古いスマホの活用法はこんなにある!使い尽くしたら適切に処分しよう

2022年7月28日

スマホを買い替えて手元に残ってしまった古いスマホも、まだ別の用途に使える場合があります。せっかく買った高価なものですから、すぐ処分するよりしっかり使い尽くしたいものです。

この記事は、古くなってしまったスマホの新しい活用法を紹介し、使い尽くした後の処分法と注意点を解説します。

古いスマホもまだまだ活用法はある

いつも手放せないからこそ、スマホには高いスペックや機能を求めがちです。ただ新製品が発売されるペースは早く、特に不満はないけれど買い替えたため使わなくなってしまうといったことはよくあります。

スマホも使わなければ大切に持っておく必要もありません。しかし、そんな古いスマホには本当に利用価値はないのでしょうか。ここでは使わなくなった古いスマホを活用することの意味について、考えてみましょう。

古いスマホをただ処分するのはもったいない

今は使わなくなっても、ついこの間まで特に不満もなく使えていたスマホであれば、まださまざまな用途に活用できるはずです。そもそもスマホは、安くても数万円、高ければ十万円以上するため、すぐに処分してしまうのはもったいない高級な精密機器です。電話や通信以外にも多くの機能を持っています。

あるときは時計、またあるときは音楽プレイヤーとたくさんの機能が利用できます。故障や破損、バッテリーがもたないといった不具合があれば仕方ありませんが、そうでなければせっかく手に入れたのですから、ぜひ「使いくす」よう他に活用することをおすすめします。

古いスマホもスペックしだいで活用可能

古くてもスマホは電源が入り、画面が表示されて音が出るなら、多くの機能が使えます。例えば自宅内であればWi-Fiだけで通信できるので、メインスマホを充電している間の動画視聴用に使うといったことも活用法の一つです。

また十分なスペックがあれば、今までとは違う使い方ができ、今まで見過ごしてきた不便を解消できるかも知れません。ただ、そのためにはまず暮らしの中での活用例を多く知り、活用法を一つずつ探っていく過程が欠かせないでしょう。

古いスマホの活用例

ライトにしろ音楽プレイヤーにしろ、スマホに搭載されている機能は、多くがそれ単体で使えるものです。ここでは、古いスマホの機能の活用例を挙げ、その活用のカギとなるポイントを探ります。

動画・音楽の再生専用に使う

動画や音楽の再生は、スマホが得意とする機能の1つです。スマホのメモリに保存していればネットに接続せずに視聴でき、Wi-Fiを使えばSIMカードがなくても動画をいつでもストリーミング再生できます。

もし防水性能が高ければ、お風呂で動画を見たり音楽を聴いたりするための専用端末にするのも便利です。防水でなければ透明の密封袋に入れて使うのもよいでしょう。万が一お湯に落として使えなくなっても、メインのスマホではないので不便はないはずです。

また、たくさんの写真をメモリに保存して、フォトフレームとして使うこともできます。スマホ本体に写真や動画を保存しておけば、おじいちゃん、おばあちゃんの家にネット環境がなくても、いつでも好きなときに孫の写真を見られるのできっと喜ばれるでしょう。ネットを使わなくても、訪れるたびに新しい写真や動画を追加することができます。

動画などのメディアの再生には意外にバッテリーを消費します。古いスマホを再生専用にしておけば、スマホを仕事に使いすぎてしまっても、帰りの電車で音楽が聴けないといった事態も避けることができるでしょう。

カメラ・レコーダーとして使う

最近のスマホのスペックとしてよく注目されるのが、カメラの画質です。高性能になれば望遠や近接でもキレイに、暗がりの中でもくっきりと撮影できるスマホもあります。

古いスマホもカメラ機能を活用すれば、別の部屋にいる赤ちゃんやペットの見守りカメラになります。アプリをインストールし、古いスマホを監視カメラ、新しいスマホを映像確認用に設定すれば、すぐに安心安全の見守りシステムを構築可能です。

見守りシステムを少し拡張すれば、庭での子どものプール遊びの見守りにも使えます。玄関ドアの外に設置しておけば、誰がきたのか室内から確認するドアホンの役割も果たします。ただし、屋外に設置すると雨や雪、高熱による故障、盗難などのリスクがあるため、利用するなら相応の心構えが必要だといえるでしょう。

また、自動車に設置すればドライブレコーダーにもなります。車載ホルダーで定位置に固定すれば、新しいスマホをナビとして、古いスマホをドライブレコーダーとして使い分けることも可能です。ケーブルをつないでおけば、必要に応じて充電できるのでバッテリー残量を気にせず、快適に使うことができるでしょう。

時計や照明として使う

日常生活で活用するとしたら、すぐに思い浮かぶのは時計と照明でしょう。アプリでスマホを「LED風の置き時計」にするのもおしゃれです。縦置き、横置き、吊り下げなど気分によって置き方を変えてみるのもよいでしょう。

また、古いスマホを目覚まし時計として常備しておくのもおすすめです。今の目覚まし時計アプリは音の種類や音量、頻度、スヌーズの周期、鳴動の長さも詳しく設定できるので、市販の目覚まし時計では難しいスマホならではの使い方ができます。

また照明については、とっさのときの懐中電灯として常に定位置に置いておくといった活用法もありますが、おすすめなのは読書灯として活用することです。特に暗い場所での読書では、明るさや光の色を変更できる専用アプリを利用し、本の紙の色や材質、環境に合わせた快適な光で読書ができます。

