iPhoneの「画面録画」について/設定方法・できないときは?

2022年8月30日

iPhoneには、表示している画面を録画できる「画面録画機能」があります。
画面録画は、iPhoneの操作説明やゲーム実況など、さまざまな場面で活用できる便利な機能。
この記事では、iPhoneの画面録画の設定方法から、iPhoneの画面録画ができないときの対処法まで、徹底的に解説していきます。

※この記事の情報は、2022年8月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■iPhoneの画面録画/設定手順
 ・iOSを11以上にバージョンアップ
 ・コントロールセンターに設定
■画面を録画してみましょう
 ・画面を録画・終了する手順
 ・おやすみモード・アラームの設定を確認
 ・iPhone内部音声の設定
 ・外部音声の設定
 ・画面録画したデータを編集
■画面録画・音ズレの対処法
 ・①低電力モードを解除
 ・②自動更新などをオフにする
 ・③アプリを起動してから録画する
■画面録画ができないときは
 ・iOSが対応していない
 ・ストレージ容量が不足している
 ・iPhoneに機能制限がかかっている
 ・アプリ・サービスで録画が禁止されている
 ・画面ミラーリング中である
■iPhoneのトラブルは、スマホ修理王へご相談ください

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iPhoneの画面録画/設定手順

iPhoneの画面録画/設定手順

iPhoneの画面録画を行うには、事前の設定が必要となります。
設定後は、コントロールセンターからオン・オフの切り替えをすることができるので、以下の手順で設定をしてみましょう。

iOSを11以上にバージョンアップ

画面録画は、iOS 11から搭載された機能です。
「iOSのバージョンが古い」「機種がiOS 11に対応していない」という場合は、画面録画を行うことができないのでご注意ください。

iOSをバージョンアップしていない方は、以下の手順で最新のバージョンへアップデートしましょう。

iOSを最新のバージョンへアップデートする手順
▼設定
▼一般
▼ソフトウェア・アップデート
▼ダウンロードしてインストール
▼表示された指示通りに、iOSをアップデート

コントロールセンターに設定

iOSがアップデートできたら、次にコントロールセンターに画面録画機能を設定します。

画面録画の設定手順
▼設定
▼コントロールセンター
▼「画面収録」⇒「+」をタップ

上記の手順で、「含まれているコントロール」に「画面収録」が表示されれば、設定は完了。
iPhoneのコントロールセンターから、手軽に画面録画を実行できるようになります。

なお、コントロールセンターの開き方は以下の通りです。
iPhone X 以降⇒ホーム画面の右上から下へスワイプ
iPhone 8 以前⇒画面の下から上へスワイプ

画面を録画してみましょう

上記の手順で設定ができたら、さっそく画面録画をスタートしてみましょう。

画面を録画・終了する手順

◆画面の録画方法
iPhoneのコントロールセンターを開き、「画面収録」のアイコンをタップ。
カウントダウンの後に録画が始まるので、その間に録画したい画面に戻って収録をスタートしましょう。

◆録画を終了する方法
録画を終了するときは、画面上部左の赤くなっているラインをタップ。
「画面収録を停止しますか?」という表示が出るので、「停止」を選択します。
録画されたデータは、iPhoneの写真フォルダに保存されるので、確認してみましょう。

おやすみモード・アラームの設定を確認

画面録画中に注意したいのが、アプリの通知や時計のアラーム音。
画面録画中は通知やアラームも一緒に録画されてしまうため、せっかくの録画が台無しにならないようあらかじめ設定しておくのがよいでしょう。

おすすめなのが、iPhoneを「おやすみモード」に設定しておくこと。
おやすみモードをオンにしている間は通知が来なくなるので、画面録画をする前に設定してみましょう。

おやすみモードをオンにする手順
▼設定
▼集中モード
▼おやすみモード⇒オン

なお、おやすみモードをオンにしても、時計のアラームは鳴るのでご注意ください。

iPhone内部音声の設定

iPhone本体の音量ボタン(+)(-)は、画面録画に反映されません。
画面録画の音をミュートにしたい場合は、iPhoneをマナーモードにすればOK。
音量を最小にしていたとしても、ミュートにしていなければ、BGMや効果音も一緒に録画されてしまうのでご注意ください。

(例)
「ゲーム中の音をすべて消したい」⇒マナーモードにする
「ゲームのBGMだけを流したい」⇒ゲームアプリ内のサウンド設定で、BGM以外の操作音をオフにする

外部音声の設定

録画中の画面に、自分の声や周囲の音を入れることもできます。
外部音を入れる設定は以下の通りです。

外部の音も一緒に画面録画する手順
▼コントロールセンター
▼「画面収録」アイコンを長押し
▼「マイク」のアイコン⇒オン

画面録画したデータを編集

画面録画のデータは、iPhoneの写真アプリに保存されています。
保存した画面録画データは、長さをカットしたり画面トリミングしたりといった編集をすることができるので、以下の手順で実行してみましょう。

