iPhoneの修理やバッテリー交換は非正規店でも大丈夫?メリットを紹介

2024年4月4日

iPhoneをよく使う人ほど、バッテリーの消耗も激しく充電回数も頻繁になります。一般に充電式バッテリーは、充電と放電を繰り返す回数が多いほど充電できる容量も減ってしまうため、バッテリーが「これまでより早く減るようになったな」と感じたら、もしかすると交換が必要な時期なのかもしれません。

しかし、バッテリー交換のためとはいえ、修理にかかる期間「iPhoneが手元からなくなると困る」という人も多いでしょう。よく見かけるiPhoneの非正規修理店なら「即日修理」してもらえる可能性がありますが、きちんと修理してくれるのかは気になる人もいるでしょう。

この記事では、iPhoneのバッテリー交換を非正規の修理専門店に依頼するメリットとデメリットを解説します。

iPhoneのバッテリー交換ならスマホ修理王

  • 税込5,800円~14,800円(作業費、部品代込み)
  • 最短30分~即日ご返却
  • データは消さずにバッテリー交換が可能
  • ご予約なしの来店でも最短即日対応
  • お電話やメールにて、交換部品のお取り置きも可能

iPhoneの修理やバッテリー交換ができる場所

非正規のiPhone修理店での修理について考える前に、まずはiPhoneのバッテリーが、どのような場所で交換してもらえるかを整理してみましょう。バッテリー交換を含めたiPhoneの修理は、開発元であるAppleをはじめとした「正規店」と、それ以外の「非正規店」があります。

ここではそれぞれの場所の特徴を詳しくみていきましょう。

iPhone修理専門店(非正規店)

駅前や繁華街などではよく、「iPhone即日修理」「画面割れ修理最短30分」などとうたった、iPhone修理専門店の看板を見かけます。これらのほとんどはApple社から承認されていない「非正規」のiPhone修理店です。交換する部品の多くは、もともとiPhoneに搭載されているものではなく、互換品とされています。互換品は純正品に比べ入手しやすいため、急な修理依頼に備えた在庫のストックが可能です。非正規店は一定の部品をストックすることで、短期間・短時間の修理を可能にしています。

互換品とは正常に動作はするが、Apple社の承認を得ていない部品です。そのため一部の非正規店では、ユーザーが安心して利用できるよう修理後の一定期間の動作を保証しています。

正規店

正規店とは、iPhoneの開発元であるApple社が、正式に承認した店舗または場所をいいます。ただ正規店は大きく3つに分けられ、それぞれできること・できないこと、修理完了までにかかる時間が違うため、利用する際は注意が必要です。

ここでは3種類の正規店について一つずつ解説します。

Apple Store

Apple Storeでは、Apple社が運営しているため、iPhoneに搭載されている純正バッテリーに交換してもらえます。費用はiPhoneのモデルごとに設定されています。

もし購入して1年以内であれば、原則としてバッテリー交換の費用はかかりません。またApple社が提供している「Apple Care+」という保証サービスに加入していれば、充電容量が本来の80%未満に低下しているバッテリーは、無償で交換できます。

ただし店舗を構えているApple Storeは少なく、国内では6都府県に10か所しかありません。近くに店舗がなく、持ち込めない場合は運送便を使うことになるため、修理され戻ってくるまでには数日以上かかります。その期間、iPhoneが使えないのはデメリットです。

正規サービスプロバイダ

正規サービスプロバイダとは、Apple社に承認された文字通り「正規」のサービス提供店舗です。有名なのは全国展開している「ビックカメラ」や「カメラのキタムラ」ですが、この他にも有名電気店やショッピングモールの一部店舗にもあります。

正規サービスプロバイダでは、Apple Storeと同等の修理サービスが受けられるため、バッテリーも交換可能です。ただし、一部の店舗では予約しないと、受け付けても長時間待たされる場合もあります。利用する際はまず電話で問い合わせ、利用方法を確認しましょう。

携帯キャリアショップ

iPhoneを販売している携帯キャリアショップでもiPhoneのバッテリー交換は可能です。携帯キャリアショップとは、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルといった通信キャリアが運営する販売店のことです。

ただし、ほとんどのショップはあくまで修理を取り次ぐ役割のため、持ち込んだその場で修理が完了できるわけではありません。この場合、Apple社への直接申し込みではないため、修理完了までにかかる日数は、運送便を使ったApple Storeより増える可能性があります。

