iPhoneのマイク故障の原因と自分でできる対処法、確認方法

2022年2月2日

「相手の声は聞こえるのに、自分の声が届いていないみたい」
iPhoneのそんな不具合を経験したことはありませんか?
こういった不具合の原因は、iPhoneのマイクが故障しているケースがほとんどです。
本記事では、マイクが故障する原因・対処法を解説します。

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ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。事前にお電話やメールでもご相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。詳しくはiPhone修理のご案内ページをご覧ください。

 
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マイクの故障の原因

落下等の衝撃で壊れる

どんなに気をつけて操作していても、スルッと手もとから滑り落ち、地面に落下。iPhoneを急いで拾い上げ、「画面が割れてない、セーフ」と胸を撫で下ろした経験のある方、結構いるのではないでしょうか。
パッと見て確認して、変わった様子がなければ、壊れたとは思いませんよね。
でも、iPhoneを落とし、衝撃を与えてしまった場合、ボディに傷がつく・画面が割れる等の他にも、注意したほうがいい部分があるんです。
それは端末内部のICチップ。

ICチップとは、集積回路とも呼ばれる内部の基板に、多く搭載されている非常に細かな精密部品のことです。
ICチップはマイクだけでなく、iPhoneの様々な機能に関わる部品のひとつ。画面のタッチ機能や充電機能などに関わっています。そのため、ICチップが壊れることで、iPhoneのあらゆる機能に不具合が出ることがあるのです。

水没・水濡れにより壊れる

トイレや洗面台など、水回りでiPhoneを使用中に、うっかり水に濡らしてしまうというのは、日常的にiPhoneが利用されるようになった今、故障の原因として多く挙げられます。
衣類のポケットに入れたまま屈んでしまい水没させてしまう、調理中レシピをネットで検索している時に水に濡らしてしまう等のケースは多いようです。
iPhoneの水濡れトラブルは、電源がつかない・データが飛ぶといったことの他、マイクの故障の原因になります。​​

iPhoneは、6s ・6s Plusに初めて防水機能が搭載されました。それ以降、シリーズを重ねるごとに防水機能を高めてきましたが、やはりお湯や洗剤の混じった水、海水などに対する防水性能は保証されていません。
内部基板が水に濡れた状態で電源を入れるなどして電気が通ると、水分により電気の流れが阻害され、ショートし、故障する場合があります。

水濡れの際は、電源がつかない・データが飛ぶ、といったトラブルの他にも、このようなケースが原因となってマイクが故障してしまうことがあるんです。

マイク部分の汚れ等により故障する

気づかぬうちに、ホコリがたまっていることがあるiPhoneのマイク部分。
端末を買い換えたばかりの頃は、まめにお手入れをする人は多いかもしれませんが、何年も使用していると、その回数が減ったり、一切しなくなったり。お手入れをする時間を取らなくなる人が、多いのではないでしょうか。
ホコリによる汚れも、マイクの故障の原因につながります。
内部基板までホコリが侵入すると、ショートし故障することがある他、音を拾うための穴にホコリが詰まって、しっかり音が拾えなくなってしまうこともあります。
ホコリがたまることは、落下や水濡れよりも防ぎやすいはず。定期的に端末のお手入れをしてみてください。
サッと乾拭きする程度でも、画面についた指のあと・マイク部分のホコリは拭えます。

一時的なソフトウェア異常

iPhone本体のソフトウェアに不具合があると、マイクの調子が悪くなるケースがあります。
落下・水濡れ・マイク部分の汚れといった原因に心当たりのない方は、一度本体の電源を切って、再起動させてみましょう。
ストレージをいっぱいまで使っていたり、iOSのアップデートを行ったり、負荷のかかる高スペックを要求するアプリを使用したりした後に不具合が生じた場合には、一時的なソフトウェアの異常が考えられます。

故障かも?そんな時にまずやること

電波の状況をチェックする

電波の状況によって、マイクの状態が悪くなることがあります。
相手の声が聞こえなかったり、こちらの声が相手に届かなかったり。
地下道や地下鉄、トンネルの中、土地の起伏が大きい場所等は、基地局から受ける電波をキャッチしにくいケースが多いです。
マイクの具合が悪い場合は、まず、自分がiPhoneを使っている場所の環境のチェックをして、電波状況を確認してみましょう。

