【最新版】iPhoneで文字化けが起こる原因・対処法まとめ
2023年9月29日
PCと同じように、iPhoneでもメールやSafariで文字化けが起こることがあります。
この記事では、iPhoneで文字化けが起こる原因と、文字化けしたときの対処法を徹底解説。
さらに、iPhoneで文字化けした文章を解読する方法についてもご紹介します。
iPhoneの文字化けにお悩みの方は、ぜひご一読ください。
※この記事の情報は、2023年9月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります
■iPhoneで文字化けが起こる主な原因
・①機種依存文字を使っている
・②文字コードが異なっている
・③サーバーが日本語に対応していない
・④キャリアのアドレスを使っている
■メールが文字化けしている場合の対処法
・受信メールの文字化け
・送信メールの文字化け
■Safariが文字化けしている場合の対処法
・iPhoneを再起動する
・iOSをアップデートする
・Safariのキャッシュを削除する
・GoogleChromeを利用する
・iPhoneを初期化する
■文字化けした文章を解読する方法
・Google翻訳を利用する
・PCで開き直す
・文字化け解読ツールを利用する
■もしかして故障?そんなときは
・Appleで修理
・キャリアで修理
・スマホ修理王で修理
※目次のタイトルをクリックすると、読みたい記事まで飛ぶことができます。
iPhoneで文字化けが起こる主な原因
iPhoneで文字化けが起こる原因として、考えられるのは以下の4点。
②文字コードが異なっている
③サーバーが日本語に対応していない
④キャリアのアドレスを使っている
詳しく確認していきましょう。
①機種依存文字を使っている
機種依存文字とは、特定の機種でしか使用できない文字のこと。
「環境依存文字」と言われることもあります。
同じiPhone同士であれば、機種依存文字を使っても問題がない場合がほとんど。
機種依存文字の使用による文字化けが起こりやすいのは、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへ文字を送る場合となります。
②文字コードが異なっている
文字コードとは、文字の種類に番号をつけて管理する仕組みのこと。
PCはデータを数値でしか認識することができないので、文字も画像としてやり取りするのではなく、「あ」は1、「い」は2・・・など、文字コードを処理して日本語に変換しています。
・Unicode
・EUC-JP
・JIS
・UTF-8
このように、文字コードにはさまざまな種類があり、統一されているわけではありません。
そのため、文字を送る側と受ける側の文字コードが異なると、文字化けとして表示されてしまうのです。
③サーバーが日本語に対応していない
特定のWEBサイトなどで文字化けが起こる場合は、そのサイトが日本語に非対応のサーバーを使っている可能性があります。
サーバーにもさまざまな種類があり、日本で使われることが多いのは「Apache」というサーバー。
海外で多いのが「Nginx」というWEBサーバーですが、このサーバーは日本語には対応していないため、文字化けが発生してしまうのです。
④キャリアのアドレスを使っている
Gmailなどのフリーアドレスではなく、キャリアのメールアドレスを使っている場合も、文字化けが発生しやすくなります。
キャリアメールはコード変換をする対象が多いため、処理過程でコード変換を誤ったりクラッシュしたりすることがあるのが原因のひとつ。
またHTMLメールのような、キャリアメールに対応していないメールも文字化けしやすいようです。
メールが文字化けしている場合の対処法
ここからは、iPhoneでメールが文字化けしているときの対処法についてご紹介していきます。
受信メールの文字化け
機種依存文字や文字コードによって文字化けしている場合などは、原因は送信者側にあるため、受信側でできることはあまりありません。
そんな中でも、文字化けが改善しない場合の有効な対策が「キャリアメールを使わないこと」と、「PCでメールを確認すること」。
キャリアメールで文字化けがある場合は、フリーアドレスに変更するのもひとつの方法です。
またiPhoneのメールアプリでは文字コードが自動で変換されますが、PCだと文字コードを指定することが可能。
PCで文字コードを指定してメールを開けば、文字化けが解消されることがあります。
送信メールの文字化け
送信メールが文字化けしてしまうのを防ぎたいときは、文章の中に機種依存文字を使わないようにしましょう。
