【iPhone 5Gの対応機種】使えないときの対処法もご紹介

2023年11月21日

iPhoneで5G対応の機種が初めて登場したのは、2020年。
その後iPhoneは新機種がどんどん発売され、今では5G対応が当たり前になりました。
この記事では、4Gと5Gの違いや、iPhoneの5G対応機種を利用する手順などを徹底解説!
5Gが使えないときの対処法もご紹介するので、ぜひご一読ください。

※この記事の情報は、2023年10月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります

◆◇◆ 目次 ◆◇◆

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iPhone 5Gの対応機種

iPhone 5Gの対応機種

iPhoneで5G対応がスタートしたのは、2020年10月に発売された「iPhone 12」から。
2023年10月時点で、5Gに対応しているiPhoneの機種は、以下の通りとなります。

■iPhone SE(第3世代)

■iPhone 15シリーズ
iPhone 15 Pro Max
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Plus
iPhone 15

■iPhone 14シリーズ
iPhone 14 Pro Max
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Plus
iPhone 14

■iPhone 13シリーズ
iPhone 13 Pro Max
iPhone 13 Pro
iPhone 13
iPhone 13 mini

■iPhone 12シリーズ
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro
iPhone 12
iPhone 12 mini

おすすめのモデルは?

iPhone 15

2023年9月に発売された最新の機種が、iPhone 15です。
前モデルよりチップの性能が高まり、カメラ性能も1,200万画素から4,800万画素へと大幅にアップ。
また、充電の差し込み口がLightningからUSB-Cに変更され、データ転送が高速になりました。

iPhone 14と比較するとディスプレイの枠部部が狭くなっており、よりスタイリッシュなデザインに。
操作性やディスプレイへの没入感がより高くなったため、動画やゲームを最大限に楽しみたい方におすすめです。

iPhone 15はこんな人におすすめ
・iPhone独自のLightning端子が使いづらいと感じている
・通常モデルでも高画質なカメラを使いたい
・動画・ゲームなど、ディスプレイへの没入感を深めたい
iPhone 14

iPhone14には6GBのRAMが搭載され、前モデルに比べて処理速度が大幅にアップ。
その結果バッテリーの持ちが良くなったので、日常的にスマホをヘビーユーズする方に最適なモデルです。

また、「衝突事故検出」「衛星経由の緊急SOS」といった新機能も、iPhone 14から追加。
車に乗る機会が多い方や、ご高齢の方にも安心のモデルだと言えるでしょう。
さらにスペックだけではなく「操作しているときの使用感」なども向上しているのがポイントです。

iPhone 14はこんな人におすすめ
・最新型にはこだわらないけれど、高性能のiPhoneがほしい
・バッテリーの持ちが良いiPhoneを求めている
・「衝突事故検出」「衛星経由の緊急SOS」といった新機能が気になる
iPhone SE(第3世代)

本体のサイズが小さく、圧倒的に低価格なのがiPhone SE(第3世代) の魅力。
64GBなら、6万円前後で購入することができます。

ホームボタン搭載型のモデルで、生体認証は指紋認証のみ。
スペックは他のモデルに比べてやや低く、画面も「液晶ディスプレイ」なので、高画質な写真や動画を楽しみたい方や、スマホでゲームをする方にはあまり向いていないと言えるでしょう。

iPhone SE(第3世代)はこんな人におすすめ
・とにかく安くiPhoneを購入したい
・電話・メール・WEB検索をする程度で、それほど高いスペックを求めていない
・手が小さく、大きいサイズのiPhoneが使いづらいと感じている
iPhone 13 mini

「iPhone SE(第3世代) に惹かれるけれど、もう少しスペックもほしい」
そんな方にぴったりなのが、iPhone 13 mini。
iPhone 13 miniは、SE(第3世代)に比べて、「さらにサイズが小さい」「でもスペック面はより高い」というバランスの良いモデルです。

iPhone 13 miniには有機ELディスプレイや、高性能なカメラ機能が搭載。
画面のサイズは小さいながらも、美しい写真や動画を楽しめる機種だと言えるでしょう。

iPhone 13 miniはこんな人におすすめ
・ほどほどに安く、スペックもほしい
・手が小さい子どもや、iPhoneを片手で操作したい女性
・写真や動画なども日常的に楽しみたい

そもそも「5G」って?

そもそも「5G」って?

