iPhoneの画面修理を自分でするのは違法?リスクはある?

2022年5月31日

「やり方さえ分かれば、iPhoneの画面修理って自分でもできるのでは?」

iPhoneの画面割れをできるだけ安く修理したいとき、このように思う方は少なからずいると思います。
確かに、修理先を探す手間もお金もかからないメリットを魅力に感じる方もいるかもしれません。

しかし、iPhoneの画面修理を自分ですることは、技術面だけでなく法律面からみても、リスクを伴う恐れがあるんです。

この記事では、自分でiPhoneの画面修理を行うことで発生する様々なリスクについて解説します。自己判断でiPhoneの画面修理をして、故障の状態をもっとひどくしてしまう、知らないうちに法律に抵触してしまう、そのようなことがないように、この記事をお役立てください。

スマホ修理王では、データそのまま最短30分でiPhoneの画面修理が可能です。
ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。事前にお電話やメールでもご相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

■関連記事:iPhoneの画面割れは修理できる?依頼先ごとのデメリットや料金について

〜・〜目次〜・〜
■iPhoneの画面修理って自分でできるの?
■画面修理を自分でするリスク【技術面】
・内部をいじっていて別の場所を故障させてしまう
・不良品のパーツで修理をしてしまう
■iPhoneの画面修理を自分でするリスク【法律面】
・法律に抵触する恐れがある
■iPhoneの画面を割れたままにするリスク
・画面が見にくい
・画面割れが進行する
・様々な不具合が起きる
・タッチができなくなる
・指先等を怪我することがある
■画面修理を依頼したい、そんな時は
・Apple Storeに修理を依頼する
・キャリアで修理を依頼する
・第三者修理店に依頼する
■iPhoneの画面修理はスマホ修理王へ

iPhoneの画面修理って自分でできるの?


「機械いじりが好き」「DIYが好き」など、自分で色々なものを直したり、作ったりするのが好きな方は、iPhoneも「自分で修理できるのでは?」と思う方がいると思います。
しかし、iPhoneの画面修理を自分で行うことは技術面や法律面から見て、非常にリスクのあることなんです。

電子機器の修理が好きな人が、趣味でiPhoneの修理方法を紹介しているブログや動画等は、ネットで容易に発見できると思いますが、自分で修理することによって、iPhoneが更に故障したり、法律に違反する恐れがあったり、あらゆる危険をはらんでいるので、iPhoneの画面修理を自分で行うのは控えましょう。

画面修理を自分でするリスク【技術面】

内部をいじって故障させてしまう

「特殊な機器の修理を自分でやったことあるし、ネットで見つけたiPhoneの直し方通りに進めれば、自分でもできるはず」と思う方もいると思います。
しかし、iPhoneのような精密機器を修理するには、専用の道具はもちろん知識やスキルが必要です。
修理スキルに自信があっても、iPhoneの修理を自分自身で行うことはオススメできません。

ネットで検索して見つけた修理方法を実践した人たちの中には、壊れていなかった部分までいじってしまい、自分では直せなくなってしまった人、手順通り進めたのに直し終わってみたら、iPhoneの電源がつかなくなってしまった人などのトラブルが少なくないんです。

「自分にもできそう」と感じる方もいると思いますが、こういったアクシデントを避けるためにも、自己修理はしないほうが賢明です。

修理に使用する部品が不良品である可能性

iPhoneの修理を依頼する際、Apple Storeなどの正規店に出すメリットとしてあげられるのが、「純正品の部品」を使用している点です。

自分でiPhoneの画面修理を行う場合、純正品を手に入れることはできません。インターネットでiPhoneの修理に必要なパーツを購入することはできても、その品質などは保証されていないことがほとんど。こういったパーツを使用することで、修理が完了したあと、iPhoneの動きがおかしくなったり、電源がつかなくなったりするケースが発生することがあります。
修理スキルがない上に、部品までもが不良品であったら、あなたの大事なiPhoneは使い物にならなくなる可能性が非常に高いんです。

​​iPhoneの画面修理を自分でするリスク【法律面】

法律に抵触する恐れがある

技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)をあなたはご存知ですか?

★技適マークとは
世の中で使用されている無線機のほとんどに、特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)がついています。iPhoneを含むスマートフォンも同様です。このマークは、電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることの証。しかし、端末の分解をすることにより、この技適マークは外れてしまいます(技術基準に適合していない状態)。マークが外れたiPhoneを使用し違法な電波が発せられたことが判明した場合、電波法違反になってしまう恐れがあります。
端末の分解・修理後も技術基準を満たしていると認められるのは、スマホメーカーやメーカーに委託された修理業者が行った場合のみです。

先程の項目であげた技術面だけではなく、法律面から見ても、iPhoneの画面修理を自分で行うことは、オススメできません。自分でも気付かぬうちに、法律に抵触している恐れがあるのでとても危険です。

iPhoneの画面を割れたままにするリスク

画面が見にくい

細かい文章を読む際はもちろん、動画などを視聴する際も画面に無数のヒビが入っていると、快適に読むこと・観ることができません。

料理のレシピを確認したり、電子書籍を読んだり、推しが歌って踊る姿を観たり、ネットショッピングを楽しんだり。
私たちの生活にとても身近なスマホだからこそ、ストレスフリーで使用したいものですよね。画面が割れたままの状態でも、使用できますが、ふとした瞬間「なんか、このヒビ割れ嫌だな」と感じてしまうはずです。
「塵も積もれば山となる」こうした一瞬一瞬が、あなたのストレスを大きくしてしまうことも。
ちょっとした違和感でもそのままにせず、修理に出すことをご検討ください。画面の割れを直せば、快適なスマホライフが戻ってくるに違いありません。

