iPhoneのバッテリー交換を自分でしたい!修理方法や注意点は?

2022年6月20日

iPhoneのトラブルで多いのが、バッテリーに関するもの。
iPhone歴が長い方なら一度は、充電がすぐになくなるなどの不便な思いをしたことがあるのではないでしょうか。
バッテリーは劣化するものだからこそ、自分で交換できたらとっても便利ですよね。
さて、iPhoneのバッテリー交換は自分でできるものなのでしょうか?

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ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。事前にお電話やメールでもご相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

■関連記事:iPhoneのバッテリー交換について│データそのまま最短30分

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■iPhoneのバッテリー交換は自分でできる?
 ・自分でバッテリー交換をするメリット
 ・バッテリー交換の手順
■自分でバッテリー交換を行うリスクとは
 ・発火・爆発
 ・ネジ穴の破損
 ・ケーブルの断線や内部基板の損傷
 ・いっさいの補償がない
 ・法律違反になる可能性がある
■罪に問われる「セルフ修理」
 ・改造iPhoneと電波法
 ・電波法に違反するとどうなるか
 ・バッテリー交換は修理業者へ依頼
■Appleの正規店で修理
 ・修理の前のチェック事項
 ・バッテリー交換の費用
 ・正規店で修理をするメリット
 ・正規店で修理をするデメリット
■第三者修理店で修理
 ・お店を選ぶ際のポイント
 ・バッテリー交換の費用
 ・第三者修理店で修理をするデメリット
 ・第三者修理店で修理をするメリット
■iPhoneのバッテリー交換ならスマホ修理王へ

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iPhoneのバッテリー交換は自分でできる?

※この記事でご紹介する内容はすべて、2022年5月時点のものとなります

巷では、iPhoneのバッテリー交換を自分で行うためのキットが売られていたり、ブログで修理の手順が公開されていたりします。
そのことからも、自分でバッテリー交換をすることにメリットを感じている方は多いと言えるでしょう。

自分でバッテリー交換をするメリット

正規店やキャリアに依頼せず、自分自身でバッテリーを修理するメリットは、主に以下の2点です。

メリット①:修理にかかる費用を抑えられる

Appleやキャリアの保証サポートに加入していない場合にネックとなるのは、決して安くはない修理費用です。
さらに、バッテリー以外の部分も修理が必要ということになれば、「想定していたより費用がかかってしまった」ということも。
自分で修理をするとなれば、かかるのはバッテリーの費用のみ。
正規店やキャリアに修理を依頼するより、各段にコストを抑えることが可能です。

メリット②:修理期間がかからない

正規店に依頼をした場合、だいたい1週間以上の修理期間がかかってしまいます。
しかし自分自身でバッテリー交換をする場合は、うまくいけば当日中には作業が完了。
順番を待つことも、不便な代替機を使用する必要もなく、その日のうちにバッテリーのトラブルを解決できるのが大きなメリットです。

バッテリー交換の手順

バッテリー交換の簡単な手順は以下の通りです。

▼iPhoneの充電コネクタ付近にあるネジを外す
▼各種専用ツールを使用し、ハウジングからフロントパネルを外す
▼ドライバーで内部のプレートを外す
▼バッテリーコネクタを外す
▼バッテリーを接着しているテープを、切れないよう注意してはがす
▼バッテリーを外す
▼新しいバッテリーを装着し、元に戻す

いかがでしょうか。
これだけを見ると「簡単そう」と思うかもしれません。
しかし、自分でバッテリー交換を行うには大きなリスクがいくつもあります。

ここまではバッテリーのセルフ交換についてご紹介してきました。
でも実は、iPhoneのバッテリーを自分で交換するのは絶対にやめていただきたいのです。

次の記事からは、iPhoneのバッテリーを自分で交換するリスクについてご紹介していきます。

自分でバッテリー交換を行うリスクとは

自分でバッテリーを交換するリスクとは「修理の失敗」だけではありません。
実はもっと恐ろしく、取り返しのつかない事態になってしまう可能性があるのです。

発火・爆発

まず最も危険なのが、修理中にバッテリーが発火・爆発してしまうこと。
バッテリーが劣化するとiPhoneの内部にガスが充満している可能性があり、修理環境によっては発火の恐れがあるので大変危険です。

またバッテリーはとても強力に固定されているため、修理時にはかなりのスキルや知識が必要になります。
安易に衝撃を加えると、バッテリーそのものが爆発してしまう可能性も。

iPhoneバッテリーの発火・爆発事故は、実際に世界中で報告されています。
命に関わる大事故に繋がる恐れがあるので、バッテリーの修理はプロに任せるのが正解なのです。

