iPadの寿命はどのくらい?寿命を延ばす方法や、買い替え時は?
2022年4月29日
iPadの寿命を延ばすために必要なこと。
それは、適切な使い方を徹底すること以外にありません。
物にはすべて寿命があり、使い続けていれば消耗するのは当然のこと。
でもiPadの寿命は、少しの工夫と心がけで何倍にも延ばすことができるのです。
この記事ではiPadの寿命を延ばす方法や、買い替え時について解説していきます。
■iPadの寿命について
・バッテリーの寿命
■iPadの寿命を延ばす使い方
・①過充電・放電を避ける
・②iPadを節電しながら使う
・③iPadを落としたり、濡らしたりしない
・④iOSをアップデートする
・⑤iPadの使用環境に注意する
・⑥iPadを保護する
・⑦ストレージを管理する
■寿命かも?こんな症状に注意
・動作が遅い
・充電がすぐになくなる
・iOSがアップデートできない
・電源がつかない
■iPadを買い替えるなら
・iPad
・iPad Pro
・iPad Air
・iPad mini
■iPadを修理したいとき
・Appleで修理
・スマホ修理王で修理
※目次のタイトルをクリックすると、読みたい記事まで飛ぶことができます。
iPadの寿命について
※この記事でご紹介する情報はすべて、2022年4月時点のものであり、モデルやバージョンによっては手順や内容が異なる場合があります
iPad本体よりも先に劣化してしまうのは、内部に搭載されているリチウムイオンバッテリー。
つまりiPadの寿命とは、バッテリーの寿命であるといっても過言ではありません。
バッテリーの寿命
iPadの使い方によって大きく異なりますが、バッテリーの寿命は一般的に2年程度であると言われています。
バッテリーの寿命に大きく関係するのは、充電サイクル。
iPadは充電サイクルを1000回繰り返すと、バッテリーの稼働時間が、新品時に比べて80%まで短くなります。
この充電サイクルとは、充電の回数というわけではありません。
例えば、前日に70%のバッテリーを消費し、夜間に100%までフル充電したとします。
そして翌日、30%のバッテリーを消費すると、昨日と今日で合計100%の放電をしたことになります。
1回の充電サイクルとしてカウントされるのは、このように100%の電力が消費されたときです。
毎日100%消費する人もいれば、3日かけて100%を消費する人もいるはず。
つまりiPadの寿命を長くするのも短くするのも、使い方次第だということです。
iPadの寿命を延ばす使い方
ここからは、iPadの寿命を延ばすのに効果的な方法をご紹介していきます。
特別な知識や道具は必要ないので、ぜひ今日から実践してみてください。
①過充電・放電を避ける
「スマホは充電しすぎると良くない」ことはよく知られていますが、これはiPadも同じ。
常に満タンに充電していたり、充電をしながら操作したりすると、バッテリーに大きな負荷がかかることになります。
また反対に、充電をゼロになるまで放置してしまうのもNG。
こちらもバッテリーに大きな負担がかかるので注意しましょう。
iPadの充電は、常に50%前後に保っておくのがベスト。
日々の使用時はもちろん、長期間iPadを使用しない場合にも、充電は50%程度にしておくよう心がけましょう。
②iPadを節電しながら使う
iPadを節電しながら使うのも効果的。
方法は以下の通りです。
コントロールセンターを開き、画面の明るさを下げてみましょう。
また勝手に画面が明るくならないよう、画面の明るさを自動調節する機能をオフにしておくのも有効。
設定の手順は以下の通りです。
▼設定⇒一般⇒アクセシビリティ⇒ディスプレイ調節
▼「明るさの自動調節」をオフ
低電力モードは、iOS 9から搭載された節電機能。
低電力モードをオンにすると、iPadのさまざまなシステムが最小限に抑えられ、バッテリーの稼働時間を確保することができます。
バッテリー残量が少なくなると自動でお知らせ表示されますが、手動でオンにすることも可能。
設定は以下の通りです。
▼設定⇒バッテリー
▼低電力モードをオン
③iPadを落としたり、濡らしたりしない
言わずもがなですが、衝撃や水濡れといった物理的な損傷も、iPad本体の寿命を縮めることになります。
■iPadを高いところに置いて保管しない