修理やバッテリー交換を非正規店で行うメリット

 

正規店ではなく、非正規店でiPhoneの修理やバッテリー交換してもらうことによるメリットもあります。ここでは代表的な、非正規店利用のメリットを4つみていきましょう。

正規店と比べて料金が安くなりやすい

1つめのメリットは、非正規店での修理料金が、正規店に比べ安くなるケースが多いことです。iPhoneを含めたスマートフォンの修理料金は、店舗や機種によって異なりますが、おおむねどの店舗、どの機種についても同じ傾向があります。

これは非正規店が修理に使う部品が比較的安く手に入る互換品であり、また正規店が本体ごと交換するところを、非正規店では丁寧に部品だけを交換するためかかるコストが安くすむためと考えられます。

さらにいえば、ユーザーにとって必要ではあるが修理料金は安いに越したことはありません。安い料金は、非正規店がより多くのユーザーに利用してもらうため、企業として努力した結果でもあるでしょう。

依頼から修理完了までが早い

2つめのメリットとしては、修理依頼から修理完了までが早いことが挙げられます。店舗や故障の程度によっては当日、しかも数十分で完了するケースもあります。

正規店での修理は予約を取りづらく、しかも自身で直接持ち込める店舗も限られた場所にしかありません。すぐに修理してもらいたい状況では、正規店より非正規店のほうが利用しやすく、早く修理してもらいやすいといえます。

データを消さずに修理やバッテリー交換ができる

3つめは、バッテリー交換や修理によってiPhoneに保存しているデータを消さずにすむ可能性があることです。非正規店での修理は、原則として必要な部品だけを交換します。たとえばディスプレイが割れていればディスプレイを、バッテリーの不具合であればバッテリーだけを交換するため、ストレージに保存しているデータを消さずに修理が可能です。

正規店での修理の場合、依頼する時点でストレージの初期化や、保存データが消えてしまうことへの了承が求められます。これは修理が、部品交換ではなく同モデル別機体との交換であるためです。

もちろん、正規店でも修理前にiCloudやiTunesにバックアップしていれば、ほとんどのデータを元に戻すことはできます。しかし、一部のデータが残せないアプリケーションのデータは元に戻せませんし、バックアップが失敗すれば元には戻すことができません。どうしても消去したくないデータがある場合は、非正規店に相談してみると良いでしょう。

店舗によっては古いiPhoneでも対応できる

4つめには、非正規店なら正規店での修理受付が終了した古いiPhoneでも対応できる場合があることが挙げられます。

正規店でiPhoneの修理サービスを受けられる期間は、該当のモデルの供給が停止した日から最低5年間、その後は部品の在庫次第ですが最長でも7年間です。それ以上の期間が経過している古いiPhoneは、修理してもらえない可能性があります。

しかし、非正規店では純正部品ではなく互換品を使うことが多いため、引き続き部品が手に入る限り修理は可能です。こだわりがあり、大切に使ってきたiPhoneをこれからも使い続けたい場合は、非正規店の利用が適しています。

修理やバッテリー交換を非正規店で行うデメリット

iPhoneの修理で非正規店を利用することには、メリットだけでなくデメリットがあることも弁えておく必要があります。ここでは、非正規店での修理に関するデメリットといえる点についてみていきましょう。

正規店の保証やサービスを受けられなくなる

非正規店で修理してもらうことの大きなデメリットは、その後バッテリー交換を含む正規店での動作保証や修理サービスが受けられなくなることだといえます。これは正規店以外での部品交換や修理が「改造」とみなされるためです。使われている部品や非正規店での修理サービスがApple社の承認を受けていないと考えれば、ごく自然な措置といえます。

この措置は、Apple Care+などの保証サービスに加入していても同様です。そのため非正規店での修理後も同じiPhoneを使い続けたい場合は、以降ずっと非正規店での修理サービスに頼るしかなくなってしまいます。

交換したパーツの品質が悪い場合がある

非正規店での修理やバッテリー交換に使われる部品は、純正品ではなく互換品です。開発元であるApple社の承認を得ていないため、正常動作に求められる基準を満たしていない、品質の悪いパーツである可能性があります。

とくにバッテリーに限ると、非正規の互換品でも品質は高いものから低いものまでさまざまです。しかし、非正規店のなかにはコストを抑えるため、また入手が困難なためといった理由で、品質の悪いものを使っている可能性はあります。