ネジ穴の破損

分解する際に、ドライバーでネジ穴がつぶれてしまうことがあります。
もしも分解後にネジ穴の破損に気づいた場合、正しくバッテリーを交換することができなくなります。

ケーブルの断線や内部基板の損傷

ネジ穴の破損だけでなく、不慣れな作業を使い慣れていない工具で行うことで、ケーブルの断線や内部基板の損傷といった大きな失敗に繋がるケースも。
中でも内部基板が損傷してしまうと、その後プロに依頼し直したとしても修復が困難であることも。

いっさいの補償がない

安いからといって品質の悪いバッテリーを購入してしまうと、データが消えたりiPhoneが起動しなかったりすることがあります。
自分で修理をする場合はバッテリー自体の見極めも重要なのですが、見た目だけでバッテリーの品質を判断するのは不可能に近いかもしれません。

さらに、個人取引で入手したバッテリーには、アフターサポートがないことがほとんど。
つまり、交換した後で何かトラブルが起こっても、何の補償も得られないということです。

自分でバッテリー交換をしてさらなる故障を招いてしまった場合、「正規店で修理をするより高くついた」ということも。
そのようなケースは実際に多いため、バッテリー交換は最初からプロに依頼することをおすすめします。

法律違反になる可能性がある

最後に、重要な事実をご紹介します。

自分でiPhoneを自由に修理し、その修理したiPhoneで電波を発すると、「電波法」という法律に違反してしまう可能性があるのです。

このことについては、次の記事で詳しく解説していきます。

罪に問われる可能性がある「セルフ修理」

「iPhoneのバッテリーを自分で交換できたらいいな」
そんな軽い気持ちが、法律違反に繋がると知って驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

ここで関係してくるのは、前述した「電波法」という法律。
実はiPhoneのセルフ修理という行為そのものは、違法でも何でもありません。

問題は、修理をしたスマホで「電波を発してしまう」こと。
なぜ自己修理したスマホで電波を発すると、違法になってしまうのでしょうか?

改造iPhoneと電波法

「国内の電波が、公平に・能率的に利用されること」
これを目的に定められたのが、「電波法」という法律です。

この電波法により、スマホ・テレビ・Wi-Fiなど、電波を発することができる無線機器はすべて、「定められた技術基準に則り、電波法を適切に守っていますよ」ということを証明しなければいけません。その証明となるのが「技適マーク」と呼ばれるもの。私たちが使用しているiPhoneにも、必ずこの技適マークがついています。

しかしiPhoneを修理すると、技適マークの認証時と内部設計が変わってしまうことに。
そうなると技適マークは失効となり、そのiPhoneは「改造iPhone」となります。

改造そのものは違法ではありませんが、電波を発してもよいのは技適マークがついた機器だけ。
そのため、技適マークがなくなった改造iPhoneで電波を発してしまうと、電波法違反になってしまうということなのです。

電波法に違反するとどうなるか

海外製品に関しては特例もありますが、基本的には技適マークがないiPhoneで電波を発すると電波法違反に問われる可能性があると考えておくのがよいでしょう。

「法律違反だと知らなかった」
「悪用するつもりはなかった」
法の不知はこれを許さず。どんな言い訳をしても、法律違反には変わりありません。
罪として認められてしまうと、<1年以下の懲役/または100万円以下の罰金>という、重い刑を課せられることになります。

さらにやっかいなのは、違法に発した電波がテレビやラジオなどに影響を及ぼしてしまうこと。
公共性の高い無線局に影響を与えてしまった場合は、<5年以下の懲役/または250万円以下の罰金>という、さらに重い刑を課せられることになります。

バッテリー交換は修理業者へ依頼

正規店や国の登録を受けている第三者修理店には、「修理をしても技適マークが失効されない」という決まりがあります。
したがってiPhoneのバッテリー交換は、必ず適切な修理業者に依頼するようにしましょう。

Appleの正規店で修理

保証サービスに加入している方は、契約しているキャリアやAppleの正規店で修理を依頼するのがおすすめ。
ここからは、Appleの正規店で修理をする場合についての詳細をご紹介していきます。

修理の前のチェック事項

Appleの正規店でバッテリー交換を行う際のチェック事項は以下の通りです。

■持ち込む店舗へ電話予約
■iPhoneのバックアップ(必須)
■本人確認書類の用意
■Apple ID(メールアドレス)とパスワード
■バッテリー残量を30%以下にしておく
■iPhone購入時の領収書・レシートを用意(あれば)

持ち込み修理の際には、上記を参考に準備をしておくと安心です。
またAppleで修理をするとデータが消えてしまうので、バックアップは必ず取っておくようにしましょう。

