車でスマホを充電するのはNG?デメリットと注意点について

2023年6月7日

iPhoneやAndroidなどのスマホは、車の中で充電することができます。
しかし車での充電は便利な反面、見逃せないデメリットがあることはご存知でしょうか?
この記事では、車でスマホを充電するデメリットと、充電・バッテリーに関する注意ポイントについてご紹介していきます。

 
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※この記事の情報は、2023年5月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■車でスマホを充電するときのチェックポイント
 ・アンペア数
 ・充電規格・ケーブル
 ・バッテリーの電圧
 ・ポート数
 ・機能性
■車でスマホを充電するデメリットとは
 ・バッテリーが劣化する
 ・スマホが故障する
■バッテリーの交換は自分でできる?
 ・発火や爆発の危険性
 ・ネジ穴の故障・断線・基板の損傷
 ・電波法違反になる可能性
 ・バッテリーの修理はプロに任せましょう
■①キャリアで修理をする手順
 ・修理をする前の準備
 ・修理費用・期間
 ・キャリアで修理をするデメリット
 ・キャリアでの修理・こんな方におすすめ
■②Appleで修理をする手順
 ・修理をする前の準備
 ・修理費用・期間
 ・Appleで修理をするデメリット
 ・Appleでの修理・こんな方におすすめ
■③スマホ修理王で修理をする手順
 ・修理をする前の準備
 ・修理費用・期間
 ・スマホ修理王で修理をするデメリット
 ・スマホ修理王での修理・こんな方におすすめ

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車でスマホを充電するときのチェックポイント

車でスマホを充電するときのチェックポイント

車でスマホを充電するデメリットをご紹介する前に、まずは車でスマホを充電する方法について解説します。

車内でスマホを充電するときは、シガーソケットにカーチャージャーという充電器を接続するという方法が基本。
最近では、車自体にコンセントやUSBポートが搭載されていることも多く、車での充電はよりいっそう気軽なものになりました。

カーチャージャーは、車にUSBポートがない場合や、スマホを2台同時に充電したいときに便利なアイテム。
しかし「購入したいけれど、どれを選べば良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

車で充電をするときに大切なのは、車に合った規格のものを使用すること。
充電器を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみましょう。

アンペア数

アンペア数は、スマホの充電時間に関わるポイント。
アンペア数が低いと充電にかかる時間が長くなるため、最低でも1Aあるものを選ぶようにしましょう。
「純正の充電器と同じくらい、急速充電したい」というのであれば、2Aのものがおすすめです。

充電規格・ケーブル

充電規格やケーブルも、充電時間に関わるポイントのひとつです。

例えば、大手半導体メーカーの『Qualcomm(クアルコム)社』が開発したQC(クイックチャージ)は、スマホを高速で充電することができる規格。
「QC3.0」充電規格は、QC非対応機種と比較して約4倍の速さで充電が可能です。

また、有名なガジェットメーカーである『Anker(アンカー)社』の独自技術であるPowerIQも、スマホを高速で充電することができる規格。
PowerIQの魅力は、接続されたスマホの機種を自動で判別し、そのスマホに合った電流を供給してくれること。
最適な量の電流・最適なスピードで、スマホを充電することができます。

ケーブルについては、急速充電に対応している「Power Delivery(PD)」と記載があるものを選びましょう。

バッテリーの電圧

シガーソケットから充電する場合は、車に搭載されているバッテリー電圧に合ったカーチャージャーを選ぶ必要があります。

車のバッテリー電圧
・一般車⇒12V
・トラック⇒24V

基本的にカーチャージャーは12V・24Vどちらにも対応しているので、わざわざ確認しなくても問題ないことがほとんど。
しかし、古い自動車や輸入した外車の中には、カーチャージャーが付けられないものや、24Vに対応していないものもあるのでご注意ください。

ポート数

何台かのスマホを同時に充電したいのであれば、USBのポート数が2つ以上あるものを選びましょう。
ただし何台ものスマホを同時に充電すると、電流を分け合うことになるため、充電速度は低下します。
「ポート数は多いに越したことはない」と思いがちですが、ポート数が多くなるとカーチャージャーのサイズも大きくなってかさばるので、用途や車のスペースも考慮して選ぶことをおすすめします。

