【iPhone】バッテリー残量の表示がおかしい!原因と対処法を解説

2023年3月1日

フル充電したのにもかかわらずバッテリー残量があとわずか……。こんな問題に直面したことがある方もいるのではないでしょうか。

バッテリー残量の表示がおかしくなる原因はさまざまありますが、正しく対処すれば不具合が改善されることも多いです。

今回は、バッテリー表示がおかしい原因や対処法、バッテリーを長持ちさせる方法を紹介します。

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バッテリー表示がおかしい!まずは表示を確認

バッテリー残量が正しく表示されないときは、電池残量の表示を%(パーセント)に設定し、正確な残量を確認しましょう。初期設定は電池のアイコンが表示されるだけなので、バッテリーの残量がわかりづらいです。表示を%(パーセント)に変更して、正確な電池残量を確認しましょう。

電池残量の設定方法は、「設定」「バッテリー」の順に選んで「バッテリー残量(%)」を有効に設定するだけです。Face IDを搭載した機種であれば、ステータスバーにあるバッテリーマークのなかにバッテリー残量がパーセントで表示されます。

参考:Apple「iPhoneのバッテリー残量を表示する

※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります

バッテリー表示がおかしくなる4つの原因と対処法

バッテリー残量が正確に表示されないのは、さまざまな原因が考えられます。不具合が起きる原因を明確にして、それに応じた対処法を試すことが大切です。バッテリー残量の表示がおかしくなる主な原因には、次のようなことが挙げられます。

  • 充電機器の不具合
  • 低温環境下での使用
  • バッテリーの劣化
  • 時刻のズレ

それぞれの原因に応じた対処法も紹介するので、併せてチェックしましょう。

原因1.充電機器の不具合

バッテリー残量が正しく表示されないのは、必ずしもiPhoneに問題があるとは限りません。本体には問題がなく、充電機器の不具合が原因でバッテリー残量が表示されない場合も考えられます。

たとえば、充電ケーブルの差し込み口に蓄積されたゴミや埃が原因で接触不良を起こし、iPhoneが正しく充電できていない可能性もあるのです。ほかにも、充電ケーブルの断線でも充電できなくなります。

対処法:ケーブルやライトニング端子を確認する

充電機器の不具合が原因の場合、充電ケーブルやライトニング端子を確認しましょう。たとえば、充電ケーブルを差し込むライトニング端子にゴミや埃が溜まっているなら、きれいに掃除すれば不具合が改善される場合があります。

充電ケーブルに断線が見られるなら、ほかのケーブルに変えて正しく充電されるかチェックしてみましょう。

原因2.低温環境下での使用

iPhoneには、軽量や高容量に加え、充電を繰り返してもバッテリーの寿命に影響が出にくいリチウムバッテリーが搭載されています。従来のバッテリーに比べると多くのメリットがあるリチウムバッテリーですが、低温環境下に弱い特徴があるのです。最適な温度範囲は16~22°Cで、これを下回る環境で使用するとバッテリーの使用時間が短くなります。

参考:Apple「バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばす

対処法:iPhoneを温める

低温環境がバッテリーに影響を与えている可能性がある場合は、本体を適切な温度に温めれば不具合が改善されることが多いです。ただし、推奨温度以上に温めすぎても故障の原因になります。

ドライヤーの熱風やカイロを当てたりヒーターの前に置いたりするのはやめましょう。少し時間はかかりますが、ポケットに入れて温めるのがおすすめです。

原因3.バッテリーの劣化

電池残量が表示されないとき、バッテリーが劣化している可能性も考えられます。高性能といわれるリチウムイオンバッテリーですが、長年充電を繰り返しおこなえば経年劣化は避けられません。

バッテリーの状態は、「設定」「バッテリー」に選択してから「バッテリーの状態と充電」で確認できます。バッテリーの劣化が見られるようなら、電池残量が表示されない原因である可能性が高いです。

参考:Apple「iPhoneのバッテリーの状態と使用状況を確認する

対処法:バッテリーを交換する

バッテリーが劣化している場合、新しいものに交換すれば不具合は改善されます。バッテリー交換は、Apple Storeや正規サービスプロバイダ、第三者修理店でおこなうことが可能です。

AppleCare+なら、Apple Storeや正規サービスプロバイダを利用すれば安く修理できます。ただし、Apple Storeや正規サービスプロバイダの対象外である場合は、第三者修理店を利用するのがおすすめです。

原因4.時刻のズレ

頻繁に起こるものではありませんが、時刻のズレにより電池残量が表示されない場合があります。たとえば、時差がある地域に移動したり時刻を手動で設定したりする場合、バッテリー残量の表示がおかしくなる不具合が報告されているのです。

時刻のズレで不具合が起きたときは、実際の残量より表示残量が多くなる現象が起きやすいといわれています。

対処法:時刻の自動設定をonにする

時刻のズレで不具合が起きている場合は、まずiPhoneを再起動しましょう。その後、「設定」「一般」「日付と時刻」の順に選択して自動設定の状態を確認し、有効でない場合はオンにします。