バッテリー交換の費用

★Apple製品限定保証
★AppleCare+の保証対象

上記の対象であれば、修理費用は無料
対象外であれば、税込8,140円/税込5,940円の修理費用がかかります。

税込8,140円で修理できるシリーズ
iPhone X・iPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR・iPhone 11 Pro Max・iPhone 11 Pro・iPhone 11・iPhone 12 Pro Max・iPhone 12 Pro・iPhone 12・ iPhone 12 mini・iPhone 13 Pro Max・iPhone 13 Pro・iPhone 13・iPhone 13 mini
税込5,940円で修理できるシリーズ
iPhone SE (第3世代・第2世代)・iPhone SE・iPhone 6・iPhone 6 Plus・iPhone 6s・iPhone 6s Plus・iPhone 7・iPhone 7 Plus・iPhone 8・iPhone 8 Plus・他すべてのモデル

正規店で修理をするメリット

前述の通り、「Apple製品限定保証」「AppleCare+の保証対象」である場合は、無料でバッテリーの交換を行うことができます。

また技術面やサービス面においても、正規店なら安心。
「少々高額な費用がかかっても安心感を優先したい」という方には、正規店での修理がおすすめです。

正規店で修理をするデメリット

反対に、正規店で修理をすることによるデメリットも。
例えば・・・

費用のデメリット

バッテリー以外の場所が故障していると、別途高額な修理費用がかかる場合があります。

修理期間のデメリット

正規店では、その場ですぐに修理をするわけではありません。
そのため、修理されたiPhoneが戻ってくるのに5~7日以上かかることがあります。

データ削除のデメリット

Apple社では、個人情報の取り扱いに関してかなり厳しい基準を設けています。
個人情報の流出を防ぐため、修理をする端末のデータは削除されます。

できるだけ安く――
できるだけ早く――
そしてデータも消さずに修理してほしい――
そう考える方には、第三者修理店での修理をおすすめします。

第三者修理店で修理

街にある民間ショップでも、iPhoneのバッテリーを修理することができます。
即日で安価に修理をしているお店も多いため、人によっては正規店で修理をするより多くのメリットを感じられるかもしれません。

お店を選ぶ際のポイント

第三者修理店で修理をする際に重要なのが、きちんとお店を選ぶこと。
優良店がほとんどですが、中には悪質なサービスを提供しているお店が存在するのも事実です。

まず、必ず確認しておくべきことは、そのお店が「総務省登録修理業者」であるかどうか。
「総務省登録修理業者」とは、スマホの修理業者が必ず登録しなければならない国の制度なのですが、中には未登録のまま修理を行っているお店もあります。
もし未登録店でiPhoneを修理してしまうと、そのiPhoneからは技適マークが失効され、前述した「改造iPhone」になってしまうので注意しましょう。

「総務省登録修理業者」の他にも・・・

★修理実績が豊富であるか
★修理価格がわかりやすく表示されているか
★修理後のサポートが1週間以上あるか

などのポイントも、良いお店選びの参考にしてみてください。

バッテリー交換の費用

お店にもよりますが、バッテリー交換の費用はモデルによって異なることがほとんど。
例えばスマホ修理王なら、税込5,800円からiPhoneのバッテリー交換を行っています。

正規店と異なるのは、他の故障場所があっても「バッテリーのみ」の修理ができること。
もちろん例外はありますが、基本的にはバッテリーのみの修理で、修理前の段階で見積もりも取れるので、想定外の費用がかかる心配はありません。

第三者修理店で修理をするデメリット

第三者修理店で修理をすると、基本的にメーカーやキャリアの保証・サポートの対象外となってしまいます。
しかし優良店であれば、修理後のアフターサポートがきちんとあるので、それほど大きなリスクはないと言えるでしょう。

第三者修理店で修理をするメリット

①修理期間がかからない
②データはそのまま
③修理にかかる費用を把握しやすい

など、第三者修理店で修理をするとメリットがたくさんあります。

①修理期間がかからない

多くの民間ショップには、お店の中に修理を行う場所があります。
iPhoneを持ち込めばそのまま修理をしてもらえるので、状況によってはほんの数分で作業が終わることも。
修理に時間をかけたくない場合は、第三者修理店へ持ち込むのが最適です。

②データはそのまま

依頼者の目の前で修理を行うことが多い第三者修理店は、個人情報流出のリスクがかなり少ないと言えます。
そのためApple正規店のようにデータを削除する必要がなく、基本的にはそのままで修理を行うことが可能です。
ただし、念のためにバックアップは取っておくことをおすすめします。

③修理にかかる費用を把握しやすい

修理をする前に、相談や見積もりができるのもメリットのひとつ。
またバッテリーだけを交換できるので、別途高額な費用がかかる心配がありません。

このように、正規店・第三者修理店、それぞれにメリットやデメリットがあります。
上記の記事を参考に、ぜひ自分に合った修理方法を選んでみてください!

 
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ここまでお読みいただいて、ありがとうございます。
安全で安心のスマホライフに、少しでも貢献できれば幸いです。

私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」
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少しでもお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、予めご了承ください

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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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