スマホのイヤホンジャック内で折れた端子・アクセサリーの取り方

2023年5月8日

 

「イヤホンジャック」に差し込んだアクセサリーの根元部分が詰まってしまったり、差し込んだ部分が折れて取り出せなくなったり。
イヤホンジャック内で物が折れて詰まってしまうと、スマホから音が出ないなどの不具合が発生します。
音声機能にトラブルが生じると、日常生活への影響も大きいですよね。

本記事では、イヤホンジャック内で折れて詰まってしまったアクセサリー・異物・ホコリなどを取り除く方法について解説するので、お困りの方は、ぜひご一読ください。

■目次■

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そもそもイヤホンジャックとは?

イヤホンジャック詰まった
★イヤホンジャックってなに?
イヤホンまたはヘッドホンの端子を差し込む部分を<イヤホンジャック>といいます。
iPhoneの場合、iPhone 7で廃止されて以降、すべてのiPhoneでイヤホンジャックが搭載されていません。ただし、ライトニング端子に変換アダプタをつけることで、有線のイヤホンやヘッドホンを使用することができます。
Androidスマホの場合、最新のモデルでもイヤホンジャックが搭載されているものは多く販売されています。

スマホのイヤホンジャックが詰まるとどうなるのか

★イヤホンジャックが詰まるとどんな不具合が発生する?
イヤホンジャックに、本来なら詰まるようなものではない異物が混入していると、スマホから音が出ない状態になります。
なぜ、このような状態になってしまうかというと「イヤホン・ヘッドホンが装着されている」と、本体が認識してしまうためです。

▼イヤホンジャックが詰まることで、主に以下のような症状が発生することがあります。

  • 通話できない
  • 音楽が聴けない
  • ゲームアプリの音が出ない
  • ボイスメモに録音したのに音が聞こえない

上記は一例ですが、音声に関する部分で不具合が発生します。

音声機能にトラブルが発生すると何かと不便ですよね。
「イヤホンジャックに異物が詰まって、音が出ない」という方は、一刻も早くその異物を取り除きましょう。

次項から素材別に異物の取り除き方を紹介します。

​​【素材別】イヤホンジャックに詰まった異物を取り除く方法

イヤホンジャックに詰まった異物が金属製の場合

イヤホンジャック修理金属製のイヤホンジャックピアスや、イヤホンそのものが折れて内部に残っている場合は、《つまようじ》と《瞬間接着剤》を使って取る方法がオススメです。

しかし、この方法は異物が詰まった内部に隙間がある場合のみ有効。
空洞がなく、ガッチリ詰まってしまっている場合は、接着剤の接着性を生かせない場合が多いです。

イヤホンジャック部分に詰まった金属が、ジャックからはみ出ているケースは、その部分をニッパー・ペンチなどで引っ張って取り除くこともできます。
ただし、これらの工具はスマホ本体を傷つける可能性が高いため、あまりオススメはできません。

金属が詰まってしまい、自分ではどうしても取り除けない時は修理業者に相談してみましょう。

〜つまようじ・瞬間接着剤で異物を取り除く手順〜
▼つまようじの尖った部分に瞬間接着剤を適量つける(つけすぎ注意)
▼イヤホンジャックに入り込んだ金属に接着剤をつけたつまようじを差し込む
▼瞬間接着剤が完全に固まったら、つまようじを引き抜く
★つまようじを引っ張ることで、イヤホンジャックに詰まったものも一緒に取れます。

※接着剤をつけすぎには要注意です。スマホ本体をいためることがあるので注意してください。

イヤホンジャックに詰まった異物がプラスチック製の場合

金属と比較すると、プラスチックの方が取り除きやすい素材です。
イヤホンジャックにプラ素材の異物が入り込んでいる場合も、金属同様に《つまようじ》《瞬間接着剤》を用意しましょう。

