iPhoneの「バッテリーに関する重要なメッセージ」を消す方法は?放置しても大丈夫?
2022年12月1日
iPhoneの設定アプリからバッテリーの状態を確認することができますが、バッテリーの状態によっては、「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示される場合があります。この「バッテリーに関する重要なメッセージ」に対してどのように対処すべきか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、iPhoneの画面に表示される「バッテリーに関する重要なメッセージ」についての内容説明と表示の消し方、そしてバッテリー交換の時期や方法などについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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iPhoneの画面に表示される「バッテリーに関する重要なメッセージ」とは
お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。
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上記の「バッテリーに関する重要なメッセージ」は、バッテリーの最大容量が80%を下回った時に出る表示です。「バッテリーに関する重要なメッセージ」が出ているかどうかは設定アプリから「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と進むと確認できます。
iPhoneのバッテリー消耗が早くなってくると、バッテリーの交換時期が迫っているか、あるいは端末になんらかの故障が発生している可能性があります。「バッテリーに関する重要なメッセージ」はバッテリーの交換の時期を知らせるメッセージといえます。
バッテリー劣化以外の要因で表示される場合も
このiPhoneで正規のApple製バッテリーが使用されていることを確認できません。このバッテリーではバッテリーの状態の情報を利用できません。
iPhone XS以降のモデルでは、上記のような説明文のメッセージが表示されることがあります。
このメッセージは、第三者修理店でバッテリー交換を行った場合や、自分自身で互換バッテリーを用いてバッテリー交換を行った場合に表示されます。
つまりこの表示は、バッテリーが劣化したことで表示されるものではなく、使用されているバッテリーが互換品である場合に表示されるものなのです。
上記が表示されている場合、最大容量の確認はできませんが、その他の動作に異常はありません。
「バッテリーに関する重要なメッセージ」を消す方法は?
「お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple…」の説明文が表示されるほうの「バッテリーに関する重要なメッセージ」は、バッテリーを交換すれば消すこととができます。交換の時期を知らせるメッセージであるため、交換が完了すれば、メッセージ表示も消えるというわけです。
バッテリーの劣化が進むと突然シャットダウンする可能性も
バッテリー容量の低下は、同時にバッテリー機能の劣化を意味します。バッテリーの劣化が進むと、iPhoneの使用中に突然シャットダウンしてしまうことがあります。シャットダウンが頻繁に起きると、まともにiPhoneを使うことが困難になるので、できるだけ早くバッテリー交換をすることが望ましいでしょう。
また、突然のシャットダウン以外にも、バッテリーの劣化が引き起こす現象として以下のものがあります。
- 電源が入らない
- 充電ができない
- バッテリーが膨張する
場合によっては故障につながるリスクもあるので注意が必要です。
参考:Apple「iPhone のバッテリーとパフォーマンス」
バッテリー交換の必要性が高いiPhoneの症状・交換時期の目安
iPhoneでは、バッテリーの劣化・消耗による本体の不具合や故障を防ぐために、バッテリー最大容量が80%を切った時点で交換することが推奨されています。次に挙げる項目は、バッテリーの交換時期が必要とされる現象です。
- 本体の発熱
- アプリがすぐに落ちる
- 画面が暗い
- 音量が小さい
- 残量表示が実際と異なる
上記のような現象があれば、バッテリーの劣化によるものと疑ってよいでしょう。このような現象が現れるとバッテリーの交換時期といえます。
参考:Apple「iPhone のバッテリーとパフォーマンス」
バッテリーを交換する方法
バッテリーが劣化した場合に、新しいモデルに買い替えるのもひとつの選択肢ですが、バッテリー以外に異常がない場合や、いま使っている端末に愛着があったりデータ移行が手間だったりするの場合には、バッテリーを交換し、もうすこし使い続けることも検討してみましょう。
バッテリーを交換するには、いくつかの方法があります。いずれも店舗に依頼することに相違はありませんが、1つは「Apple正規店」、もう1つはApple正規店以外の「第三者修理店」にiPhoneを持ち込む方法です。
iPhoneのバッテリー交換を行う
iPhoneのバッテリー交換を行う2つの方法を紹介します。
Apple・正規プロバイダ
Apple StoreまたはAppleの正規プロバイダなどにバッテリー交換を依頼する方法がメーカーの推奨する方法です。交換に要する期間は当日〜1週間で、料金はApple社の公式サイトの「iPhoneのバッテリーサービス」のページからネット上で見積りをとることができます。
ただし、Apple StoreやApple正規プロバイダへの持ち込みによるバッテリー交換は、来店予約が必要です。また、バッテリー交換作業の過程で、本体のデータが消失する可能性があるので、事前にデータのバックアップをとっておきましょう。
第三者修理店
Apple正規店以外では、iPhoneの修理を請け負っている第三者修理店がバッテリー交換を行っています。第三者修理店の良さは、事前予約が不要で、修理期間が短いことです。午前中に依頼して即日受け取ることができるケースもあります。
また、Apple正規店のようにデータが消失することがない店舗を選べば、データバックアップの手間が不要です。修理期は当日中に完了し、さらに30分~1時間程度とかなり早く、費用もApple Store・Apple正規店プロバイダよりも安価なのでお得です。
ただし、第三者修理店を利用した場合は、AppleCare+の保証やサービスなどが受けられなくなる場合がある点は事前に認識しておきましょう。
参考:Apple「iPhone のバッテリーサービス」
バッテリー交換はスマホ修理王へお任せください
「スマホ修理王」では、iPhone本体の修理と共に、バッテリーの交換も行っています。スピーディーに、適切に、安価にバッテリー交換ができるとの評価が高く実績のある「スマホ修理王」なら、安心してiPhoneのバッテリー交換が依頼できます。
「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示され、バッテリー交換を検討されている方は「スマホ修理王」にお任せください。
※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。