格安SIMで2台目スマホとして使う

少し前まで普通に使っていたスマホなら、SIMカードを挿入するだけで電話も通信も十分快適にできます。おすすめなのは月額料金を抑えられる格安SIMです。

安いものなら月額数百円から利用できるため、メインを補うサブスマホや、子どもに持たせるスマホとしてリーズナブルに使えます。

ただし、その場合は古いスマホに「SIMロックがかかっているか」に注意しましょう。SIMロックとは、スマホが特定の通信会社の回線でしか使えなくなる制限のことです。現在販売されているスマホにSIMロックはかかっていませんが、古いスマホだとSIMロックが原因で、格安SIMの選択先が限られてしまう可能性があります。

問題なく利用するなら、事前にSIMロックを解除するか、当初契約したキャリアの回線が利用できる格安SIMを契約しましょう。

参考:LINEMO「SIMロック解除とは?解除方法とメリット・デメリットを解説!

古いスマホを処分する方法と注意点

古いスマホが故障していたり、バッテリーが使えなかったりと他に活用ができない場合は、残念ながら処分するしかありません。しかしスマホには個人情報を含めさまざまな情報が保存されているため、万が一にも外部に漏れないよう細心の注意を払う必要があります。

ここでは、古いスマホを処分する方法と、その際の注意点について解説します。

処分する前に個人情報を必ず消去

古くてもスマホには、電話番号やメールアドレスなど多くの個人情報や、SNSアカウント、ネットショッピング用のパスワード、クレジットカードの番号といった、外部に漏洩すると困る重要な情報がたくさん保存されています。

もし処分したい古いスマホの電源が入らなくても、内部のメモリからデータを復旧させたり、抜き取ったりすれば漏洩の危険度は同じです。また「初期化」もそれだけではデータを完全に消去することはできません。

これらのリスクを避けるには、データを完全に消去してくれる間違いない方法をとるのが必須です。安易に処分せず、最後まで細心の注意を払って処分する必要があります。

古いスマホは適切な処分が必要

スマホもさまざまな不用品と同じように、処分することが可能です。自治体が設置している回収ボックスを利用したり、家電や家具など不用品の回収業者に引き取ってもらうなどいくつか処分方法があります。

しかし、注意すべきはスマホの中にある個人情報などの重要情報が漏洩しない方法を取るべきだということです。

スマホ内の情報はただ消去するだけでは復旧され、悪用される危険があります。また初期化しても完全に削除できない場合がありえるので、処分するときは確かな業者を選ぶことが重要です。

比較的簡単なおすすめの処分法は、データを完全に消去してくれる大手通信キャリアショップに持ち込む方法です。処分するにはスマホの製造番号が識別できなくてはなりませんが、スマホ本体だけでなくACアダプタやモバイルWi-Fiルータ本体なども処分できる上、全国の店舗が利用できるので手間も最小限ですむという大きなメリットがあります。

処分に持ち込むとスタッフがデータを消去して保管し、その後指定のリサイクル会社にまとめて送られ適切に処分されます。代表的な通信キャリアは「モバイル・リサイクル・ネットワーク」に参加しているため、自社商品以外のスマホも回収の対象です。費用もかからないため、最も身近で安全、リーズナブルな処分方法だといえるでしょう。

また一部の家電量販店は、スマホを「粉砕処理」してくれます。どのような方法で処分するにしても、その方法はしっかり確認するのが原則です。個人情報漏洩などの被害に遭わないためにも、適切に処分するよう努めましょう。

参考:ソフトバンク「古いスマホなど携帯電話を処分したいときの捨て方は? 処分・リサイクルの流れを徹底解説(ショップ篇)」

買取に出すのもおすすめ

古いとはいえまだまだ使えるようなスマホであれば、買取に出すのもおすすめです。比較的新しいスマホや人気のあるスマホは数万円で買い取ってもらえる場合もあるため、処分する前に一度は査定してもらうとよいでしょう。

ただ、買い取ってもらうにはまず、きちんと使える状態であることが前提です。また買取金額査定では、傷などスマホ本体の状態や付属品・外箱の有無が大きく影響します。しかし、たとえ数百円だったとしても現金が得られるのはメリットといえるでしょう。

ただ買取してもらう場合は、内部のデータを完全に削除してくれるかどうかを確認する必要があります。買い取ってもらうと決めているのなら、あらかじめ自分で初期化しておくとよいでしょう。

古いスマホの修理はスマホ修理王へ

古いスマホが故障や破損していると使いづらかったり、買取金額が安くなるなどうまく活用できません。うまく活用するなら不具合を修理し、外装をきれいにして上手に活用したいところです。ただ、だからと言って修理に高額な費用がかかったり、長い時間がかかれば「処分したほうがよかった」と思ってしまうかも知れません。

そんなスマホ愛好家におすすめなのが、スマホ修理王です。スマホ修理王の修理には次のようなメリットがあります。

  • 最短30分の即日修理:画面割れやバッテリー交換など基本的に即日対応可能
  • 安心のコミコミ価格:ホームページに記載の料金は部品代や作業料金すべて込み
  • 安心の3カ月保証:修理に使用した部品は最長3カ月無料で保証 

古いスマホの修理をご検討の方は、ぜひ一度スマホ修理王にご相談ください。

※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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