キャリア別:アップルストアで買ったiPhoneの機種変更方法

2024年8月2日

「アップルストアで買ったiPhoneの機種変更には、どのような手続きが必要?」
そんな疑問を解決するために、この記事ではアップルストアで買ったiPhoneの機種変更方法をキャリア別に徹底解説しています。
アップルストアで買ったiPhoneを機種変更する際は、ぜひ参考にしてみてください。

※この記事の情報は、2024年7月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■iPhoneをアップルストアで買うメリット
 ・端末代が比較的安い
 ・キャリアで販売終了した機種も購入可能
 ・スタッフに質問ができる
■アップルストアで買ったiPhoneをドコモ・SoftBank・auで使うデメリット・注意点
 ・SIMフリー版は動作保証がされない
 ・キャリア独自の買い替えプログラムに加入できない
 ・キャリアの独自サポートに加入できない場合がある
■アップルストアで買ったiPhoneはSIMを入れ替えるだけで使える?
 ・ドコモ・SottBank・auでSIM契約している場合
 ・格安SIM(ワイモバイル・楽天モバイルなど)の場合
■SIMの入れ替えとは別にデータ移行は必要?
 ・iPhone→iPhoneにデータを移行する方法
 ・Android→iPhoneにデータを移行する方法
■アップルストアで買ったiPhoneをドコモ・SoftBank・auで使う方法
 ・【新規契約】の場合
 ・【他社乗り換え】の場合
 ・【機種のみ変更】の場合
■アップルストアで買ったiPhoneを格安SIMで使う方法【新規契約】
 ・ワイモバイル
 ・楽天モバイル
 ・ahamo
■iPhone修理はスマホ修理王

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iPhoneをアップルストアで買うメリット

iPhoneをアップルストアで買うメリット

iPhoneは、アップルストアや各キャリアショップ、家電量販店などで購入することが可能です。
そんな中でもアップルストアで買うと、以下のようなメリットがあります。

端末代が比較的安い

一部キャンペーン時などを除いて、「iPhoneはアップルストアで買うのがもっとも安い」というのはご存知でしょうか。
各キャリアでは「他社からの乗り換え割引」など、さまざまな割引サービスを行っていますが、そのような割引があったとしてもアップルストアで購入するほうが安いことがほとんど。
新品のiPhone本体をとにかく安く買いたい場合は、アップルストアで買うのがおすすめです。

キャリアで販売終了した機種も購入可能

キャリアでは販売が終了した機種でも、アップルストアで購入できることがあります。
どうしても欲しい機種がある場合は、アップルストアをチェックしてみましょう。

スタッフに質問ができる

アップルストアには、iPhoneに関する豊富な知識を持つ「スペシャリスト」と呼ばれるスタッフが在籍しています。
実際にiPhoneを触りながら、どのiPhoneが自分に合っているかをスタッフさんと一緒に探せるのも、アップルストアを利用する大きな魅力のひとつです。

アップルストアで買ったiPhoneをドコモ・SoftBank・auで使うデメリット・注意点

アップルストアで買ったiPhoneをドコモ・SoftBank・auで使うデメリット・注意点

ここまでは、iPhoneをアップルストアで買うメリットをご紹介してきました。
しかし、アップルストアで買ったiPhoneを「ドコモ・SoftBank・auで使う」という場合には、以下のようなデメリットがあるので注意が必要です。

SIMフリー版は動作保証がされない

アップルストアで買ったiPhoneは、ドコモ・SoftBank・auでも問題なく使えることがほとんど。
しかし、各キャリアが動作保証やサポートを行っているのは、あくまでも自社で販売しているiPhoneのみとなります。
アップルストアで買ったiPhoneがドコモ・SoftBank・auで使えなかったとしても、キャリアでは保証・サポートを受けることができないのでご注意ください。

