【iPhone】画面表示がおかしい?バグ?対処法や原因などを解説

2023年10月4日

 
タッチしても画面が反応しない、白い線が入っていてiPhoneの画面表示がおかしいと感じることがあります。電源を入れても画面がまっくら、勝手に動くなどもよくある症状の一つです。
今回はiPhoneの画面表示がおかしい時の原因や対処法、おすすめの相談先について解説します。

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iPhoneの画面トラブルでよくある症状

iPhoneの画面トラブルでよくある症状

一口にiPhoneの画面がおかしいと言っても、考えられる症状は多岐にわたります。なかでも代表的な画面トラブルは以下の5つです。

  • 画面にタッチしても反応しない
  • 電源が付かず画面がまっくら
  • 画面に黒や白の線が入っている
  • カーソルが勝手に動く
  • 画面がズレている・拡大しすぎている

各症状の具体的な内容を紹介します。

画面にタッチしても反応しない・フリーズしている

代表的なのがスワイプしても今の画面から変わりがなく、フリーズしてみえる状態です。タッチしても何の反応も示さないため、メールや電話、ブラウジングなどすべての動作に支障をきたします。

表面の保護フィルムによる一時的な不具合なら簡単に直せますが、ソフトウェアにトラブルが生じていると一筋縄ではいきません。端末の故障も疑われる、注意が必要な症状です。

画面が付かない・まっくらになっている

よくある症状の2つ目は、電源ボタンを押しても画面が付かず、充電し直しても画面がまっくらのままの状態になることです。画面や電源ボタンを押しても一切反応しないため、どうすれば良いかわからず、悩んでしまう人もいるでしょう。

画面が付かない時の原因は大きく2つで、電源自体が入っていない、電源はオンになっているがディスプレイの不具合によって視認できない状況のどちらかです。判別の仕方や対処法は後述します。

画面に線が入っている

普段通りiPhoneの電源を入れてみると、画面に謎の白い線が現れることがあります。テキストや画像、動画などが見づらくなり、日常使いのあらゆる局面で使いにくいと感じるでしょう。

線の種類はさまざまで、縦線や横線、斜め線、白い線、黒い線など……。突如画面に表示された線の原因は、ソフトウェアとハードウェアの問題の2つです。システムの不具合で液晶画面に十分な電気が届いていないと、白い線や縦線などが表示される場合があります。落下による画面割れをはじめ、端末自体がダメージを受けることで、黒い線や斜め線が入ることも珍しくありません。

画面が勝手に動く

画面に触れていないのに勝手にタップしたり、触った場所と違う場所が反応したりするパターンです。この現象はゴーストタッチとも呼ばれ、ひとりでに動くスマホは気味が悪く思えるかもしれません。

表面に付着した何かを、指の動きだと誤認して起きるパターンが多いです。ひどい時には自分の意思と関係なく、架電やメールの送信を実行してしまう場合も。自分が不便なのはもちろん、周囲にも被害を生じさせかねない症状の一つです。

画面がずれている・拡大し過ぎている

画面が急に下へとズレてしまい、いちいち戻すのが面倒だと感じる場合があります。iPhoneには画面をあえて下にずらし、上方にあるボタンに指を届きやすくする「簡易アクセス」という機能が実装されています。設定した覚えがないのに勝手に画面がズレる場合、トラブルを疑ってみる心がけが必要です。

画面がズレるもう一つの原因がiPhoneの画面を拡大しすぎて、いつもよりホーム画面のアイコンや、テキストが大きく感じるパターンです。一度に取得できる情報量が少なく、スクロールの手間が増えて不便に感じるでしょう。

iPhoneの画面がおかしい時に考えられる原因

iPhoneの画面がおかしい時に考えられる原因

iPhoneの画面がおかしくなる原因はさまざまで、たとえば画面が真っ暗な状態の場合でも、水没やソフトウェアのトラブルなど複数の要因が考えられます。ここでは、画面表示がおかしい時にまず疑ってみてほしい4つの原因を紹介します。

iOSのバージョンが古い

iOSのバージョンが古いと、画面が光らなかったり、線が入ってしまったりする場合があります。iOSのアップデートは製造元のAppleによって定期的に実施されます。

自動更新の設定をしていない場合、気付いたらOSが古い状態になってしまうことも珍しくありません。歯車マークの「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進むと、現在のOSの状態を確認できます。

※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください

スマホの容量不足

アプリの入れ過ぎや写真・動画の保存し過ぎなどで、端末のメモリーに空きがなくなっている場合も考えられます。スマホ本体の容量が不足すると、アプリやWebサイトの読み込みが遅くなるほか、動作が重くなってしまいます。

結果的に画面のフリーズや、タッチしても無反応といった表示の異常を引き起こす場合も。容量不足が原因なら、使っていないアプリや古い画像を消去するのが有効です。

ウィルスの感染

気づかぬ間にスマホがウイルスに感染してしまい、画面トラブルが引き起こされる可能性もあります。とくに画面が勝手に動く症状は、ウイルス感染を疑ってみてほしい事案です。

