iPhoneがフリーズする原因は?自分でできる7つの対処法を紹介

2022年9月30日

iPhoneを使用していると、急にフリーズしてまったく動かなくなることがあります。iPhoneが固まって動かないのは、ハードウェアが原因の場合とソフトウェアが原因の場合があります。
本記事では、iPhoneがフリーズする原因を状況別にご紹介し、自分でできる7つの対処法についてもご説明しています。
少しでもフリーズする回数を減らしたい、フリーズした時にどうしたらいいのか知りたいという方は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

■目次■
■iPhoneがフリーズする主な原因3つ
・ソフトウェアが最新でない
・ハードウェアの不具合
・容量がいっぱいになっている
■iPhoneがフリーズする原因6つ【状況別】
・ホーム画面でのフリーズ
・リンゴループでのフリーズ
・丸い円が回っている状態でのフリーズ
・画面が暗くなるフリーズ
・アプリ使用時・iTunes画面でのフリーズ
・バッテリー劣化によるフリーズ
■iPhoneがフリーズした時の対処法7つご紹介
・iPhoneを再起動・強制終了する
・iOS・アプリを最新バージョンにする
・起動させたままのアプリを終了する
・必要のないアプリを削除する
・画面に貼った保護フィルムをはがす
・バッテリーの交換をしてみる
・iPhoneを初期化・復元する
■「iPhoneがフリーズしてばかり」そんな時はスマホ修理王へ!

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iPhoneがフリーズする主な原因3つ


特定の状況に関わらず、iPhoneのフリーズの原因として考えられることを次項で解説します。

ソフトウェアが最新でない

スマホ業界の技術力は日進月歩。アプリ・iOSのバージョンは常に最新のものにしておくと、不具合などのトラブルを回避できることが多いです。
古いバージョンを使用し続けることによって、フリーズが多発してしまうことも少なくありません。

ソフトウェアが最新のバージョンではない場合さまざまな不具合が起こることがあるので、最新バージョン提供のお知らせがきたら、その都度アップデートするようにしておくのがベター。
「毎回手動でしないといけないのは面倒」という方は、自動アップデートがオススメです。

ハードウェアの不具合

iPhoneは衝撃や水濡れに非常に弱い精密機器です。
うっかり手を滑らせてiPhoneを地面に落としてしまったり、水没させてしまったり。
こういったアクシデントが原因でハードウェアに問題が生じ、フリーズが起こることがあります。

容量がいっぱいになっている

iPhoneは「サクサク操作できる」その操作性のスムーズさや手軽さが魅力のひとつ。
ですがどんなに性能の良い製品でも、ストレージ・メモリの容量が増えてくると、iPhoneの動作が鈍ってしまうんです。
iPhoneにかかる負荷が大きくなればなるほど、画面がフリーズしてしまう頻度も右肩上がり。
ストレージやメモリ容量が多くなることは、バッテリーの劣化を進めてしまう原因にもつながります。

iPhoneがフリーズする原因6つ【状況別】

先ほど説明した原因の他にも、以下6つの原因によるフリーズが考えられます。

  • ディスプレイの不具合によるフリーズ
  • リンゴループでのフリーズ
  • 丸い円が回っている状態でのフリーズ
  • 画面が暗くなるフリーズ
  • アプリ使用時・iTunes画面でのフリーズ
  • バッテリー劣化によるフリーズ

次項でその詳細を説明するので、不具合でお困りの方はお役立てください。

ホーム画面でのフリーズ

ホーム画面でのフリーズは「ディスプレイの不具合・故障」もしくは「保護フィルムによるトラブル」が原因で起こっている可能性が高いです。

<ディスプレイの不具合・故障>
「端末内部の故障に心当たりはない」という場合は、iPhoneのディスプレイにトラブルが発生しているのかもしれません。
指先に付着した油分によるヨゴレや細かなホコリ、小さなキズなど、普段使用する分には気にならないような些細なものでも、精密機器であるiPhoneはとっても繊細です。

ディスプレイを今一度確認し、ヨゴレ等がある場合はそっと拭き取ってみましょう。画面割れの可能性が高い場合は、専門スキル・知識のある修理業者に修理を依頼するのが賢明です。

<保護フィルムにトラブル>
指先が画面を操作する際、保護フィルムが邪魔をして画面操作ができず、フリーズしていることが考えられます。
同じ保護フィルムを長い間使用していると感知する性能がダウンし、指先で画面に触れてもスムーズに動かなくなったり、反応しなくなったりするケースもあるんです。

