iPhoneの便利機能「マイクモード」。ないときの確認方法は?

2024年4月16日

iPhoneには、通話中に音声をコントロールできる「マイクモード」という機能があります。
マイクモードは通話中に設定できる機能なので、見たことがない方もいらっしゃるかもしれません。
この記事ではマイクモードでできることや、マイクモードがないときの確認方法、さらにマイクモード以外の便利な機能などを詳しく解説していきます。

※この記事の情報は、2023年12月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■iPhoneの「マイクモード」とは
 ・声を分離
 ・ワイドスペクトル
 ・マイクモードがない場合
 ・マイクモードを利用できる条件
 ・Macでも利用が可能
■マイクに不具合があるときの対処法
 ・まずはiPhoneを再起動
 ・iOSが最新かどうかをチェック
 ・iPhoneのマイク部分を掃除する
 ・ケース・カバーを外してみる
 ・マイクテストを実行する
■「マイクモード」以外の便利機能をご紹介
 ・着信音・バイブレーションをすぐに消す
 ・すぐに留守番電話に切り替える
 ・電話に出られないときにメッセージを送る
 ・保留音を流す
 ・折り返し電話を通知する
 ・非通知の着信音を消す
■マイクが故障したときは?
 ・Apple・キャリアで修理
 ・第三者修理業者で修理
■iPhoneの不具合は、スマホ修理王へ

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iPhoneの「マイクモード」とは

iPhoneの「マイクモード」とは

iPhoneの「マイクモード」とは、電話中の音声範囲を変更できる機能のこと。
マイクモードでは、「声を分離」「ワイドスペクトル」という機能を設定することが可能です。

マイクモードを活用すれば、雑音をシャットアウトして自分の声だけを相手に聞こえやすくすることができますし、反対に周囲の音をしっかり拾って通話先に届けることも可能。
「声を分離」「ワイドスペクトル」の機能について、以下で詳しく解説します。

声を分離

「声を分離」とは、周囲のノイズを遮断して自分の声だけをしっかりと拾ってくれる機能のこと。
いわゆるノイズキャンセリングのような効果があるので、電車が行き交うホームや都会の雑踏など、周囲の雑音によって相手に自分の声が届きにくいときに有効です。

設定はコントロールセンターのマイクモードから行えるので、通話中に周囲がうるさいと感じたときはぜひ試してみてください。
※コントロールセンターは、通話中の画面右上から下にスワイプすることで開くことができます

通話中に「声を分離」を設定する手順
  1. 通話中に、コントロールセンターを開く
  2. マイクモード
  3. 声を分離

ワイドスペクトル

「ワイドスペクトル」は、「声を分離」とは反対に、周囲の音をしっかり拾ってくれる機能のこと。
たとえば、後ろで流れている音楽を相手に共有したいときや、花火大会やパーティーの臨場感を伝えたいときなど、周囲の音を通話相手に届けたいときに有効です。

「ワイドスペクトル」を利用する手順
  1. 通話中に、コントロールセンターを開く
  2. マイクモード
  3. ワイドスペクトル

マイクモードがない場合

自分のiPhoneを見て「マイクモードなんて設定はどこにもない」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、それもそのはず。
iPhoneのマイクモードは通常時に設定するのではなく、「通話中に」設定することができる機能なのです。

マイクモードを利用できる条件

マイクモードの機能を利用できるのは、一定の条件を満たした機種のみとなります。

■音声・ビデオ通話中にマイクモードを利用できる条件
・iOS 15以降のiPhone
・XR・XS以降のiPhone
・SE 第2世代以降のiPhone
・通話中の相手もAppleデバイスを使用していること
※iOS 15以降のiPhoneなら、LINEなどの他社アプリであっても「声を分離」「ワイドスペクトル」を利用することができます

■電話での通話中に「声を分離」を設定できる条件
・iOS 16.4以降のiPhone
※電話での通話中に「ワイドスペクトル」は設定できません

Macでも利用が可能

2018年以降に発売されたモデルであれば、Macでもマイクモードを使うことができます。

Macでマイクモードを利用する手順
  1. Face Timeなど、マイクモード対応アプリをMacで開く
  2. メニューバーのビデオアイコン
  3. マイクモード
  4. マイクモードを選択

マイクに不具合があるときの対処法

マイクに不具合があるときの対処法

「マイクモードの設定通りに聞こえない」
「音声が聞こえない・ノイズが混ざる」

そんなときは、iPhoneの内蔵マイクが故障している可能性があります。
しかし、ほんのささいなことが原因で不具合が生じている可能性もあるため、まずは以下の対処法を実行してみましょう。