5Gとは「5th Generation」の略称で、「第5世代 移動通信システム」という通信技術のことです。
2020年より、各キャリアで5Gサービスの提供がスタートし、現在5Gが利用できるエリアは全国で急速に拡大中。
例えばdocomoでは「2024年3月までに全国すべての市区町村への展開と、人口カバー率90%以上を目指す」と発表しています。

5Gまでの歴史

1980年代に利用されていた「1G」でできるのは、アナログ無線による音声通話が中心でした。
その後1993年に第2世代である「2G」が登場。
通信速度や技術が向上し、メールやインターネットが携帯電話でも利用できるようになりました。

近年までの主流であった「4G」では、これまでの通信速度から大幅に向上した100Mbps~1Gbpsという高速通信を実現。
そして、その4Gをさらに上回る通信速度と安定性を持つのが、最新の通信技術である「5G」なのです。

5Gの特徴

5Gと4Gの大きな違いは、以下の3点です。

①超高速で、大容量
5Gの通信速度は、最大でおよそ20Gbps。
これは4Gに比べて、約20倍も早いということです。
長編映画などもほんの数秒でダウンロードでき、4K・8K映像といった大容量コンテンツであっても、スムーズに配信することができるようになります。

②低遅延
5Gでは、通信の際に起こる遅延がごく小さいものになります。
5Gの遅延は4Gの1000分の1秒以下とも言われており、リアルタイムでの誤差はほとんど認識できません。
この「低遅延」という特徴のおかげで、クラウドゲームなどもタイムラグを意識せず楽しむことが可能になります。

③多数同時接続
5Gでは、スマホやPCだけでなく、より多くの機器を同時にネットワークに接続することができます。
多数同時接続を利用し、洗濯機・エアコン・玄関の鍵など、さまざまな設備をスマホひとつで操作することができるように。
現在のIoTはWi-Fiを使って利用するものがほとんどですが、将来的には5Gを利用してより多くのIoTを操作できるようになるはずです。

「ミリ波」には非対応

電波というのは、周波数帯域ごとに分けて名前がつけられています。
「ミリ波」というのは「波数が30~300GHz・波長が1mm~10mm」の電波のこと。
ミリ波は5Gの中でも周波数の幅が広く、超高速で通信ができるという魅力的な特徴があります。

海外では、この「ミリ波」に対応したiPhoneが発売されていますが、日本でミリ波に対応しているのはAndroidの一部機種のみ。
新発売のiPhone 15は、ミリ波対応がひそかに期待されていましたが、結局それは実現しませんでした。

5Gで気をつけるべきポイント

【対応エリアを確認する】
現在ではほとんどのエリアで5Gを利用することができます。
とはいえ、対応エリアはキャリアによって異なりますし、まだ一部では5Gに対応していない地域もあるため、あらかじめ確認するようにしましょう。

【セキュリティ対策】
5Gは多数のデバイスを同時接続できるのがメリットですが、そのぶんサイバーセキュリティが脆弱になることが懸念されています。
IoTで接続する数が増えれば増えるほどリスクは高まるため、各事業者だけではなくスマホユーザー自身もセキュリティ対策への意識は持っておくのが賢明です。

iPhoneで5Gを利用する手順

iPhoneで5Gを利用する手順

iPhoneで5Gを利用するには、いくつか必要な手順があります。
ここからは、実際にiPhoneで5Gを利用するために必要なポイントについてご紹介していきましょう。

5G対応機種を用意する

5Gを利用するためには、5Gに対応しているiPhoneが必要となります。
5G対応機種については、「iPhone 5Gの対応機種」の項目にてご確認ください。

5G対応のプランに加入する

キャリアで5G対応iPhoneを購入する場合は、基本的に5Gプランへの加入が必須となります。
しかし中古のiPhoneなどを購入した場合、5G対応プランへの切り替えを忘れることがあるので注意しましょう。

なお、auでは4G契約のままで5G対応端末を利用することができません。
その他のキャリアでは4Gプランに対応している5G端末もありますが、いずれも4Gプランのままでの利用は推奨されていないようです。

iPhoneを5Gに設定する

iPhoneを5Gに設定する手順は、以下の通りです。

iPhoneを5Gに設定する手順
  1. 設定
  2. モバイル通信
  3. 通信のオプション
  4. 音声通話とデータ
  5. 「5Gオン」または「5Gオート」を選択

iPhoneで5Gが使えないときの対処法

iPhoneで5Gが使えないときの対処法

設定したのに5Gが使えないときは、以下の対処法を試してみてください。

iOSをアップデート

SIMカードとeSIMのデュアルSIMモードで5Gを使いたい場合、iOSを14.5以上にバージョンアップする必要があります。
古いバージョンだとデュアルSIMモードで5Gデータ通信ができないため、以下の手順でiOSをアップデートしましょう。

iOSをアップデートする手順
  1. 設定
  2. 一般
  3. ソフトウェアアップデート
  4. 画面に沿ってアップデートを開始する

機内モードの切り替え

機内モードを切り替えて、ネットワークの接続をリセットしてみるのも効果的。
iPhoneのコントロールセンターを開き、機内モードを切り替えて様子を見てみましょう。

機内モードを切り替える手順
  1. iPhoneのホーム画面を上に向かってスワイプ
  2. コントロールセンターにある飛行機のマークをタップ
  3. オン・オフを何度か切り替える
  4. 機内モードをオフにし、5Gが使えるかを確認する

