Safariの履歴を削除できないときの、原因・対処法まとめ
2022年11月30日
Safariの検索内容には個人情報が大いに反映されるため、履歴は定期的に削除したいもの。
しかし、「Safariの履歴を削除できない」「削除したいけどやり方がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、Safariの履歴を削除する手順から、できないときの原因・対処法まで、徹底的に解説します。
※この記事の情報は、2022年11月時点のものとなります
※機種・バージョンによっては内容が異なることがあります
■Safariの履歴を削除するには
・選択した閲覧履歴だけを削除する手順
・閲覧履歴をまとめて削除する手順
・検索履歴・Cookieを削除する手順
■Safariの履歴を削除できない原因は?
■Safari・検索エンジンが原因の場合
・アプリのエラー
・Webページが開いたままの状態
・検索エンジンの履歴を削除していない
・Googleアカウントでのログイン
・システム障害
■iPhoneが原因の場合
・iPhone本体のエラー
・iOSのバージョンが古い
・キャッシュデータが残っている
・スクリーンタイムがオンになっている
・コンテンツとプライバシーの制限がオンになっている
■iPhoneのトラブルは、スマホ修理王におまかせ!
■(番外編)iPhoneに残った個人情報を削除する方法
・キーボードの変換履歴
・電話の履歴
・マップの行動履歴
・Spotlightの検索候補
・アプリのダウンロード履歴
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Safariの履歴を削除するには
iPhoneユーザーにとって、Safariはもっとも身近なアプリのひとつ。
メインのブラウザとして利用している方も多いのではないでしょうか。
頻繁に使用するアプリだからこそ、履歴の管理や削除もしっかりしておきたいもの。
まずはSafariの履歴を削除する手順について、ひとつずつ確認していきましょう。
選択した閲覧履歴だけを削除する手順
Safariの履歴は、「まとめて削除」する方法と、「特定の閲覧履歴だけを選んで削除」する方法があります。
「他の閲覧履歴は残しておきたいけど、この履歴ひとつだけは消したい!」
そんなときは、以下の手順で削除してみましょう。
▼画面下の右から2つめ「本のアイコン」をタップ
▼画面上の右にある「時計のアイコン」をタップ
▼削除したい閲覧履歴を左へスワイプ
▼「削除」をタップする
閲覧履歴をまとめて削除する手順
一つひとつ削除するのが面倒なときは、履歴をまとめて削除するのがおすすめ。
履歴はすべて削除することもできますが、「直近1時間」「今日」「昨日と今日」の区分で削除することもできるので便利です。
以下の手順で実行してみましょう。
▼画面下の右から2つめ「本のアイコン」をタップ
▼画面上の右にある「時計のアイコン」をタップ
▼画面下にある「消去」をタップ
▼まとめて削除したい区分を選択
検索履歴・Cookieを削除する手順
上記の手順で閲覧履歴を削除しても、「検索履歴」はまだ残ったまま。
また、ショッピングサイトの「お気に入り」や、よく利用するWebページの「パスワード」の保存をしてくれる「Cookie」も同じく削除されることはありません。
検索履歴やCookieも、閲覧履歴と同じく個人情報のかたまり。
こちらはSafariではなく、iPhoneの「設定」画面から削除することが可能です。
以下の手順で実行してみましょう。
▼Safari
▼履歴とWebサイトデータを消去
Safariの履歴を削除できない原因は?
「手順通りに試しても、Safariの履歴を削除できない」
そんなときに考えられる原因は、大きく2つ。
②iPhone本体に問題がある
2つの原因とそれぞれの対処法については、次の項目で詳しく解説していきます。
Safari・検索エンジンが原因の場合
Safari・検索エンジンにエラーや不具合が生じていると、Safariの履歴を削除できないことがあります。
Safari・検索エンジンが原因の場合は、以下のポイントをチェックし、対処法を試してみてください。
アプリのエラー
Safariのアプリにエラーが生じていることが原因で、履歴を削除できなくなっている可能性があります。
まずはアプリを終了させ、再度起動させてから履歴が削除できるかどうかを試してみましょう。
手順は以下の通りです。
▼ホームボタンを2度、素早く押す
▼Safariのアプリを選び、上へスワイプして削除
▼画面を上部にスワイプ
▼Safariのアプリを選び、上へスワイプして削除
Webページが開いたままの状態
対象のWebページが開いたままになっていると、履歴を削除することができません。
該当のWebページを閉じてから、履歴を削除できるかどうか実行してみてください。
検索エンジンの履歴を削除していない
Safari以外のブラウザを併用している場合、そちらの検索エンジンにも履歴が残っています。
例えばGoogleやYahooなど、利用したブラウザの履歴を削除することで問題が解決することがあるので、確認・実行してみましょう。
▼検索窓をタップ
▼表示された検索履歴の横にある「×」をタップ
▼削除
▼検索窓をタップ
▼表示された履歴を横にスワイプ
※すべて削除する場合は「検索履歴を消去」⇒OK
▼削除
Googleアカウントでのログイン
Googleアカウントでログインしている場合は、検索したキーワードやアクセスしたページが、アカウントに関連づけた状態で保存されることになります。
Googleの検索履歴を削除することでトラブルが解決する場合もあるので、以下の手順で実行してみましょう。
▼左上にある「三」アイコンをタップ