端末の再起動を行う

何らかのシステム異常によって、マイクが不具合を起こしている可能性もあります。
iPhoneの電源を切って、再度オンにすると、通常通りに機能するケースもあるので、一旦電源を切ることをオススメします。

<シリーズ別の電源の切り方>

◆iPhoneX・11・12・13
【1】サイドボタンと、どちらか片方の音量調節ボタンを同時に長押し。電源オフスライダが表示されたら離します。
【2】スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待ちます。
【3】電源が切れた状態を確認し、iPhoneのサイドボタンを長押しして、再度電源をオンにします。
※Appleのロゴが表示されるまで長押ししましょう

◆iPhoneSE(第2世代)8・7・6
【1】電源オフスライダが表示されるまで、サイドボタンを長押しします。
【2】スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待ちます。
【3】電源が切れた状態を確認し、iPhoneのサイドボタンを長押しして、再度電源をオンにします。
※Appleのロゴが表示されるまで長押ししましょう

◆iPhoneSE(第1世代)・5s以前
【1】トップボタン(端末の右上の部分)を、電源オフスライダが表示されるまで長押しします
【2】スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待ちます。
【3】電源が切れた状態を確認し、iPhoneのトップボタンを長押しして、再度電源をオンにします。
※Appleのロゴが表示されるまで長押ししましょう

マイク部分の状態を確認する

本体のマイク部分がふさがれていると、「声が聞こえない」「音が出ない」などの状態になります。
自分ではマイク部分をふさいだつもりはなくても、指で覆ってしまっていたり、カバーでマイク部分を隠してしまっていたり。
無意識に行っている動作だと、なかなか気づきにくいものです。

そんな時は、iPhoneのマイク部分の状態を今一度、確認してみましょう。
マイク部分にホコリがたまっていたら、柔らかい布や歯ブラシなどで軽く掃除してみるとホコリは拭えます。

友人や家族に協力してもらって確認する

電話をかけて声が聞こえるか

友人・家族・パートナー・同僚などと通話している最中に、マイクの不調に気づくこともあると思います。
自分の電波の状況やマイク部分等の確認をしても、改善されない場合は、相手側にトラブルがあるのかもしれません。
そういった時は「声が途切れて聞こえるんだけど、こっちの声はあなたにどう聞こえてる?」など、相手にその状態を伝えてみましょう。

純正イヤホンを使って通話できるか

リモートコントロールとマイクが内蔵されている純正イヤホン。
このイヤホンを使って通話している時に、相手の声が聞こえない、こちらの声が届かない場合は、イヤホンの接触がうまくいっていないケースが考えられます。
自分がイヤホンを使用している場合は、イヤホンの状態を確かめて、問題なければ、相手にも確認してみましょう。

動画撮影などで音声が入るか

ホームパーティーやBBQなどで動画撮影をする人、結構多いのではないでしょうか。
大勢の人がお喋りを楽しむ姿、歌をうたう様子など、映像だけではなく、音声も思い出を彩るひとつです。
マイクの故障が考えられる場合、動画撮影をしても、映像は普段通りに撮影できるのに、音声が入らないといったケースが起こります。
動画を撮影してみて、再生する際に音声もしっかり入っているか確認してみましょう。
再生時の音量がオフになっているケースも考えられるので、音量調整の確認も併せてしてみましょう。

やっぱりスマホの故障かも。そんな時はスマホ修理へ


この数年、対面で会話をすることが減った分、無料通話アプリ等を使ってお喋りをしたり、オンラインで仕事の会議をしたりすることが増えたという人は少なくないはず。そんな時にマイクの不調に気づくケースがあると思います。
自分でできる限り対応してみたけれど、改善しないという方は、修理店に相談してみると、原因が突き止められるかもしれません。

「マイクに関してちょっと気になることがある」など、些細なことでも『スマホ修理王』は対応しています。
マイクの不具合を改善したいという方は、ぜひ一度『スマホ修理王』にお問い合わせください。

※一部店舗ではご対応できない場合があります

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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