Androidでバージョンアップできない機種はある?原因と対処法は?
2022年11月1日
「そういえば最近AndroidのOSのバージョンアップをしていない」
「通知が届かないけどなんでだろう」
そんな状態でAndroidスマホを使用している方はいませんか?
使用期間の長いAndroidスマホだと、バージョンアップの通知が来なくなったり、バージョンアップ自体ができなくなったり。
不具合が発生するケースは少なくありません。
本記事では、Androidスマホのバージョンアップができない機種や、バージョンアップできない原因などを解説していきます。
日頃使用しているスマホがAndroidの方で、バージョンアップでお困りの場合は、ぜひご一読ください。
・最新のバージョンにアップデート済
・空き容量が不足している
・バッテリーの膨張
・ネット回線が不安定
・最新バージョンに対応していない
■Androidスマホがバージョンアップできないときの対処法
・アプリやキャッシュを削除する
・接続するネット回線を変える
・スマホを再起動する
■Androidスマホのバージョンアップの手順
■AndroidOSのバージョンアップ非対応機種の可能性も
■大手キャリアでバージョンアップ非対応のAndroidスマホの一例
・docomo
・au
・SoftBank
■バージョンアップに非対応のAndroidスマホを使い続けるとどうなる?
・機能・操作性・品質にトラブルが起きる
・セキュリティが脆弱に
■スマホの不具合・故障はスマホ修理王にご相談ください!
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Androidスマホがバージョンアップできない原因
Androidスマホがバージョンアップできない主な原因は、以下の5つ。
- 最新のバージョンにアップデート済
- 空き容量が不足している
- バッテリーの劣化
- ネット回線が不安定
- 最新バージョンに対応していない
次項で詳細を説明します。
最新のバージョンにアップデート済
そもそも、すでに最新のバージョンにアップデートされているから、「アップデートの通知が来ない、できない」等のケースを、まずは疑いましょう。
自動アップデートなどの設定にしている場合は、自分でも気づかないうちに最新のバージョンにアップデートされている可能性も否めません。
空き容量が不足している
端末本体の空き容量が不足していると、最新のバージョンにアップデートできないことがあります。
必要のない写真や動画、アプリ等を削除・整理するなどして、容量不足を解消しましょう。
Android OSのバージョンアップに限らず、空き容量不足は、スマホユーザーにとって様々な不具合を発生させる要因になります。
<容量の空き状況の確認方法一例>
※Androidスマホは端末により方法が異なります
▼端末の<設定>アプリをタップします
★<ストレージ>から、容量の空き状況をチェックできます
バッテリーの劣化
バッテリーの劣化によって、動作に異常をきたすことがあります。
バッテリーが劣化することで、充電残量の減りが早くなるだけでなく、動作が重くなったり、急にシャットダウンするようになったりと、様々な動作不良が起こりえます。
2~3年以上使用しているスマホでアップデートができなくなった場合には、バッテリーの寿命が原因の一つとして考えられます。
ネット回線が不安定
Androidスマホのバージョンアップを実行する際、インターネットに接続する必要があります。そのため、ネット環境が安定していないとアップデートを実行できないことも。
「モバイル回線を使用するとアップデートが行える」という場合は、ご自宅のWi-Fiに原因があるのかもしれません。
ネット回線に不安がある場合は、自身がスマホを使用している環境を今一度確認してみましょう。
最新バージョンに対応していない
そもそもバージョンアップ非対応の機種という可能性も考えられます。
最新のバージョンアップに対応していない機種の場合、アップデートはできません。
Androidスマホがバージョンアップできないときの対処法
アプリやキャッシュを削除する
端末本体にかかる負荷が大きいと、バージョンアップができないことがあります。
スマホに大きな負荷がかかっているようであれば、それを改善しましょう。
自分で手軽にできる改善策は<アプリ・キャッシュ>の削除です。
アプリ等、しっかり閉じたつもりでもバックグラウンドでオンになったままのケースもあります。
一度確認してみて、開いたままのアプリがある場合は閉じる、キャッシュが溜まっている場合は削除する、などの対処法を実行してみてください。
接続するネット回線を変える
インターネット環境に問題がある場合は、電波をしっかりキャッチできる場所に移動する等の対処を。
使用しているWi-Fiに問題がある場合は、Wi-Fiを契約している会社に問い合わせてみましょう。
その後、必要な手続きを踏んで、インターネットに接続する環境を整えてください。
スマホを再起動する
不具合を解消させるために、一度は試してほしいのが「再起動」。
スマホを使用していると、ちょっとしたトラブルは何かと多いものです。
フリーズしてしまったり、妙に動きがもたついたり。
Androidスマホでバージョンアップできない際も、この再起動はやってみる価値があります。
端末本体に不具合が発生しており、バージョンアップができないのであれば、再起動後、改善することがあります。
Androidスマホのバージョンアップの手順
Androidスマホは、メーカーによりバージョンアップの手順が異なります。
ここで紹介するのは、バージョンアップ手順の一例です。
<Androidスマホのバージョンアップの手順>
▼<設定>アプリを選択
▼<システム>⇨<システムアップデート>と進む
★画面上に<システムアップデートが利用可能>と表示されていると、アップデートを実行できますので、右下の<ダウンロードとインストール>を選択します
AndroidOSのバージョンアップ非対応機種の可能性も
キャリアによって、AndroidスマホのOSのバージョンアップに対応していない機種もあります。