画面に保護フィルムを貼っている場合は一度フィルムを剥がし、操作ができるかどうか試してみましょう。

リンゴループでのフリーズ

Appleのロゴとしてお馴染みのリンゴのマーク。
このロゴが表示された状態でフリーズしてしまうというケース、結構多いんです。

この場合、原因として考えられるのは下記2点です。

  • 内部基板・パーツの損傷
  • アップデート・バックアップのトラブル

<内部基板・部品の損傷>
内部の電子基板や部品がダメージを受けたことによって、リンゴループに陥ってしまうことも。
基板やパーツの損傷は、水濡れや落下等の衝撃が原因で起こることが多いです。

<アップデート・バックアップのトラブル>
ネット環境が不安定な場所でアップデートやバックアップを実行すると、円滑に進まないことがあります。
アップデート・バックアップがスムーズに進まず、完了することなくリンゴループに陥りフリーズしてしまうこともあるので、ネット環境のチェックをしっかり行った上でアップデートやバックアップを実行するのがベストです。

丸い円が回っている状態でのフリーズ

丸い円がぐるぐると回っている状態でのフリーズの場合、原因として考えられるのは・・・

  • OSの不具合
  • SIMの認識ができない
  • 水没が原因

上記3点の可能性が高いです。

<OSの不具合>
OSのトラブルが原因でフリーズしている可能性があります。
一時的な不具合で、丸い円がくるくると回っている状態から先に進まなくなってしまうケースは少なくありません。
この場合、再起動すると改善することがほとんどなので、一度再起動させてみましょう。

<SIMの認識ができない>
SIMの認識不良が原因で丸い円がひたすらくるくると回って、その先に進めない状態になってしまうこともあります。
こうした不具合でフリーズ状態に陥った場合は、SIMカードを一度入れ直し、iOSの強制再起動をしてみてください。

<水没が原因>
水没に心当たりがある場合はもちろん、「もしかしたらあの時、水滴が内部に入ってしまったのかも」という、ちょっとした水濡れのケースも注意が必要。
iPhoneは精密機器で、水濡れには非常に弱いです。
ほんの少しの水滴だから大丈夫だと思っても、iPhoneにとっては「大ピンチ!」ということもあるので、心当たりがある方は、修理業者に端末内部の確認を依頼してみましょう。

画面が暗くなるフリーズ

画面が暗くなった状態で動かなくなってしまうケースで疑われる原因は、下記2点です。

  • ディスプレイケーブルのトラブル
  • バックライトのトラブル

ディスプレイケーブルとは、画面を表示させるためのケーブルのことをいいます。
画面が暗い・黒い状態でフリーズする場合、ディスプレイケーブルのトラブルが不具合の原因となっている可能性が高いです。
このケーブルは端末内部に配置されており、パッと見ただけでは確認ができません。
ポケットに入れようとしてiPhoneを落としてしまった・iPhoneの上に重たいものを落としてしまった等、端末本体に衝撃を与えてしまった心当たりのある方は、一度修理に出して内部の確認をしてもらいましょう。

液晶パネルの場合には、バックライトが機能することで映像が映し出されます。
端末の電源はオンになっているはずなのに画面が暗い・真っ黒という場合は、ディスプレイのバックライトが点いていない可能性もあります。
「バックライトの故障かも」というケースも、ディスプレイケーブルのトラブル同様、自分でどうにかするのではなく、専門知識・スキルを持った業者に修理を依頼しましょう。

アプリ使用時・iTunes画面でのフリーズ

アプリ使用時・iTunes画面でのフリーズの場合、原因として挙げられるのは以下の2点。

  • アプリ使用時のフリーズ
  • iTunes画面でのフリーズ

<アプリ使用時のフリーズ>
アプリが最新のOSに未対応である場合、フリーズすることがあります。
iOSを最新のバージョンにしたからといって、アプリも最新にものにアップデートされるわけではありません。
紐付けされているわけではないので、アプリはアプリで最新のバージョンにアップデートしましょう。

<iTunes画面でのフリーズ>
バックアップを取る場合やアップデートを実行するためにiTunesに接続する際、iPhoneがフリーズしてしまうことも少なくありません。
このケースはインターネットの通信状態が原因となっている可能性が高いです。
通信環境が不安定な状態だとフリーズすることがあります。
環境を整え、iPhoneを<再起動する>or<PCに繋いでiTunesからiOSの再インストールする>と、不具合が解消されることが多いので、一度試してみてください。

バッテリー劣化によるフリーズ

食品をはじめ、私たちが生活するために欠かせないあらゆるものが値上げされてる今、スマホの買い替えも「自分の資金と相談して要検討」という方、多いのではないでしょうか。
使用中のiPhoneが古いモデルでも、まだ使える状態ならわざわざ買い替えなくてもいいか、と長期間同じ端末を使用し続けている人は少なくないはず。

しかし、どんなに見た目がきれいでも、それなりに動いていても、バッテリーは確実に劣化しています。
バッテリーの劣化によってフリーズすることもあるので、使用年数の長いiPhoneで一度もバッテリーの交換をしたことがない方は、バッテリーの残量を確認後、交換を検討してみてください。機種そのものを変更するのも手段のひとつです。

