iPhoneから写真が消えた!復元するための対処法は?
2022年10月31日
「ある日突然、iPhoneから写真が消えた」
最近よく耳にするそんなトラブル。
削除した覚えがないのにiPhoneの写真が消えたのだとしたら、その原因は一体何なのでしょうか。
この記事では、iPhoneから写真が消えたときにチェックしてみるべきポイント、そして消えた写真を復元するための方法についてご紹介します。
ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。お電話やメールにて修理のご相談・無料お見積りも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。詳しくはデータ復旧のご案内ページをご覧ください。
※この記事の情報は、2022年10月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります
■iPhoneから写真が消えた原因は?
■iPhoneから写真が消えたときの対処法
・「最近削除した項目」から復元する
・写真を再表示する
・iCloud写真をオンにする
・iCloudにログインする
・バックアップから復元する
・ストレージ容量を確保する
■iCloudのストレージを管理しよう
・iCloudの有料プランを利用する
・バックアップデータを厳選する
・アプリのキャッシュを削除する
・iCloudのバックアップを削除する
■iPhoneの写真を安全に保存しておくには
・iCloudを利用する
・別のクラウドサービスを利用する
・PCに保存する
・外部ストレージを利用する
■iPhoneのことで困ったら、スマホ修理王へ
※目次のタイトルをクリックすると、読みたい記事まで飛ぶことができます。
iPhoneから写真が消えた原因は?
まずは、iPhoneから写真が消えた原因について解説。
考えられる主な原因は、以下の通りです。
②「非表示」にしている
③iCloud写真をオフにした
④iOSをアップデートした
⑤iCloudをログアウトした
⑥エラーで消えてしまった
⑦ストレージ容量が不足していた
このように、考えられる原因は意外と多いもの。
次の記事からは、原因に応じた対処法をご紹介していきます。
iPhoneから写真が消えたときの対処法
iPhoneから消えた写真を復元する方法はさまざま。
まずは原因を探ってから、それぞれの対処法を実行してみましょう。
「最近削除した項目」から復元する
「そんなバカな」と思うかもしれませんが、意外と多いのが自分で写真を削除してしまっているパターン。
しかし、絶望するのはまだ早いかもしれません。
iPhoneには、削除した写真を30日間保存しておくシステムが搭載されています。
削除してから日が浅い場合は、ボタンひとつで復元することができるので、以下の手順で確認・実行してみましょう。
▼アルバム
▼最近削除した項目
▼復元したい写真をタップ
▼復元
写真を再表示する
写真を「非表示」に設定していないでしょうか。
非表示に設定した写真は文字通り表示されなくなりますが、アプリから削除されたわけではないのでご安心ください。
非表示になっている写真の確認と、表示の切り替え手順は以下の通りです。
▼アルバム
▼非表示
▼表示させたい写真をタップ
▼右上の「…」ボタンをタップ
▼非表示を解除
iCloud写真をオンにする
iCloud写真の設定をオフにしてしまうと、iCloudと同期されている写真がiPhoneから消えてしまいます。
iCloud写真の設定をオンにすると、iCloudと同期されている写真を復元することができるので、以下の手順で実行してみましょう。
▼写真
▼iCloud写真⇒オン
iCloudにログインする
⑤iCloudをログアウトした
iOSをアップデートしたタイミングで、iCloudのアカウントからログアウトされてしまうことがあるようです。
ログアウトしてしまうことによってiCloud写真がiPhoneから消えてしまいますが、再度ログインし直せば元に戻るのでご安心ください。
また、複数のデバイスで同じ写真を反映させるには、同じApple IDでサインインする必要があります。
「iCloudにログインしているのに写真がない」という場合、Apple IDが同じかどうかも確認してみましょう。
しかし中には上記のような原因とは関係なく、iOSのアップデート中に生じたエラーによって、意図せず写真が消えてしまうといったケースも。
その場合は、バックアップデータから写真を復元するという方法があります。
消えてしまった写真をバックアップから復元する方法については、次の項目をご確認ください。
バックアップから復元する
日頃から定期的なバックアップを取っている場合は、バックアップデータからの復元によって写真を取り戻すことができるかもしれません。