低電力モードをオフにする

iPhoneを低電力モードにしていると、ビデオストリーミング中以外は5Gを利用できなくなります。
以下の手順で、低電力モードをオフにしましょう。

低電力モードをオフにする手順
  1. 設定
  2. バッテリー
  3. 低電力モード⇒オフ

通信エリアを確認する

現在地が、5Gの通信エリア内かどうかを確認してみましょう。
5Gの対応エリアはキャリアによって異なるため、以下の公式サイトでご確認ください。

docomo
Softbank
au
楽天モバイル

ネットワーク設定のリセット

ネットワーク設定をリセットすることで、ネットワーク接続で生じているエラーが解消されることがあります。
ただしネットワーク設定をリセットするとWi-Fiのパスワードなどもリセットされてしまうため、あらかじめ確認してから実行するようにしましょう。

ネットワーク設定をリセットする手順
  1. 設定
  2. 一般
  3. 転送またはiPhoneをリセット
  4. リセット
  5. ネットワーク設定をリセット

iPhoneの初期化

それでもダメなら、iPhoneを初期化してみましょう。
まずはiPhoneのデータをバックアップしてから初期化、その後データを復元し、5Gを利用できるかどうかをご確認ください。

iCloudでバックアップを取る手順
  1. 設定
  2. プロフィールアイコン
  3. iCloud
  4. iCloudバックアップ
  5. 今すぐバックアップ
iTunesでバックアップを取る手順
  1. PCでiTunesを開く
  2. 編集
  3. 環境設定
  4. デバイス
  5. iPhoneを自動的に同期しない⇒チェック
  6. OK
  7. iPhoneとPCをケーブルで接続
  8. iTunes内のiPhoneアイコン
  9. 概要
  10. 今すぐバックアップ

上記いずれかの方法でバックアップをし、完了したらiPhoneを初期化します。

iPhoneを初期化する手順
  1. 設定
  2. 一般
  3. 転送またはiPhoneをリセット
  4. すべてのコンテンツと設定を消去

初期化が終わったら、バックアップした方法でiPhoneを復元します。

iCloudでデータを復元する手順
  1. iPhoneの電源をオンにする
  2. 「Appとデータ」まで進む
  3. iCloudにサインイン
  4. 復元したいバックアップデータを選択
  5. Apple IDでサインイン
  6. 画面の案内に沿って進行し、復元
iTunesでデータを復元する手順
  1. iTunesを開く
  2. iPhoneとPCをケーブルで接続
  3. iTunesのiPhoneマークを選択
  4. バックアップ復元
  5. 復元したいバックアップデータを選択
  6. 復元
  7. 同期完了後、接続を外す

iPhoneが復元できたら5Gに繋げるかどうかを確認してみましょう。
※「iPhoneを5Gに設定する

どうしても5Gが使えないときは

どうしても5Gが使えないときは

ここまで試してみても5Gが利用できないときは、通信機能が故障しているか、何らかのバグが発生している可能性があります。
その場合は、契約しているキャリアへお問い合わせください。

無料相談ならスマホ修理王

スマホ修理王をはじめとする第三者修理店では、「通信」に関わる修理をすることはできません。
そのため、通信に関する故障だと判断できた場合は、キャリアやAppleへの修理をご案内することになるので、あらかじめご了承をお願いいたします。

ですが、不安なこと・わからないことがあれば、遠慮なくスマホ修理王にご相談いただければ幸いです。
スマホ修理王なら、ご相談やお見積りは無料でご対応が可能。
「故障かどうか判断できない」
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そんなときは、ぜひ一度スマホ修理王へご連絡ください!



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※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、まずはお電話・メールでご確認ください

スマホ修理王は満足度三冠達成!

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

機種ジャンル

※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

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フロントカメラ/近接センサー -
スピーカー -
水没 -
システム修復 -
リアパネル -

iPhone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800~5,800円かかります。

◆保証期間について(部品の初期不良保証)
 一部の画面修理は、3ヶ月保証です。
 その他の部品交換修理は、1ヶ月保証です。 
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆画面【軽度】とは、「軽くガラスが割れている程度で、全体的に問題なくタッチ操作ができ、液晶に異常(にじみ、変色、タテ筋など)も見られない状態」を指します。

◆画面【重度】とは、「重度のガラス破損、液晶の異常(にじみ、変色、タテ筋などがある状態)、タッチ操作ができない、タッチ切れしている状態」を指します。

◆画面は機種により「高品質パネル」もご用意しています。詳しくは店舗へお問い合わせ下さい。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆指紋認証機能(Touch ID)が搭載されている機種について、ホームボタンを交換した場合は、指紋認証が使えなくなります。

◆顔認証機能(Face ID)が搭載されている機種について、フロントカメラ・近接センサーを交換した場合は、顔認証が使えなくなります。

◆イヤースピーカーの故障の原因が、近接センサーの場合は近接センサーの料金を適用し、イヤースピーカーの場合はスピーカー料金を適用します。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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