ZenFoneのバッテリーを交換するには?ASUSのスマホ修理の方法を解説

2023年7月31日

ZenFoneのバッテリーを交換する方法は、MVNO会社の保証サービスやASUS公式のサポート、専門修理業者への依頼などがあります。メーカー保証はサービス範囲が幅広く、格安で利用できるのが利点です。

今回はZenFoneのバッテリー交換の方法やメリット、デメリット、電池を長持ちさせるポイントについて解説します。

スマホ修理王では、データそのまま最短30分でZenFoneのバッテリー交換が可能です。
ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。お電話やメールにて修理のご相談・無料お見積りも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。ZenFoneの詳しいバッテリー交換料金等はZenFone修理についてのページをご覧ください。

 
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ZenFoneのバッテリー交換方法

ZenFoneは台湾のメーカー「ASUS」が開発したSIMフリースマホです。機能がシンプルで使いやすいうえに、価格がリーズナブルで市場から注目を集めています。

利便性が高いスマホですが、使用を続けることで劣化は避けられません。ZenFoneの寿命や、バッテリーの交換方法について解説します。

ZenFoneのバッテリーには寿命がある

ZenFoneをはじめスマホのバッテリーは経年劣化し、最後には寿命を迎えてしまいます。

使用期間が延びるに従い、バッテリーの容量が緩やかに減少していきます。寿命を縮める要因はシステムの種類や消費電力、使用中のアプリやプログラムなどの影響です。

適切な環境(周辺温度が25°)で使用した場合、1年間使用を続けた後の供給容量は購入時の約80%です。

一方で周囲の温度や利用方法に問題があると、1年後のバッテリー容量が元の60%まで落ち込む可能性があります。

スマホのバッテリーで使用されるリチウムイオン電池は、熱に弱いのが特徴です。高温下での使用や充電はバッテリーの劣化を早める代表的な要因です。

たとえば夏場の車内をはじめ高温下で充電を行った場合、バッテリーの寿命や劣化を早める可能性があります。

ZenFoneでは、電池が熱を持ちすぎてオーバーヒート状態に陥ったときは、バッテリー保護機能が働き、充電が自動的にストップします。

ZenFoneのバッテリーの交換方法は主に4つ

ZenFoneのバッテリーの交換方法は、主に以下の4つです。

  1. MVNO会社の保証を利用する
  2. ASUSに依頼する
  3. スマホ修理店に依頼する
  4. 自分でバッテリーを交換する

それぞれ詳しく解説します。

1.MVNO会社の保証を利用する

MVNO会社の保証サービスに加入していれば、電話やチャットでバッテリー交換の依頼を行うことが可能です。

たとえばmineoの「端末安心保証」は、格安で端末自体を交換できるサービスです。1回目の交換は5,500円(税込)なので、本体の買い替えと比べて非常にお得だといえます。

MVNO会社の保証は故障の原因しだいでは、サービスを受けられないことがあるので注意してください。

2.ASUSに依頼する

MVNOの保証サービスに加入していない場合、製造元に修理を依頼するのが一般的な方法です。

ASUSは登録無料で、保証内容が幅広く便利な「ASUSのあんしん保証」を提供しています。突然電源が入らなくなる原因不明の故障や、落雷や水害など災害による故障、不注意が原因の自尊故障まで、原因不問で修理に対応します。

保証期間内に生じた修理にかかる費用はすべてASUSが負担するため、自己負担なしで修理を行えるのが利点です。

具体的な依頼方法やメリット、デメリットは「ZenFoneのバッテリー交換をASUSに依頼するメリットとデメリット」の見出しで解説しています。

3.スマホ修理店に依頼する

スマホ修理店ではスマホの修理に加え、バッテリー交換やバックパネル、カメラ交換などにも対応可能です。全国展開のサービスを利用すれば、居住エリアにしばられず、気軽に足を運べます。

基本的にスマホ修理店は対応スピードが早く、費用も安価です。MVNOの保証に未加入でも、公式のサポート期間外になっても気軽に利用できます。

スマホ修理店への具体的な依頼方法やメリット、デメリットは後ほど詳しく解説します。

4.自分でバッテリーを交換する

機種によっては自分でバッテリーを外して、交換できる仕様のものもあります。

自分で修理するメリットは費用を抑えられることです。しかし、ASUSのバッテリーを自分で交換するのはおすすめできません。経験がないと、誤ってバッテリーに接触するコードやコネクタを傷つけてしまう危険があるためです。

自分で修理するとしても専門的な知識や専用の修理キットが必要で、リスクが高いことを理解してください。バッテリーが発売中止になってしまった機種もあるため、物理的に専門業者ではないと対応できない場合もあります。