時刻の自動設定をオンにすれば、時間帯に基づいて日付と時刻が自動的に設定されるため、バッテリー残量の表示方法の不具合が改善されるはずです。

参考:Apple「iPhone を再起動する
参考:Apple「Apple 製のデバイスで時刻や時間帯を変更できない場合

※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります

原因不明時の4つの対処法

バッテリー残量の表示がおかしくなる原因はさまざまなので、その原因を特定できないこともあるはずです。バッテリー残量の表示がおかしくなる原因が不明のときは、次のような対処法があります。

  • 強制再起動を行う
  • iOSアップデートする
  • バッテリーリフレッシュを試してみる
  • 修理店へ持ち込む

それぞれの対処法を詳しく確認していきましょう。

1.強制再起動を行う

バッテリー残量の表示の不具合が改善されない場合は、強制再起動しましょう。強制再起動とは、正規の手続きをおこなわず強制的にシステムを終了させることです。一時的なトラブルであれば、強制再起動で改善される場合があります。

強制再起動させる方法は、まず音量を上げるボタンと下げるボタンをそれぞれ押してから素早く放しましょう。サイドボタンを押さえた状態でAppleのロゴが表示されたら放せば完了です。ただし、モデルによって異なるので事前に確認しましょう。

参考:Apple「iPhoneを強制的に再起動する

2.iOSアップデートする

iOSのアップデートで、バッテリー残量の表示問題が解決される場合があります。現在のバージョンを確認して、古いバージョンである場合は最新版をアップデートしましょう。

アップデートする方法は、「設定」「一般」の順に選択して「ソフトウェアアップデート」を選ぶだけです。バッテリー残量の表示問題が解決されているか確認しましょう。

参考:Apple「iPhone や iPad をアップデートする

3.バッテリーリフレッシュを試してみる

問題を解決する方法として、バッテリーリフレッシュをおこなう方法もあります。バッテリーリフレッシュとは、フル充電させてからバッテリーを使い切り、またフル充電させることです。バッテリーリフレッシュで電池残量が正しく表示される場合があります。

ただし、リチウムイオンバッテリーに負荷がかかるため、やりすぎには注意しましょう。

4.修理店へ持ち込む

どんな対処法を試しても不具合が改善されない場合、iPhoneが故障している可能性があります。故障を放置すると、大事なデータが消失するおそれがあるので早めに修理店で修理しましょう。

また、バッテリーの劣化は新しいものに交換するまで不具合が改善されることはありません。iPhoneの修理方法には、Apple Storeや正規サービスプロバイダ、第三者修理店などがあります。

※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります

iPhoneのバッテリーを長持ちさせるポイント

バッテリーの消費が早いと、電池残量が正しく表示されないといった不具合が起こりやすくなります。不具合を起こさないためにもバッテリーを長持ちさせるための工夫をおこなうことが大切です。

バッテリーを長持ちさせるには、自動でダウンロードする機能と画面の明るさを調節する自動機能を無効にしましょう。これらの機能が自動設定になっていると、勝手にダウンロードされたり明るさを調節されたりして電池が無駄に消費されてしまいます。

iPhoneのバッテリー交換はスマホ修理王へ!

バッテリー残量が正しく表示されない場合、充電機器の不具合や低温環境下での使用、時刻のズレなどさまざまな原因が考えられます。それぞれの原因に応じて正しく対処すれば、バッテリー残量が表示されない問題がすぐに改善されることも多いです。

しかし、原因がバッテリーの劣化である場合は、自分で問題を解消するのは困難です。この場合は、早めに修理に出して不具合を改善しましょう。スマホ修理王なら、iPhoneのバッテリ交換に対応しています。バッテリーの在庫があればその場で対応できるので、お近くの店舗にてご相談ください。

※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください

 
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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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※本ページに記載の修理料金は、東京・名古屋・大阪・福岡エリアの修理料金です。

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フロントカメラ/近接センサー -
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リアパネル -

iPhone についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800~5,800円かかります。

◆保証期間について(部品の初期不良保証)
 一部の画面修理は、3ヶ月保証です。
 その他の部品交換修理は、1ヶ月保証です。 
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆画面【軽度】とは、「軽くガラスが割れている程度で、全体的に問題なくタッチ操作ができ、液晶に異常(にじみ、変色、タテ筋など)も見られない状態」を指します。

◆画面【重度】とは、「重度のガラス破損、液晶の異常(にじみ、変色、タテ筋などがある状態)、タッチ操作ができない、タッチ切れしている状態」を指します。

◆画面は機種により「高品質パネル」もご用意しています。詳しくは店舗へお問い合わせ下さい。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。

◆指紋認証機能(Touch ID)が搭載されている機種について、ホームボタンを交換した場合は、指紋認証が使えなくなります。

◆顔認証機能(Face ID)が搭載されている機種について、フロントカメラ・近接センサーを交換した場合は、顔認証が使えなくなります。

◆イヤースピーカーの故障の原因が、近接センサーの場合は近接センサーの料金を適用し、イヤースピーカーの場合はスピーカー料金を適用します。

◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

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