スマホをハッキングで乗っ取られ、遠隔操作でさまざまな悪事の発信主体と化している場合もあります。たとえば別のユーザーに偽のメッセージやリンクを送信したり、卑猥で暴力的なコンテンツをSNSやメッセージで拡散されたりといった被害を被ります。知らず知らずに犯罪の加害者となってしまうため。ハッキング被害には対策が必要です。

マルウェアの主な感染経路として考えられるのが、怪しいアプリのインストールや安全性の低いWebサイト・サービスへのアクセスです。突如iPhoneの画面が勝手に動き出した場合、直近で信頼性の低いアプリやサイトを利用した覚えがないか確認してみましょう。

画面の故障・不具合

水没・衝撃・経年劣化・初期不良などで本体が故障、または不具合を起こしていると、フリーズが起きてしまう場合があります。トラブルの原因はディスプレイなのか、本体内部にあるのか把握に努めましょう。

見分けるためにぜひ実践してほしいのが、充電器と接続することです。充電してすぐに音がなったり、振動したりする場合、画面が付かない原因はディスプレイ部品にあると推察されます。充電ケーブルとつないでも反応がみられない時は、iOSにトラブルが生じている可能性が考えられます。アップデートに失敗し、ソフトウェアが破損しているケースが代表的です。

iPhoneの画面トラブルに自分で対処する方法は?

iPhoneの画面トラブルに自分で対処する方法は?

iPhoneの画面トラブルでは修理が必要なことが多々ありますが、外部への相談は自分でできる対応を試した後でも遅くありません。強制再起動や初期化はさまざまな不具合を改善する有効な方法です。ここではiPhoneの画面トラブルへの効果を期待できるおすすめの対策を紹介します。

1.iPhoneを再起動してみる

画面がおかしいけれども動作ができる状態なら、再起動を試すのが一つの手です。iPhoneX,11,12,13以降のモデルでは、いずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しし、画面に電源オフスライダが表示された後に指を離します。

しかしiPhoneの画面がおかしい時は、電源が入らない、画面がフリーズしてしまう等、再起動の操作ができない深刻な状態になる時もあります。端末が反応せず、スマホをオフにしてから電源を入れることができない場合、強制再起動の実行も一つの手です。iOS 16以降の対応モデルで強制的に再起動する手順は次の通りです。

  1. 「音量を上げる」ボタンを押してからすぐに離す
  2. 「音量を下げる」ボタンを押してからすぐに離す
  3. サイドボタンを押さえた状態にする
  4. Appleのロゴマークが表示された後、サイドボタンを離す

2.設定を見直す

画面がおかしい時の症状によっては、設定の見直しや変更が効果的な場合があります。該当するのは、画面がずれている・拡大している時で、確認したいのは「ズーム機能」と「簡易アクセス」です。

ズーム機能をオンにすると、3本の指でダブルタッチした際に、一部分のみが拡大して表示されます。保護フィルムや表面のホコリを指だと誤って認識してしまい、画面がズレたと感じている可能性が考えられます。

もう一つ注意したい簡易アクセスとは、片手でスマホを操作するために実装された機能です、ホームボタンを2回タップした時に、画面表示が下方向にずれます。「ズーム機能」と「簡易アクセス」はiPhoneのアクセシビリティから簡単に設定を切り替えられます。

iPhoneが勝手に動く時には「タッチ調整」の設定の見直しも有効です。感度が高いとゴーストタッチが引き起こされる危険があるため、心配ならオフへの切り替えを検討しましょう。

3.iOSのアップデートを実施する

フリーズや画面が付かずに困っているなら、iOSのアップデートが有効な改善策の一つ。新しいバージョンのソフトウェアに更新すると、不具合の改善だけでなく、セキュリティのバグの解消をはじめ、機能の向上が期待できます。iPhoneを手動でアップデートする際の手順を以下にまとめました。

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「ソフトウェア・アップデート」を選択
  4. アップデートが必要か確認する
  5. 「ダウンロードとインストール」を選択
  6. 6桁のパスコードを入力
  7. 利用規約に同意
  8. 「モバイルデータ通信を使用しない」を選択
  9. ソフトウェアのダウンロードが完了するまで待機
  10. 「今すぐインストール」を選択
  11. パスコードを入力
  12. アップデートの検証・実行

ただし手動アップデートは手間がかかるため、自動更新の設定がおすすめです。

4.保護フィルムをはがす

画面が勝手に動く現象は、保護フィルムをはがすだけで解消する場合があります。フィルムのすき間に入り込んだホコリや気泡がゴーストタッチを引き起こす危険もあるためです。とくに材質が硬い製品を使用していると反応が鈍くなることは十分考えられます。