■お風呂に持ち込まない
など、保管や使用の環境にはじゅうぶん注意しましょう。
④iOSをアップデートする
最新のiOSには新しい節電技術が含まれていることが多いため、ソフトウェアは常に最新にしておきましょう。
手順は以下の通りです。
▼設定⇒一般⇒ソフトウェア・アップデート
▼ダウンロードしてインストール
⑤iPadの使用環境に注意する
落下や水濡れだけでなく、周囲の温度も注意するべきポイントのひとつ。
iPadが使用できる温度の範囲は0℃~35℃と幅広いのですが、最適な温度は16℃~22℃となります。
特に注意したいのが、35℃を超える高温下にiPadをさらさないということ。
直射日光や、高温になる真夏の車内など、iPadを取り巻く環境にも気をつけましょう。
⑥iPadを保護する
iPadの本体を守るのも、寿命を延ばす方法のひとつ。
保護ケースやフィルムも有効ですが、スマホ修理王が断然おすすめするのが「ガラスコーティング」です。
ガラスコーティングとは、特殊なガラス液をiPadに直接塗り重ねることで、本体を保護できるという優れもの。
ケースやフィルムと比較しても、メリットが多い方法です。
★見た目・操作性が変わらない
★1度の施工で効果が長持ちする
★すべてのモデルのiPadに施工が可能
★硬度がとても高く、本体や画面が割れにくい
高い強度はもちろんのこと、見た目や指ざわりが変わらず、施工していることがまったくわからないのも嬉しいポイント。
ガラスコーティングはスマホ修理王で施工できるので、iPadの寿命を延ばしたい方はぜひご検討ください!
※一部店舗ではご対応できない場合があるので、予めご了承ください
⑦ストレージを管理する
iPadのストレージ容量がいっぱいになると、残った少ない容量で多くの処理を行わなければいけなくなります。
このストレージ容量の圧迫も、バッテリーに負荷をかける原因のひとつ。
まずは、ストレージ容量に空きがあるかを確認してみましょう。
▼どのデータがどのくらいの容量を占めているかを確認
▼不要なデータを削除し、ストレージ容量を確保
データやアプリを一つずつ削除するのが面倒な場合は、ストレージを最適化してみましょう。
▼iPadのストレージを最適化
使用していないアプリを自動で削除することも可能。
設定は以下の通りです。
▼「非使用のAppを取り除く」をオン
寿命かも?こんな症状に注意
これらのことに気をつけて使っていても、やがては寿命が訪れるもの。
以下のような症状があれば、「そろそろ寿命かな」と判断してもよいかもしれません。
動作が遅い
ストレージ容量が空いているにも関わらず、操作がスムーズに行えなくなってきたら、そろそろ寿命が近づいているサインかもしれません。
経年劣化によってタッチパネルやボタンが反応しなくなると、大切なデータを保護できなくなる恐れもあるため、なるべく早く買い替えや修理を検討しましょう。
充電がすぐになくなる
充電がすぐになくなるのは、バッテリーが劣化している証拠。
この場合、バッテリーのみを修理することで問題が解決する可能性もあります。
バッテリーの修理だけなら買い替えるよりも安い出費で済むため、ぜひ一度スマホ修理王へご相談ください。
iOSがアップデートできない
古いモデルのiPadは、iOSの最新バージョンに対応できないことがあります。
ソフトウェアは、常に最新のものにアップデートしておくのが基本。
iOSのサポートが切れたときをiPadの寿命だと捉え、潔く買い替えるのも良いかもしれません。
電源がつかない
充電ができているのに電源がつかなくなった場合は、バッテリーか内部基板に何らかのトラブルが生じている可能性があります。
自分自身で修理できる状態ではないため、一刻も早くプロに相談するようにしましょう。
iPadを買い替えるなら
年々新しく進化を遂げているiPadシリーズ。
せっかく買い替えるなら、それぞれの特徴を知った上で、自分にぴったりのモデルを選びたいものです。
現在発売されているiPadは、以下の4シリーズ。
・iPad
・iPad Pro
・iPad Air
・iPad mini
ここからは、それぞれの特徴をご紹介します。
iPad
iPadの特徴は・・・
「何となくタブレットが欲しい」というiPadデビューさんに、最もおすすめなのがこちらのモデル。