なおiPhoneを復元するには、あらかじめiPhoneを初期化しておく必要があります。
iPhoneを初期化して復元する手順は、以下の通りです。
▼一般
▼転送またはiPhoneをリセット
▼すべてのコンテンツと設定を消去
上記の手順でiPhoneをリセットした後、データをバックアップから復元します。
復元する方法は以下の2通り。
【1】iCloudのバックアップから復元
【2】PCのバックアップから復元
手順は以下の通りです。
▼手動で設定
▼各種項目を設定する
▼設定後、パスコードを入力
▼iCloudバックアップから復元
▼Apple IDを設定
▼復元するバックアップデータを選択
▼各種項目を設定して復元
▼手動で設定
▼各種項目を設定する
▼設定後、パスコードを入力
▼MacまたはPCから復元
▼iPhoneをPCに接続する
▼iPhoneにパスコードを入力
▼(Macの場合)Finderを開き、「場所」に表示されている「iPhone」をクリック
▼(Windowsの場合)iTunesを開き、上部に表示されている「iPhoneマーク」をクリック
▼このバックアップから復元⇒iPhoneを選択
▼続ける
▼復元しました⇒続ける
ストレージ容量を確保する
iCloudのストレージは、5GBまでしか無料で利用することができません。
そのため、5GBを超えた写真のデータはうまく同期することができず、一部の写真が消えてしまうようです。
消えた写真を復元する方法は、iCloudのストレージ容量を確保すること。
次の項目からは、iCloudのストレージを管理する方法についてご紹介していきます。
iCloudのストレージを管理しよう
iCloudでデータを確実にバックアップするには、iCloudのストレージを上手に管理しておく必要があります。
iCloudのストレージを管理する方法については、以下をご参照ください。
iCloudの有料プランを利用する
無料で利用できるのは5GBまでですが、iCloudの容量は追加で購入することができます。
■50GB/月額税込130円
■200GB/月額税込400円
■2TB/月額税込1,300円
このようにiCloudのストレージ容量は、月額料金を支払えば手っ取り早く確保することが可能。
購入したストレージは家族間で共有することもできるので、家庭内で検討してみるのも良いかもしれません。
バックアップデータを厳選する
バックアップするデータは、自分で選択することができます。
「なくなってもそれほど不便ではない」
「バックアップを取るほどのデータではない」
そのようなデータであれば、バックアップから外しても良いかもしれません。
▼自分のアイコン
▼iCloud
▼バックアップするアプリのみ「オン」にする
アプリのキャッシュを削除する
★アプリのキャッシュとは
大容量のファイルデータを一時的に保存しておき、次回起動する際の表示スピードを早める機能のこと。
アプリの表示速度が早くなるので便利ではありますが、キャッシュを消去してしまっても別段問題はありません。
iCloudストレージを確保するために、以下の手順で削除してみましょう。
▼歯車のアイコン
▼トーク
▼データの削除
▼キャッシュデータ⇒チェック
▼選択したデータを削除
▼アカウントアイコンをタップ
▼設定とプライバシー
▼アクセシビリティ・表示・言語
▼データ利用の設定
▼メディアストレージ⇒メディアストレージを削除
▼Webサイトストレージ⇒Webサイトストレージを削除
▼Safari
▼履歴とWebサイトデータを消去
iCloudのバックアップを削除する
iCloudに保存した過去のバックアップを削除するのも効果的。
iCloudのバックアップを削除しても、現在のiPhoneデータが消えることはないのでご安心ください。
▼自分のアイコン
▼iCloud
▼ストレージを管理
▼バックアップ
▼削除したいiPhoneを選択
▼削除したいアプリ・データをタップ
▼オフにして削除
▼編集
▼環境設定
▼デバイス
▼デバイスのバックアップ⇒削除するバックアップ
▼バックアップを削除
▼削除
ただし、iCloudのバックアップを削除するにはいくつか注意点も。
詳細については関連記事で詳しく解説しているので、実行する際はぜひご参照ください。
関連記事:「iCloudのバックアップを削除したい」手順・注意点を徹底解説
iPhoneの写真を安全に保存しておくには
近年ではカメラを持たず、すべての写真をiPhoneで撮影している方も多いかと思います。
撮った写真を現像せずに、すべてデータで保管しているのであれば、その保存方法にも注意したいものです。
例えば写真はiPhoneの中だけでなく、複数の場所に保存しておくのがおすすめ。
大切な思い出の写真が消えてしまわないよう、ぜひ以下の方法も取り入れてみてください!