メガネ拭きやクリーニングクロスなどの柔らかい布で、表面のホコリや汚れをふき取るだけで感度が改善するかもしれません。フィルムを買い直すのが手間に感じるなら、使わないのも一つの選択です。傷や衝撃を避けるのが目的の場合、スマホケースで代用できるともいえます。

5.iPhoneの初期化を行う

他の方法を試してもどうしても改善しない場合、端末の初期化を検討しましょう。iPhoneの初期化とはすべてのデータを消去して、工場出荷時の状態に戻すことです。

画像や動画データがパンパンで容量不足の場合、またはウィルスへの感染が疑われる場合などに効果的な方法です。iPhoneは端末の設定を変更することで、Appleや携帯キャリアの同意がなくても初期化できます。手順は以下の通りです。

  1. 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」とタップ(iOS 15以降の場合)
    ※iOS 14以前の場合は「設定」→「一般」→「リセット」とタップ
  2. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
  3. 「iPhoneを消去」をタップしてパスコードを入力

※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります

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iPhoneの画面がおかしい時の相談先

iPhoneの画面がおかしい時の相談先

自分でできる対処法を試しても画面がおかしい状態から抜け出せないなら、修理の依頼を検討しましょう。主な相談先はApple Store、iPhoneを購入した店舗、iPhone修理店です。それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説します。

Apple Store

Apple Store(アップルストア)はApple直営のサポートサービスで、実店舗への持ち込み修理とオンラインでの郵送修理に対応しています。公式による修理のため、技術力が高く、高難度の故障でも対応できるのが利点です。

ただしApple Storeは全国で十数店舗しかなく、地域の人が利用しやすい環境とはいえません。郵送修理だと依頼〜修理完了~引き渡しまで1週間以上かかってしまいます。修理費用は巷のiPhone修理店と比べて高めです。なお、iPhoneの本体保証やAppleCare+のオプションが付いている場合、安価に抑えられます。

参考:Apple「iPhoneの修理サービス

iPhoneを購入した店舗

iPhoneの修理はauやdocomo、SoftBankなど購入元のキャリアショップでも対応しています。利点は各キャリア独自の保証サービスによる手厚い保証を受けられることです。故障部位や修理の程度にかかわらず、基本的に新品に交換する対応がとられます。

一律同じ料金となり、個別対応と比較して料金が高くなる場合があること、即日対応は不可で修理完了まで時間がかかることには注意しましょう。

iPhone修理店

街中のiPhone修理業者への依頼は、対応が迅速で、料金も安価な傾向があります。Appleの公認の店舗ではありませんが、修理の品質は低いわけではないため安心して依頼できます。対応のスピード感は魅力的で、端末を持ち込んだその日に修理が完了することも珍しくありません。

急を要する場合は真っ先に依頼を検討したい方法といえます。業者によってはデータのバックアップにも対応しており、事前の準備なく気軽に依頼できるのも利点です。

どうしても直らない場合は修理検討してみよう

iPhone修理ならスマホ修理王

再起動や設定の見直し、iOSのアップデートなどの手段を試しても画面がおかしいままの場合、修理の検討が必要です。部品の不具合やソフトウェアが破損していると、利用者側でいくら処置を施しても改善しないことがあります。

スマホ修理王は総務省登録修理業者の認定を受けており、国の基準を満たした部品のみ使用しています。さまざまな修理に対応可能なため、ぜひお気軽にご相談ください。

ご相談・お見積もりは無料でご対応
お近くの店舗を選択してお問い合わせください

 
※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください

 

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

iPhone修理価格表

機種ジャンル

※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

下記からモデルを選択してください

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修理内容 料金(税込)
画面(軽度) -
画面(重度) -
バッテリー -
充電コネクタ -
各種ボタン(電源・音量・マナーモード) -
リアカメラ -
リアカメラレンズ -
フロントカメラ/近接センサー -
スピーカー -
水没 -
システム修復 -
リアパネル -

iPhone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800~5,800円かかります。

◆保証期間について(部品の初期不良保証)
 一部の画面修理は、3ヶ月保証です。
 その他の部品交換修理は、1ヶ月保証です。 
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆画面【軽度】とは、「軽くガラスが割れている程度で、全体的に問題なくタッチ操作ができ、液晶に異常(にじみ、変色、タテ筋など)も見られない状態」を指します。

◆画面【重度】とは、「重度のガラス破損、液晶の異常(にじみ、変色、タテ筋などがある状態)、タッチ操作ができない、タッチ切れしている状態」を指します。

◆画面は機種により「高品質パネル」もご用意しています。詳しくは店舗へお問い合わせ下さい。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆指紋認証機能(Touch ID)が搭載されている機種について、ホームボタンを交換した場合は、指紋認証が使えなくなります。

◆顔認証機能(Face ID)が搭載されている機種について、フロントカメラ・近接センサーを交換した場合は、顔認証が使えなくなります。

◆イヤースピーカーの故障の原因が、近接センサーの場合は近接センサーの料金を適用し、イヤースピーカーの場合はスピーカー料金を適用します。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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