​​iPhoneがフリーズした時の対処法7つご紹介


iPhoneフリーズ時に試してほしいのが、以下の7つの対処法です。

  • iPhoneを再起動・強制終了する
  • iOS・アプリを最新バージョンにする
  • 起動させたままのアプリを終了する
  • 必要のないアプリを削除する
  • 画面に貼った保護フィルムをはがす
  • バッテリーの交換をしてみる
  • iPhoneを初期化・復元する

次項で詳細を説明します。

iPhoneを再起動・強制終了する

普段からiPhoneに不具合が発生すると、再起動を試みている方は多いと思います。
フリーズした場合も再起動は有効な対処法ですので、試してみましょう。

iOS・アプリを最新バージョンにする

アプリ使用時にフリーズすることが多いなら、アプリやソフトウェアのバージョンが関係している可能性が高いです。
「iOSのバージョンに関する知らせが来たものの、そのままにしている」という場合など、iOSのバージョンが不具合の原因になっている可能性があります。
iOS・アプリのバージョンを一度確認してみましょう。

起動させたままのアプリを終了する

「うっかりアプリを開いたままだった」というケースがフリーズの原因ということも。
バックグランドでアプリがたくさん開いていると、フリーズはもちろん、動きのもたつきなどが起こる原因になります。

「なぜだか動作がおかしい」というときは、バックグラウンドでアプリが開いたままになっていないか確認すると改善する可能性が高いですよ。

■確認方法/iPhone8以前のモデルの場合
ホームボタンを2度連続で押すと画面上にバックグラウンドで開いたままのアプリが表示されます。

■確認方法/iPhoneX以降のモデルの場合
画面の下部から上にスワイプし、画面上で手の動きを止めると画面上にバックグランドで開いているアプリが表示されます。

※いずれも画面上に表示されているアプリを選択し、画面の上部にスワイプすると、簡単に起動中のアプリを終了させることが可能です

必要のないアプリを削除する

同じ端末を長期間使い続けていると、iPhone内には様々なデータが溜まります。
生活に役立つアプリなどのリリースは日々行われているので「自分でもいつの間にかたくさんインストールしていた」なんてことも。
しかしアプリが溜まってしまうと、iPhoneにかかる負荷は大きくなるばかりです。
色々試したくなるその気持ちは一旦置いておき、まず自分が使用している端末内にどのくらいアプリが入っているか確認してみてください。
そして、ほぼ使用していないアプリは削除するなど、一度、整理・整頓してみましょう。
不要なアプリの蓄積はフリーズの原因にもつながります。

■アプリの削除のやり方
削除したいアプリのアイコンを長押しすると、
「App削除」の項目が出てくるのでタップすればOKです。

以下の手順でも削除が可能です。
ホーム画面→「設定」をタップ
「一般」→「iPhoneストレージ」をタップ
「対象のアプリを選択」→「Appを削除」をタップ

画面に貼った保護フィルムをはがす

スマホの画面割れは「できる限り避けたい」という方がほとんどだと思います。
保護フィルムを貼って画面を保護しているという人は多いですよね。
しかし、この保護フィルム、製品の質や貼り方などによっては、タッチ操作に影響が出てしまうことがあるんです。
また、ホコリ・キズ・ヨゴレなどに干渉されてしまうと反応が鈍くなったり、まったく動かなくなったりしてしまいます。
「保護フィルムを貼ってから反応が鈍くなった」という場合は、一度フィルムを剥がしてみましょう。剥がした後、画面にヨゴレ等がないかどうかも確認し、ヨゴレがある場合は軽く拭き取ってみてください。

バッテリーの交換をしてみる

iPhoneが動作するのに、バッテリーは非常に重要です。
過充電や過放電、衝撃によって、バッテリーは膨張することがあります。膨張したバッテリーがディスプレイを圧迫すると、フリーズの原因になることも。
また、フリーズのみならず、突如発火したり・爆発したりする可能性もあります。
バッテリーは一度膨張してしまうと、放っておいても元には戻りません。バッテリーの膨張がフリーズの原因として考えられる場合は、早めに交換を依頼した方が安全です。

iPhoneを初期化・復元する

iPhoneを一旦初期化し、バックアップファイルから復元させましょう。

■バックアップから行う復元のやり方
▼パソコンとiPhoneをUSBケーブルでつなぐ
▼iTunesを起動させる
▼iTunesの端末設定→「バックアップから復元」をタップ
★最後にバックアップされたときの状態に戻せます

※初期化・復元しなければならない状況になった時に備えて、
日頃からバックアップをコンスタントに取るように心がけましょう。

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『スマホ修理王』は、国の厳しい基準をクリアした業者のみが登録される「総務省登録修理業者」です。
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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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