Androidで画面録画できないときの5つの原因と対処法
2023年2月2日
本記事では、Androidスマホの画面録画(スクリーンレコード)機能がスムーズに稼働しない場合の原因・対処法について解説します。
従来アプリを使用しないと画面録画できなかったAndroidスマホですが、Android11から標準機能として画面録画(スクリーンレコード)機能が搭載されました。
Androidスマホユーザーで、最近になって画面録画機能を活用された方・急に画面録画機能が使えなくなった方は、ぜひ本記事をご一読いただき、この機能をフル活用して、快適なスマホライフを送ってくださいね。
■画面録画機能を起動するには
■録画した画面・動画を確認するには
■画面録画できない原因は?
・著作権保護対象のコンテンツを録画しようとしている
・使用中の端末がAndroid11に非対応
・Android 10以前だと録画対応のアプリが入っていない
・端末の空き容量が足りない
・端末内のトラブル
■画面録画できない際の対処法
・Android11にバージョンアップできるか確認する
・Android11以前の場合は画面録画アプリをダウンロードする
・クイック設定パネルに追加する
・端末の空き容量を確認する
・端末を再起動させる
■音声だけ録音できない・音が出ない場合の対処法3点
・録音設定をチェックする
・イヤホン/ヘッドホンの着脱をしてみる
・通話時はスピーカーに切り替える
■Androidで録画機能が使用不可のアプリ・サービスは?
■「色々試したけど改善しない、スマホの故障かも」そんな時は
・使用中の端末のメーカーサイトで確認・問い合わせ
・端末本体の故障が考えられる場合は修理へ
■Android修理はスマホ修理王
※目次のタイトルをクリックすると、読みたい記事まで飛ぶことができます。
<画面録画>機能とは
★<画面録画>機能ってなに?
スマホの画面上に映される画像・動作を録画する機能が<画面録画>です。※Android 11から標準搭載
録画に音声を入れたり・タップを記録したりすることが可能なので、スマホやアプリの使い方を教える・論文の解説をする・料理のレシピを紹介する際など、ユーザーのライフスタイルに合わせて、さまざまな用途で役立てられています。
文章で細かく説明するのもわかりやすいですが、実際に操作・解説している様子を録画して相手に送信することにより、文字を打ったり文章を考えたりする手間が省け、発信する側は非常に楽ですし、受信する側も文章を読む必要がないのでとても便利です。実際の映像を確認できれば、より理解も深まりますよね。
<画面録画>にはこうしたメリットがあるので、日頃使用している方は、結構多いのではないでしょうか。
★<画面録画>を利用する際の注意点は?
著作権の関係で著作権保護対象のコンテンツは録画不可。
例えば、ビデオオンデマンドで流れる動画はその対象なので、録画はできません。
この他にも、注意する点としてあげられるのは、動画保存までのタイムラグ。
画面録画は、録画を終了して瞬時に動画が保存されるわけではなく、多少のズレが生じます。実際アプリにその録画映像が反映されるまでは、ほんの少し時間がかかるのでご注意ください。
画面録画機能を起動するには
<画面録画>機能の起動方法は?
~操作方法~
▼画面を上から下へスワイプ
▼ドロップダウンメニューを表示
▼「スクリーンレコード開始」を選択
★録画に音声を入れる場合
「録音」をオンにしましょう。
オンにすると録画に音声を入れられます。
★画面上のタップを記録する場合
「画面上のタップも記録する」をオンに。
録画スタート前に画面上に赤いマークが表示されます。
3・2・1のカウントダウンが開始⇨終了し、マークが変わったら録画したい操作をスタートさせてください。
★画面録画を停止する場合
ドロップダウンメニューから「スクリーンレコード停止」を選択すればOKです。
スクリーンレコードを停止する時に開いたドロップダウンメニュー、録画中に表示されるアプリ、メールなどの通知も録画されます。
録画した画面・動画を確認するには
★録画した画面・動画をチェックする方法
<画面録画>で撮影した動画の保存先は、自分で設定したギャラリーなどになります。
動画撮影後、保存先として設定したアプリ等を開き、しっかり保存されているか確認してみましょう。
★データを消失せないためにできることは
Google フォトにアップロードすると、予期せぬ自体でスマホ内のデータが消失したとしても、動画データを守れます。
「動画を撮影後、その都度 Google フォトにアップするのは億劫」という方は、自動アップロードを設定しておけば安心です。
画面録画できない原因は?