他のシリーズと比較したときに、特に大きな特徴はないのですが、最新モデルでも税込39,800円~というリーズナブルな価格で購入できるのが魅力です。
iPhoneと同等程度の処理スペックを持っているので、趣味や勉強のツールとしても申し分ないと言えます。
iPad Pro
iPad Proの特徴は・・・
PC代わりのメインデバイスとして使えるほどのスペックの高さが、iPad Proの大きな魅力。
動画編集やクリエイティブワークといった、負荷が大きな作業もサクサクこなせるので、仕事や趣味などで大活躍することは間違いありません。
ただし、11インチで税込94,800円と高価格なので、日常使いしかしない方は他のモデルを購入することをおすすめします。
iPad Air
iPad Airの特徴は・・・
iPadとiPad Proの間に位置するのが、このiPad Airというモデル。
重すぎるデータでなければ、そこそこ負荷のかかる作業であってもサクサクとこなせる身のこなしの軽さが魅力です。
また、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイント。
第4世代の最低価格は税込69,080円で、スペックと価格のバランス感も絶妙だと言えるでしょう。
iPad mini
iPad miniの特徴は・・・
軽いし小さい、でも高スペック。
そんな理想の3拍子を実現しているのが、iPad miniというモデルです。
シリーズ最軽量なので、とにかく携帯性を重視したい方におすすめ。
小さいのに処理能力は高いため、日常使いからビジネスシーンまで、かなり幅広い使い方ができる優秀なモデルだと言えるでしょう。
★この記事もおすすめ
あなたにおすすめのiPadはこれ!種類・スペックを徹底比較
iPadを修理したいとき
iPadは、決して安いお買い物ではありません。
「あまり出費をしたくない」という場合は、買い替えではなく修理を検討してみることをおすすめします。
状態によっては、簡単な修理だけで元通り快適に使用できるようになることも。
iPadの修理は、正規店以外に、第三者修理店でも依頼することができます。
Appleで修理
故障したiPadが、Apple製品限定保証の対象である場合は、無料で修理を依頼することができます。
また、AppleCare+などの保証サービスに加入している場合も修理費用が安くなるため、Appleで修理を依頼することをおすすめします。
ただし保証サービスが適用されない場合は、かなり高額な修理費用がかかってしまうことも。
また、Appleの正規店で修理をする場合は、データが消える・修理にかなりの日数を要するといったデメリットがあることは覚悟しておきましょう。
スマホ修理王で修理
「できるだけ安く」「できるだけ早く」
そんな方は、第三者修理店へ依頼するのがおすすめ。
もちろんスマホ修理王でも、iPadの修理を承っています。
ただし、民間業者へ依頼するときには、お店選びを失敗しないことが何よりも大切です。
「安いから」という理由だけで、修理実績に乏しい悪徳なサービスを行っている店舗を選んでしまうと、違法で悪質な修理をされかねないので、じゅうぶん気をつけるようにしてください。
私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」。
■最短1時間~、即日での修理が可能
■データは削除せず、そのまま修理が可能
■部品代・作業代、すべて込みの明朗価格
■多くの店舗が駅から5分圏内でアクセス良好
■郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応可能
■最大3ヵ月の保証付きで、アフターフォローも万全
■高い修理スキルを持つスタッフが在籍し、技術面でも安心
このように、安心でお得なサービスを徹底している、スマホ修理業界のパイオニアです。
もちろんiPadの修理実績も豊富ですし、無料の相談やお見積りだけでも大歓迎。
少しでも困ったことがあれば、ぜひお気軽にスマホ修理王へご連絡ください!
※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、予めご了承ください
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。