まずはiPhoneを再起動

iPhoneを再起動することで、トラブルが解消することも多いもの。
マイクに不具合がある場合は、まずiPhoneを再起動してから再度様子を見てみましょう。

iOSが最新かどうかをチェック

iOSは、常に最新のバージョンにアップデートしておくことが推奨されています。
iOSのバージョンが古いと、マイクなどの機能に不具合が生じることもあるため、以下の手順でiOSをアップデートしましょう。

iOSをアップデートする手順
  1. 設定
  2. 一般
  3. ソフトウェアアップデート
  4. 画面に従ってアップデート

iPhoneのマイク部分を掃除する

iPhoneのマイク部分をよく確認してみましょう。
汚れやホコリがついている場合は、マイク部分を掃除することで問題が解消することがあります。
繊維やホコリが出ないメガネクロスのような布を使い、やさしく掃除をしてみてください。

ケース・カバーを外してみる

ケースやカバーがマイク部分に干渉している場合、マイクがうまく反応しないことがあります。
ケース・カバーを一度取り外してみてから、音声が正しく聞こえるかどうかをチェックしてみましょう。

★ケース・カバーよりおすすめの「ガラスコーティング」

iPhoneの画面割れを防ぐために、ケースやカバーを利用している方が多いと思います。
しかし、マイク部分に干渉しているケースやカバーを、今後も使い続けるのは考えもの。
「画面割れは心配だけど、マイク部分に影響していて不便」
そんな方におすすめしたいのが、iPhoneのガラスコーティングです。

ガラスコーティングとは、iPhoneに特殊な液剤ガラスを直接塗布し、見た目はそのままに強度を高めることができる技術のこと。
直接塗り重ねることで効果を発揮しますが、そのせいでマイク機能を損なうことはいっさいありません。

「iPhoneをストレスなく使いたい」
「強度にも見た目にもこだわりたい」
そんな方は、ぜひスマホ修理王へお問い合わせください。

※一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください

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マイクテストを実行する

上記でご紹介する対処法を試しても不具合が直らない場合は、マイクが故障している可能性があります。
最後に、以下の手順でマイクテストをしてみましょう。

通話中、相手にこちらの声が聞こえていない場合
  1. ボイスメモアプリを開く
  2. 録音ボタンをタップ
  3. iPhone下部に向かって話す
  4. 録音したボイスメモを再生し、音声が聞こえるかどうかをチェック
スピーカーフォンで通話中、相手にこちらの声が聞こえていない場合
  1. カメラアプリを開く
  2. 動画を撮影
  3. iPhone上部に向かって話す
  4. カメラの切り替えボタンをタップし、他のカメラに切り替える
  5. iPhone上部に向かって話しながら、別の動画を撮影
  6. 撮影した動画を再生し、音声が聞こえるかどうかをチェック

このマイクテストで、録音・撮影した自分の声が聞こえない場合は、マイクが故障している可能性が高いでしょう。
マイクの故障は通話に差し障るため、1日も早く修理に出すことをおすすめします。
マイクの故障が考えられるときは、後述する「マイクが故障したときは?」の項目をご参照ください。

「マイクモード」以外の便利機能をご紹介

「マイクモード」以外の便利機能をご紹介

iPhoneにはマイクモード以外にも、電話・通話に関する便利機能がたくさん。
今日からすぐに使える便利機能を、以下で少しご紹介します。

着信音・バイブレーションをすぐに消す

「着信を拒否したくないけれど、鳴り響いている着信音だけ消したい」
「マナーモードにしているけれど、映画の静かなシーンでバイブ音が気になる」

そんなシチュエーションで役立つのが、着信音・バイブレーションを一瞬で止める方法です。
やり方は簡単。
iPhoneの電源ボタン、または音量ボタンを1回押すだけ。
着信はそのままですが、着信音やバイブ音だけをすぐに止めることができます。

すぐに留守番電話に切り替える

着信を放置すると自動的に留守番電話に切り替わりますが、手動ですぐに留守番電話に切り替える方法もあります。
やり方は、電源ボタンを2回素早く押すだけ。
これですぐに留守番電話に切り替わりますし、留守番電話サービスに加入していない場合は、相手のiPhoneに「通話中または通信中」と表示させることができます。

電話に出られないときにメッセージを送る

電話に出られないときに、相手にその状況を伝えるメッセージを送ることができます。
メッセージの送り方は、着信画面で「メッセージを送信」をタップし、定型文を選択するだけ。
「あとでかけ直します」「現在電話に出られません」など、すでにあるメッセージを選ぶだけなのでとても便利です。

保留音を流す

仕事の電話などで大いに役立つのが、保留音。
保留中は、「ただいま保留中です、しばらくお待ちください」というアナウンスと音楽が流れるため、無音や消音よりもおすすめです。
「保留音」という表示自体はありませんが、通話中に表示される「消音」ボタンを長押しすることで保留にすることができます。

折り返し電話を通知する

忙しいと忘れてしまいがちな折り返し電話ですが、忘れないよう通知設定をしておけば安心です。
方法は、着信時に表示される「あとで通知」をタップするだけ。
「1時間後」「ここを出るとき」など、折り返し電話を忘れないための通知を設定することができます。
なお「ここを出るとき」を利用するには、位置情報サービスをオンにしておく必要があるのでご注意ください。

非通知の着信音を消す

「非通知の電話にはいっさい出ない」と決めている方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、非通知の着信音を消す方法。
着信履歴は残りますが、着信音が鳴らないだけでもわずらわしさは減るでしょう。

非通知の着信音を消す手順
  1. 設定
  2. 電話
  3. 不明な発信者を消音⇒オン

マイクが故障したときは?

