iPhoneの画面が一部だけ反応しない原因とは?対処法とともに解説

2023年11月1日

iPhoneの画面が、タッチしても反応しないまたは一部反応しないときっと誰もが焦るでしょう。しかし、そのようなときこそ冷静に原因を考え、適切に対処することが大切です。

この記事ではiPhoneの画面が一部反応しないとき考えられる原因と、対処法を解説します。

スマホ修理王ならiPhoneの画面修理
データそのまま最短30分

 
スマホ修理王_店舗一覧
 

iPhoneの画面が一部だけ反応しない原因

iPhoneの画面全体が反応しないならまだしも、「一部が反応しない」のは、軽い不具合なのか重大な故障なのか、判断は難しいところです。適切に判断するには、まず原因を突き止める必要があります。

そこでここでは、iPhoneの画面が一部だけ反応しないときに考えられる主な原因をみていきましょう。

画面の割れ・破損

まず考えられるのが画面の破損です。画面が割れているとタッチパネル全体が反応しなくなることもありますが、一部だけ反応しない場合もあります。なかには画面が割れても変わりなく反応することもありますが、次第に反応しづらくなることもあるようです。

修理費用を気にして画面が割れてもそのまま使うユーザーもいますが、その後反応が鈍くなったと感じたら、早めに修理することをオススメします。

▷iPhoneの画面割れについてはこちら

画面保護フィルムの干渉

iPhoneは高価なため、画面に傷がついたり割れたりしないよう画面保護フィルムを貼るユーザーは多いようですが、画面保護フィルムが反応しない原因となる場合もあります。

とくにiPhoneに使えると明記されていない保護フィルムや分厚いガラス製保護フィルムは、タッチパネルの感度を下げ、反応も鈍くさせてしまう原因になることがあるようです。可能なようなら一度保護フィルムを外し、反応を調べてみましょう。

iPhone内部の水濡れ・水没

もしiPhoneを水に濡らしたり水没させてしまったりしていたら、それが原因で画面が反応しないことも考えられます。精密に作り込まれた基板が水分によってショートすれば、画面が反応しなくなるだけでなく、iPhoneそのものが動作しなくなるかもしれません。

浴室や脱衣場の湯気や、寒い場所から暖かい場所に移動したときに発生する結露も、水濡れと同じくらい危険です。iPhoneは防水加工されていますが、できるだけ湿気の多い場所は避けましょう。

バッテリーの膨張

iPhoneに組み込まれているリチウムイオンバッテリーは、長く使っていると内部にガスがたまって膨張します。バッテリーの膨張によって基板や画面がバッテリーに押されて破損し、画面が反応しなくなるなどさまざまな不具合を引き起こします。

最悪の場合、バッテリーが熱を発したり発火することもあるため注意が必要です。充電の減りが早い、液晶画面が本体から浮いてきたといった異変を見つけたら、できるだけ早く修理することをオススメします。

iPhone本体の変形

iPhoneをお尻のポケットに入れたまま座ったりすると、本体が歪んでしまうことがあります。歪みは外見上「格好悪い」という問題もありますが、そのまま画面や基板が変形していくと、画面や基板部品内部のタッチに関するセンサーやチップが破損したりはがれたりして、画面が反応しなくなる原因になりかねません。

本体の変形は画面や反応の鈍さだけでなく、電源が入らなくなるといった致命的な故障にもつながります。

iOSの不具合

iPhoneは「iOS」という基本ソフトで動作するスマートフォンです。そのため、コンピュータウイルスに感染して何らかの不具合が発生すれば、画面が反応しないような現象が発生する可能性はあります。

このような不具合を修正するのがOSアップデートです。他にもOSアップデートには、不具合を発生させるウイルス感染を防ぐ目的もあります。iOSは比較的ウイルスに感染しにくいとされていますが、過去にはアプリにマルウェアが仕込まれていた事例もあるため、安全と言い切ることはできません。

「OSアップデート」は、iOSの不具合を修正する、ウイルス感染の危険を防止する意味でも重要な手続きです。定期的にアップデートを行い、最新の状態に保つようにしましょう。

iPhoneの画面が一部だけ反応しないときの対処法

どのような原因にしろ、まずは今iPhoneの画面が一部反応しない不具合に対処するのが先決です。本来ならすぐにでも修理したいところですが、それが難しい場合もあります。ここではそのような場合に、自分で比較的簡単にできる対処法を4つみていきましょう。

iPhoneを強制再起動してみる

急に画面が真っ黒になったまま、電源ボタンや画面のタッチに反応しなくなったときは、iPhoneに入力された処理ができなくなるほど負荷がかかったと考えられます。iPhoneは電源ボタンや音量ボタン、ホームボタンを使って電源を切りますが、これらが反応しなければ切ることはできません。