ZenFoneのバッテリー交換をASUSに依頼する方法

製造元のASUSにバッテリー交換を依頼する方法は、コールセンターへの問い合わせ、またはメールやオンラインでの問い合わせのいずれかです。

バッテリー交換だけでなく、修理が必要な場合も同様です。具体的な問い合わせ方法や留意点について解説します。

コールセンターに問い合わせる

コールセンターの電話番号は「ASUSサポート – お問い合わせ」のページから確認できます。受付時間は9:00〜 19:00で、年中無休で営業しています。平日の昼休みや休日も利用できるため、スムーズに修理を依頼できるでしょう。

固定電話なら通話料が無料ですが、携帯電話やスマートフォン、PHSからだと料金の負担が必要です。

電話は通じにくいことがあるため、受付時間外や電話が混雑している時間帯はメールで問い合わせましょう。

メールやオンラインで問い合わせる

メールでの問い合わせを希望する場合、「ASUSサポート – お問い合わせ」からメールアドレスが確認できます。回答には2~3営業日の期間が必要です。

ASUSはメールのほか、チャットでのオンラインサポートを提供しています。チャットサポートの営業時間は9:00~18:00(土日・祝祭日・年末年始をのぞく)で、迅速な回答が期待できます。

オンラインサービスを利用するには、事前に「ASUSアカウント」を取得が必要です。アカウントの登録は公式サイトから可能です。ASUSアカウントを取得することで、簡易的な故障チェックや、包括的なサポートを受けられます。

ZenFoneのバッテリー交換をASUSに依頼するメリットとデメリット

ZenFoneのバッテリー交換をASUSに依頼するメリットは次の通りです。

  • 正規店での修理となるため安全性が高い
  • 修理費用がリーズナブル

一方で次のデメリットがあります。

  • 修理期間が長い
  • 保証対象外だと修理費用が高額になる
  • スマホ内のデータが消えてしまう

それぞれ具体的な内容を解説します。

ASUSでZenfoneのバッテリーを交換するメリット

正規店での修理になるため、安全性が高く、修理費用もリーズナブルに抑えやすいことが利点です。

ZenFoneはハイスペックのスマホでありながら、機種代金がリーズナブルで注目を集めています。品質にはこだわりをもっており、修理でも妥協のない高品質のサービスが期待できます。

ZenFoneには、製品購入から12か月間の保証がつけられています。ただし、使用期間の経過に伴うバッテリーの劣化は保証の対象外となっています。また、ASUSに修理を出す場合、実店舗での対応は不可となっているため、オンラインで申請する必要があります。

ASUSでZenfoneのバッテリーを交換するデメリット

ZenFoneを修理に出すときのデメリットは、期間が長いことです。即日修理に対応していないほか、完了までに通常1~2週間程度かかるため、スマホがない状態が続きます。

バッテリーの交換だけかと思いきや、その他の不具合が見つかり、修理が余計に難航する恐れがあります。

代替機の貸出サービスを提供していない点には、注意が必要です。修理期間中はスマホを持てない生活を強いられるため、不便さを感じる可能性が高いといえます。

期間や故障原因を理由に保証の対象から外されてしまう場合、修理費用が高くなりやすいのも特徴です。

さらに、ASUSへ修理に出すとスマホ内のデータは消えてしまいます。専門修理業者のように思い出の写真や動画を残しておけないため、事前にバックアップを取る必要があります。

ZenFoneのバッテリーの交換をスマホ修理店に依頼するメリットとデメリット

ZenFoneのバッテリー交換ではスマホ修理店の活用もおすすめです。即日修理可能で価格も安く済む場合が多く、今すぐスマホを使える状態にしたいなら有力な選択肢です。

ただ、スマホ修理店へ依頼すると、安全面におけるデメリットはあります。ZenFoneのバッテリー交換を専門業者に依頼するメリットと注意点を解説します。

Zecfoneのバッテリーの交換をスマホ修理店に依頼するメリット

ZenFoneのバッテリー交換をスマホ修理店に依頼するメリットは次の通りです。

  • 即日修理に対応
  • 修理費用を抑えやすい
  • データを消すことなく修理できる

地域のスマホ業者は対応のスピード感が魅力です。ZenFoneのバッテリー交換は1週間以上の時間がかかることも珍しくありませんが、スマホ修理店ならその日のうちに対応できます。

純正品と同等性能の互換品を使用するため、修理費用を安価に抑えられるのも大きな利点です。さらに店舗によってはスマホ内のデータを残したままの修理が可能です。事前にバックアップを取ったり、初期化したりせずに済みます。

