Switchのデータ移行方法│保存されているデータをSDカードに移動できる?
2023年6月2日
本記事では「Nintendo Switch」のデータ移行について解説します。
「スムーズに移行作業が進まない、原因がわからない……どう対処したらいい?」「switchのデータをmicroSDへ移行できる?」等、疑問をお持ちの方はぜひご一読ください。
・本体の買い替え時
(旧本体▶︎新本体へのデータ移行)
・自分専用の本体を買った時
(家族共用の本体▶︎個人用本体)
・switch2台持ちをする時
(自宅用の本体▶︎外出用の本体)
■switchのデータ移行を行う際の確認ポイント・データ移行できるswitchのモデル
■ユーザーの引越しとセーブデータの引越し手順
■microSDに移行できるもの・できないもの
・microSDへの移行・保存可データ一覧
■【まとめ】switchのデータ移行を行う際の注意点
※目次のタイトルをクリックすると、読みたい記事まで飛ぶことができます。
Nintendo Switchでデータ移行が必要なシーン
Nintendo Switchでデータ移行が必要なシーンは下記の3つ。
- 本体の買い替え時
(旧本体▶︎新本体へのデータ移行) - 自分専用の本体を買った時
(家族共用の本体▶︎データ移行) - switch2台持ちの時
(自宅用の本体▶︎外出用の本体)
次項より詳しく説明します。
本体の買い替え時
(旧本体▶︎新本体へのデータ移行)
switch本体を買い替えた場合、今まで使用していた本体から新しい本体にデータ移行が必要です。
★新しい本体だけを使用する場合(古い本体は今後使用しない)
今まで使用していたswitch本体のユーザー・セーブデータを新しいswitchに移動させ、使用していたニンテンドーアカウントで購入済みのダウンロードソフトを再度ダウンロードすればOKです。
★ユーザー・セーブデータの移動方法
新たに購入した本体の初回設定が完了しているか・いないかで、データの移動方法は異なります。
▼参考サイト│初回設定が完了していない場合
ユーザーの引っ越し方法│初回設定をしていない場合│Nintendo
▼参考サイト│初回設定が完了している場合
ユーザーの引っ越し方法│初回設定が終わっている場合│Nintendo
自分専用の本体を買った時
(家族共用の本体▶︎個人用本体)
★今まで家族みんなで同じ本体を使用し、それぞれ個別のユーザー名で管理して遊んでいた場合、新しく購入した本体で使用するユーザーのデータを移す作業が必要です。
①新しく購入した「自分用の本体」のユーザーに、これまで使用していた本体で連携していた、自分専用のニンテンドーアカウントを連携する
②購入済みダウンロードソフトや追加コンテンツを再度ダウンロードする
▼参考サイト
2台目本体購入後に行うこと│Nintendo switchサポート情報
switch2台持ちの時
(自宅用の本体▶︎外出用の本体等)
これまで使用していたSwitchのユーザーに連携していた「ニンテンドーアカウント」を、購入した本体のユーザーに同期すれば、ニンテンドーアカウントで購入済みのダウンロードソフト・追加コンテンツを複数の本体で動かすことが可能です。
ただし、複数の本体でダウンロードソフトを同時に遊ぶことはできません。
★ニンテンドーアカウントの連携手順
①新たに購入したswitchに、ニンテンドーアカウント・ユーザーを追加
新たに購入した本体の初回設定<ユーザー追加>で、<ほかのNintendo Switchから引継ぐ>を選択した後、画面の案内に沿って設定を進めればアカウントの連携が完了します。
初回設定が完了していれば、HOMEメニューの「設定」▶︎「ユーザー」▶︎「ユーザーの追加」で連携が可能。
新たに購入した本体に、ユーザーのみを作成しているのであれば、本体をインターネットに接続し、HOMEメニュー左上ユーザーのアイコンを選び、「プロフィール」▶︎「ニンテンドーアカウントと連携」で連携が完了です。
②状況に合わせて「いつもあそぶ本体」をチェックして設定を変更
<いつもあそぶ本体>の設定を変更<する>or<しない>、どちらを選択するかによって、購入済みのダウンロードソフト・追加コンテンツ等、遊べる条件は異なるのでご注意ください。
③購入済みのダウンロードソフトを再度ダウンロード
ニンテンドーアカウントで購入済みのダウンロードソフトを、新しい本体のニンテンドーeショップで再ダウンロードし、基本的な移行作業はこれで終了です。