機能性

LEDライトやFMトランスミッターなど、USBポート以外の機能がついたカーチャージャーを選ぶのもおすすめ。
特にFMトランスミッターが搭載されていると、スマホの音楽をカーステレオから無線で流すことができるので、音楽が好きな方に最適です。

車でスマホを充電するデメリットとは

車でスマホを充電するデメリットとは

ここまでは、車でスマホを充電する際のチェックポイントなどをご紹介してきました。
しかし実は、車でのスマホ充電には大きな「デメリット」があります。
ここからは、車でスマホを充電しようと考えている方が知っておくべきデメリットについて解説していきましょう。

バッテリーが劣化する

スマホに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、充電方法によって大きく劣化が進むことがあります。

■充電しっぱなしにする
■正規品以外の充電器を使用する
■端末に合わない量の電流で高速充電する
■直射日光が当たるなど、高温にさらされる

これらはバッテリーの劣化を早める行為であり、車でスマホを充電するときに起こりがちなこと。
バッテリーの劣化は、家庭で普通に充電していても起こることではありますが、車内での充電には上記でご紹介したように、より多くのリスクが発生しやすくなります。

特に気を付けたいのは高い電流での高速充電で、カーチャージャーのアンペア数が2.1Aを上回るような場合は要注意。
低いアンペア数では充電速度が遅く、高いアンペア数ではバッテリーに負担がかかる・・・
このバランスを取るのが難しいというところが、車でスマホを充電するときの大きなデメリットであると言えます。

スマホが故障する

バッテリーの劣化が進むと、「スマホの動作が不安定になる」「充電がすぐになくなる」などの不具合が生じてきます。
バッテリーの劣化を放置してそのまま使い続けてしまうと、最悪の場合は電源がつかなくなることも。
スマホを車で充電していてバッテリーが劣化していると感じたら、すぐにバッテリーを交換することをおすすめします。

バッテリーの交換は自分でできる?

バッテリーの交換は自分でできる?

YouTubeやブログを見ると、スマホのバッテリーを自分で交換している方がいらっしゃいます。
しかし、バッテリーのセルフ交換は絶対にやめましょう

バッテリーのセルフ交換は、「業者に依頼するより、少しだけ安くなる」以外にメリットはないと言っても過言ではありません。
スマホのセルフ修理は、とにかくデメリット&リスクだらけなので、ここで一部をご紹介します。

発火や爆発の危険性

スマホのバッテリーが劣化すると、内部でガスが発生することがあります。
恐ろしいのが、専門の知識やスキルがないままにバッテリーを交換することで、発火や爆発の危険性があること。
劣化したバッテリーが爆発することによる死亡事故は、世界中で報告されています。

また、交換するバッテリーの「品質を見極めるのが難しい」のも不安要素のひとつ。
自分で購入したバッテリーが不良品であっても見た目では判断することができず、交換してから不具合に気づくことがあります。
低品質なバッテリーを使用した結果、スマホの調子がさらにおかしくなってしまうことも。
このように、セルフ修理などで不用意にバッテリーを扱うことで、取り返しがつかない事故に発展する可能性もあるのです。

ネジ穴の故障・断線・基板の損傷

分解するときにドライバーでネジ穴をつぶしてしまったり、ケーブルを切ってしまったり。
スマホのような精密機械を使い慣れない工具で分解するときは、さまざまなミスやトラブルがつきものです。
特に内部基板を損傷させてしまうと、バッテリーだけではなくスマホそのものが故障してしまうことも。
さらに内部基板が損傷してしまうと、その後スマホ修理のプロに依頼したとしても修復できないことがあります。
当然ですが、セルフ修理時に何かトラブルがあったとしても、いっさいの補償が得られません。

電波法違反になる可能性

スマホのセルフ修理そのものは、法律違反ではありません。
しかし問題なのは、セルフ修理をしたスマホで「電波を発してしまう」こと。
電波を発しないのであれば問題ありませんが、そもそもバッテリーを修理する目的は、「これまで通りスマホを使うため」だという方がほとんどではないでしょうか。

