【AQUOS zero】落下して画面が映らなくなった修理の紹介

2021年1月22日

 

AQUOSシリーズのお修理も可能です!スマホ修理王大阪心斎橋店です。

今回は「AQUOS zero」についての機能や特徴と、修理の模様についてご紹介いたします。

ご相談いただいた故障内容は「落下後、全く画面が真っ暗で全く映らなくなった!」とのことです。

充電すると、バイブや音など”反応”があることがわかりますが、ボタンを押しても全く映る気配がありません。
こういった故障のスマートフォンでも直すことができるのか?なぜこういった故障になるのかも具体的に説明していきます。

 

AQUOS zeroの性能や機能、構造はどうなっている?

AQUOS zeroは2018年12月に発売された、AQUOSシリーズ初の有機ELディスプレイが使われているスマートフォンです。

2019年にはSIMフリーモデルも発売され、6.2インチと画面が大きいながら、本体の重さは約146gと驚異的な軽さ、ゲームなど処理がラクラク行えるCPU性能の高さを誇っています。

そして、最近よく耳にする「有機EL」ですが、液晶との圧倒的な違いは「発色の良さ」になります。
液晶は画面そのものの表示をバックライトで照らして視認できるような構造をしていますが、
有機ELディスプレイは自発的に発光する素子で構成されています。

ですので、液晶よりも黒とカラーのコントラストの描写が美しく、構造的にバックライトを搭載する必要性もないため、「非常に薄く、消費電力も液晶より少なく、さらに軽い」ためスマートフォンにも採用されているものが非常に多くなりました。

ただ、こちらの有機ELディスプレイのスマートフォンですが、落下や衝撃によるトラブルが非常に多くご相談いただきます。


・落下後から、着信音や通知音、バイブは鳴るが画面が真っ暗で映らない。
(参考記事:【交換】Galaxyの画面が映らない/真っ暗になった時の対処法【修理】)
・画面が緑に発光する、もしくは白く発光する
(参考記事:iPhoneX/XSの画面が緑になる症状の直し方は修理しかない)
・スリープしてから表示させたり、再起動しても画面上に白、または緑の縦線が入っている
(参考記事:Xperia XZ3 画面に縦線が入っていた【TSUTAYA北千住店】)

他にも、画面が割れていたまま使用していたら、日が経つごとに画面の表示がおかしくなり、最終的に真っ暗に・・・といった例もありました。
参考記事でもあるスマートフォンは、AQUOS zeroと同じく「有機EL」が使われているスマートフォンとなり、こういった故障は有機ELという特性上、独特の故障であるとも言えます。

日常使用している範囲ですと、やはり落下は避けては通れないですが、こうなってしまうと修理するしか方法はありません。

しかし、画面に異常がある状態ではデータの抜き出しや移行ということもできないため、キャリア契約の方やメーカーさんでの修理だと「データは消えます」といって困った方もいらっしゃるかと思います。
当店ですと、”データそのまま”で修理が可能なんです!

AQUOSの修理方法とは?

さて、修理の方法の紹介です。

まずご説明させていただきたい点が、国内メーカー産スマホは、基本的にはパーツが単体で入手が不可能な機種になっています。
iPhoneやGalaxyといった海外で流通のある機種は部品の入手が可能なのですが、この記事で紹介している「AQUOS(SHARP)」、ほかにも「Arrows(FUJITSU)」「FREETEL(京セラ)」「Android One」「かんたんスマホ」「TORQUE/トルク」などがパーツ入手できないシリーズに該当します。

では、修理方法とはといいますと、「全く同じ型番のスマホをもう1台用意し、そこから部品移植(もしくは基板の入替え)」を行う形で修理の対応をしています・・・!

今回の故障のような「画面割れ」「液晶・有機ELの破損」ですと、画面のパーツの移植というのはかなりリスクを伴うため、基板の入替え修理で対応します。
早速分解していきます。

「AQUOS Zero」ですが、裏面のパネルからう外すような形の構造でした。
裏面は強力な粘着テープで圧着されており、防水機能を保っているようです。

こちらがメインの電子基板になります。
このような分解作業を2台分行いまして、お客様の故障したスマホから、正常に画面が映るスマホへ基板を移します。

画面が映るようになり、タッチ動作のほかにカメラやスピーカー、充電が正常にできるかなど動作の確認が終え、修理は完了です!

まとめ

いかがだったでしょうか?
基本的に国内メーカーはこういった基板の入替え修理となり、料金的には「端末を用意する購入費用」+作業費という案内にはなりますが、どうしてもデータは消したくない!という方には朗報ですよね。

また、基本的には端末を用意するための取寄期間が必要となりますが、「その日に修理してほしいです!」とお急ぎの場合は、お客様ご自身で部品移植用の動作端末を購入しお持込いただくお客様もいらっしゃいます。

(今回のお修理でもお客様ご自身で中古のスマートフォンショップにて同じ型のものをご用意いただきまして、お持込いただきました)

どうしてもその日にスマホが使えないと困る!という方も、ご自身でご用意いただくお手間はおかけしますが、この方法でしたらおよそ2~3時間ほどで修理はできますので、ご検討いただけますと幸いです。

同じような症状でお困りの方以外でも、「この端末は修理できる?」「料金だいたいどのくらい?」等、お問い合わせいただければスタッフが回答いたします。
下記の問い合わせフォームからも問い合わせ可能ですので、お気軽にご相談くださいね。

お問い合わせ

修理に関するご相談やお見積もりはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
問い合わせ方法は電話とメールの2種類から選べます。

あわせて読みたい

「有機ELと液晶を比較!特徴や画面焼き付きの原因と5つの対策法」
有機ELと液晶の違いや構造はこちらの記事を参照ください!

機種ジャンル
症状
修理箇所
修理店舗
所在地
〒5420086大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目4−13 竹山ビル1階
電話番号
営業時間
11:00~20:00
定休日
年中無休(年末年始を除く)
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AQUOS の価格表
修理内容 料金(税込)
画面 ¥ 10,800
バッテリー交換 ¥ 10,800
充電コネクタ ¥ 10,800
各種ボタン ¥ 10,800
リアカメラ ¥ 10,800
リアカメラレンズ ¥ 10,800
フロントカメラ ¥ 10,800
イヤホンジャック ¥ 10,800
スピーカー ¥ 10,800
リアパネル ¥ 10,800
マイク ¥ 10,800
バイブレータ ¥ 10,800
水没 ¥ 9,800
基板修理 ¥ 39,800
システム修復 ¥ 14,800

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AQUOS についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800円かかります。
基板修理の結果、「修理不可」となった場合、基板修理作業料として5,800円かかります。

◆バッテリー交換 について

下記AQUOSの機種は新品のバッテリーでのご対応が可能です。

AQUOS zero2
AQUOS zero
AQUOS R5G
AQUOS R3
AQUOS R2 Compact
AQUOS R2
AQUOS R Compact
AQUOS R
AQUOS sense5G
AQUOS sense4 lite
AQUOS sense4
AQUOS sense3 plus
AQUOS sense3 lite
AQUOS sense3
AQUOS sense plus
AQUOS sense2
AQUOS sense

それ以外の機種に関しては、部品が市場に流通していない為、新品バッテリーのお取り扱いがございません。
電源が入らない端末、バッテリーが膨張した端末向けに中古バッテリーへ交換することは可能です。

◆使用する部品について

AQUOSの上記機種のバッテリー以外の全機種において、部品が市場に流通していない為、別途部品として使用する中古端末代が加算されます。機種によって部品代が異なります。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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