switchのデータ移行を行う際の確認ポイント・データ移行できるswitchのモデル
★データ移行できるswitchのモデルは下記の3つ
- Nintendo Switch
- Nintendo Switch(有機ELモデル)
- Nintendo Switch Lite
★switchのデータ移行を行う際の確認ポイント下記の4つ
- これまで使用していた本体(元データ)
- データを移行する新しい本体
- 安定したインターネット通信環境
- 本体のシステムバージョンが最新かどうか
ここであげたデータ移行できるモデル3つ、データ移行を行う際の注意点4つに注意してデータ移行を実行してください。
ユーザーの引越しとセーブデータの引越し手順
★使用していたswitch本体から新しい本体に、ユーザー・セーブデータを移動する手順は2通りあります。
- ユーザー・セーブデータをまとめて移動させる方法
- セーブデータのみを移動させる方法
▼参考サイト
ユーザーの引越しとセーブデータの引越し│Nintendo switchサポート情報
<ユーザー・セーブデータの移動>
新たに購入した本体のみを使用する場合、今まで使用していた本体からこれから使う本体に、ユーザー・セーブデータをまとめて移動可能。
新しい本体の初回設定が完了して<いる>・<いない>いずれかで移動方法が異なります。
<これから使用する本体で初回設定していない場合の手順>
▼初回設定中<ユーザーの追加>という画面が表示
▼<ほかのNintendo Switchから引継ぐ>を選ぶ
★画面に表示されている案内に沿って作業を進める
<これから使用する本体で初回設定が終わっている場合の手順>
▼それぞれの本体のHOMEメニューから<設定>をタップ
▼<ユーザー>→<ユーザーの引っ越し>を選ぶ
★画面に表示されている案内に沿って作業を進める
<セーブデータの移動>
別の本体にセーブデータのみ移動します。
複数の本体を所有している場合は、前回プレイした本体からセーブデータの移動をすると、最新のセーブデータで遊ぶことが可能。
▼それぞれの本体<HOMEメニュー>を開く
▼「設定」→<データ管理>→<セーブデータの引っ越し>を選択
★画面に表示されている案内に沿って作業を進める
microSDに移行できるもの・できないもの
microSDに移行・保存できるものは下記の2つ
- ソフトのデータ
- 画像や動画のデータ
※microSDに移行・保存できないものは【セーブデータ】です。
Nintendo Switchで使用できるmicroSDカードは下記の3つ
- microSDメモリーカード:容量~2GB
- microSDHCメモリーカード:容量4GB~32GB
- microSDXCメモリーカード:容量64GB~2TB
▼参考サイト
Nintendo Switch サポート│microSDカードについて│Nintendo
microSDへの移行・保存可データ一覧
★ソフトのデータ
ダウンロード済みのソフト・追加コンテンツは、本体のシステムバージョンが10.0.0以上の場合、下記の流れで移行・保存可能。
▼HOMEメニューの<設定>を開く
▼「データ管理」からソフトごとに移動ができます。
※システムバージョンが10.0.0未満の場合、データは一旦消去。その後、再度ダウンロード
★画像写真や動画
▼HOMEメニューの<設定>を開く。
▼<データ管理>から画面写真・動画のコピーが可能です。
※セーブデータはmicroSDカードに移動・保存することはできないので注意してください。ゲームの進捗・成績などを保存しているセーブデータは、必ず本体保存メモリーに保存されます。
▼参考サイト
よくあるご質問│【Switch】本体保存メモリーに保存されているデータを、microSDカードに移動することはできますか│Nintendo
【まとめ】switchのデータ移行を行う際の注意点
家族みんなでSwitchを使用している・自分専用の本体を外出用・室内用にわけて使用しているなど、ライフスタイルなどによって皆さんそれぞれswitchの使い方は異なると思います。
新しいswitch購入後も、これまで通りスムーズに使用できるように、新しい本体をデータ移行する際は、保存データの種類やユーザーの管理をしっかり行って移行手続きを済ませてください。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。