iPhoneのバックライトがつかない原因と対処法は?修理は可能?

2022年10月14日

「iPhoneで画面がついているものの暗くてよく見えない」「まったく画面がつかないが、充電の音や通知の音は鳴る。バイブレーションも動いている」この記事をお読みになっている方は、おそらく以上のような症状でお悩みなのではないでしょうか。
iPhoneの画面がつかない・暗いままになってしまうトラブルは、「バックライト」の故障が原因かもしれません。
この記事では、iPhoneのバックライトがつかなくなる原因と対処法、修理が必要な場合の修理方法についてご紹介します。

スマホ修理王では、データそのまま最短30分でiPhoneのバックライト故障の修理が可能です。
ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。お電話やメールにて修理のご相談・無料お見積りも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。詳しい修理費用等はiPhone修理のご案内ページをご覧ください。

 
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目次

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iPhoneに搭載されているバックライト

iPhoneに搭載されているバックライト

iPhoneの画面部品には、バックライトと呼ばれる部品が搭載されています。

液晶ディスプレイ

バックライトが必要なのは液晶ディスプレイのみです。液晶はそれ単体で発光することができないため、バックライトを使用して映像が見えるようにしているのです。液晶ディスプレイの明るさ調整は、このバックライトの発行度合いを調整して行っています。

液晶ディスプレイが搭載されているiPhoneのモデルは、以下の機種。

iPhone 6以前の全ての機種
iPhone 6,6 Plus,6s,6s Plus
iPhone 7,7 Plus
iPhone 8,8 Plus
iPhone SE(第1世代、第2世代、第3世代)
iPhone XR
iPhone 11

有機ELディスプレイ

対する有機ELディスプレイでは、バックライトは必要ありません。そのため、もし有機ELディスプレイが搭載されている端末で、バックライト故障と似たトラブルが起こった場合には、バックライト以外の箇所の原因が考えられます。

有機ELディスプレイが搭載されているiPhoneのモデルは、以下の機種。

iPhone X
iPhone XS,XS Max
iPhone 11 Pro,11 Pro Max
iPhone 12,12 mini,12 Pro,12 Pro Max
iPhone 13,13 mini,13 Pro,13 Pro Max
iPhone 14,14 Plus,14 Pro,14 Pro Max

■関連記事
有機ELと液晶を比較!特徴や画面焼き付きの原因と5つの対策法

iPhoneのバックライト故障の例

画面が暗い。明るくならない

先述した通り、液晶ディスプレイはバックライトによって明るさを調整しています。そのため、バックライトが壊れると、明るさ調節ができず、画面が暗いまま明るくならなくなってしまうことがあります。

この症状は、外側から懐中電灯や他のスマホのライト機能で画面を照らしたとき、うっすら映像が表示されているのが確認できるかかどうかで判別できます。

画面がまったく点かない

バックライトが壊れることで、画面がまったく点かなくなってしまうことも。

この症状は、内部では起動しているのが特長ですので、充電ケーブルを挿したときに振動したり音が鳴ったりするかどうかや、電話やアプリの通知が来たときに鳴動するかどうかで判断できます。

iPhoneのバックライトがつかない原因

iPhoneのバックライトがつかない原因

iPhoneのバックライトがつかない原因として考えられるのは、以下の5つです。

  • 一時的なソフトウェア異常による
  • 画面割れによる
  • 落下や圧迫、衝撃などの負荷による
  • 水濡れ、水没による
  • 部品の寿命による

一時的なソフトウェア異常による

インストールしているアプリやiOSアップデートで、一時的にシステムに異常が発生し、バックライトが点かなくなることがまれにあります。

この場合、部品そのものが故障しているわけではないため、再起動やアップデートをし直すことで復旧する可能性があります。

画面割れによる

画面が割れている場合には、内部のバックライト機能も破損している可能性があります。

画面が割れたときに同時に壊れた可能性があるほか、割れた状態で放置することで内部に水や埃が入り込み、後発的にバックライト故障が発生する可能性もあります。

落下や圧迫、衝撃などの負荷による

落としたあと画面は割れていなくとも、内部部品はダメージを受けている可能性も。

また、落下以外にもポケットや鞄の中に保管した状態で圧迫されたり、不意にぶつけたりして衝撃が加わったりすることでバックライトが壊れることもあります。

水濡れ、水没による

海に落としたあと、トイレに落としたあとなどに、バックライトが故障することがあります。

また水中に落としていなくても、お風呂場やサウナなど、湿気の多いところで使用することで内部に水蒸気が入り込みバックライト部品や内部基板がショートし、画面がつかなくなることもあります。

部品の寿命による

バックライトは、iPhoneの起動しているときはずっと機能している部品です。そのため、バッテリーと並んで消耗・劣化が早い部品のひとつです。

ただ、バッテリーのように2年ほどで寿命が来て、液晶がまったく点かなくなることはまれですが、常に明るさを最大にしていたり、起動して画面がついている時間が長かったりすると、バックライトの故障は起こりえます。

水に濡れた記憶がなく、落としたり衝撃が加わった記憶もないという場合には、使用年数を振り返ってみましょう。

バックライトがつかないときの対処法

iPhoneのバックライトがつかない時にできる対処法は以下の4つ。

  • 明るさ設定を変更
  • iPhoneを再起動
  • アップデート
  • 初期化(リセット)

