GoogleレンズをiPhoneで使う方法・手順をご紹介します。

2023年7月28日

自分が見ているもの・目の前にあるものなどを撮影し、撮影した画像を元に検索をして、撮影したものの詳しい情報を提供してくれる『Google レンズ』。

「この植物はなんだろう」「この英文を翻訳するとどういう意味になるんだろう」と、気になったものを撮影するだけで、即座に疑問を解消してくれる便利な機能です。
本記事ではそんなGoogleレンズをiPhoneで使用するにはどうしたらいいか、その方法や使い方などを解説します。

■目次■

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Googleレンズって一体なに?

グーグルレンズとは
Googleが開発し、リリースしている<Googleレンズ>。
Googleレンズは、スマホ用のAR機能を搭載したAIカメラアプリです。
このカメラアプリは、約1億種類の物体を識別する性能を持っており、撮影した被写体から獲得できる情報をもとに、その被写体に関する検索結果をアプリのユーザーに提供してくれます。
撮影した写真・スマホに保存している画像はもちろん、ネット上に掲載されている画像にも対応しているため、被写体そのものの情報はもちろん、関連情報なども細かく知ることが可能です。

<Googleレンズ>は、その名称からAndroidスマホのユーザーしか使用できないのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
Androidスマホを利用していなくても、iPhoneユーザーでも<Googleレンズ>を利用することはできますよ。

Googleレンズでできる9つ便利な機能

「外国の有名な建造物だと思うんだけど、名前が思い出せないし、どこの国にあるのかもわからない…」
「海外旅行中、テキスト入力が難しい外国語を翻訳したい」
「テレビに出ている芸能人が着ている服、どこのブランドの服なんだろう?」
「見たことのない植物、触っても大丈夫かな?」

Googleレンズは、上記のようなシーンで活躍する、非常に便利な機能です。

画像検索機能

撮影した被写体の情報を認識し、画像検索を実行する<画像検索機能>。

画像に写った人や動物、植物、建物等の名前をサッと検索したい場合は<検索モード>を利用するとスムーズに調べることができます。

テキスト読み取り機能

テキストを読み取って、コピー&ペーストなどの編集もできます。
メモパッドに書いた文字・紙の資料などを撮影すれば、Googleレンズがその内容をテキスト化してくれるのでとても便利です。テキスト化された文章・文字はコピーして、別の場所に貼り付けることも可能ですよ。

翻訳機能

<翻訳モード>は、写真・画像内の言語を翻訳してくれます。
外国語を日本語にするなど、読み取ったテキストを100以上の言語に翻訳できる非常に優れた<翻訳モード>。

「食品等の商品パッケージの外国語を解読したいけど、まったく読めない」といった際にこのモードを利用すれば、表示されている内容を確認することができます。
比較的長文の外国語にも対応しているので、仕事の資料など、日本語ではないものを翻訳する場合にも使える機能です。

最適なルート表示機能

画像・写真に写っている建物等の情報取得はもちろん、その建物までのルートも表示してくれる機能です。
建物の画像で検索すれば、場所の名前・ルート案内・営業時間等も把握することができますよ。
初めていく地域・旅行先などで非常に役に立つ機能です。

QRコード・商品情報の読取機能

Googleレンズは、商品のバーコード・QRコードの読み取りもできるんです。
アプリを使用してコードの読み取りを行えば、その製品のWeb検索結果が表示されます。

ファッション情報の表示機能

洋服・バッグ・シューズなどを撮影すると、その商品の価格やメーカー・ブランド名などを調べることができます。
ネットでスナップ写真を閲覧している際、気になった洋服のブランド名やバッグのメーカーなどもサクッと調べることが可能です。

検索結果には類似品も表示されるため、自分好みの製品を新たに発見することもできます。

名刺管理機能

ビジネスシーンなどに欠かせない名刺。
名刺管理機能を利用すれば、名刺に書かれた情報を読み取り、詳細を検索することができます。

スケジュール管理機能

ビジネスでもプライベートでも何かとバタバタしている方にオススメのスケジュール管理機能。
この機能は、手書きの予定表にも対応しているため、サッと走り書きした内容・日時・場所等も読み込んで管理してくれます。

