に、「急に電源が落ちる」「動作が遅くなる」といった不具合が生じることがあります。
バッテリーの問題なら「バッテリーを交換すれば問題解決!」と思いきやそうではなく、最近のスマートフォンはバッテリーを取り外せない構造となっていることが多いため、簡単には交換できない可能性があります。
バッテリーの劣化といって侮っていると、本体ごと交換修理となる恐れもあります。
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iPhoneのバッテリーの状態が90%以下は交換の目安時期?
OS・システムの不具合
スマホが起動しない場合、スマホを動かしているOSやシステムなどのソフトウェアが、不具合を起こしている可能性も。
不具合の原因はOSやシステム関連のソフトウェアのアップデートに加えて、アプリのアップデートや重いアプリの起動などさまざまです。また、アプリ自体の不具合によって、ソフトウェアにも支障をきたすケースも考えられます。
ソフトウェアの不具合が原因の場合、「症状としてスマホ本体を立ち上げた画面から進まなくなる」「ロゴが出て消えてを繰り返す」、といった現象が見られることも。こうした症状が出てきたときは、ソフトウェアの不具合を疑ってみましょう。
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スマホが再起動を繰り返すときの、原因と対処法について解説
ハードウェアの不具合・故障
内部基板の故障や、充電口などハードウェアの不具合・故障で電源が入らなくなることもあります。
スマホの内部には電子基板が搭載されています。電子基板には、ICチップと呼ばれる小さな部品がいくつも実装されていますが、そのうちのひとつが破損するだけでも、画面が映らなくなったり、電源が入らなくなったりすることがあるのです。
ICチップの破損は、落下や圧迫等の衝撃や、充電した際に異常な値の電気が流れることで起こりえます。
内部では起動していることも
「電源が入らなくなった」と錯覚しやすいのが、スリープ中のフリーズです。スマートフォンはスリープ中であっても、内部でさまざまな処理をするために起動しているので、スリープ中でもフリーズする可能性があります。スリープ中にフリーズするので、真っ暗なまま止まってしまうことに。そのため、電源が入らなくなったと勘違いするというカラクリです。
その他、画面がまっくらになっているだけで、実は内部では動いていることも。充電ケーブルを差し込んだ時や、電話・通知がきたときに音がなったり振動したりする場合には、画面だけの問題である可能性が高いです。
内部起動していれば、画面を交換すれば映るようになることがほとんどです。
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スマホがフリーズする主な6つの原因を紹介!対処法もあわせて解説
Androidスマホの画面が真っ暗。電源はついてるのになぜ?
電源が入らなくなったときスマホのデータはどうなる?
正規修理店で本体交換になった場合、消えてしまう
最終的に気になるのは、自分のデータの行方ですよね。
スマホの修理に出すときに、Apple Storeや携帯キャリア(au・docomo・Softbankなど)で修理する場合、スマホ内のデータは消されてしまいます。Apple Storeやキャリアで修理をするときは、故障箇所だけを修理するのではなく、本体ごと交換を行う対応をとることがほとんどだからです。本体を交換するわけですから、データは残りません。もちろん、100%交換修理というわけではありませんが、高い確率でデータは消えると認識しておきましょう。
こうした事態を避けるためにも、常日頃から定期的にバックアップを取っておくことを推奨します。
バッテリー交換だけであれば消えずにそのまま
普段からバックアップを取っていない人のスマホが起動しなくなった場合は、どうすれば良いのでしょうか。
もしバックアップをとっていないスマホを、データを消さずに復旧したい場合には、ぜひ一度、スマホ修理王に相談してください。スマホ修理王であれば、基本的にデータを消さずに修理することが可能です。スマホ内のデータを諦める前に、ぜひ一度頼ってみてください。
電源がつかないAndroidスマホの修理はスマホ修理王へ
ある日、突然動かなくなってしまったスマートフォン。「さっきまで使えてたのに…」といったことも珍しくありません。今回紹介した自分でできる対応方法を試すのもアリですが、復旧できない可能性も十分にあります。また、一時的に復旧しても、根本的には解決していないケースも考えられます。そうした場合も含めて、スマホが起動しなくなったときは即座にスマホ修理王にご相談ください。
データそのまま最短30分
起動しない症状の原因がバッテリーや画面にあり、簡単な部品交換で復旧可能な場合、最短30分でご返却が可能です。
高難度の基板修理にも対応
もし部品の交換で直らなかった場合、基板の故障が疑われます。
基板の修理は難易度が高く、専門的な知識と技術が必要ですが、スマホ修理王には専門のスタッフがいるため、基板修理も比較的スピーディーに対応することができます。
全国に店舗展開中
東京は渋谷、上野御徒町、秋葉原、池袋、北千住。愛知は名古屋駅前、栄駅地下、大須。大阪は心斎橋、なんば、天王寺。福岡は博多と天神に店舗があります。
どの店舗も駅から近いので、休日やお仕事の合間にお気軽にお立ち寄りください。ご予約なしでも部品があればすぐに対応可能です。
お問い合わせの方法
お電話かメールにて、機種と症状をお聞かせください。修理料金と修理時間をご案内いたしますので、ご納得いただけましたら併せてご来店予定日もお伝えください。修理に必要な部品を来店予定日までお取り置きいたします。
郵送修理にも対応
お近くに店舗がない場合は、郵送でのご依頼をご検討ください。
★郵送修理キャンペーンのご案内
スマホ修理王に郵送修理をご依頼後、郵便局の「レターパックプラス」にて対象端末(スマホ・ガラケー)をお送りいただいた方限定で、端末の返送時に修理代金から送料分の520円を差し引かせていただきます。
また、ご返送時の送料・代引手数料もスマホ修理王が負担いたします。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店の新規事業開発担当などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店舗含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。