そのため非正規店を利用する場合は、事前に口コミなどから品質の見極めが重要です。

一部に悪質な業者が存在している

非正規店と正規店では、Apple社が承認しているかどうかの違いこそありますが、多くの非正規店の修理技術や互換品の品質は、iPhoneが問題なく動作するレベルにあります。しかし残念ながら一部の非正規店は、粗悪な部品を使ったり、未熟な修理技術で修理したりといった悪質な業者が存在しているのも事実です。

粗悪な部品を使うと、iPhoneの性能が落ちて通常の使用に影響する可能性があります。非正規店を利用する場合は、信頼できるかどうか慎重に見極めることが大切です。

非正規店と正規店それぞれのおすすめのケース

iPhoneのバッテリー交換は、正規店でも非正規店でも可能です。ただ非正規店での修理のメリット・デメリットを考えると、どのようなケースに適しているかが見えてきます。ここでは非正規店と正規店の、それぞれおすすめなケースについて考えてみましょう。

非正規店がおすすめのケース

iPhoneのバッテリー交換に、非正規店がおすすめできるケースは次の3つです。

  • Appleやキャリアの保証に加入していない
  • すぐに修理してほしい
  • 古いiPhoneなどのため正規店で修理サービスが受けられない

非正規店で修理してもらうと、以降正規店の修理サービスや保証は受けられない点には注意が必要です。保証に加入しておらず、すぐに修理してほしい人やiPhoneを大切に長く使いたいユーザーは、非正規店がおすすめです。

iPhoneのバッテリー交換ならスマホ修理王

  • 税込5,800円~14,800円(作業費、部品代込み)
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正規店がおすすめのケース

一方、正規店がおすすめのケースは次の3つです。

  • Appleやキャリアの保証に加入している
  • 修理までにある程度日数がかかってもよい
  • 修理後も正規店の修理サービスや保証を受けたい

正規店でのバッテリー交換であれば、品質や修理技術について安心できるのもポイントです。ある程度費用をかけてでも、iPhoneをメーカー保証付きで使いたい場合は、正規店のほうが適していえるでしょう。

iPhoneの修理はスマホ修理王へおまかせ

iPhoneを使っていれば、修理やバッテリー交換が必要な状況は誰にでもあり得ます。iPhoneの修理サービスは、Apple社が承認している正規店と、承認していない非正規店のどちらでも可能です。

非正規店でのバッテリー交換は、正規店より料金が安く、比較的短時間で完了する一方、部品が粗悪品である可能性や、以降正規店でのサービスが受けられなくなるため、非正規店を利用する際は信頼できる店舗の見極めが重要です。

スマホ修理王は、無料の事前相談や、明快な修理料金、修理後一定期間の動作保証など、ユーザーにとって安心で利用しやすいサービスを用意しています。バッテリーを含めiPhoneに不具合があるときは、ぜひスマホ修理王にお問合せください。

※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

iPhoneの修理価格表

機種ジャンル
症状
修理箇所

※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

下記からモデルを選択してください

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修理内容 料金(税込)
画面(軽度) -
画面(重度) -
バッテリー -
充電コネクタ -
各種ボタン(電源・音量・マナーモード) -
リアカメラ -
リアカメラレンズ -
フロントカメラ/近接センサー -
スピーカー -
マイク -
水没 -
システム修復 -
リアパネル -
SIMカード取出 -
外装の交換 -

iPhone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800~5,800円かかります。

◆保証期間について(部品の初期不良保証)
 一部の画面修理は、3ヶ月保証です。
 その他の部品交換修理は、1ヶ月保証です。 
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆画面【軽度】とは、「軽くガラスが割れている程度で、全体的に問題なくタッチ操作ができ、液晶に異常(にじみ、変色、タテ筋など)も見られない状態」を指します。

◆画面【重度】とは、「重度のガラス破損、液晶の異常(にじみ、変色、タテ筋などがある状態)、タッチ操作ができない、タッチ切れしている状態」を指します。

◆画面は機種により「高品質パネル」もご用意しています。詳しくは店舗へお問い合わせ下さい。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆指紋認証機能(Touch ID)が搭載されている機種について、ホームボタンを交換した場合は、指紋認証が使えなくなります。

◆顔認証機能(Face ID)が搭載されている機種について、フロントカメラ・近接センサーを交換した場合は、顔認証が使えなくなります。

◆イヤースピーカーの故障の原因が、近接センサーの場合は近接センサーの料金を適用し、イヤースピーカーの場合はスピーカー料金を適用します。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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