iPhoneウィジェットおすすめアプリ18選!設定方法も解説
2023年5月8日
ウィジェットは、iOS14以降から追加された新機能です。ホーム画面に表示できるショートカット機能で、アプリを開かずに利用できます。
今回は、iPhoneウィジェットが便利といわれる理由や設定方法について解説します。覚えておくと便利なおすすめのアプリも紹介するので参考にしましょう。
iPhoneウィジェットとは?便利な理由と設定方法
ウィジェットは、ホーム画面上に表示されるアプリのショートカット機能です。iPhoneの画面を左から右にスワイプすると出てきます。アプリを開かなくても時間や天気、ニュースなど必要な情報をホーム画面から確認できるのが大きな特徴です。
ウィジェットは、iOS14以降のiPhoneから新しく追加されており、便利な機能として注目されています。ここでは、ウィジェットが便利な理由や設定方法を確認していきましょう。
iPhoneウィジェットが便利な理由
ウィジェットが便利なのは、次のような理由が挙げられます。
- ホーム画面で情報を確認できる
- カスタマイズ性が高い
これまではアプリを開いて情報を確認する必要がありましたが、ウィジェットがあればホーム画面上で情報を確認することができます。たとえば、最新のニュースや天気を瞬時に把握できたりカレンダーやリマインダーで予定を確認したりすることが可能です。
iOS 16以降からロック画面からでも情報を見れるようになったため、隙間時間にサッと確認することもできます。
また、ウィジェットはカスタマイズ性に優れているのも特徴です。アプリのサイズは、大・中・小があり、自分の好みに合わせて自由に選べます。大きいサイズを選べば、詳細な内容を確認できたり複数の地域を表示できたりするのがメリットです。
iPhoneウィジェットアプリの設定方法
ウィジェットで表示させるには、アプリを追加することが必要です。難しい操作が必要なわけではないため、誰でも簡単におこなえます。
アプリを追加・削除する方法を確認していきましょう。
- ホーム画面の追加方法
ホーム画面を長押ししましょう。右上にある「追加ボタン(+)」をタップして「ウィジェット」を選択します。アプリのサイズを選んだら、「ウィジェットを追加」をタップしましょう。最後に「完了」をタップしたら設定は完了です。
- 追加したアプリの削除方法
削除したいウィジェットアプリを長押しして、「ウィジェットを削除」をタップしましょう。確認のために再度「削除」をタップしたら削除は完了です。
参考:Apple「iPhone でウィジェットを追加・編集する方法」
※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります
【標準アプリ】iPhoneウィジェットおすすめ11選
ウィジェットを利用するにはアプリを追加することが必要です。しかし、ウィジェットに追加しておけば必要な情報を漏らさずチェックできます。
ウィジェットに追加すると便利なおすすめ標準アプリには、次のようなものがあります。
- 時計
- バッテリー
- 天気
- スクリーンタイム
- カレンダー
- リマインダー
- ファイル
- マップ
- 株価
- 写真
- スマートスタック
それぞれの特徴を詳しく確認していきましょう。
1.時計
標準アプリの「時計」は、アナログ時計がホーム画面に表示されます。しかし、ウィジェットに追加することにより大きく表示できるため、さらに見やすくなるのが特徴です。また、ひとつの都市だけでなく、世界時計として4都市の時間をまとめて表示できます。
表示したい都市を変更したい場合は、「ウィジェットの編集」からおこなえます。
2.バッテリー
バッテリー残量はホーム画面に表示されますが、具体的な残量を知りたい場合はコントロールセンターから確認する必要がありました。しかし、ウィジェットに「バッテリー」追加すれば、バッテリー残量をより簡単にチェックできます。
また、iPhoneと接続中のAirPodsやBluetooth端末のバッテリーをウィジェットから確認することも可能です。
3.天気
ウィジェットに「天気」アプリを追加すれば、あらかじめ設定した地域の天気予報をリアルタイムで表示することができます。表示できるのは現在地だけではなく、旅行先の地域を設定すれば現地の天気や温度を確認することが可能です。
アプリのサイズは、好みに合わせて自由に設定できます。地域を変更したい場合は、「ウィジェットを編集」でおこなえます。