そのようなときはiPhoneの強制再起動を試してみましょう。強制再起動の手順は、次の通りモデルによって異なります。

iPhoneのモデル名 強制再起動の手順
iPhone15・iPhone14・iPhone13・iPhone12・iPhone11・iPhoneXS・iPhoneXR・iPhoneX・iPhone8・iPhoneSE(第2世代・第3世代)
  1. 音量の上げるボタンを押してすぐ離す
  2. 音量の下げるボタンを押してすぐ離す
  3. サイドボタンを押し続け、Appleのロゴが表示されたら離す
iPhone7 音量を下げるボタンとスリープボタンを同時に長押しし、Appleのロゴが表示されたら離す
iPhone6s・iPhoneSE(第1世代) ホームボタンとスリープボタンを同時に長押しし、アップルのロゴが表示されたら離す

※iOSのバージョンにより操作方法は異なる場合があります

参考:Apple「iPhoneを強制的に再起動する」

操作する指を保湿してみる

iPhoneの画面が反応しないのは、指が乾燥しているためかもしれません。iPhoneのタッチパネルは、使う人の体を流れる電流に反応するため、指が乾燥していると電流を感知できず反応が悪くなります。

とくに乾燥しがちな季節は、ハンドクリームなどで指を保湿するのがオススメです。

保護フィルムを一旦剥がす

画面の一部が反応しない不具合は、保護フィルムの次のような状態によって発生することがあります。

  • 画面とフィルムの間にホコリやゴミ、気泡が入ってしまっている
  • フィルムが静電気を帯びてしまっている
  • フィルムがiPhoneに適していない

原因が保護フィルムではないかと思えたら、保護フィルムを一旦剥がして画面の反応を確認してみましょう。しかし、一度剥がしたら貼り直せない保護フィルムもあるため、躊躇する人もいるでしょう。原因が保護フィルムだと考えられるときは、別の保護フィルムに貼りなおすつもりで、剥がしましょう。

iOSをアップデートする

OSアップデートは、最新のセキュリティ対策だけでなく、機能の追加や性能アップなどさまざまな目的で行われる手続きです。画面の一部が反応しない不具合も、最新のバージョンにアップデートしていないために起こっている可能性があります。

iOSのアップデートでは、大容量のデータをダウンロードするため、光回線などデータ量の制限がない高速の回線を利用するのがオススメです。アップデートは次の手順で進めます。

  1. iPhoneを電源に接続し、Wi-Fi接続する
  2. iPhoneの設定アプリで、「ソフトウェア・アップデート」を選び「今すぐインストール」をタップする

インストールを完了するまでには一定の時間がかかり、iPhoneも1回以上再起動します。その後、最初だけパスコードを入力して起動すれば、これまで通りの利用が可能です。

参考:Apple「iPhone や iPad をアップデートする」

※iOSのバージョンにより操作方法は異なる場合があります

対処法を試しても直らない場合の修理先

さまざまな対処法を試してもまだ画面の一部が反応しない場合には、iPhoneを業者に依頼して修理してもらうという方法があります。今はiPhoneの修理先もさまざまで、必要な手続きの数や費用が異なるため、事前の情報集めが重要です。

ここでは、iPhoneの修理が必要なときの修理先を3種類紹介します。

Apple Storeや正規サービスプロバイダで修理する

Apple直営のApple Storeでの修理は、交換する部品はすべて純正品のため、元のiPhoneとほとんど変わらない状態に直してもらえます。修理費用は、故障したパーツの種類や損傷の程度はもちろん、保証期間内かどうか、Apple Care+に加入しているかどうかによって変わります。見積もりの段階で料金は明確になるため、突然高額な費用が請求されることはありません。

カメラのキタムラなどのApple正規サービスプロバイダでの修理もApple Storeと同様で、原則として同タイプ同色のiPhoneが戻ってきます。ただどちらも元のiPhoneに保存していたデータは消去されると考えておくのが無難です。修理に出す前に、必ずバックアップをとっておきましょう。