キャリア独自の買い替えプログラムに加入できない

各キャリアでは、独自の「買い替えプログラムサービス」を提供しています。

たとえばauでは、「スマホトクするプログラム」を実施。
iPhoneを分割購入して2年後に返却するという条件を満たせば、残っている本体料金の支払いが不要になるというサービスです。

このサービスを利用すれば、通常は税込145,640円のiPhone 15を、税込76,820円で使用することが可能に。
「ひとつのiPhoneを長く持つより、定期的に最新のiPhoneへ機種変更したい」
そう考えている方は、アップルストアでiPhoneを買うよりも、キャリア独自の買い替えプログラムを利用するほうがお得だと言えるでしょう。

キャリアの独自サポートに加入できない場合がある

たとえばauでは、「故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+」という、独自の故障保証サポートを提供しています。
しかしこのサポートに加入できるのは、auでiPhoneを購入した場合のみ。
アップルストアで購入したiPhoneは、独自サポートの対象外となります。

キャリアの独自サポートには、iCloudのストレージや故障・紛失時の補償など、ユーザーにとってお得な特典が付帯されていることがほとんど。
キャリアのサポートに加入したい場合は、アップルストアではなくキャリアでiPhoneを購入することをおすすめします。

アップルストアで買ったiPhoneはSIMを入れ替えるだけで使える?

アップルストアで買ったiPhoneはSIMを入れ替えるだけで使える?

アップルストアで買ったiPhoneは、SIMカードを入れ替えるだけで問題なく使用できるのでしょうか。
ここからは、アップルストアで買ったiPhoneの使用方法について解説していきます。

ドコモ・SottBank・auでSIM契約している場合

ドコモ・SottBank・auでSIM契約している場合、基本的にはSIMカードを入れ替えるだけでiPhoneを使うことができます。
ただし、SIMカードの形状変更や、4Gから5Gへ機種変更をする場合、別途手続きが必要になることも。
詳細は、後述する「【機種のみ変更】の場合」をご参照ください。

格安SIM(ワイモバイル・楽天モバイルなど)の場合

アップルストアで買ったiPhoneを格安SIMで利用したい場合、シリーズによってはAPN設定をする必要があります。
APN設定とは、スマホでインターネット接続するために必要な設定のこと。
APN設定が必要かどうかは、格安SIMを契約した会社の公式HPなどでご確認ください。

ワイモバイル
楽天モバイル
ahamo

SIMの入れ替えとは別にデータ移行は必要?

SIMの入れ替えとは別にデータ移行は必要?

SIMカードの入れ替えとは別に、新しいiPhoneに機種変更した際は「データ移行」の作業が必要です。
データを移行する手順は、以下をご参照ください。

iPhone→iPhoneにデータを移行する方法

iPhoneからiPhoneにデータを移行するときは、「クイックスタート」を利用するのがもっとも便利です。

クイックスタートでデータを移行する手順
  1. 新iPhoneの電源を入れ、旧iPhoneの近くに置く
  2. 旧iPhoneにクイックスタートの画面が表示される
  3. Apple IDを確認⇒続ける
  4. 新iPhoneに表示されたアニメーションを、旧iPhoneのカメラで中央に映す
  5. 新iPhoneに「新しいデバイスの設定を完了」と表示される
  6. 新iPhoneに、旧iPhoneのパスコードを入力
  7. 各種設定をして完了

Android→iPhoneにデータを移行する方法

AndroidスマホからiPhoneにデータを移行する場合は、Apple公式アプリである「Move to iOS」を利用するのがもっとも便利です。

Move to iOSでデータを移行する手順
  1. 両スマホにMove to iOSをダウンロード
  2. Wi-Fiに接続し、両スマホを近くに置く
  3. 両スマホでMove to iOSを開き、利用条件に同意
  4. iPhoneで「Androidからデータを移行」を選択
  5. iPhoneに表示されたコードを、Androidに入力
  6. 移行するデータを選択
  7. 移行開始⇒完了