iCloudを利用する
iCloudを利用して写真を保存している方は多いと思います。
ただし前述した通り、iCloudを無料で利用できるのは5GBまで。
5GBといえば、決して多い容量ではありません。
追加でストレージを購入したり、データを整理したりしながら、上手に活用するようにしましょう。
別のクラウドサービスを利用する
iCloud以外のクラウドサービスを利用するのもおすすめ。
GoogleフォトやAmazon Photosなど、写真の保存に最適なサービスがたくさんあるので、公式サイトなどでチェックしてみてください。
PCに保存する
iPhoneで撮った写真は、PCに保存しておくと安心。
iPhoneからWindowsPCに写真をインポートする手順は、以下の通りです。
▼iPhoneのロックを解除する
▼PCのスタートボタン⇒フォト
▼インポート
▼USBデバイスから
▼指示に沿って写真を転送
外部ストレージを利用する
外部ストレージとは、iPhoneに接続できる外付けのストレージのこと。
外部の記憶媒体に保存しておくことで、iPhone本体のストレージ容量を確保することもできるのでおすすめです。
外部ストレージにはいくつか種類があるので、用途やライフスタイルに合わせて選んでみるとよいでしょう。
Lightning端子をiPhoneに直接繋ぐことができるシンプルさも大きな魅力です。
通信料やセキュリティ対策には注意が必要ですが、Wi-Fi環境下で使用でき、ケーブルがいらないのは大きな魅力です。
SDカードの数だけ容量が増えますし、複数のカードにそれぞれ別のデータを仕分けするといった便利な使い方も可能です。
ただしSDカードによっては、対応しているカードリーダーや容量が異なるのでご注意ください。
価格は少し高めですが、大容量で持ち運びやすさも抜群です。
iPhoneのことで困ったら、スマホ修理王へ
「対処法を試してみたけれど、うまくいかない」
「何だかiPhoneの調子が悪い」
そんなときは、もしかするとiPhone本体に何らかのトラブルや故障があるのかもしれません。
仕事に趣味に、毎日の生活に欠かせないiPhoneのお困りごとは、1日も早くすっきり解決してしまうのがおすすめ。
少しでも「おかしいな?」と感じたときは、ぜひスマホ修理王へご相談ください。
私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」。
スマホ修理業界のパイオニアで、修理実績は数十万台以上です。
■データはそのまま・削除せず修理
■ほとんどの店舗が駅から5分圏内
■郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応
■部品代・作業代込みの、わかりやすい価格
■最大3ヵ月の無料保証付き・アフターフォローも万全
■高い修理スキルを持つスタッフが在籍・技術面でも安心
このように、お客様にとってお得で安心のサービスを徹底。
「iPhoneの調子が悪い」というときはもちろん――
「ちょっと相談だけしてみたい」
「見積もりを見てから決めたい」
なども、もちろん大歓迎!
無料相談・見積もりだけでも承っているので、お困りの際はどうぞお気軽にご相談ください。
※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、予めご了承ください
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。