スマホが接触不良で充電できない?すぐできる対処法や原因を解説
2024年4月5日
現代社会では、スマホなしでは成り立たないと言えるほどにさまざまな使い方ができる生活出需品となっています。手軽に使えるだけに、スマホが故障しやすい精密機器であることを忘れて手荒に取り扱ってしまうユーザーもいるでしょう。
スマホを使い続けるうちに、充電不能状態になってしまうことがあります。スマホが充電できなくくなると、スマホが使用できなくなり、日常生活に多大な支障をきたしてしまいかねません。
スマホの充電不能は、さまざまな原因で発生するだけに、すばやく原因を突き止める必要があります。本記事では、スマホが充電できなくなったケースを、原因ごとに紹介し、それぞれの原因に適した対処法を紹介しています。
スマホの充電トラブルで困らないためにも、本記事をぜひ参考にしてください。
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スマホが接触不良で充電できないときの対処法
スマホ本体と充電機器との接触不良によって、スマホの充電ができない場合には、いくつかの原因が考えられます。それぞれの原因に適した対処が必要です。
原因によっては、軽微な要因で起きるケースもあります。しかしながら、軽く考えると深刻な故障につながる場合もあり、それぞれのケースに対する適切な対応が重要です。
ここでは、スマホが接触不良で充電できないときの5つ対処法を紹介します。
スマホの充電口を掃除する
スマホ本体の充電口の汚れや異物の付着によって、接触不良状態になっている場合があります。充電口をよく見て、汚れや異物の付着があったら、綿棒などで掃除して取り除くことが解決する可能性があります。
故障の原因にならないように、掃除の際には、過度に力を入れすぎないように気を付けて作業しましょう。綿棒では取り除けない汚れは、手動のブロアーを使うのがよいでしょう。
パソコンのキーボードを清掃するエアダスターは、液体ガスを内蔵している製品が多く、強い風力でガスがスマホの内部に付着して故障の原因となる場合があるため、使用はおすすめできません。
充電ケーブルを純正のものに変える
充電ケーブルが純正品ではない製品が使用されている場合に、うまく充電できないことがあります。スマホ購入時に付属しているメーカーの純正品を紛失して、新たに正規品以外の品を使用している場合もあるでしょう。
百均ショップなどでも格安の充電ケーブルが販売されており、中には電力供給に安定性がない品も含まれていることもあります。品質が劣る充電ケーブルであれば、何度か使っているうちに充電できなくなってしまうことも考えられます。
純正品以外の粗悪品を使い続けると、スマホ本体の故障につながりかねません。純正品以外の充電ケーブルを使って充電しているユーザーは、純正品に交換することも検討しましょう。
充電ケーブルをアダプターやスマホと抜き挿しする
充電できたり、できなかったりするケースでは、一時的に接触不良状態になっているだけのケースも考えられます。充電ランプが点いたり消えたりして「接触不良かな」と思ったら、充電ケーブルをアダプターやスマホの充電口と抜き挿ししてみましょう。
充電ケーブルの抜き挿しを数回行っても改善しない場合は、充電ケーブルが経年劣化しているか、ケーブルの線が内部で断線していて通電していない可能性があります。この場合は、充電ケーブルを新品に買い替えも検討してみましょう。
別のコンセントで充電する
電気を供給する肝心のコンセントに原因があって充電ができないケースもあります。充電アダプターのプラグを挿し込む先の、コンセントの内部にチリやホコリが付着し、通電できない状態であれば充電もできません。
この場合は、別のコンセントで充電してみることで、コンセントが原因かどうかがわかります。また、コンセント自体に問題はなくても、充電アダプターのプラグが、コンセントにきちんと挿し込まれていないケースもたまにあります。
充電アダプターをコンセントに挿し込む際には、正常に装着されていることを確認するようにしましょう。
ワイヤレス充電を利用する
接触不良を何度も繰り返す場合や充電不能の原因がよくわからない場合に、充電ケーブルや充電アダプターを買い替えるというユーザーもいるでしょう。ワイヤレス充電が可能な端末の場合は、ケーブル式ではなく、ワイヤレス充電式の製品にするのも賢い選択肢です。
ワイヤレス充電器ならば、スマホの充電口にケーブルを挿し込むことがなく、接触不良が生じにくいメリットがあります。スマホを充電する際に、頻繁に接触不良が起きるユーザーは、ワイヤレス充電器に切り替えてみるのもよいでしょう。
スマホがうまく充電できない原因
スマホを、日常生活や仕事上の連絡手段として使っているユーザーもいることでしょう。そのようなユーザーにとって、スマホが充電できない事態になると、すみやかに対応しなければなりません。
ここでは、スマホが充電不能となる原因の代表的なものを以下に紹介します。
接触不良を起こしている
スマホが充電できなくなる原因の多くに、スマホとスマホ本体をつなぐ充電ケーブルが接触不良となっている可能性があります。接触不良が判明すれば、状況に応じた対処法を行いましょう。