画面録画できない場合の主な原因は下記の5つ。
- 著作権保護対象のコンテンツを録画しようとしている
- 使用中の端末がAndroid11に非対応
- 端末の空き容量が足りない
- 端末内のトラブル
- Android 10以前だと録画対応のアプリが入っていない
次項よりそれぞれ詳しく説明します。
著作権保護対象のコンテンツを録画しようとしている
テレビ番組の見逃し配信アプリなど、一部のストリーミング動画配信アプリでは、画面録画中に再生しようとすると警告メッセージが出るなどして、画面録画機能が使えないようになっています。
前述の通り、著作権の関係で著作権保護対象のコンテンツは録画ができないので、注意しましょう。
使用中の端末がAndroid11に非対応
<画面録画>機能が搭載されたのはAndroid11から。
Android11は2020年9月にリリースされたものなので、それ以前の機種には対応していません。古い機種のスマホを使っているという方は、Android11へのアップデート非対応なので、<画面録画>機能は使えない可能性が高いです。
自分の使用しているモデルがAndroid11以上であるどうか、確認してみてください。
Androidのバージョンは、設定アプリの下部「端末情報」や「デバイス情報」といった項目から確認可能です。
Android 10以前だと録画対応のアプリが入っていない
<画面録画>機能は一部機種を除き、Android10以前には標準搭載されていないため、画面録画するには専用のアプリをインストールする必要があります。
端末の空き容量が足りない
<画面録画>機能を使用する際は、スマホ内の空き容量を充分に用意することが重要。本体の空き容量不足だと画面録画を満足に行えません。
端末内のトラブル
スマホ本体になんらかの不具合が発生している場合も、画面録画ができないことがあります。端末のバージョンや容量に問題がないときはスマホ本体にトラブルが発生している可能性が考えられます。
画面録画できない際の対処法
画面録画できない場合の対処法は下記の5つ。
- Android11にバージョンアップできるか確認する
- Android11以前の場合は画面録画アプリをダウンロードする
- クイック設定パネルに追加する
- 端末の空き容量を確認する
- 端末を再起動させる
次項より詳しく説明します。
Android11にバージョンアップできるか確認する
★使用中のスマホがAndroid11に対応しているかどうかの確認方法+対応していた場合のバージョンアップ方法を説明します。
▼設定アプリを開く
▼「システム」を選択
▼「詳細設定」を選択
▼「システムアップデート」を選択
▼「アップデートをチェック」を選択
▼「Androidバージョン」を確認
★Android10以前の機種で「最新の状態です」と表示された場合、Android11に対応していないということになります。
★Android11に対応している場合は、アップデート表示がでます。
画面に表示されたメッセージに沿って、ダウンロードしましょう。
ダウンロード後、再起動をするとインストール完了です。
Android11以前の場合は画面録画アプリをダウンロードする
★使用中のスマホがAndroid11に対応していなかった場合
Android11非対応機種で<画面録画>アプリを使いたい方は、<画面登録>アプリをダウンロードしましょう。
「AZスクリーンレコーダー」「XRecorder」
上記のアプリは基本的には無料で使用できます(一部有料機能あり)。
クイック設定パネルに追加する
★<画面録画>機能がクイック設定パネルに表示されない場合
<画面録画>機能のボタンが表示されない時は、この機能をクイック設定パネルに追加すればOKです。
~クイック設定パネル<画面録画>に追加する手順~
▼画面の上端⇨下方向にスワイプ
▼通知領域を表示
▼もう1度上端⇨下方向にスワイプ
▼クイック設定パネルを表示
▼クイックパネル内の左下「鉛筆アイコン」を選択
★使用可能な機能の一覧が表示されたら<画面録画>ボタンをタップ
端末の空き容量を確認する
~スマホ内の空き容量を確認する方法~
▼「設定」アプリを開く
▼「ストレージ」を選択
▼使用容量が表示されるので「内部共有ストレージ」を選択
★容量の詳細が表示
容量の詳細を自身でよく確認し、必要のないデータの削除や使用していないアプリのアンインストールなどをし、空き容量を確保しましょう。
端末を再起動させる