マイクが故障したときは?

iPhoneのマイクが故障しているときは、Apple・契約中の携帯キャリア・第三者修理業者で修理を依頼することができます。
サポートに加入している場合は、Apple・契約中の携帯キャリアでお得に修理・交換をすることが可能。
サポート未加入の方や「サポートに入っているけれど早く修理したい」という方には、第三者修理業者での修理がおすすめです。

Apple・キャリアで修理

Apple・キャリアで修理をする方法や、メリット・デメリットについてご紹介します。

【修理を依頼する方法】
■Apple
「持ち込み修理」と「配送修理」を選択でき、いずれもAppleの公式HPより依頼することができます。

■キャリア
キャリアによって修理の受付方法が異なるので、公式サイトなどでご確認ください。

Softbank
docomo
au
楽天モバイル
ワイモバイル
UQモバイル

Apple・キャリアで修理をするメリット

■サポートに加入していればお得
Apple Care+やキャリアの独自サポートに加入している場合は、安い金額でiPhoneを修理・交換することができます。

Apple・キャリアで修理をするデメリット

■修理料金が高額になることが多い
Apple Care+やキャリアの独自サポートに加入していない場合は、高額な修理料金がかかることがあります。

■部分修理ができない
Apple・キャリアでは、基本的に部分修理を受け付けてもらえません。
修理を依頼して、マイク以外の箇所にも故障があった場合は「全体修理」となり、さらに追加で修理費用が発生することとなります。

■基本的に初期化が必須
Appleの店頭修理時などにはデータを消さずに修理してくれる場合もありますが、基本的にiPhoneは「初期化する必要がある」と考えておきましょう。
バックアップを取り忘れると、初期化されたデータを戻すことはできません。

■修理期間が長い
簡単な店頭修理ではない場合、iPhoneの修理にはおよそ1週間前後かかると考えておきましょう。
なお、時期によってはさらに長い期間がかかる可能性もあります。

第三者修理業者で修理

第三者修理業者とは、メーカーやキャリアではない民間の会社が運営している修理ショップのこと。
私たちスマホ修理王も、第三者修理業者にあたります。

【修理を依頼する方法】
修理を依頼する方法はお店によって異なりますが、一般的には「お店に直接iPhoneを持って行く」だけで、修理をしてもらうことが可能。
たとえばスマホ修理なら、店頭への持ち込み修理はもちろん、「郵送修理」にも対応しています。

スマホ修理王では、修理部品さえあれば飛び込みでのご来店も大歓迎!
また、あらかじめご連絡をいただければ、部品の取り置きをしておけるのでよりスムーズです。

第三者修理業者で修理をするメリット

■修理金額が安いことが多い
修理の内容によっては、Apple・キャリアで修理をするより安くつく場合も。
見積もりを見ながら、お店の人と予算を相談できるのも魅力です。

■基本的にデータはそのまま
第三者修理業者なら、修理前に初期化をしなくても良いお店がほとんど。
ただし、念のためにバックアップはとっておくのがベターです。

■修理期間が短い
第三者修理業者なら、基本的には即日で修理できることがほとんど。
不便な代替機を何日も使用する必要はありません。

第三者修理業者で修理をするデメリット

■メーカー・キャリアのサポート対象外になる
第三者修理業者では基本的に純正部品を使用していません。
そのため、第三者修理業者で修理をしたiPhoneは、基本的にメーカー・キャリアのサポート対象外となります。
しかし、「総務省登録修理業者」であるお店で使用しているのは、総務省が定める厳しい基準をクリアした高品質な部品のみ。
純正部品ではなくても、品質に問題はないので安心してご利用いただけます。

■ごくまれに悪徳業者がいる
第三者修理業者のほとんどは優良店ですが、ごくまれによろしくないサービスを提供しているお店も存在します。
以下の条件を満たしていれば安心なので、ぜひご参考にしてみてください。

良いお店を選ぶポイント
★「総務省登録修理業者」である
★運営会社やお店の歴史が長く、修理実績が豊富
★HPがあり、情報・内容も充実している
★部品代・作業代が別になっておらず、会計が明朗
★修理後のアフターサポートが1週間以上ある

iPhoneの不具合は、スマホ修理王へ

iPhoneの不具合は、スマホ修理王へ

私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」
スマホ修理業界のパイオニアで、修理実績は数十万台以上です。

■最短30分~、即日で修理が可能
■データはそのまま・削除せず修理
■ほとんどの店舗が駅から5分圏内
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「スマホの調子が悪い」というときはもちろん――
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なども、もちろん大歓迎!

無料相談・見積もりだけでも承っているので、お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。

※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください

スマホ修理王は満足度三冠達成!

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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