iPhoneを低電力モードにすると何が変わる?デメリットはある?
2022年7月29日
外出中、充電できる環境にいない時に役立つのが「低電力モード」。メリットばかりではありませんが、充電の減りを最小限に抑えるためにはうってつけの機能です。
「外出中なのに、充電がピンチ!」そんな時のために、この記事を読んで「低電力モードにすると何が変わるのか」「低電力モードにデメリットはあるのか」を把握して、サクッとオンにできるように備えてくださいね。
■低電力モードのメリット・デメリット
・メリット
・デメリット
■低電力モードをオンにすると使えなくなる機能
・CPUの速度が40%以下に低下する
・アプリの自動更新がオフに
・アプリの自動ダウンロードがオフに
・メールの自動受信の頻度が減る
・ビジュアルエフェクトが一部制限される
iPhoneの低電力モードってなに?
★「低電力モード」とは?
消費電力量を抑えて、バッテリーを長持ちさせる機能を「低電力モード」といいます。
iPhoneを長時間使用している中、「バッテリー残量が少なくなっています」などのメッセージが画面に現れた経験のある方は多いと思います。
iPhoneでは、バッテリー残量が20%を切ると、このメッセージが通知されるように設定されており、「低電力モード」に切り替えるか・切り替えないかの選択ができるようになっています。
このメッセージが表示された後、「低電力モード」をオンにすると、バッテリーの消費が抑えられます。
なぜかというと、iPhoneの一部機能に制限をかけるからです。
低電力モードにした場合、通常よりもおおよそ1時間以上長く使用できるため、充電をする時間がとれない状態でiPhoneを使い続ける方にとって、バッテリーを節約する目的で「低電力モード」は有効です。
また、20%を切る前に自分で低電力モードをオンに設定することもできます。
「今日は帰宅が遅くなるから、なるべくバッテリーを節約しないと・・・」などの状況下にある方は、メッセージが表示される前に、使用状況に合わせて「低電力モード」をオンにしてみてくださいね。
低電力モードのメリット・デメリット
メリット
消費電力を抑えられるので、バッテリーのもちがよくなる点が、「低電力モード」のメリットといえます。
外出中で充電をするタイミングを取れない時、充電するのを忘れて残り少ないバッテリーの状態で外出しなければならない時など、このモードをオンにすると一安心。
劇的にバッテリーの減りを抑えられるわけではないですが、その場をしのぐためには有効な手段です。
デメリット
「低電力モード」をオンにしている間は、iPhoneの一部の機能が制限されます。
例えば・・・
<CPUの速度が40%低下>
<メールの自動取得回数が減る>
<Siriが呼びかけに応じなくなる>
<iCloudフォトライブラリが一時停止する>
<自動ロックにかかるまでの時間が30秒に制限される>
<アプリのバックグラウンド更新や自動ダウンロードが停止する>
<視差効果等のビジュアルエフェクトが低減する>
電力を抑えることにより、バッテリーを長持ちさせることができるので、外出時で充電ができない場合などはとっても便利ですが、やはり上記にあげたようなデメリットもあるんです。
低電力モードをオンにすると使えなくなる機能
CPUの速度が40%以下に低下する
CPUの速度が減速するので、メールの受信やアプリの通知機能・更新・ダウンロードなどに影響が出ます。
アプリの自動更新がオフに
一部のアプリで更新の通知が来なくなるなど、アプリの自動更新がオフになります。
「一日のうちほとんどの時間、低電力モードをオンにしている」という方は、そう多くはないと思うので、過度に心配をする必要はないかもしれませんが、仕事で使用しているアプリ等がある場合は、こういったデメリットも念頭において低電力モードをオンにしておけば、アプリを用いて対処しなければならない急なアクシデントが起きた際など心構えができているので、落ち着いて対処ができると思います。
アプリの自動ダウンロードがオフに
自動更新がオフになるのと同様に、アプリの自動ダウンロードもオフになります。仕事等で逐一チェックしなければならないアプリではない限り、大きな弊害ではないかもしれませんが、この点も注意しておきましょう。
メールの自動受信の頻度が減る
低電力モードをオンにしていると、メールの自動受信が頻繁に行われなくなるため、SMSやメッセージ機能を頻繁に利用されている場合は、少し不便だと感じるかもしれません。
その都度、自分で更新をしてメールをチェックするなどして、確認を忘れないように気をつけてください。
ビジュアルエフェクトが一部制限される
バッテリーを長持ちさせるために「iPhoneの画面の明るさを抑えた方がいい」、というのを聞いたことがある方は多いと思います。
低電力モードをオンにすると、このバッテリーを長持ちさせるためのポイントとなる明るさのレベルが、自動的に低めに調整されます。
その他、低電力モードが有効になっている最中は、自動的にiPhoneのロックがかかる・スリープ状態になるまでの時間が最短の30秒に設定されるなどの調整が行われるんです。
クオリティの高いゲームアプリ等を使用する際も、低電力モードをオンにしている間は、明るさ・動きなどの映像に若干影響が出るので、低電力モードをオフにしている通常の状態で使うときのようなクリアでスムーズな見え方・動きとはならない場合があります。
自動的に色々な設定を調整してくれるので、便利といえば便利ですが、「低電力モード」をオンにすることによって生じるデメリットもあるので、こうした点も考慮して上手に「低電力モード」を活用してくださいね。
低電力モードをオンにする手順
低電力モードをオンにする手順は下記の通りです。
<1>iPhoneで「設定」アプリを起動
▼
<2>一覧から「バッテリー」を選択
▼
<3>「低電力モード」をオンに
低電力モードを利用する回数が多い場合は
コントロールセンターにボタンを登録する
iOS11以降のiPhoneをお使いであれば、コントロールセンターから「低電力モード」を設定することができます。
コントロールセンターの設定画面から「低電力モード」を追加することで、コントロールセンターから「低電力モード」のオン・オフの切り替えが可能です。
一度追加すれば、コントロールセンターからサクッと低電力モードに切り替えできますよ。
普段からバッテリーの減りを軽減するために、「頻繁に低電力モードを使用する」という方は、ぜひこの方法をお試しください。
このモードをオンにすると、作業を順々に進めていかなくても、手軽に「低電力モード」をオンにすることができて、とっても便利です。
Siriにお願いする
「Hey Siri!低電力モードにして」など、Siriにお願いするのも、手軽に低電力モードにする方法のひとつ。
スマホを操作することなく、あなたの一声で指示通りにSiriが低電力モードにしてくれますよ。
★「低電力モード」になっているか確認したい場合は、画面右上のバッテリーアイコンをチェックしましょう。
このアイコンが黄色であれば「低電力モード」がオンになっていると判断できます。
色に変化が見られない・緑色の場合は「低電力モード」がオンになっていないので、もう一度設定し直してみてください。
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この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。