Androidで長く使える機種は?おすすめスマホ5選を紹介
2023年6月1日
Androidはソフトウェアのアップデート保証期間が長かったり、カスタマイズの柔軟性が高かったりと長く使える機種が多いのが特徴です。1台のスマホを長く使えると費用的にお得なほか、慣れたスマホを長期間にわたって利用できます。今回はAndroidで長く使えるメーカーや機種を紹介します。
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長く使えるAndroid機種の主な特徴
長く使えるAndroidに共通する主な特徴は次のとおりです。
- ソフトウェアのアップデート保証期間が長い
- 提供メーカーの市場シェアが大きい
- 高性能のプロセッサ・RAMを搭載
- ハードウェアの耐久性が高くバッテリーの持ちが良い
- カスタマイズの柔軟性が高い
耐久性が高いスマホ選びで迷う人に向けて、詳しく解説します。
ソフトウェアのアップデート保証期間が長い
ソフトウェアのアップデートの保証スパンが長いと、安心して使い続けられます。スマホのアップデートにはOSとセキュリティに関する2種類があり、期間内は新機能の追加やセキュリティの更新といったサポートを受けることが可能です。
古いバージョンのソフトウェアを使い続けていると、サーバー攻撃やウイルス感染のリスクが高まります。利用すべきではないとまでいえませんが、アップデート後の状態をキープできたほうが好ましいでしょう。
提供メーカーの市場シェアが大きい
市場シェアが大きいメーカーの機種を選ぶこともポイントです。なぜなら利益が出ているメーカーはアップデートの提供期間が長いケースが多いからです。サポート体制が整っているので故障や不具合にも迅速に対応できます。
Androidスマホで国内のシェアが大きいのは、SONY(Xperia)やSamsung(Galaxy)などです。選ばれているのはユーザーからの満足度が高い証なので、耐久性の高い機種が欲しいなら市場シェアを考慮しましょう。
高性能のプロセッサ・RAMを搭載
高性能プロセッサとRAMを搭載していると、アプリやOSの処理をスムーズに行えます。容量が大きいため新機能が追加されても動作不良を起こしにくく、安定して使えます。
なお、プロセッサとはスマホ内部でさまざまな情報処理を行う部分です。別名CPUと呼ばれる、スマホの頭脳的な立ち位置のものです。RAMは容量のことで、情報処理を行うときにデータを一時的に保管します。
ハードウェアの耐久性が高くバッテリーの持ちが良い
ハードウェアの耐久性が高いほど故障や破損のリスクを軽減できます。いくら高性能の機器や部品を持っていても、落としたら簡単に壊れてしまうようでは使いづらいと感じるでしょう。
バッテリーの持ちが良いことも重要なポイントです。実際買い換えの理由でバッテリーの劣化を挙げる人は少なくありません。購入時点で充電が長持ちする機種を選ぶためには、バッテリー容量が大きなスマホを選びましょう。
カスタマイズの柔軟性が高い
カスタマイズの柔軟性が高いと、飽きがこないので結果的に長く使えます。ときどきに応じて自分好みにホーム画面や通知センターなどを変更するだけでも、マンネリ化を防げるでしょう。
Android自体がiPhoneと比較してカスタマイズ性が高く、レイアウトの著しい変更が可能だったり、よく使うアプリをグルーピングするウィジェットを搭載したりしています。
とくにAndroid12は「Google史上最もパーソナルなOS」と銘打って販売されただけあり、デザインや色合いを細かく調整できます。
長く使えるAndroid機種を選ぶメリット
長期的に使えるAndroid機種を選ぶメリットとして、以下のようなものが挙げられます。
- コストパフォーマンスが高い
- アップデートを継続的に受けられる
- 使い慣れたスマホを利用できる
長く使える機種は高価な傾向がありますが、壊れやすい端末を何度も買い替えるより費用を抑えられます。またメーカーの継続的なアップデートが受けられるので、セキュリティ面での心配も少なく、故障やウイルスの汚染リスクを軽減できます。
使い方や操作方法の変更に戸惑う必要もなく、使い慣れたスマホを持ち続けられるのも利点です。このように長く使えるAndroidを選ぶメリットは盛りだくさんなので、購入時には耐久性やサポートの充実度を加味するのをおすすめします。
長く使えるAndroidスマホを選ぶときの注意点
耐久性が高い機種でも破損する可能性もありますし、いずれはアップデートの提供が終了する可能性もあります。さらに不要なカスタマイズにより動作が不安定になる可能性があることなどは注意してください。
永久的に利用し続けられるスマホは存在しないので、突発的な故障のリスクには備えておきましょう。