4.スクリーンタイム
「スクリーンタイム」は、iPhoneの使用時間を確認できたり操作を制限できたりする機能です。アプリだけでなく、「設定」の中にある機能も表示できます。自己管理を徹底したいなら、スクリーンタイムをウィジェットに表示させるのがおすすめです。
表示サイズも設定できて自然と目に入る機会を増やせるため、より意識して生活することができます。
5.カレンダー
「カレンダー」は、予定を管理・共有できる機能です。ウィジェットに表示すれば、アプリを起動しなくても直近の予定や月間予定を確認できます。表示タイプは3種類あり、自分好みのサイズを自由に選ぶことが可能です。
基本的に大きいサイズを選べば、多くの情報が表示されます。仕事や家庭などスケジュールを管理したいなら、ウィジェットに追加するのがおすすめです。
6.リマインダー
「リマインダー」は、自分がするべきことをリスト化できる機能です。リストに追加すると、フラグを設定したり通知を受け取ったりできます。ウィジェットに表示できる情報はひとつだけですが、複数のリストを同時に表示することも可能です。
表示できるサイズは3種類用意されており、大きいサイズを選ぶと多くの情報を表示することができます。
7.ファイル
「ファイル」は、保存先にかかわらず複数のデータを管理できる機能です。アプリを開いて格納されたファイルを探すのでも問題ありませんが、ウィジェットによく使用するファイルを追加しておけば最近使用したファイルが常に画面に表示されます。
スムーズに開けるので、作業効率化が実現可能です。作業効率化を目指すなら、ウィジェットに追加しましょう。
8.マップ
「マップ」は、地図上で現在地を確認したり拡大・縮小して必要な詳細を表示できたりする機能です。マップを利用すれば、現在地をリアルタイムで確認できます。ウィジェットに追加すれば、自分が移動する場所に合わせて地図の表示が変わり、現在地を可視化することが可能です。
大きいサイズを選ぶと「検索ボタン」が表示され、ショートカットすることもできます。
9.株価
「株価」は、市場や銘柄のパフォーマンスなどを確認できる機能です。アプリを開いて株価の動向を確認するのもいいですが、ウィジェットに追加すれば複数の株価をまとめて表示できます。
隙間時間にサッと確認できるため、アプリを開く手間を省きたい場合におすすめです。株価の変動はリアルタイムで表示されるので最新動向をチェックできます。
10.写真
「写真」は、iPhoneで撮影した写真や動画を保存できるアプリです。ウィジェットに追加すると、デジタルアルバムとしてホーム画面に写真を表示できます。表示サイズは自由に選べますが、掲載される写真はアプリ内から自動的に選ばれる仕組みです。
ただし、表示させたくない写真がある場合、事前に設定すれば非表示にできるので第三者に見られる心配はありません。
11.スマートスタック
「スマートスタック」は時刻や現在地などの情報を使用し、適切なタイミングでもっとも関連性の高いウィジェットを表示させる機能です。ウィジェットの中にスマートスタックが設置されており、使い方に応じて表示するアプリを切り替えられます。
表示するアプリは自分でカスタマイズできるため、希望に合わせてデザインすることが可能です。
※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります
【カスタマイズ】iPhoneウィジェットおすすめ4選
ホーム画面を自由にカスタマイズできれば、より使いやすくなるため利便性が上がります。カスタマイズ性の高いおすすめのウィジェットアプリには、次のようなものが挙げられます。
- ColorWidgets
- WidgetSmith
- A Widget
- 無限時計
それぞれの特徴を確認して、自分に適したウィジェットアプリを使いましょう。
1.ColorWidgets
Color Widgetsは、おしゃれでカラフルなデザインのウィジェットを設定できるアプリです。時計や日付、バッテリー残量などをおしゃれなレイアウトで表示できます。複数のウィジェットを追加できるので、カラフルな画面にしたい場合に最適です。
また、Color Widgetsは日本語にも対応しているので、はじめて使う方でも使いやすいはずです。無料版が提供されているため、興味があるなら気軽に試してみましょう。
2.WidgetSmith