スマホを自分で改造してしまうと、その時点で電波法によって定められている「技適マーク」が失効されてしまいます。
技適マークが失効したスマホで電波を発してしまうと、電波法違反に問われる可能性があり、もし罪として認められてしまった場合は、<1年以下の懲役/または100万円以下の罰金>という刑罰を課せられることに。
さらに、違法に発した電波がテレビやラジオなど公共性の高い無線局に影響を及ぼしてしまうと、<5年以下の懲役/または250万円以下の罰金>と、さらに重い刑罰を課せられることになります。

◆関連記事iPhoneのバッテリー交換を自分でしたい!修理方法や注意点は?

バッテリーの修理はプロに任せましょう

軽い気持ちで行ったセルフ修理が、取り返しのつかない事態を招く可能性があることは、これでご理解いただけたかと思います。
スマホのバッテリー交換は、最初からプロに依頼するようにしましょう。

バッテリーを修理する方法は、主に以下の3点。

①キャリアで修理を依頼する
②Appleで修理を依頼する
③スマホ修理王で修理を依頼する

上記3つなら安心して修理を依頼できるので、自分に合った方法を選んでみてください。

①キャリアで修理をする手順

①キャリアで修理をする手順

Androidスマホユーザーや、キャリアの故障サポートに加入している方は、契約中のキャリアに修理を依頼しましょう。

修理をする前の準備

キャリアで修理をする場合、基本的にはスマホのデータをすべて削除する必要があります。
データのバックアップを必ず取ってから、スマホを初期化してください。
修理を依頼するには、キャリアショップへの持ち込み・またはオンラインでの申込が必要です。

オンラインでの申込み

修理費用・期間

Androidスマホのバッテリー交換にかかる修理費用・期間は、以下の通りとなります。

通常のバッテリー交換費用(税込) 故障サポート加入時のバッテリー交換費用(税込) 修理期間 注意ポイント
Softbank 4,950円~8,250円 1,650円~4,950円 約2~3週間 故障サポートでの割引は1回のみ(条件あり)。
docomo 9,240円~12,650円 最大3,300円 約1~2週間 2台以上同時に修理する場合、2台目以降は「修理代金サポート」の適用外。
au 機種により異なる(要確認) 最大5,500円 約1~2週間 オンライン受付は不可。
店頭または電話での申し込みとなります。
楽天モバイル 機種により異なる(要確認) なし 機種により異なる(要確認) バッテリー交換に関するサポートはなし。
ahamo 機種により異なる(要確認) 最大3,300円 約1~2週間 代替機レンタルに2,200円の費用がかかります。

キャリアで修理をするデメリット

★基本的にデータを削除する必要がある
★修理に長い期間がかかる
★キャリアによっては、バッテリー修理は故障保証サポートの対象外である

キャリアでの修理・こんな方におすすめ

★キャリアの故障保証サポートに加入している

②Appleで修理をする手順

②Appleで修理をする手順

iPhoneを利用している場合は、Appleへ修理を依頼することができます。

Appleでできるのは「持ち込み修理」と「配送修理」。
持ち込み修理は、AppleStoreやAppleの正規店にiPhoneを直接持ち込んで修理を依頼する方法。
配送修理は、Apple公式HPで配送修理の依頼をすることで、Appleの指定業者にiPhoneを引き取りに来てもらう方法です。

なお、持ち込み修理を選択する場合は、あらかじめAppleStoreの予約をしましょう。
◆関連記事アップルストアを利用するなら予約が必須!予約方法を徹底紹介

修理をする前の準備

Appleで修理をする場合も、基本的にデータを削除する必要があります。
店頭持ち込みでバッテリー交換のみの場合は、そのまま修理してもらえる場合もあるようですが、確実ではないため、データは消されるものとしてバックアップは必ず取っておきましょう。

持ち込み修理をする場合の事前準備
■持ち込む店舗へ予約
■iPhoneのバックアップ(必須)
■本人確認書類の用意
■Apple ID(メールアドレス)とパスワードの確認
■バッテリー残量を30%以下にしておく
■iPhone購入時の領収書・レシートを用意(あれば)