手順は金属の時と同様です。

〜つまようじ・瞬間接着剤で異物を取り除く手順〜
▼つまようじの尖った部分に瞬間接着剤を適量つける(つけすぎ注意)
▼イヤホンジャックに入り込んだプラスチックに接着剤をつけたつまようじを差し込む
▼瞬間接着剤が完全に固まったら、つまようじを引き抜く
★つまようじを引っ張ることで、イヤホンジャックに詰まったものも一緒に取れます。

※接着剤をつけすぎには要注意です。スマホ本体をいためることがあるので注意してください。

イヤホンジャックに詰まった異物がゴム製の場合

ゴム製の異物がイヤホンジャックに入り込んでいる場合は《画鋲》《マチ針》《安全ピン》《ネイル用ドリル》など、先の尖ったアイテムを利用して、尖っている部分を異物に刺し、引っ張って取り除けます。
いずれのアイテムも安価に手に入れることができるため、修理を依頼したり、専門知識のある人に頼んだりすることなく、自分でラクに取り除くことができますよ。

ただし《画鋲》《マチ針》《安全ピン》《ネイル用ドリル》は先が尖っており、スマホ本体を傷つける恐れもあるため、取り扱いには十分注意してください。

イヤホンジャックに詰まった異物がホコリ等の場合

イヤホンジャックに詰まっている異物がホコリなどの場合は、つまようじをティッシュなどの柔らかい素材のものに包んで取り除けばOK。
綿棒なども一見良さそうですが、少々大きすぎるのと、「綿」部分が内部に残ってしまう可能性があります。更なる故障の原因につながるので、綿棒はやめたほうが賢明です。

もっと安全にホコリを取り除きたい場合は《エアダスター》を使ってみるのもいいかもしれません。
空気を噴射して細かい部分をキレイにする掃除道具《エアダスター》は、空気を噴射させる部分が鋭利なわけでないですし、水濡れなどが発生する心配もありません。
ホームセンターや家電量販店などに売っており、入手もしやすいアイテムです。
より安全にホコリを取り除きたい方は、ぜひ使ってみてくださいね。

イヤホンジャックの掃除のために分解するのはNG

法律に抵触する恐れがある

イヤホンジャック修理スマホには技適マークがついており、無線の使用など電波法によって守られています。
スマホを自分で修理したり・分解したりすることも、この電波法令に抵触するので注意が必要です。

「メカいじりが好き・細かい作業が得意」といった理由から、イヤホンジャックに詰まった異物を自分で取るために分解するのも、法律に抵触する恐れがあるので、自分で分解するのはやめましょう。
※総務省が認めた専門の修理業者であれば分解は可能です。

故障を深刻化させる可能性がある

Youtubeなど、動画配信サイトなどで様々な情報が得られるようになった今、スマホの修理などに関することも容易に調べられますよね。
しかし、動画上で紹介されている修理の内容・手順は、本当に安全なのでしょうか。
専門知識や技術的なライセンスを持ち合わせていない人が発信している情報を、安易に信じてしまうのは大変危険です。現状よりも、スマホの不具合をひどくしてしまうことになるかもしれません。
スマホの故障・不具合の際は、専門の修理業者にお願いするのが安心・安全ですよ。

​​「色々いじっていたらスマホが故障した」そんな時はスマホ修理王にご相談を!

スマホ修理
本記事は、<スマホのイヤホンジャック内で折れた端子・アクセサリーの取り方>と題し、イヤホンジャックに入り込んでしまった異物の取り除き方について解説してきました。

ホコリやゴム製品の場合は、比較的取り除くのが簡単なので、自分で除去作業が行えますが、素材によっては自分では難しいケースもあります。
「自分でやったら、他の部分まで壊してしまいそう」など、不安な場合は、ご使用中のAndroidスマホ・iPhoneを修理に出してみませんか?

国が定めた厳しい基準をクリアした業者のみが登録される「総務省登録修理業者」として、数十万台以上の修理実績を持つスマホ修理のエキスパート『スマホ修理王』なら、安心+手軽にスマホを預けられますよ。

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スマホ関連でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね。

▼参考リンク
イヤホン関係の故障・破損 | iPhone・スマホ・タブレット修理のスマホ修理王

 

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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