WidgetSmithは、カレンダーや写真などさまざまなウィジェットを選べるアプリです。ウィジェットアプリのサイズは3種類から選べ、複数のアプリを表示させることもできます。アイコンの色やフォントなど自分好みにアレンジできるのも魅力です。
また、設定した時間にアプリを置き換えられる機能もあり、カスタマイズ性に優れています。しかし、WidgetSmithは2023年7月現在、日本語に対応していません。操作自体は難しくありませんが、人によっては操作に慣れるまでに時間がかかる場合があります。
参考:WidgetSmith
3.A Widget
A Widgetは、自分だけのオリジナルホーム画面が作れるアプリです。自分の選択した画像を好きなサイズでホーム画面に表示することができます。表示サイズは、小さな正方形・横長・大きな正方形の3種類に対応しているのも特徴です。
A Widgetは国産アプリで日本語にも対応しており、操作もわかりやすい仕様です。はじめて利用する方でも安心して使えるはずです。プレミアムサービスとして無料トライアル期間が提供されているため、気になる方は試してみましょう。
参考:A Widget
4.無限時計
無限時計は、驚くほど大きな文字を画面いっぱいに表示できるアプリです。無限の組み合わせでカスタマイズ性に優れており、自分だけの時計を簡単に作成することができます。厳選されたカラーテーマを選択すれば、画面の雰囲気を大きく変えられます。
単に時刻を表示するだけでなく、タイマー機能も搭載されているのも特徴です。料理や運動、勉強などさまざまな場面で活用できます。日本語にも対応しているため、はじめての利用でも安心です。
参考:無限時計
【暮らしに役立つ】iPhoneウィジェットおすすめ3選
電子決済や電車乗り換えなど、暮らしで役立つウィジェットアプリも多くあります。インストールしておけば、通勤通学や買い物などが便利になるはずです。暮らしに役立つおすすめのウィジェットアプリには、次のようなものが挙げられます。
- PayPay
- Yahoo!乗換案内
- Todoist
それぞれの特徴を確認して、自分に適したウィジェットアプリを使いましょう。
1.PayPay
PayPayは、スマホひとつで支払いできる電子決済アプリです。常に財布を持ち歩かなくても、簡単かつスムーズに決済できます。ウィジェットアプリを利用すれば、店頭でアプリを開かなくても支払い用のバーコードを表示することが可能です。
また、残高が常にホーム画面に表示されるので、利用可能な金額を瞬時に確認できます。PayPayの使用頻度が高いなら、ウィジェットアプリを利用してスマートかつ素早く決済を済ませましょう。
参考:PayPay
2.Yahoo!乗換案内
Yahoo!乗換案内は、累計5000万ダウンロードを突破した乗換案内アプリです。指定したバスや電車が出発するまでの時間をカウントダウンで表示してくれます。特に利用する路線が決まっているなら、ウィジェットを使えば乗換えもスムーズです。
また、アイコンも大きくなるので急いでいるときにも重宝します。目的地までのルートを調べて、画面メモに保存しておくことも可能です。電車やバスなど交通機関を利用する機会が多いなら、ウィジェットにYahoo!乗換案内を入れておきましょう。
参考:Yahoo!乗換案内
3.Todoist
Todoistは、世界中で3,000万人が利用するタスク管理・ToDoリストアプリです。プライベートからやビジネスまであらゆる場面で活躍してくれます。タスクの作成や詳細を記入するのはアプリ内でおこなう必要がありますが、ToDoリストをウィジェットに表示させることが可能です。
タスクが多いときは色ごとに優先順位が付けられるため、今取り組むべきタスクがわかります。Todoistは日本語に対応しているため、はじめての利用でも安心です。また無料アプリなので、月々にかかる費用を抑えたい場合にも適しています。
参考:Todoist
ウィジェットでiPhoneをおしゃれにカスタマイズしよう
ウィジェットを利用すれば、アプリを開かなくても知りたい情報を確認できます。頻繁に利用するアプリをウィジェットに追加しておけば、ロック画面からでも情報をチェックすることが可能です。
また、ウィジェットアプリをインストールすれば、画面をおしゃれにカスタマイズすることもできます。ウィジェットを利用してiPhoneの利便性とデザイン性を高めましょう。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。