画面割れが進行する

画面に無数のヒビが入ることによって、そこから更にヒビ割れが進行してしまう可能性があります。
画面を見る際「そこまで邪魔ではないから、このままでもいいや」と、そのままにしている方も少なくないと思いますが、気付かないうちに、ヒビ割れが悪化してしまうことは否めません。
急にタッチができなくなった、勝手に画面が動いてしまう、などの不具合が発生する前に修理に出すことをオススメします。

様々な不具合が起きる

画面が見にくい、ヒビ割れが悪化する、ということの他にも、画面割れを放置することで発生する不具合があります。

例えば、割れた画面の隙間から、水滴が入ってしまう・埃が入り込んでしまうなど、更なる故障に発展する可能性も。
水濡れ等はiPhoneのような精密機器にとってリスクが大きいことは多くの人がご存知かと思います。耐水性能を備えていても、じわじわと水滴が入り込んで、基板を故障させてしまうかもしれませんよ。

「画面修理だけであれば、そこまで高額な修理代にならなかったのに、基板修理になってしまい修理費用が高くついた」ということにならないためにも、画面割れは放置しないようにしましょう。

タッチができなくなる

ガラスの割れを直さずにいると、タッチセンサーにも影響を与えてしまいます。
それにより、どんなに画面に触れてもタッチを認識できない等の不具合が発生する可能性があるんです。
操作不能になれば、パスコード入力もままならず、バックアップの作成もできないまま、修理に出すことになるなど、大きなリスクが生じます。

指先等を怪我することがある

画面が割れたまま使用を続けると、端末への影響だけではなく、iPhoneを使用する側にも被害が起こり得ます。
自分ではそこまで大袈裟な割れではないと思って使っていても、ヒビ割れの隙間に指先が当たって皮膚を切ってしまうなど、怪我の原因になることも。

お子様がいる方は、子どもが割れた画面をギュッと握った瞬間に手を切ってしまうという可能性も否定できません。小さなお子様の場合、画面が割れている状態のiPhoneをうっかり口に入れてしまうなどのケースも考えられます。

怪我を避けるためにも、画面を割れたままにせず、なるべく早く修理に出す等の対応を取りましょう。

画面修理を依頼したい、そんな時は

Apple Storeに修理を依頼する

iPhoneの修理といえばApple Storeと認識している方は多いと思います。
Apple Storeに修理を依頼する際のメリットは、なんといっても純正品のパーツを使用していることではないでしょうか。安心感を持ってiPhoneを預けることができますよね。
また、iPhone購入時に加入した保証サービスなどが適応されるケースもあります。
保証期間内であれば、修理費を抑えられる可能性もありますよ。

ただし、修理前に初期化が必要な場合がほとんどですので、バックアップできていない場合修理後にデータが消えてしまうデメリットがあります。

キャリアで修理を依頼する

iPhoneを購入したキャリアショップに相談するのも手段のひとつ。
窓口で丁寧に対応してもらえることがほとんどなので、ネットでの依頼等が苦手な方は、キャリアショップの窓口にまずは相談するのがいいかもしれません。
ただし、キャリアショップに端末の修理を依頼する際は、修理日数がそれなりにかかるのでご注意ください。また、公式の修理と同様に端末が初期化される場合がほとんどです。

第三者修理店に依頼する

第三者修理店に依頼するのもオススメです
「修理したい」と思ったその日にお店に持ち込み、スグ対応してもらえることが多いのが、第三者修理店のメリットのひとつ。

また、故障した部分のみを直すので、データはそのままでOKといったケースがほとんどです。修理時間も比較的短いので「サクッ」とスマホを直したい方にはうってつけ。
保証に加入していない場合や、保証期間が切れている方であっても、第三者修理店であれば、修理費が抑えられることが多い点もメリットのひとつといえます。

​​iPhoneの画面修理はスマホ修理王へ


『スマホ修理王』では、iPhoneの画面修理も行っているので、気軽にご相談ください。
総務省登録修理業者として、これまでに数多くの修理実績を重ねており、確かなスキルを持つ修理店です。修理用のパーツは、厳重な管理体制に基づいて基準をクリアした部品のみを使用しており安全!無料保証もついているため、安心してiPhoneをお預けいただけますよ。

「iPhoneの画面修理を自分ですることには、こんなにリスクがあったのか」と衝撃を受けている方も「やっぱり自分では無理だよね」と改めて実感している方も、お持ちのiPhoneの画面が割れている等の場合は、なるべく早く修理に出しましょう。

この記事を読んでリスクを知り「そうなのか」で終わりにするのではなく、思わぬトラブルを招いたり、更なる故障につながったりすることのないよう、自分に合った対処法をご検討くださいね。

 
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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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