接触不良の状態を、そのまま放置しておくと、修理が必要な故障につながりかねません。接触不良状態となったケースでは、以下の2点が原因と考えてよいでしょう。
充電口に汚れが溜まっている
スマホは、いつでもどこでも使用する便利な通信機器です。それだけに、歩行中にはバッグやカバンあるいは服のポケットなどに入れて持ち歩くことが多いことでしょう。運搬中に、ユーザーが気付かない間に、スマホの充電端子部分に細かいチリやホコリが貯まってきます。
充電端子部分に貯まったホコリなどを放置したまま、充電ケーブルを抜き挿ししていると、ホコリやチリが端子内部の奥に入り込み、これが原因で接触不良状態になるケースがあります。
充電口付近が熱を持ち充電口が変形した
スマホの充電端子部分に異物が混入したり、濡れた手で触ったりすると、充電端子部分が発熱する場合があります。発熱状態が長く続いたり、頻繁に起きたりすることで、充電口の形状が歪んでしまい、充電ケーブルが正常に装着されなくなります。
充電口が変形した状態だと反応が悪くなり、やがて充電不能となりかねないので、早急な対応が必要です。
充電ケーブルが断線している
充電ケーブルが断線していると、通電しないため接触不良状態となります。充電ケーブルの線は絶縁体素材の被膜で保護されていますが、踏みつけたりすることで、外見ではわからなくても断線しているケースがあるので要注意です。
また、純正品以外の市販の充電ケーブルの中には粗悪品があり、すぐに断線してしまうことがあります。スマホ本体の故障の原因ともなりかねないことから、充電ケーブルはなるべく純正品を使うようにしましょう。
スマホが熱を持っている
スマホは本体の温度が上昇し一定の温度に達すると、故障防止のために機能の一部を制限するようになっています。スマホが一度熱を持ってしまうと、正常な温度になるまで充電機能も停止されることがあります。
このようなケースでは、本体の電源を切り、直射日光が当たらない場所に置いて自然に温度が常温に下がるまで待つしかありません。間違っても、本体を冷蔵庫に入れたり保冷材で冷却したりしてはいけません。
スマホ本体を急激に冷却すると、本体内部に結露が生じて故障する恐れがあります。
参考:Apple「iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合」
過放電状態になっている
スマホ内部のバッテリー残量がゼロのまま長く放置すると、バッテリーが「過放電状態」になってしまいます。スマホのバッテリーが過放電状態になると、充電器につないでも充電が開始しない場合があります。この場合でも、充電を続けることで自然に充電が始まる場合があります。
しかし、いくら充電ケーブルを抜き挿ししても充電はできなくなってしまうこともあり、このケースでは、スマホ本体のバッテリーが寿命となっている可能性が考えられます。この場合は、バッテリーを交換するようにしましょう。
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充電に関するトラブルの予防法
スマホが充電できなくなると、日常生活に大きな支障となるだけに、日頃から充電トラブルを起こさないようにするのが重要です。充電トラブルをなくすことで、スマホ本体を長く適切に使いこなせるでしょう。
ここでは、スマホの充電トラブルを起こさないための予防法を2つ紹介します。
充電しながらスマホを使い続けない
スマホ本体に充電ケーブルを挿したままの状態でスマホを使い続けるのはやめましょう。充電中にスマホを使用することで、充電端子部分に余分な負荷がかかり故障の原因となってしまいます。
スマホ本体を固定して使用することで端子部分への負荷は減らせますが、充電中の使用はバッテリーの劣化につながる可能性もあります。どうしても、充電中に使用しなければならないときには、スマホ本体をできるだけ動かさないようにしたり、長時間使わないようにしましょう。
スマホ本体や充電ケーブルを大切に扱う
スマホは日常生活で当たり前のように使い続けているだけに、粗雑に使いがちです。スマホは、あくまでも精密でデリケートな部品が内蔵されている高温多湿の環境に弱い精密機器であり、充電ケーブルも少しの衝撃でも断線しやすい器具です。
スマホ本体と充電ケーブルは使用方法に気を配り、大切に取り扱いましょう。
対処法を試しても直らない場合は修理も検討しよう
現代では、スマホのない生活など考えられないくらいに、スマホは人々の日常生活には欠かせないアイテムです。それだけに、スマホの充電が不能となって、スマホが使えなくなると生活や仕事に大きな支障をきたします。
スマホの充電不能に関する原因を正確に把握した上で、適切な対処法を試してみましょう。しかし、それでも不具合が改善しない場合は、スマホ本体の修理やバッテリーの交換が必要なケースも考えられます。
スマホ本体の修理やバッテリーの交換を検討の方はスマホ修理王にぜひご相談ください。スマホ修理王は、データそのままで最短10分の即日修理が可能です。安心の初期不良保証付きの総務省登録修理店ですので、安心してご利用いただけます。
スマホの充電接触不良でお悩みの方はお気軽にスマホ修理王にお問合せください。
※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。