メーカーやアプリのサポートサービスの打ち切りは少なくありません。
ご自身の使用しているスマホが、最新のバージョンにアップデート可能な機種かどうか、一度調べてみましょう。各キャリアのサイトに、OSアップデートに関するお知らせがある場合は、アップデート対応モデル等について記載されていることがあります。
使用しているスマホが古いと、OSのバージョンアップ非対応機種になっている場合が考えられます。概ね、販売開始から5年ほど経過しているモデルを使っている場合には、バージョンアップに対応しているかどうか、確認することをおすすめします。
大手キャリアでバージョンアップ非対応のAndroidスマホの一例
キャリア別に、2022年にバージョンアップのサポートが終了した機種を中心に一例をご紹介します。
基本的に、修理受付の終了とともに、ソフトウェアバージョンアップのサポートも終了します。
docomo
以下は、ドコモ版のAndroid端末で、バージョンアップのサポートが終了した主な機種の一例です。
- Xperia XZ1 Compact SO-02K
- Xperia XZ Premium SO-04J
- Xperia XZ1 SO-01K
- Galaxy Feel SC-04J
- Galaxy S8+ SC-03J
- Galaxy S8 SC-02J
- Galaxy Note8 SC-01K
- AQUOS R SH-01J
参考:サポート対応状況 | 製品別サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
au
au版、UQモバイル版のAndroid端末で、バージョンアップできない主な機種の一例です。
- HUAWEI P10 lite(UQモバイル)/li>
- KYOCERA GRATINA 4G KYF31
- LG isai V30+ LGV35
- Galaxy Note8 SCV37
- Galaxy S8 SCV36
- AQUOS R SHV39
- Xperia XZ1 SOV36
参考:修理受付対応状況 | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | au
SoftBank
SoftBank版のAndroid端末で、バージョンアップできない主な機種の一例です。
- AQUOS R
- Android One S3
- HUAWEI Mate 20 Pro
- Xperia XZ2
参考:修理受付終了機種および終了予定機種 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
バージョンアップに非対応のAndroidスマホを使い続けるとどうなる?
Androidスマホを使用中の方で、OSのバージョンアップをしないまま使用を続けている方、バージョンアップ非対応であることを知りながら使い続けている方は、意外と少なくないかもしれません。
通知が来たタイミングがわるかったり、面倒だからと後回しにしたり。
しかし、バージョンアップ非対応の機種を使い続けることにより、失うものがあるんですよ。
次項でバージョンアップに対応していない機種の使用を続けると、どういった問題が起きるかをご説明します。
機能・操作性・品質にトラブルが起きる
スマホの性能は日進月歩。
ユーザーが快適に使用できるように、どんどん新しいシステムが開発され、提供されています。
そんな中、バージョンアップに対応していないスマホを使い続けると、機能性・操作性・品質そのものに不具合が起きてしまうことが考えられます。
常日頃、私たちの生活を支えてくれるスマホが使いにくくなってしまっては、精神衛生上よくありません。
セキュリティが脆弱に
機能性・操作性・品質にトラブルが起きることはもちろん、見過ごせないのがセキュリティの問題です。
個人情報がぎっしり詰まっているスマホ。
OSのバージョンアップをすることで、個人データを守るためのセキュリティも強固なものとなっており、安心して使える状態が保てています。
しかし、バージョンアップ非対応の機種を使い続けていると、セキュリティに関するシステムも旧式のまま。
その当時は最新のものでも、日々性能がアップしているスマホ業界では、すぐに古くなってしまいます。
そのまま使い続けることは、個人情報を常に危険にさらしているも同然です。
バージョンアップに対応していない機種の場合は、早急に機種変更をするのが賢明といえます。
関連記事:Android OSのサポートが終了するとどうなる?リスクも解説
スマホの不具合・故障はスマホ修理王にご相談ください!
本記事ではAndroidスマホでバージョンアップできない場合の原因・対処法や、バージョンアップ非対応機種の使用を続けることで生じるリスクについて解説してきました。
ご自身の使っているAndroidスマホのバージョンはいかがでしょうか?
最新のものにアップデートできない状態が続いており、「対処法を試せない、試しても解決しない」そういった状況であれば、買い替えを検討する、もしくはキャリアショップや第三者修理店に相談してみてください。
先述したように、バージョンアップしていないスマホの使用を続けるのは危険がいっぱい。
操作がもたつきイライラしてしまったり、セキュリティが脆弱になり大切な個人データが漏洩してしまったりする前に、自身にあった対策を取りましょう!
「一度スマホを専門店にみてもらいたいけど、修理期間がかかったり、費用が高くなったりしたら心配」そんな方には、第三者修理店がオススメです。
国の厳しい基準をクリアした業者のみが登録される「総務省登録修理業者」として、数十万台以上の修理実績を持つスマホ修理のエキスパート『スマホ修理王』なら、安心&手軽にスマホを預けられますよ!
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「相談だけしたい、見積もりだけしたい」という方も大歓迎です。
iPhoneでApple IDがサインアウトできない場合はもちろん、スマホ関連でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。