携帯キャリアの修理サービスを利用する

近くにあるdocomoやau、ソフトバンクといった大手携帯電話キャリアの各ショップにも、iPhoneの修理依頼ができます。ただし店舗で修理するわけではなく、故障機はAppleに送付して修理してもらうため、輸送や修理には時間がかかってしまうのは難点です。

しかし各社の正規ショップの数は多く、自宅やよく買い物に行くエリア、通勤・通学の途中に立ち寄れるところにあるかもしれません。このような「持ち込みやすさ」は、メリットといえるでしょう。

iPhone修理専門店に依頼する

最近はApple直営店や正規サービスプロバイダ以外に、「iPhone修理専門店」を見かけることも多くなりました。このような修理専門店が用いる部品はAppleの純正品ではありませんが、交換してもiPhoneが正常に動作することを確認した信頼性の高い互換性部品です。

「正常な動作を保証する」とは、修理後の一定期間に再度不具合が発生した場合、無償で再修理を行うことを指します。万が一ですが修理後の不具合にもしっかり対応してもらえるなら、安心して修理を任せられるでしょう。

他にも次のようなメリットがあります。

  • 互換性部品を用いるため費用が安く抑えられる
  • 店舗が駅前など人通りの多い立地に多いため来店しやすい
  • 営業時間が比較的長く、土日祝日も営業している店舗が多い
  • 修理内容によっては、元のデータを残したままの修理が可能

ただし、専門店で修理をしてもらった端末は、Appleや正規サービスプロバイダに修理してもらえないのはデメリットです。

しかし、iPhoneはいつも持ち歩いて使うものだけに不具合は少しでも早くに解消する必要があるでしょう。即日での修理を希望する場合や費用を抑えたいときは、ぜひ検討したい方法です。

iPhoneの画面修理はスマホ修理王へ!

iPhoneは今や手放せないアイテムですが、それだけに突然画面の一部が反応しないなどの不具合が起こると不安になります。まずは、強制再起動やOSアップデートなどすぐにできそうな対処法を試してみて、それでも改善しない場合は信頼できる修理先に依頼しましょう。

iPhone修理をご検討の方は、iPhoneのデータそのままの即日修理が可能な「スマホ修理王」をご検討ください。スマホ修理王のiPhone修理は、総務省の厳しい基準をクリアした高い品質で行われ、代金もわかりやすい明瞭会計、さらに修理後の動作保証が3か月間もある充実したサービスです。iPhoneの修理は、ぜひスマホ修理王にお問合せください。

※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください

いますぐ修理する店舗を探す /

スマホ修理王_店舗一覧
 

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

機種ジャンル
症状

※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

下記からモデルを選択してください

モデルを選択してください
修理内容 料金(税込)
画面(軽度) -
画面(重度) -
バッテリー -
充電コネクタ -
各種ボタン(電源・音量・マナーモード) -
リアカメラ -
リアカメラレンズ -
フロントカメラ/近接センサー -
スピーカー -
マイク -
水没 -
システム修復 -
リアパネル -
SIMカード取出 -
外装の交換 -

iPhone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800~5,800円かかります。

◆保証期間について(部品の初期不良保証)
 一部の画面修理は、3ヶ月保証です。
 その他の部品交換修理は、1ヶ月保証です。 
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆画面【軽度】とは、「軽くガラスが割れている程度で、全体的に問題なくタッチ操作ができ、液晶に異常(にじみ、変色、タテ筋など)も見られない状態」を指します。

◆画面【重度】とは、「重度のガラス破損、液晶の異常(にじみ、変色、タテ筋などがある状態)、タッチ操作ができない、タッチ切れしている状態」を指します。

◆画面は機種により「高品質パネル」もご用意しています。詳しくは店舗へお問い合わせ下さい。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆指紋認証機能(Touch ID)が搭載されている機種について、ホームボタンを交換した場合は、指紋認証が使えなくなります。

◆顔認証機能(Face ID)が搭載されている機種について、フロントカメラ・近接センサーを交換した場合は、顔認証が使えなくなります。

◆イヤースピーカーの故障の原因が、近接センサーの場合は近接センサーの料金を適用し、イヤースピーカーの場合はスピーカー料金を適用します。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

お知らせ一覧へ

修理実績一覧へ

お客様の声一覧へ

コンテンツ一覧へ

お役立ちコラム一覧へ