Zenfoneのバッテリーの交換をスマホ修理店に依頼するデメリット

ZenFoneのバッテリー交換をスマホ修理店に依頼するデメリットは次の通りです。

  • 正規店のサポートが受けられない
  • 安全性に懸念がある

第三者修理店では、純正と同等性能の互換品を使用するため、修理店によっては、充分な点検をしていない粗悪な部品を使っていることがあります。

第三者修理店に依頼する際は、使用する部品に対して基準を設けて、基準をクリアした高品質な部品を使用している等の記載があるかどうか、公式ウェブサイトを確認してから依頼しましょう。

 
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ZenFoneのバッテリーを長持ちさせるためのポイント

ZenFoneのバッテリーは、使用環境や利用方法を工夫することで長持ちさせられます。バッテリーに使われる電池は、充電を繰り返すと1回の使用時間が短くなる消耗品です。ZenFoneのバッテリーを長持ちさせ、劣化を防ぐためのポイントを紹介します。

満充電状態になったらケーブルを外す

充電時はフル充電が完了したらコンセントからケーブルを外してください。就寝前に充電器にスマホをセットする人もいますが、推奨できません。フル充電の状態が長く続くため、余計な熱を持ち、バッテリーの劣化を引き起こすためです。

充電が満タンになったら即座にケーブルを外せるよう、充電する時間やタイミングには気を配りましょう。

なお、ZenFoneにはバッテリー保護機能が備わっています。フル充電後、90%以上の電池残量を維持できている場合、その間は再充電が停止されます。

充電中の操作を控える

充電中にスマホを操作すると余計な熱が発生し、バッテリーの劣化を早まる危険があります。

充電器につないだままZenFoneを使用した通話や通信が長時間に及ぶと、電池への負荷が大きくなるためです。

長時間の通話やゲーム、動画の視聴などは避けてください。バッテリー搭載の端末に外付けデバイスが接続されている場合も、放電は早まります。

バックグラウンド通信の設定を見直す

バックグラウンドで起動中のアプリもバッテリ消費の原因です。アプリを削除するか、通信設定を見直すことを推奨します。

スマホのアプリや機能にはユーザーが操作していないときも、情報の更新やメッセージの受診で電力を消費する場合があります。

ZenFoneのバックグラウンド通信を制限する手順は次の通りです。

  1. クイック設定から、歯車(設定)アイコンをタップ
  2. 「電池」→「PowerMaster」→「節電オプション」の順にタップ
  3. 「アプリのバックグラウンド通信を制限」でスイッチを右に切り替え、機能を有効にする

参考:ASUS「[Phone] 「アプリのバックグラウンド通信を制限」する機能とは何ですか?」

画面の明るさを調整する

画面が明るいと電力の消費を早めるため、事前に明るさを調整しておきましょう。

ASUSでは「設定」→「ディスプレイ」から、明るさレベルを簡単に変更できます。画面の上部にスライダーが表示され、スワイプ操作で調節可能です。

明るさの自動調節機能を有効にすることで、周囲の環境に合わせて、明度を変えられます。さらに、薄暗い状況下でも画面が見やすくなる夜間モードや、画面の色調を手動で調整できるカラーモードもあります。

使用環境に応じて、画面の明るさを調整するモードを活用すれば、バッテリーの長持ちにつながるでしょう。

参考:ASUS「【ASUS ZenFone 8】設定画面【ディスプレイ】」

ZenFoneのバッテリー交換はスマホ修理王へ相談を

ZenFoneのバッテリーは長年の使用や高温下の充電によって劣化します。フル充電でケーブルをさしたままの状態を放置しない、充電中の操作を控える、アプリや機能のバックグラウンド設定をオフにするなどバッテリーを長持ちさせる工夫が必要です。

バッテリー交換が必要になった場合、スマホ修理業者でも対応可能です。MVNOの保証サービスに加入していない人や、ASUSの保証期間外でも、バッテリーの交換を受け付けます。

スマホ修理王は安心の総務省登録修理店です。総務省の基準を満たした厳選の部品のみ使用しており、品質には問題ありません。ZenFoneのバッテリー交換を希望する際、ぜひお気軽にご相談ください。

※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください

 
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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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症状
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※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

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ZenFone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800円かかります。
基板修理の結果、「修理不可」となった場合、基板修理作業料として5,800円かかります。

◆部品の初期不良について、保証期間は1ヶ月間です。
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆SIM取り出しは、SIMの詰まり具合によって、4,800~10,800円です。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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