修理費用・期間

iPhoneのバッテリー交換にかかる修理費用・期間は、以下の通りとなります。

通常のバッテリー交換費用(税込) AppleCare+加入時のバッテリー交換費用 修理期間 注意ポイント
iPhone 14シリーズ 14,900円 0円 約1~2週間 AppleCare+に加入している場合、バッテリー蓄電容量が80%未満でなければ、無料交換はできません。
iPhone 13/12/Xシリーズ 12,800円
iPhone 8/7/SEシリーズ 10,500円

なお、Appleでは部分修理をしてもらうことはできません。
つまり、バッテリー以外にも故障している箇所があった場合、「バッテリーだけ交換する」のではなく「すべての故障を修理しなくてはならない」ということです。
その場合は、別途修理費用がかかるのでご注意ください。

Appleで修理をするデメリット

★部分修理ができない
★故障内容により、別途高額な費用がかかることがある
★修理にかかる期間が長い
★基本的にはデータを削除する必要がある

Appleでの修理・こんな方におすすめ

★AppleCare+に加入している
★Apple製品限定保証の対象である

③スマホ修理王で修理をする手順

③スマホ修理王で修理をする手順

最後にご紹介するのが、スマホ修理王で修理をする手順。
私たちスマホ修理王は民間の会社が運営する修理ショップですが、総務省の認定を受けた登録修理業者なので、安心してご利用いただけます。

【持ち込み修理】
関東エリアを中心に、全国で店舗を展開しているスマホ修理王
多くの店舗が最寄り駅から5分圏内にあり、気軽に来店しやすいアクセスの良さが魅力です。
来店予約をしていただくと部品の取り置きができるのでスムーズですが、お店に部品の在庫さえあれば飛び込みでの修理も可能です。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

【郵送修理】
まずはお問い合わせフォームでご相談・お見積りをしていただき、その後でiPhoneを郵送していただきます。
金額などを確認・ご納得いただいてからの修理となるので、わからないことなどがあれば遠慮なく質問・ご相談ください。
※詳細はこちら⇒スマホ修理王/修理の流れ

 
スマホ修理王_修理対応業界最多1,000機種以上

修理をする前の準備

準備することは特になし。
万が一のためにデータのバックアップを取ることはおすすめしていますが、スマホ修理王では基本的にデータを削除することはありません。

修理費用・期間

【修理費用】
バッテリーの交換費用は、スマホの機種によって異なります。
正規店とは違い、スマホ修理王なら「バッテリーの交換だけ」という部分修理も承っているので、別途費用が発生することは基本的にありません。
スマホの機種別の修理費用はこちらからご確認ください。

【期間】
スマホ修理王は、「即日修理」が基本。
故障の状態や混雑状況にもよりますが、早ければ数十分程度で終わることがほとんどです。
その日にスマホを持って帰ることができるので、不便な代替機を使ったり、面倒なデータの移動をしたりする必要はありません。

スマホ修理王で修理をするデメリット

★基本的に、キャリア・メーカーの保証やサポートの対象外となる

スマホ修理王での修理・こんな方におすすめ

★キャリア・メーカーのサポートに加入していない
★その日のうちに修理してほしい
★データを削除したくない
★なるべく安い価格で修理したい
★民間の中でも安心できるお店で修理したい

ひとつでも当てはまる方は、ぜひ一度スマホ修理王にご相談ください!



私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」
スマホ修理業界のパイオニアで、修理実績は数十万代以上です。

■最短10分~、即日で修理が可能
■データはそのまま・削除せず修理
■ほとんどの店舗が駅から5分圏内
■郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応
■部品代・作業代込みの、わかりやすい価格
■最大3ヵ月の無料保証付き・アフターフォローも万全
■高い修理スキルを持つスタッフが在籍・技術面でも安心

このように、お客様にとってお得で安心のサービスを徹底。
「スマホの調子が悪い」というときはもちろん――
「ちょっと相談だけしてみたい」
「見積もりを見てから決めたい」
なども、もちろん大歓迎!

無料相談・見積もりだけでも承っているので、お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。

※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください

スマホ修理王は満足度三冠達成!

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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