写真アプリ内で画面録画データを編集する手順
▼「写真」アプリを開く
▼画面録画データを選択
▼画面右上の「編集」をタップ

上記の画面を開くと、下部にスクロールバーがあります。
ここで切り出したい動画の範囲を選択し、チェックボタンをタップすればOKです。

スクロールバーの下にあるアイコンからは、動画のトリミングや、明るさ・色調の調整も可能。
いろいろ試しながら、素敵な動画を作成してみてください。

画面録画・音ズレの対処法

画面録画・音ズレの対処法

画面は録画できても、何だか音と映像が合っていない・・・
そんな「音ズレ」の原因は主に、iPhoneにかかる負荷が大きいこと。
録画しながらゲームをするなど、iPhoneに大きな負荷がかかると、映像と音声の同期がうまくいかないことがあります。

音ズレの対処法として有効なのは、iPhoneにかかる負荷を少しでも軽減すること。
以下でご紹介する3つのポイントを実行してみましょう。

①低電力モードを解除

低電力モードは、iPhoneの機能を大きく制限できるというモード。
機能を制限している上に負荷のかかる作業を行うことで、音ズレが発生している可能性があります。

音ズレがある場合は低電力モードをオフにし、画面録画を実行してみましょう。

低電力モードをオフにする手順
▼設定
▼バッテリー
▼低電力モード⇒オフ

②自動更新などをオフにする

アプリを自動でアップデートしてくれる自動更新機能も、iPhoneに負荷をかけてしまう原因のひとつ。
自動更新機能をオンにしている場合は、オフにしてから音ズレが発生するかどうかを確認してみましょう。

自動更新をオフにする手順
▼設定
▼App Store
▼自動ダウンロードの「App」「Appのアップデート」⇒両方オフ

③アプリを起動してから録画する

音ズレが発生しやすいのは、アプリを起動させたときと、停止させたとき。
アプリをあらかじめ起動しておいてから画面録画をスタートさせることで、音ズレの発生を防ぐことができる可能性があります。

▼録画したいアプリを起動する
▼コントロールセンターボタンを開く
▼「画面収録」アイコンをタップ
▼録画したアプリに戻る

上記の手順で画面録画し、音ズレがないかどうかを確認してみましょう。
また、使用していないバックグラウンドアプリは、終了させておくのも効果的です。

画面録画ができないときは

画面録画ができないときは

「上記の通りに試しても画面録画ができない」
「そもそも設定すらできない」
そんなときは故障を疑う前に、iPhoneの本体や設定を確認してみましょう。

ここからは、iPhoneの画面録画ができない原因と、その対処法をいくつかご紹介します。

iOSが対応していない

繰り返しになりますが、iPhoneの画面録画は、iOS 11以上でないと利用することができません。

■iPhoneの機種が古くて、iOSに対応していない
■古いバージョンのまま利用している

など、ソフトウェアに原因がないかどうかを確認してみましょう。

iOSをアップデートする手順
▼設定
▼一般
▼ソフトウェア・アップデート
▼ダウンロードしてインストール
▼指示に沿ってiOSをアップデート

ストレージ容量が不足している

iPhoneのストレージ容量が足りないのも、画面録画ができない原因のひとつ。
ストレージ容量の空きがないと録画データを保存できないため、録画そのものができないことがあります。
まずは以下の手順で、ストレージ容量をチェックしてみましょう。

ストレージ容量をチェックする手順
▼設定
▼一般
▼iPhoneストレージ
▼使用済み:ここを確認⇒〇〇GB/〇〇GB

上記でデータ容量を確認したら、不要なデータを整理・削除していきましょう。

写真や動画などは、iCloudを利用すると5GBまでは無料で保存することが可能です。
他にも、不要なデータを整理する設定や外部ストレージの利用など、ストレージ容量を確保する方法はたくさんあります。
ストレージ容量を確保する方法については別記事でもご紹介しているので、そちらもぜひご参照ください。

◆関連記事iPhoneの使用容量を減らす方法。ストレージ不足を解消するには

iPhoneに機能制限がかかっている

iPhoneには、アプリの動作や一部機能を制限できる設定があります。
画面録画機能が制限されている可能性もあるのでチェックし、オンになっていればオフにしてみましょう。

画面収録の機能制限を解除する手順
▼設定
▼スクリーンタイム
▼コンテンツとプライバシーの制限
▼画面収録⇒許可

アプリ・サービスで録画が禁止されている

アプリや動画配信サービスによっては、録画を禁止されているものもあります。
利用規約や著作権によって録画できない場合は、ユーザー側でできることはありません。
録画を禁止されているサービスなどを無断でWEB上にアップロードしたり、二次利用したりすると罪に問われることもあるので、じゅうぶん注意しましょう。

画面ミラーリング中である

iPhoneをミラーリングしている最中は、画面録画を行うことができません。
iPhoneのコントロールセンターを開き、ミラーリングがオンになっていないかどうかを確認しましょう。

iPhoneのトラブルは、スマホ修理王へご相談ください

iPhoneのトラブルは、スマホ修理王へご相談ください

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「iPhoneを落とした」
「水没させてしまった」
「バッテリーの調子が悪い」
など、iPhoneの故障によって、画面録画ができないという可能性もあります。

iPhoneは、毎日の生活に欠かせない重要なツール。
少しでも不具合がある場合は、ダメージが進んで取り返しのつかないことになる前に、修理ショップに相談するようにしましょう。

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