iPhone、Androidの液晶漏れの原因│放置すると広がる?
2022年11月1日
「ある日突然、スマホの画面に黒いシミのようなものが現れたけど、これはなんだろう」と不安になったことがある方はいませんか?
このシミ、画面の表面についた汚れではない場合、液晶漏れの可能性が高いです。
液晶漏れは放っておいても自然に直るものではありません。
本記事では、iPhoneやAndroidの液晶漏れの原因・放置するリスクついて解説します。
ご依頼は来店・郵送どちらでも可能です。お電話やメールにて修理のご相談・無料お見積りも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。機種別の詳しい修理価格等はスマホ修理のご案内ページをご覧ください。
■スマホの液晶漏れの原因
■スマホの液晶漏れを放置するとどうなるのか
・液晶漏れが更に広がる
・画面が真っ暗になる
・操作がスムーズにできない
■スマホ液晶漏れが起こった際の対処法
・バックアップを取る
・割れた保護フィルムを剥がす・貼り直す
・修理に出す
■スマホの液晶漏れが起きたら修理に出そう!主な修理方法
・自分で修理する
・iPhoneの場合はAppleの正規店
・キャリアショップ
・第三者修理店
■スマホの液晶漏れのご相談はスマホ修理王へ!
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スマホの液晶漏れとは?
スマホの液晶漏れとは、画面内に絵の具をたらしたように出現する、黒いシミのことを指します。
そもそも「液晶」は、流動性のある液体であると同時に、結晶の性質も持ち合わせている物質です。「スマホを落下させる・鋭利なものにぶつけてしまう」といった衝撃によって、液晶の中にある液体が漏れ出てしまい、画面を正常に点灯させることができなくなってしまうんです。
液晶漏れは、一度起こってしまうと、自然にその状態が改善することはありません。スマホのトラブルの際に便利な対処法である「再起動」などをしても、直ることはありません。画面部品が破損してしまっているため、直すには、専門の修理業者に修理を依頼するしかないのです。
また、有機ELディスプレイでも、画面に黒いしみができる似たような症状が起こることがあります。有機ELディスプレイの類似症状も、修理・交換でしか改善することはできません。
スマホの液晶漏れの原因
iPhoneやAndroidスマホの液晶漏れは、落下などにより、スマホ本体になんらかの衝撃が加わった際に発生するケースが非常に多いです。
液晶は大きく3層の構造になっています。
★層のいちばん上から順に
▼<カバーレンズ(カバーガラス)>
▼<デジタイザー>
★<液晶>
と、なっています。
スマホの画面がすこし割れただけでは、表面のガラス部分だけが損傷していることがほとんどで「操作がまったくできなくなる」ことはあまりありません。しかしながら、激しく打ち付けるなどして、内部の液晶部分まで損傷を受けることで、液晶漏れが発生してしまいます。
スマホの液晶漏れを放置するとどうなるのか
液晶漏れが更に広がる
液晶漏れは自然に直る不具合とはわけが違うのです。
範囲が狭いからといって、放置していると徐々にその範囲は広がり、次第に操作ができなくなったり・さまざまな機能に影響を及ぼしたり。スマホがスムーズに使用できなくなる原因に繋がります。
小さな液晶漏れも見逃してはなりません。
画面が真っ暗になる
発見時には小さなシミのような液晶漏れでも、この状態を放置していると、じわじわとシミは陣地を広げます。放置すると、液晶漏れの範囲が拡大することは避けられません。
広がった液晶漏れが画面全体に及ぶと「画面が急に真っ暗」になるなど、これまで見たことのないような画面の状態になってしまうこともあります。
操作がスムーズにできない
操作が円滑にできず、誤作動が頻発する恐れがあります。
パスワードのタッチができず、ロックの解除ができなくなったり・意図しない操作をしてしまいトラブルを起こす原因をつくってしまったり。「液晶漏れの範囲も狭いし、まだ大丈夫」と思っていても、気付かぬうちに液晶漏れが進み、操作不能に陥ることも。
大ごとになる前に、なるべく早く修理に出すことをオススメします。
スマホ液晶漏れが起こった際の対処法
バックアップを取る
スマホの液晶漏れは、放っておいてもどうにもなりません。
自然には直ることのない修理が必要なトラブルなんです。
なので、スマホの液晶漏れが起きてしまった場合は、まずデータのバックアップを取りましょう。
もし、液晶漏れがどんどん広がってしまい、端末の内部基板に大きなダメージを与えてしまったら、大切なデータが消えてしまう可能性もあります。そうなる前にしっかりバックアップを取りましょう。
割れた保護フィルムを剥がす・貼り直す
外的なことが原因となって起こる液晶漏れ。
液晶漏れが起きているスマホは、その時点で大ピンチです。現状以上にスマホに負荷のかかることが起きてしまったら、大切なスマホの電源が完全につかなくなってしまったり・データが消えたり。少しでも液晶漏れの広がりを遅らせるためには、悪影響を及ぼす状態から端末本体を守りましょう。
画面を保護する目的で貼っている保護フィルムがあると思います。その保護フィルムがガラス製の場合、フィルムが割れていないか確認してみてください。割れている場合は、画面を傷つける恐れがあるのでそっと剥がしましょう。
破損した画面の上に保護フィルムを貼り直すことで、液晶漏れのシミの広がりを抑えることは可能ですが、液晶漏れそのものを直したことにはなりません。