明るさ設定を変更

画面がうっすら点いていて、設定を確認できる場合には、明るさに関わる各種設定を見直してみましょう。

★コントロールセンターで調節・各種モードの変更

ホームボタン搭載モデルは画面下から上に向かって、Face iD搭載モデルは画面右上から下に向かってスワイプし、コントロールセンターを引き出しましょう。
コントロールセンター内の太陽マークの明るさ調節バーを上下し、明るさが変わるか確認してください。
また、明るさ調節バーを長押しすると、拡大表示され、下部に表示される「ダークモード」「Night Shift」「True Tone」の3つのアイコンをタップすることで、それぞれの機能のオンオフを切り替えることができます。合わせて、機能の切り替えを行ってみて、明るさが変わるか確認してみましょう。

★設定アプリ内を確認

「設定」>「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」>「明るさの自動調節」

上記の手順で、明るさを自動で変更する機能を無効にできます。バッテリー駆動時間をのばすためや、パフォーマンスに負荷がかからないようにするために、通常は有効になっています。

iPhoneを再起動

「画面が暗くて設定の確認ができない」「そもそも画面がつかない」という場合には、強制再起動を試してみましょう。

強制再起動は画面をタップすることなく行えるため、どんな状態でも試したい対処法です。

強制再起動の方法はモデルにより異なりますので、詳しくは「iPhoneを強制的に再起動する│Appkeユーザーガイド」をご確認ください。

アップデート

バックライトがつかない原因の一つに、ソフトウェアの問題が考えれます。

画面がつかない場合には、パソコンに接続してアップデートを試みましょう。

初期化(リセット)

何をしても直らなかった場合には、iPhoneの初期化(リセット)を行ってみましょう。

全てのデータが消えてしまうので、最終手段として行いましょう。

どうしてもデータを消したくない場合には、修理に出すほうを優先的に検討しましょう。

バックライト故障の修理方法

バックライト故障の修理方法

iPhoneのバックライト故障は、基本的に画面交換を行い改善するかどうか試みます。画面交換修理の方法は以下の3つ。

  • 自分で修理
  • Apple公式・正規修理店で修理
  • 第三者修理店で修理

自分で修理

ネット通販等で、個人でiPhoneの画面部品や修理キットを購入することが可能です。そのため、自分で修理することもできなくはありません。

ただし、iPhone内部には精密部品がいくつも使用されているため、少しでも手順を誤り、部品を傷つけてしまうと、最悪の場合まったく起動しなくなってしまうことも。

また、個人で修理したiPhoneは技適が外れるため、修理後の端末から違法な電波が発せられた場合、罰せられる可能性があります。

最終的に修理を依頼し、高額な費用がかかってしまうことを避けるためにも、自分で修理することはおすすめできません。

Apple公式・正規修理店で修理

もっともポピュラーな修理方法です。

純正部品を使用する点や、修理後もサポートが受けられる点がメリットですが、データが消えてしまう可能性がある点や時間が借る可能性がある点がデメリットです。

第三者修理店で修理

第三者修理店では公式の保証は使えず、修理後に公式サポートの対象外となる可能性があることがデメリットですが、「データが消えない(消さない)」「最短で30分ほどで受け取れる」「比較的安価に修理できる」ことがメリットと言えます。

画面がつかなくてバックアップがとれない場合は

上述した通り、バックライトが点かない状態で、バックアップがとれていなかったりデータを消したくなかったりする場合には、第三者修理店での修理がおすすめです。

ただし、第三者修理店選びは慎重に行いましょう。

主には「総務省登録修理業者か」「修理料金表示が明朗か」「修理後の保証はあるか」などが選び方のポイントです。

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iPhone修理は非正規がおすすめ!危険や失敗を避ける方法を解説

iPhoneのバックライト修理ならスマホ修理王

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バックライト修理概要

バックライト故障は、基本的に画面交換修理を行います。

モデル別の画面交換の修理費用は、iPhone修理のご案内ページをご確認ください。

修理は、「来店持ち込み修理」と「郵送修理」に対応しています。

お問い合わせ方法

事前のご相談は、お電話とメール、来店にて対応しています。

お電話とメールでは、お使いの機種と症状、症状が発生したきっかけ等をお伝えいただければ、概算で無料のお見積りをご案内します。

故障した端末をご持参のうえ来店いただいた場合には、その場症状を確認し、より詳細な修理費用や時間をご案内可能です。

まずはお近くの店舗をご確認ください。

 
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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

機種ジャンル
症状
修理箇所

※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

下記からモデルを選択してください

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修理内容 料金(税込)
画面(軽度) -
画面(重度) -
バッテリー -
充電コネクタ -
各種ボタン(電源・音量・マナーモード) -
リアカメラ -
リアカメラレンズ -
フロントカメラ/近接センサー -
スピーカー -
水没 -
システム修復 -
リアパネル -

iPhone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800~5,800円かかります。

◆保証期間について(部品の初期不良保証)
 一部の画面修理は、3ヶ月保証です。
 その他の部品交換修理は、1ヶ月保証です。 
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆画面【軽度】とは、「軽くガラスが割れている程度で、全体的に問題なくタッチ操作ができ、液晶に異常(にじみ、変色、タテ筋など)も見られない状態」を指します。

◆画面【重度】とは、「重度のガラス破損、液晶の異常(にじみ、変色、タテ筋などがある状態)、タッチ操作ができない、タッチ切れしている状態」を指します。

◆画面は機種により「高品質パネル」もご用意しています。詳しくは店舗へお問い合わせ下さい。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆指紋認証機能(Touch ID)が搭載されている機種について、ホームボタンを交換した場合は、指紋認証が使えなくなります。

◆顔認証機能(Face ID)が搭載されている機種について、フロントカメラ・近接センサーを交換した場合は、顔認証が使えなくなります。

◆イヤースピーカーの故障の原因が、近接センサーの場合は近接センサーの料金を適用し、イヤースピーカーの場合はスピーカー料金を適用します。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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