たとえばカスタマイズ性が高い端末でも、過剰な設定の変更や、不必要なアプリの大量インストールなどによって動作に不具合を起こす危険があります。
修理すれば改善は可能ですが、特殊なUIやアプリを搭載している機種の場合、アップデートに時間を要することもゼロではありません。
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長く使えるAndroidシリーズ5選
アップデートの保証期間や耐久性などを踏まえ、長く使えるAndroidシリーズについて紹介します。
- Google Pixel
- Samsung Galaxy
- SONY Xperia
- OnePlus
- Motorola
各シリーズの特徴や特筆すべき機能について解説します。長く使えるスマホ選びで悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
1.Google Pixelシリーズ
GooglePixelシリーズはGoogleが独自開発したCPUや機能をふんだんに盛り込んだ刷新的なスマホです。CPUのGoogle Tensorは先端技術のオンデバイスAIや高水準のコンピュータ処理性能、効率的な電力性能を実現したプロセッサ。
GooglePixelの大きな特徴は高性能カメラです。露光時間が長いモードで日常の風景を美しく撮ったり、顔面にフォーカスして鮮明な表情を撮影したりとさまざまな機能が備わっています。
GooglePixel 6以降の機種でアップデートの提供を受けられる期間は、米国でのデバイスの販売開始日から5年間です。セキュリティとソフトウェアに関するアップデートの両方が対象です。
2.Samsung Galaxyシリーズ
SamsungはAndroidスマートフォン市場でトップレベルのシェアを誇っている企業です。なかでもGalaxyシリーズは高性能かつOSのサポート期間が長い機種として知られています。
ディスプレイやCPUはSamsung社が独自に開発・製造するパーツが多く、世界的にも大きなシェアを獲得しています。代表的なモデルはコストパフォーマンスに優れるAシリーズ、折りたたみ式スマホのZシリーズなどです。
ハイエンド機種として長く使いたいなら「Galaxy S22」を推奨します。セキュリティアップデートの期間が販売から5年と長いうえに、OSのアップデートに4世代対応しているためです。
3.SONY Xperiaシリーズ
SONYのXperiaシリーズは大容量のバッテリーを搭載しているほか、幅広い価格帯のラインナップがそろっています。長持ちさせたい人はもちろん、日本製の大手メーカーのスマホを持ちたい人にもおすすめです。
Xperiaは1、5、10、Ace、8、クリエイターシリーズの6つに分かれます。モデル名の数字が大きいほどコスパに優れ、数字が小さいほどハイエンドモデルになるのが特徴です。
ハイエンドモデル「Xperia 5 IV」は高性能のSnapdragon 8 Gen 1をCPUに搭載し、大容量の5,000mAhバッテリーまで備わっています。
4.OnePlusシリーズ
OnePlusは高性能のスマホを比較的低価格で提供しているメーカーです。一部のスマートフォンにおいて、4回のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートを行うと発表しています。
4回かつ5年保証は他社と比べても手厚く、高い耐久性を期待できます。フラッグシップモデルでも2年保証しかないメーカーもあるなか、数多のAndroidメーカーのうちでも一定の優位性を確保しているといえるでしょう。
OnePlusシリーズはデザイン性への評判も高く、どのモデルもシンプルでエレガントな外観です。ラインナップの数は多いとはいえませんが、余計な機能やデザインを削ぎ落したアプローチを取ることで業界内で一定の地位を獲得しています。
5.Motorolaシリーズ
Motorolaはドコモ向けのガラケーを中心に生産しているメーカーです。知名度は高くないかもしれませんが、OSのサポート期間が長く日本のキャリアでも取り扱いが多いのが特徴です。
Motorolaの「Moto Gシリーズ」はアップデートの保証期間が比較的長く、コストパフォーマンスや品質にも優れるので高い評価を得ています。
とくに手軽で求めやすい価格設定が魅力で、5万円以下で購入できるモデルも少なくありません。長く使えるメイン機種としても2台目のサブ機としてもおすすめできる汎用性が高いスマホを提供しています。
Androidで長く使えるおすすめ機種5選
Androidで長く使えるおすすめの機種は次のとおりです。
- Google「Pixel 6a」