▼検索におけるデータ
▼検索アクティビティをすべて削除
システム障害
Safariでシステム障害が発生している可能性もあります。
その場合、ユーザー側でできるのは「復旧を待つこと」のみ。
しばらく時間を置くなどし、公式からのシステム復旧の発表を待ちましょう。
iPhoneが原因の場合
iPhoneの設定やエラーが原因で、Safariの履歴を削除できないことも。
まずは以下の対処法を試してみましょう。
iPhone本体のエラー
iPhoneに生じた軽微なエラーは、本体を再起動するだけで解消されることがほとんど。
一度電源を切り、再度オンにして様子を見てみましょう。
iOSのバージョンが古い
iOSのバージョンが古いままだと、iPhoneの操作にさまざまな不具合が発生します。
アップデートしないままiPhoneを使っている場合は、以下の手順で最新のiOSへアップデートしてみましょう。
▼一般
▼ソフトウェア・アップデート
▼ダウンロードしてインストール
▼指示の通りにiOSをアップデート
キャッシュデータが残っている
キャッシュというのは、閲覧したサイトの情報を保存しておく仕組みのこと。
次回同じサイトを閲覧した際に、キャッシュがあることによってサイトの表示速度を早めることができます。
そんな便利なキャッシュ機能ですが、Safariを利用するうちにどんどんデータが溜まっていくことに。
Safariの履歴を削除できないときは、このキャッシュデータを削除してみるのもひとつの方法です。
キャッシュは「検索履歴・Cookieを削除する手順」でご紹介した「履歴とWebサイトデータを消去」で削除することができます。
ただし上記の方法だとキャッシュだけでなく、検索履歴・Cookieも削除されてしまうため、「キャッシュだけ削除したい」という場合は以下の方法を実行してみましょう。
▼Safari
▼詳細
▼Webサイトデータ
▼編集
※まとめて削除する場合は、「編集」ではなく、「全Webサイトデータを削除」をタップ
▼「-」マークをタップし、削除
スクリーンタイムがオンになっている
スクリーンタイムとは、アプリやWebサイトの利用時間などを管理・制限する機能のこと。
このスクリーンタイム設定がオンになっていることが原因で、Safariの履歴が削除できない可能性があります。
オンになっている場合は一度オフに切り替え、Safariの履歴が削除できるかどうかを試してみてください。
▼スクリーンタイム
▼スクリーンタイムをオフにする
コンテンツとプライバシーの制限がオンになっている
コンテンツとプライバシーの制限がオンになっていることが原因で、Safariの履歴が削除できない可能性があります。
コンテンツとプライバシーの制限がオンになっている場合は一度オフに切り替え、Safariの履歴が削除できるかどうかを試してみてください。
▼スクリーンタイム
▼コンテンツとプライバシーの制限
▼コンテンツとプライバシーの制限⇒オフ
iPhoneのトラブルは、スマホ修理王におまかせ!
「対処法を全部試してみたけれど、やっぱりSafariの履歴を削除できない」
「何だかiPhoneの調子が悪い」
そんなときは、iPhoneに何らかの故障が発生している可能性があります。
iPhoneは今や、毎日の生活に欠かせない必需品。
ある日突然電源がつかなくなってしまった…。
必要なデータも消えてしまった…。
そんなことになる前に、少しでも不具合を感じたときは、ぜひスマホ修理王にご相談ください。
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※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、予めご了承ください
(番外編)iPhoneに残った個人情報を削除する方法
パーソナルな情報から、趣味、嗜好、人付き合いに至るまで、iPhoneをちょっと探るだけで、その人のすべてがわかってしまうと言っても過言ではありません。
つまり個人情報を守るには、Safariの履歴を削除するだけでは不十分だということ。
定期的なデータ管理はセキュリティの強化に繋がるので、ぜひ以下のポイントも参考にしてみてください。
キーボードの変換履歴
iPhoneには、キーボードで文字を入力する際に「予測変換」として単語が表示される機能があります。
その人がどういった単語をよく使うのかは、キーボードの変換履歴を見れば丸わかり。
人に見られるとちょっぴり恥ずかしい変換履歴は、以下の手順で削除が可能です。
▼一般
▼転送またはiPhoneをリセット
▼リセット
▼キーボードの変換学習をリセット
電話の履歴
電話の発信・着信履歴も、削除することが可能。
手順は以下の通りです。
▼編集
▼左上にある「消去」をタップ
▼すべての履歴を消去
※スワイプすることで、個別消去も可能です
マップの行動履歴
iPhoneに標準搭載されているマップも、使用すれば履歴が残ります。
マップの行動履歴を削除する手順は、以下の通りです。
▼履歴⇒さらに表示
▼消去
Spotlightの検索候補
「Spotlight」とは、検索窓にキーワードを入力することで、iPhone内のデータを一括検索してくれる機能のこと。
Spotlightの検索候補にも個人情報が反映されるので、以下の手順で非表示にしてみましょう。
▼Siriと検索
▼最近使った項目を表示⇒オフ
アプリのダウンロード履歴
アプリをダウンロードした履歴は、基本的に削除することはできません。
しかし非表示にして見えなくすることはできるので、以下の方法で実行してみましょう。
▼自分のアイコン
▼購入済み
▼非表示にしたいアプリを左にスワイプ
▼非表示
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。