スマホ本体に不具合が発生していて<画面録画>機能が使えない場合は、本体を再起動させてみましょう。
端末の再起動はスマホ関連のトラブルの際、大活躍してくれるので自分が使用しているスマホの再起動方法は、覚えておくといいかもしれません。
音声だけ録音できない・音が出ない場合の対処法3点
音声だけ録音されない・音が出ない際は、下記を確認してみましょう。
- 録音設定をチェックする
- イヤホン/ヘッドホンの着脱をしてみる
- 通話時はスピーカーに切り替える
次項で詳しく説明します。
録音設定をチェックする
<画面録画>機能でアプリの音声を録音するには、スタート時に録音の設定を変える必要があります。
<画面録画>機能を使用し、録画はできて音声は録音されていないといったトラブルが発生したら、録音設定を変更してみましょう。
~録音設定の変更手順~
▼クイック設定パネルから<画面録画>を選択
▼「録音」を選択
▼「デバイスの音声」or「デバイスの音声とマイク」いずれかを選択
▼項目の右側にあるスイッチを「オン」にした状態にする
★「開始」を選択
イヤホン/ヘッドホンの着脱をしてみる
イヤホン・ヘッドホンが接続されていたり、不具合が発生していたりすると、音声の録音ができなくなることがあります。
デバイスにイヤホンやヘッドホンが装着されている際は、一旦取り外して録画を実行してみましょう。
通話時はスピーカーに切り替える
音声通話・ビデオ通話を行なっている場合は、スピーカーに切り替えた状態で録画を開始してください。
音声通話・ビデオ通話をしている時にスピーカーに切り替えない状態で<画面録画>を開始すると、内部音声は録音されず外部音声のみが録音されてしまいます。
Androidで録画機能が使用不可のアプリ・サービスは?
- Netflix
- Hulu
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
上記の動画配信サービス等は、著作権の関係で制限がかかっているため、基本的に録画は不可。録画操作自体はできても、実際に録画した動画は真っ黒な状態で保存されます。
著作権保護にかかっているアプリ・サービスは、原則録画ができないので注意しましょう。
「色々試したけど改善しない、スマホの故障かも」そんな時は
使用中の端末のメーカーサイトで確認・問い合わせ
Androidスマホは各メーカーによって対処法の手順は様々です。
自分自身が使っているスマホのメーカーのサイトに確認・問い合わせする等して、問題を解決しましょう。
端末本体の故障が考えられる場合は修理へ
「これはもしや、スマホ本体の故障かも」
そういった心配をされている方は、一度スマホのトラブルに関する相談をしたり、修理に出したりしてみましょう。
「修理は短期間で安く済ませたい」そんな方はスマホ修理王へ!
本記事は【Androidで画面録画できない原因│対処法について解説】と題して、Androidで画面録画ができない原因と対処法をご紹介しました。
スクリーンレコードはAndroid11から搭載された機能です。
スマホに画面録画機能が搭載されていない場合は、OSがまだアップデートされていない、または古い機種でAndroid11に対応されていない可能性が高いです。Android10以前の場合は、スマホを買い替えるか、画面録画ができるアプリを使用する必要があります。
その他にも、スマホの容量不足や不具合、著作権の問題もあるので、この記事を参考にして、原因を探ってみてください。
「もしかしたら、スマホが故障したのかも」と心配をされている方は、修理業者に相談してみましょう!
国の厳しい基準をクリアした業者のみが登録される「総務省登録修理業者」として、数十万台以上の修理実績を持つスマホ修理のエキスパート『スマホ修理王』なら、安心・手軽にスマホを預けられますよ。
<サポート体制ばっちり>
★高い修理スキルを持つスタッフ在籍
★データはそのまま・削除せず修理
★最大3ヵ月の無料保証付き・アフターフォローも万全
<気軽にサクッと預けられる>
★最短10分~、即日で修理が可能
★ほとんどの店舗が駅から5分圏内
★郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応
★部品代・作業代込みの、わかりやすい価格
「相談だけ・見積もりだけしたい」という方も大歓迎!
スマホ関連でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。