宿題モード機能

宿題をGoogleレンズで撮影すると、検索結果にその宿題の解答手順・答えが表示されます。
自分の習い事の宿題等に役立てることはもちろんですが、お子様の宿題のサポートをする際などにも活用できますよ。
答えだけではなく、その過程を教えてくれるので、お子様の勉強をサポートする保護者の立場からするとありがたい機能なのではないでしょうか。

​​iPhoneでGoogleレンズを使う方法

GoogleレンズiPhoneでも使える
2017年までは対応デバイスが一部のAndroidスマホのみだった<Googleレンズ>ですが、2018年3月からiOSデバイスでも利用できるようになりました。
現在は、ほとんどのスマホでGoogleレンズを利用できるようになっています。

iOSデバイスへの対応がすでにされているGoogleレンズですが、iPhoneユーザーからは「Googleレンズのアプリを探せない」「どこから使えばいいの?」などの声も少なくありません。
これは、iOS用のGoogleレンズアプリがリリースされていないことが原因です。
AppStoreで<Googleレンズ>アプリを検索しても該当するアプリを見つけられないため、「iPhoneでは使えないのでは」といった問題が生じています。

では、iPhoneでGoogleレンズを使うにはどうしたらよいのでしょうか。
iOSデバイスでは2つ方法があるので、それぞれご説明します。
Googleアプリ>or<Googleフォト>の2パターンから、Googleレンズを利用することが可能です。

<GoogleアプリでGoogleレンズを起動する方法>
※この方法はGoogleアカウントをお持ちの方のみ有効
アカウントがない場合は、事前にアカウントを作成してください。
★Googleアプリを<起動>or<インストール>する
▼Googleアプリを起動後→カメラアイコンを選択
▼Googleアプリを起動する→画像のような検索枠が表示される
▼検索枠の右にあるカメラのアイコンを選択
▼Googleレンズが起動する
▼<アクセス権の許可>を設定
▼<OK>を選択するとカメラへのアクセス権が許可されます
★Googleレンズを使用可能

<GoogleフォトでGoogleレンズを起動する方法>
★Googleフォトを<起動>or<インストール>
▼「アクセス権の許可」を設定する
▼Googleフォトを起動
▼「すべての写真へのアクセスを許可」を選択しアクセス権を許可
▼バックアップ設定を行う
▼Googleフォトに共有されたデータのGoogleアカウントへのバックアップ可否を選択
※バックアップする際→「アカウント名としてバックアップ」を選ぶ
※必要ない場合は「バックアップしない」を選ぶ
▼共有されている写真→Googleレンズを起動し写真を選択
★画面下部のアイコンを選択するとGoogleレンズ起動可能

iPhoneのホーム画面から直接Googleレンズ

iPhoneのホーム画面から直にGoogleレンズを使用する方法をご紹介します。

★ウィジェットをiPhoneのホーム画面に展開する
▼並んでいるアプリを避け、ホーム画面を長押し
▼ホーム画面右上にある「+」のアイコンを押す
▼「ウィジェットを検索する」に「Google」と入力→Googleウィジェットを選ぶ
▼右スワイプしで「Googleレンズ」を含むウィジェットを追加
★この流れでiPhoneのホーム画面から直にGoogleレンズを起動することが可能です。

​​Googleレンズが使用できない際の対処法

Googleレンズが使用できない時の主な対処法は下記の2つ

  • iOSのアップデートする
  • GoogleアプリとGoogleフォトの再インストールする

次項より詳しく説明します。

iOSのアップデートする

iOSが2018年3月以前のバージョンだと、Googleレンズを使用できないことがあります。
最新のiOSにアップデートすればスムーズに行える可能性が高いので、アップデートをしてみましょう。

GoogleアプリとGoogleフォトの再インストールする

動作のトラブルや起動がスムーズに行かない場合は、アプリに不具合が発生している可能性が高いです。
GoogleアプリとGoogleフォトをアンインストールして、再度インストールしてください。

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本記事は、<GoogleレンズをiPhoneで使う方法・手順をご紹介します。>と題し、iPhoneでGoogleレンズを利用する方法と手順、便利な機能について解説してきました。
iPhoneユーザーでGoogleレンズの使い方で疑問があった方は、この記事内で紹介したことを参考にしてみてください。

「レンズガラスが割れていてうまく認識できない」
「画面が割れていて撮影した写真がしっかり見えない」
「旅行中にGoogleレンズを使いたいが、バッテリーの持ちが心配」

上記のような症状でお困りの場合は、一度使用中のiPhoneを修理に出してみませんか?

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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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