緊急の処置であることに変わりはないので「フィルムで保護すれば安心」と一段落するのではなく、なるべく早く修理に出しましょう。
修理に出す
「なんだか液晶漏れって、すごくこわい」
ここまでの解説を読んで、そう感じた方もいるかもしれませんね。
しかし、ご安心ください。
「液晶漏れ」、見た目も不気味ですし、なんだか取り返しのつかないような大きな故障のように思う方もいると思いますが、修理内容としてはいたってシンプル。画面を交換するだけで直ることがほとんどで、難しい修理内容ではありません。
画面修理に要する技術や時間はiPhoneとAndroidでは多少異なります。
しかし、修理を終えるまでに何ヶ月も何ヶ月もかかるわけではないですし、異様に高額な修理代になるわけではないんです。
なので「これは液晶漏れかも」と少しでも違和感がある場合は、液晶漏れが進んでしまう前に、修理に出すのがベストですよ。
液晶が内部基板に入り込んでしまい、どんどん症状が悪化してしまうと、直らない可能性も出てきます。
そうならないためにも、なるべく早く修理に出してください。
スマホの液晶漏れが起きたら修理に出そう!主な修理先は
液晶漏れを修理する方法は主に以下の4つ。
- 自分で修理する
- iPhoneの場合はAppleの正規店
- キャリアショップ
- 第三者修理店
自分で修理する
「機械いじりが得意だから、自分でもできそう」と、自分の「得意」を活かして、自身で修理を試みる人もいるかもしれませんね。
しかし、スマホを自分で修理するのは大きなリスクが伴います。
場合によっては法律に抵触する恐れもあるんです。
「悪質な理由ではないんだから、いいでしょ?」と、自己判断で勝手にスマホをいじってしまうケースもあるでしょう。
しかし、万が一あなたが法律に抵触した事実が公になってしまったら・勝手にいじったことがバレてしまったら……と、想像するとヒヤッとしませんか?
スマホには技適マークという総務省が推奨するマークがつけられています。
正式名は「特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク」といって「電波法に抵触することなく、関連の技術基準を満たしていますよ」という認証を示しているマークです。
このマークのあるスマホを勝手に修理・改造することは原則禁じられています。
総務省が認めるショップ・第三者修理店等であれば、修理することが可能ですが、一般の人が自己判断で修理をすると法律に触れてしまうんです。
このように法律の面から見ても問題がありますし、もし自分で修理しても更なる状態の悪化を招いてしまったら悲しくありませんか。
修理してみたものの「改善されるどころかどんどん不具合がひどくなった!」なんてことにならないように、自分のスキルを過信せず、正規店やキャリアショップ・専門の修理業者に修理を依頼しましょう。
iPhoneの場合はAppleの正規店
「修理に出すならやっぱり正規店で、純正の部品を使って直してもらいたい」という方は、Apple正規店に依頼するのが良いでしょう。
正規店なら、iPhoneに関する専門性の高い知識・スキルを持ったプロ中のプロが、純正の部品を使って直してくれます。
キャリアショップ
キャリアショップのスマホ保証サービス等に加入している場合は、キャリアショップに相談してみるのもいいかもしれません。
ご自身が契約しているキャリアショップの公式サイトをチェックし、修理の依頼をしてみてください。
第三者修理店
「なるべく短い期間で直したい」「修理代は安く抑えたい」そういった方にオススメなのが、第三者修理店です。
第三者修理店なら、即日対応してくれる店舗は少なくありません。また、修理費用も比較的安価。
日数や費用の他にも、第三者修理店なら、ショップの店舗数が多いケースがほとんどなので、家事や仕事で空いたスキマ時間にサクッと預けることができますよ。
なにかとバタバタと過ごしている方にとって、こういったメリットは見逃せませんよね。
スマホの液晶漏れのご相談はスマホ修理王へ!
本記事では、スマホの液晶漏れが起きる原因と液晶漏れを放置した場合、どういったことが起きるのかを解説してきました。
ここで解説したように、スマホの液晶漏れは深刻な問題です。
データが消えてしまったり・スマホそのものが使用できなくなってしまったり。
放っておいても自然に直ることはないので、できる限り早めに修理に出しましょう。
「スマホは仕事でも毎日使っているし、何日も修理に出すとすごく不便」「保証サービスの期限が切れてしまっているし、契約中のショップに依頼すると修理代が結構高い」
そんな心配のある方は、第三者修理店に相談するのが最適です。
国の厳しい基準をクリアした業者のみが登録される「総務省登録修理業者」として、数十万台以上の修理実績を持つスマホ修理のエキスパート『スマホ修理王』なら、安心&手軽にスマホを預けられますよ。
<サポート体制ばっちり>
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★郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応
★部品代・作業代込みの、わかりやすい価格
「相談だけ・見積もりだけしたい」という方も大歓迎!
スマホ関連でお困りの際は、お気軽にご相談くださいね。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。