機種依存文字・環境依存文字は、その文字を使える機種や環境が異なると、うまく表示することができません。
たとえば代表的な機種依存文字は、㈱ のような省略文字。
㈱は環境依存文字ですが、()や株という漢字は共通文字なので、㈱を(株)と打ち替えることで、どの機種・どの環境でも正しく表示することができます。
以下は、機種依存文字の一例です。
(表示する機種・環境によっては、文字化けしているかもしれません)
また、送信時の「署名」を利用し、文字コードをUTF-8に固定するのも、文字化けを防ぐのに効果的な方法のひとつ。
署名をメールの最後につけ、「⌘・◎・◉・♡」という記号を入れておくと、文字コードが自動的にUTF-8に設定されます。
- 設定
- メール
- 署名
- 署名に「⌘・◎・◉・♡」を入れる
Safariが文字化けしている場合の対処法
Safariが文字化けしている場合は、iPhoneの本体やソフトウェアに何らかの問題が発生している可能性もあります。
以下の対処法を試してみましょう。
iPhoneを再起動する
まずはiPhoneを再起動。
電源を入れ直すことで、軽微なエラーであれば解消されることがほとんどです。
iOSをアップデートする
iOSのバージョンが古いことが原因で、文字化けが起こりやすくなっている可能性もあります。
iOSをアップデートしないままiPhoneを使っている方は、以下の手順でアップデートを実行しましょう。
- 設定
- 一般
- ソフトウェア・アップデート
- 画面に沿ってアップデートを開始
Safariのキャッシュを削除する
Safariのキャッシュとは、Safariで検索・閲覧した情報を一時的に保存しておく機能のこと。
一度開いたことのあるページを次回素早く表示できるなど、同じ動作を行うときの速度を向上させることができるというメリットがあります。
しかし、エラーが生じているWEBサイトのキャッシュが残っていることが原因で、文字化けが発生するケースも。
そのためSafariで文字化けする場合は、キャッシュを削除することで解消する可能性があります。
- 設定
- Safari
- 履歴とWebサイトデータを消去
- 履歴とデータを消去
キャッシュはたまりすぎると動作に悪影響を及ぼすことがあるため、定期的な削除が推奨されています。
しかしキャッシュを削除することで、よく閲覧するサイトの読み込みに多少時間がかかることがあるのでご注意ください。
GoogleChromeを利用する
GoogleChromeは、文字化けが起こりにくいとされているブラウザのひとつ。
Safariで文字化けが起こる場合、ブラウザをGoogleChromeに替えてみるのもひとつの方法です。
もしGoogleChromeで文字化けする場合は、フォントファミリーを「’Open Sans’, arial」などから「Arial, sans-serif」などに変更してみましょう。
iPhoneを初期化する
最後の対処法は、iPhoneの初期化。
データをオールリセットすることで、iPhoneに発生している多くのエラーを解消することができます。
初期化前には、データのバックアップが必須。
以下の手順で、バックアップ・初期化・復元を実行してみましょう。
- 設定
- プロフィールアイコン
- iCloud
- iCloudバックアップ
- 今すぐバックアップ
- PCでiTunesを開く
- 編集
- 環境設定
- デバイス
- iPhoneを自動的に同期しない⇒チェック
- OK
- iPhoneとPCをケーブルで接続
- iTunes内のiPhoneアイコン
- 概要
- 今すぐバックアップ
バックアップが取れたことを確認し、iPhoneを初期化します。
- 設定
- 一般
- 転送またはiPhoneをリセット
- すべてのコンテンツと設定を消去
初期化後はデータを復元し、文字化けが解消されているかどうかをご確認ください。
- iPhoneの電源をオンにする
- 「Appとデータ」まで進む
- iCloudにサインイン
- 復元したいバックアップデータを選択
- Apple IDでサインイン
- 画面の案内に沿って進行し、復元
- iTunesを開く
- iPhoneとPCをケーブルで接続
- iTunesのiPhoneマークを選択
- バックアップ復元
- 復元したいバックアップデータを選択
- 復元
- 同期完了後、接続を外す
文字化けした文章を解読する方法
文字化けしてしまった文章を解読するには、いくつかの方法があります。
Google翻訳を利用する