アップルストアで買ったiPhoneをドコモ・SoftBank・auで使う方法

アップルストアで買ったiPhoneをドコモ・SoftBank・auで使う方法

ここからは、アップルストアで買ったiPhoneをドコモ・SoftBank・auで使う方法について詳しく解説していきます。

【新規契約】の場合

アップルストアでiPhoneを買った後は、契約したいキャリアでSIMカードのみの新規手続きを行います。
なお、手続きは各キャリアのオンラインショップで行うのがおすすめ。
店頭での手続きには、税込3,300円〜3,850円の事務手数料がかかりますが、オンラインだと無料で手続きすることが可能です。

■ドコモ
ドコモで回線契約したい場合は、「docomo Online Shop」または「ドコモショップ/d garden」にて、SIMカードの新規契約手続きを行います。

■SoftBank
SoftBankで回線契約したい場合は、「Softbankオンラインショップ」または「Softbankショップ」にて、SIMカードの新規契約手続きを行います。

■au
auで回線契約したい場合は、「au Online Shop」または「au Style/auショップ」にて、SIMカードの新規契約手続きを行います。

【他社乗り換え】の場合

アップルストアでiPhoneを購入し、電話番号は同じままで現在契約しているキャリアから他社へと乗り換えたい。
そのような場合は、現在契約中のキャリアで「MNP予約番号」を発行してから、新規契約手続きをすればOK。
MNP予約番号は、電話番号を変更せずにキャリアを乗り換えたいときに必要となるので、必ず発行するようにしましょう。
おおまかな流れは、以下の通りです。

▼アップルストアでiPhoneを購入する
▼契約中のキャリアで「MNP予約番号」を発行する
▼乗り換え先のキャリアで新規契約手続きをする

※MNP予約番号の有効期限について
MNP予約番号には有効期限があり、発行日を含めて15日以内に乗り換え先のキャリアで新規契約をする必要があります。
有効期限が切れてしまった場合は、再度発行の申し込みをする必要があるのでご注意ください。

・ドコモ「MNPを利用した解約お手続き方法
・Softbank「のりかえ(MNP/番号移行)・解約について
・au「解約・MNP転出をご検討中のお客さま

【機種のみ変更】の場合

アップルストアで買ったiPhoneに機種変更し、キャリアでの契約はそのまま継続する場合、基本的にはSIMカードを入れ替えるだけでOKです。
ただし、以下のような場合は別途手続きが必要となります。

■SIMカードの形状が変更する場合
物理SIMからeSIMへ変更するなど、SIMカードの形状を変更する場合は別途手続きが必要です。

・ドコモ「docomo Online Shop
・Softbank「My Softbank
・au「My auアプリ

■4Gから5GのiPhoneに機種変更する場合
4GのiPhoneで使用していたSIMカードを5GのiPhoneに入れ替えても、問題なく使用できる場合もあるようです。
しかし各キャリアでは推奨されていないため、4Gから5G対応iPhoneへ機種変更する場合は、キャリアでプランを切り替えるようにしましょう。

・ドコモ「dアカウント
・Softbank「My Softbank
・au「My auアプリ

アップルストアで買ったiPhoneを格安SIMで使う方法【新規契約】

アップルストアで買ったiPhoneを格安SIMで使う方法【新規契約】

ドコモ・SoftBank・auと同じく、アップルストアで買ったiPhoneを格安SIMで使うには、SIMのみの新規契約手続きをすればOK。
詳細は、以下の通りです。

ワイモバイル

ワイモバイルオンラインストア
▼SIM
▼SIMカードまたはeSIMを選択
▼今すぐ申し込む
▼各種項目を選択し、申し込む

楽天モバイル

楽天モバイルHP
▼新規/乗り換え(MNP)お申込み
▼希望のプランなどを選択し、申し込む

ahamo

ahamo公式HP
▼申し込み
▼新しい電話番号を発行する
▼持っているスマホを使う
▼SIMカードを選択
▼各種項目を選択し、申し込む

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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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