- Samsung「Galaxy S22」
- SONY「Xperia 5 IV」
- OnePlus「OnePlus 9 Pro」
- Motorola「moto e7 power」
シリーズの説明でも少し触れましたが、ここでは各機種の具体的な特徴をより詳しく解説します。
おすすめ機種1.Google「Pixel 6a」
Googleのハイエンドモデル「Pixel 6a」のおすすめポイントは次の3点です。
- Google Tensor搭載で動作がスムーズ
- 自動調整バッテリーにより 24時間以上、充電なしで利用可能
- 見た目、中身とも自分好みにカスタマイズできる
Google TensorはGoogleが独自開発したプロセッサで、Pixel 6以降のモデルに搭載されています。Google Tensorによって、カメラ機能や翻訳機能をはじめ、多方面で性能をアップグレードすることに成功しました。
Androidアップデートの提供は2025年7月、セキュリティ アップデートの提供は2027年7月まで保証されています。
参考:Google Pixelヘルプ「Google Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング」
おすすめ機種2.Samsung「Galaxy S22」
Samsung製の「Galaxy S22」はコンパクトかつ高性能な機種です。
- 片手におさまるコンパクトなサイズ感
- 5年間のセキュリティアップデートに対応
- 高性能なSnapdragon 8 Gen 1を搭載
撮影しにくい夜景もくっきりと撮れるグレードが高いカメラを搭載し、24時間いつでもクリアに写真や動画を撮影することが可能です。
ディスプレイは滑らかで使いやすく、バッテリーも長持ちします。持ち運びしやすさや使い勝手を重視する人にはぴったりの1台だといえます。
参考:Samsung Japan公式「4世代Android OSアップグレードをサポート」
おすすめ機種3.SONY「Xperia 5 IV」」
ソニー製品のハイエンドモデル「Xperia 5 IV」は、長く同じ機種を使い続けたい人にぴったりです。
- 劣化を防ぐ充電機能を搭載
- 高精度かつ高速な被写体検知
- 高速オートフォーカス機能つき
Xperia独自の技術により、充電時のバッテリー消費を軽減。3年間使い続けても劣化が起こりにくい長寿命バッテリーを実現しています。さらにQi規格のワイヤレス充電にも対応。ケーブルがなくても専用の端末に置くだけで充電できるので、利便性がさらに向上しました。
おすすめ機種4.OnePlus「OnePlus 9 Pro」
OnePlus 9 Proは曲面ディスプレイを搭載したスマホです。
- 4500mAhの大容量バッテリーを搭載
- 65Wの急速充電に対応可能
- 48メガピクセルの主カメラと50メガピクセルの超広角カメラつき
- 5Gネットワーク対応でより高速な通信が可能
デザイン性にも優れ、背景に高品質なガラス素材を使い、高級感まで演出しています。
おすすめ機種5.Motorola「moto e7 power」
Motorolaの「moto e7 power」は昼も夜もパワフルに動き回れるほどの、スタミナに定評がある機種です。
- 5,000mAhの大容量バッテリーを搭載
- 1回の充電で最長2日間使える
- スクリーンが大きく、動画やゲームを楽しみたい子どもにもおすすめ
バッテリーの容量が非常に大きく2日連日で稼働できるので、土日の旅行程度なら充電器を持ち歩かなくても問題ありません。ストリーム動画なら14時間、音楽のストリームは76時間、ネットサーフィンは12時間まで可能です。
アシスタント機能やワンタッチでロックを解除できる機能などもついていて、便利な機種でもあります。
長く使えるAndroid機種から自分に合ったものを選ぼう
保証期間が長く複数回のアップデートに対応しているAndroid機種は少なくありません。GoogleのPixelシリーズやSONY Xperiaシリーズといった有名どころのほか、知名度は高くなくても品質やコスパに優れたOnePlusシリーズもおすすめです。
長く使える機種はソフトウェアのアップデート保証期間が長いほか、高性能プロセッサ・RAMを搭載し、カスタマイズ性も高いです。
耐久性やセキュリティ、機能性などさまざまな要素を勘案して、自分に合ったものを選びましょう。
- 業界最高峰の技術力
- 最短30分~即日ご返却
- データは消さずに修理可能
- ご予約なしの来店でも最短即日対応
- お電話やメールにて、交換部品のお取り置きも可能
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。