Safariで開いたページが文字化けしている場合は、Google翻訳を使ってURLを開き直すと解決する場合があります。
- Google翻訳を開く
- 左側のボックスを「英語」に設定
- 右側のボックスを「日本語」に設定
- 左側のボックスにURLを貼る
- 右のボックスに表示されたURLを開く
PCで開き直す
文字化けしたメールを、PCで開き直すことで解読できる可能性があります。
PCには文字コードを任意で選択・判別できる機能がありますし、「受信メールの文字化け」の項目でもご説明した通り、文字コードを指定することも可能です。
文字化け解読ツールを利用する
文字化けを解読するためのツールやサイトを利用してみるのもおすすめ。
無料で利用できるものもあるため、自分に合ったツールを探してみるのもよいでしょう。
もしかして故障?そんなときは
「文字化けだけでなく、動作がおかしい」
「文字化けというより、ディスプレイの表示が変」
「iPhoneの落下、または水没後から調子が悪い」
そんなときは、iPhoneそのものが故障している可能性があります。
対処法を試してみてもiPhoneの様子がおかしいままである場合は、Appleや契約中の携帯キャリア、またはスマホ修理王にご相談ください。
Appleで修理
iPhoneが「Apple製品限定保証対象」である場合は、無料で修理をすることが可能。
しかし、Apple製品限定保証対象であると認められることはごくまれであり、多くのケースでは通常の故障と判定されることになります。
なお、Appleの故障保証サポートである「Apple Care+」に加入している場合は、低価格で修理・交換することが可能です。
「持ち込み修理」「配送修理」を選択することができるので、Appleの公式HPよりお申込みください。
◆関連記事
・iPhoneの本体は無料で交換できる?条件や手順について
・アップルケアに加入しているか確認する方法としていない場合の修理方法
・部分修理はできないため、他に故障個所があった場合は別途修理費用がかかる
・修理時には、基本的にiPhoneを初期化してデータを削除する必要がある
・配送修理の場合は、長い修理期間がかかる
キャリアで修理
携帯キャリアの独自サポートに加入している場合は、キャリアに修理を依頼しましょう。
各キャリアで申し込み方法が異なるため、詳細は以下の公式HPでご確認ください。
■Softbank
■docomo
■au
■楽天モバイル
■ワイモバイル
■UQモバイル
・部分修理はできないため、他に故障個所があった場合は別途修理費用がかかる
・基本的にiPhoneを初期化してデータを削除する必要がある
・基本的には長い修理期間がかかる
スマホ修理王で修理
iPhoneが故障した場合は、第三者修理店でも修理を依頼することができます。
私たちスマホ修理王は、第三者修理店のパイオニアとして長い歴史と実績を持つ修理ショップです。
・故障の状態によっては部分修理も可能
・修理時の初期化は不要で、データを削除する必要がない
・基本的には即日、早ければ数十分で修理が完了する
このように、柔軟なご対応ができるのは、第三者修理店であるスマホ修理王ならではのメリット。
「サポートに加入していない」
「できれば早く・安く修理をしたい」
「安心できる第三者修理店を選びたい」
そんな方は、ぜひスマホ修理王にご相談ください。
・まれに悪質なサービスを行っている店舗がある
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私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」。
スマホ修理業界のパイオニアで、修理実績は数十万台以上です。
■データはそのまま・削除せず修理
■ほとんどの店舗が駅から5分圏内
■郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応
■部品代・作業代込みの、わかりやすい価格
■最大3ヵ月の無料保証付き・アフターフォローも万全
■高い修理スキルを持つスタッフが在籍・技術面でも安心
このように、お客様にとってお得で安心のサービスを徹底。
「スマホの調子が悪い」というときはもちろん――
「ちょっと相談だけしてみたい」
「見積もりを見てから決めたい」
なども、もちろん大歓迎!
無料相談・見積もりだけでも承っているので、お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。
※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。