秋葉原でZenPad 8.0 Z380KL のバッテリー修理をするならスマホ修理王｜対応機種と修理費用 | ZenFone 修理実績

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珍しくて古い機種だから修理対応しているお店が無い・・・とお困りではありませんか？→この記事ではZenPad 8.0の起動が不安定になってしまった症状についてのご案内を致します。

修理レポート: ZenPad 8.0 Z380KL｜ 充電がすぐになくなる

今回は、充電残量が充分にあるにも関わらず、すぐにシャットダウンをしてしまうZenPad 8.0 Z380KLのご依頼です。

店頭にて状態を確認させていただいたところ、表示は80％と十分に充電があるにも関わらず、3分足らずで40％まで減り、その後シャットダウンしてしまうことを確認が出来ました。

また、本症状が出る直前はフル充電をしても30分以上もたなかったとのことです。

この状態だと、通常使用することはおろか、バックアップをして乗り換えることも困難です。

今回のような起動が不安定になってしまった端末は原因が様々です。

考えられる原因
起動が不安定になってしまった端末は大きく分けて3つの原因が考えられます。
①バッテリーの劣化
ZenPad 8.0 Z380KLは2016年発売で最大で8年は使用されている事が考えられるので、バッテリーの劣化は避けられません。

②基板の劣化
バッテリーだけでなく、本体基板も使用中に発生する熱によって経年劣化してしまいます。
このケースは修理で改善することが出来ません。

③システムの不具合
このケースはアップデートをすると改善することもあります。

バッテリー交換で改善
今回のような症状の場合、交換できるのはバッテリーのみになるのでバッテリー交換を試してみます。

修理前の状態

修理前でも充電器を挿しながらであれば動作確認が可能なので、まずは動作確認を行います。

今回は修理前の動作確認時に「充電の減りが早い」症状に加え、「画面のちらつき」も確認が出来ました。

画面にチラつきが出ている場合、【画面の故障】【バッテリーの劣化による電力不足】などが考えられます。

それでは分解に入りましょう。

分解時の画像

上記画像のようにZenPad 8.0 Z380KLは、本体側面まで覆うように背面パネルが爪で止まっています。

この爪をパキパキと外していくと基板やケーブル、バッテリーなどが見えます。

まずはバッテリーのコネクタを外し、絶縁した状態を作ります。
バッテリーの上を様々なケーブルが這っているので、このケーブルを傷つけないように外します。

この機種はプレートにバッテリーが付いてるのでプレートごと一緒に外します。

バッテリーを外した時の画像

この様にバッテリーのトレーが取り出せたら、バッテリーについている粘着を取り、新しいパーツに入れ替えます。

新しいパーツで動作確認をし、問題が無ければバッテリーを精密機器専用のテープで取り付けます。

今回はお客様のご申告により、フル充電でも起動が30分持たないとのことでしたので、30分以上操作をしながら起動が安定していることを確認します。

今回は1時間程起動をさせながら様子を見ていましたが、十分安定しておりました。

また、修理前の動作確認時に判明した問題（今回の場合は画面のちらつき）が無い事も無事に確認が出来ました。

今回の「画面のちらつき」はバッテリーの電力不足由来のものだったようです。

組み上げ後の画像

バッテリーの入っていたトレーのネジを締め、バッテリーの上を這っているケーブル類を組み戻したら、背面パネルを取り付けて作業は完了です。

全ての組上げが完了したら、最後に最終チェックの動作確認を行います。

今回のような起動不良端末は、バックアップを取ることを最重要目的として修理しています。

バックアップ作業を行うのに必要な

・インターネットにつながるか

・映像やタッチ操作に問題が無いか

・起動が安定するか

・充電が問題ないか

は特に丁寧に確認していきます。

上記に問題が無ければ、スピーカーやカメラ等の動作確認も併せて行います。

こちらも問題が無ければお客様にお返しする準備が完了します！

今回は無事に症状が改善したことから、お客様にも大変お喜び頂けました！