iPhoneで使わないアプリを種類ごとに完全に削除する方法と再インストール方法
2022年10月4日
iPhoneですでに不要になったアプリを削除する場合、アプリの種類によって方法が異なります。また、単に画面上からアプリを削除しても、アプリによっては登録したサービスが完全終了されていないケースや、セキュリティ面での不安が残るケースもあります。
このような場合での対応法と、一度削除したアプリの再インストールについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
iPhoneからアプリを削除する方法
iPhoneからアプリを削除する方法について、以下に3つのパターンを記します。
1.ホーム画面から操作して削除する方法
ホーム画面から操作して不要アプリを削除するには以下の手順で行います。
- ホーム画面にある不要アプリのアイコンを長押しする
- 画面に表示された「Appを削除」をタップする
- クイックアクションメニューの「Appを削除」をタップする
- 「削除」をタップする
以上で、アプリは完全に削除されます。
2.Appライブラリから操作して削除する方法
ホーム画面にアプリのアイコンが非表示の場合は、以下の手順で「Appライブラリ」から操作して不要アプリを削除します。
- ホーム画面を右にスライドさせ「Appライブラリ」のページを表示させる
- 不要アプリのアイコンを長押しして「App削除」をタップする
画面上にアイコンが見当たらない場合は、画面上部の「Appライブラリ」をタップしてアプリ名称を検索して表示させてください。
3.設定アプリから操作して削除する方法
「設定」のアプリから不要アプリを削除させる操作は以下の手順です。
- ホーム画面上の「設定」をタップし「設定」のページを表示する
- 画面から「一般」をタップして一般的操作のページを表示する
- 画面から「iPhoneストレージ」を選択してタップする
- 「iPhoneストレージ」画面から、削除する不要アプリをタップする
- 「Appを削除」をタップし、画面下に表示される「Appを削除」をタップする
※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります
参考:@DIMEアットダイム「iPhoneから使わないアプリを完全に削除する3つの方法」
iPhoneアプリの種類ごとで異なる削除方法
アプリには、その種類によって、削除方法が異なるケースがあります。アプリの種類ごとに異なる削除方法について、以下に4つのパターンを記します。
1.アカウント情報などを登録しないアプリの場合
簡易的ゲームアプリや画像加工アプリなど、アカウント情報の登録不要なアプリを削除する方法は以下の手順となります。
- ホーム画面に表示された不要アプリのアイコンを長押しする
- クイックアクションメニューの「Appを削除」をタップする
- 「削除」をタップすると、同アプリの関連データも同時に削除完了となる
2.アカウント情報の登録が必要なアプリの場合
ネット通販アプリやメッセージアプリなど、メールアドレス、ID、パスワードを登録してインストールしたアプリの削除方法は、「1」の登録不要のアプリの削除方法と同じです。ただし、iPhoneのアプリを削除しただけでは、登録時の個人情報は残ったままになるので、業者のサイトから退会手続きを完了した後にアプリを削除するのがセキュリティ面で安全です。
3.サブスク形態のアプリの場合
「毎月定額支払いで使い放題サービス」などの「サブスク形態」をとっているアプリを削除する場合には、単にiPhoneのアプリを削除するだけでは支払いの停止にはなりません。この場合には、利用中のサービスの規定に沿って退会手続きを完了させてからアプリを「1」の方法で削除しましょう。
4.Suicaなどのスマホ決済アプリの場合
「Suica」などのスマホ決済アプリの場合も、各サービス会社の規定に沿って退会手続きを完了させた後にiPhoneのアプリを「1」と同じ手順で削除します。決済アプリのウォレットの中に残金がある場合は、使い切って残金をゼロにしなければなりません。
ただし、ウォレット内の残金を他の決済アプリに移行できるケースもあるので、移行できる場合は残金を移行してからiPhone内のアプリを削除します。
※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります
参考:TIME&SPACE「iOS 14版iPhoneのアプリを「完全に」削除する方法 登録データの復元方法も解説」
削除したアプリを再インストールする方法
iPhoneから不要アプリを削除したものの、再度必要になり再インストールしたいというケースが起きることもあります。そこで、削除済みのアプリを再インストールする方法を以下に記します。
- ホーム画面からアイコンをタップして「App Store」を開く
- 右上に表示されているアイコンをタップする
- アカウント画面から「購入済み」の文字をタップする
- 「自分が購入したApp」をタップする
- 「このiPhone上にない」を選択しタップする
- 削除されたアプリが表示されるので、アプリの右側にあるダウンロードアイコンをタップすると再インストールができる
※iOSのバージョンにより操作方法が異なる場合があります
参考:@DIMEアットダイム「iPhoneから使わないアプリを完全に削除する3つの方法」
iPhoneでアプリの完全削除を試してみよう
本記事では、iPhoneにインストールされたアプリを完全削除する方法について、できるだけ分かりやすく紹介しました。便利なアプリが数多く開発されているので、すでに使用しなくなった古いアプリを削除してiPhoneのストレージに余裕を持たせようとするケースも出てくることでしょう。
アプリの削除については、画面上の該当アプリのアイコンを長押しすると表示される、クイックアクションメニューの「Appを削除」をタップして「削除」の文字をタップすればOK、と思っているユーザーも多いことでしょう。しかし、本記事で紹介したように、それだけでは登録したサービスの完全終了にはなっていないケースや、セキュリティ面での不安が解消されていない場合もあるのです。
安心してiPhoneを便利に使い続けるために、本記事をじっくり読んでiPhoneからアプリを削除する際の参考にしてみてください。
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。