「SIMピンをなくした!」そんな時に使える代用品をご紹介します。

2022年6月30日

SIMカードの入れ替えを、安全にスムーズに完了させるために欠かせないアイテム「SIMピン」。
しかし、頻繁に使用することはなく、いざ使う時になって「SIMピンがない!どうしよう代用できるものはあるかな・・・」と困ったことがある方、結構いるのではないでしょうか。

本記事では、SIMカードを入れ替える際に必要なSIMピンをなくした場合、代用できるものはあるかどうか、注意する点はどんなことかをご説明します。

SIMカードの挿し抜きに必要なSIMピン

SIMピンなくした

SIMピンとは?

新しいスマホを購入した時や、古い端末から新しい端末にSIMカードを入れ替える時、スマホに不具合が起きた時に、SIMカードの挿し抜きをする必要があります。こういった場合に使用するのがSIMピンです。

注意すること

SIMカードを挿したり抜いたりする時は、「スマホの電源は必ずオフに」しましょう。
SIMカードを挿し抜く際、スマホの電源がついたままだと、思わぬトラブルのもとに。SIMカードは、重要な個人情報をスマホに書き込むためのカードです。スマホがオンの状態のままだと、バグを起こしたり故障の原因になるような事態を招くことになったり。
せっかくスマホを買い替えて清々しい気持ちになっても、いざSIMカードを入れ替えた時に、肝心のスマホが壊れてしまった!データが壊れてしまった!なんてことにならないように、SIMカードを挿し抜く際は、スマホの電源がオフになっているかをしっかり確認しましょう。

SIMピンを使う際に注意すること

ピンを入れる角度や強さを気をつける

SIMカード入れ替え
「とにかくSIMカードを出せばオッケー」と、力任せにピンを差し込めばいいというわけではありません。一見頑丈そうにできているスマホも、内部はとてもセンシティブ。
妙な角度からSIMピンを差し込んだり、グイグイと力いっぱいねじ込んだりするのはやめましょう。端末内部がダメージを受けることはもちろん、ピン自体が壊れてしまう可能性も否めません。

SIMピンをスマホに差し込む際は「スマホに向かって垂直」に、そしてできるだけ丁寧に差し込みましょう。
ピンの先端がSIMカードに触れてしまい「カードを傷つけてしまう」というケースもなきにしもあらず。大切な情報がぎっしり詰まったSIMカードです。こんな悲しいことは誰もが避けたいはず。

SIMピンを用いてSIMカードトレイを抜き挿しする際は「真っ直ぐ、やさしく、丁寧に」をスローガンに作業を進めましょう。

SIMカードのICチップ部分に触らない

SIMカードは、カードといっても私たちがよく使用するプラスチックのキャッシュカードや紙製のものとは違います。大切な情報が詰まった電子機器・精密機器です。
小さなカードなのでうっかり落としてしまったり、爪で引っ掻いてしまったり。取り扱いは難しいですが、慎重に扱えば大丈夫。チップ部分を直に触って皮脂・汚れなどがつかないように気をつけましょう。
ほこり・水分等にも注意する必要があるので、SIMカードの挿し抜き作業を行う際は、作業スペースを整理整頓し、きれいな状態かどうかを確認してから行うのがベストです。

差し込み口に合わない製品は使用できない(代用品の場合)

SIMピンをなくした場合「自分の身近にある先の尖ったもの」を代わりに使う方が多いと思います。確かに先が尖っていれば、SIMピンの代わりにはなります。ですが、そもそも差し込み口のサイズに合わない製品は使用できません。

日常生活で使う分には「細い」と思っている製品も、SIMスロットの穴の大きさと比較すると「太い」というケースも少なくないんです。
サイズが多少合わなくても、ちょっと無茶をすれば入るし、と差し込み口にぐいぐいとねじ込んでしまうと、穴が広がり故障の原因になります。広がった穴にほこりが溜まって動作異常の原因になったり、差し込んだ後に代用品が折れ、差し込み口に残った代用品が取り出せなくなってしまったり。
こういったことを避けるためにも、サイズが合わない代用品は使わないようにしましょう。

​​SIMピンとして代用できるものは?

SIMピン代用品

ゼムクリップ

書類をまとめる際など、私たちの生活に馴染み深い<ゼムクリップ>。このお馴染みの製品、SIMピンの代わりになるんです。
文房具店やホームセンター、100円均一ショップなどで入手しやすいため、代用品としての手軽さは満点。
ただし、ゼムクリップを代用品とする場合、注意する点もあります。いったいどんなことに気をつけたらいいのかというと、素材です。
ビニールコーティングされ、塗料で色付けされたものやプラスチック製のものなど、見た目が華やかでかわいいデザインのゼムクリップは多く販売されていますよね。しかし、SIMピンとして代用するゼムクリップにデザイン性・かわいさは必要ありません。SIMピンとして使っている最中、端末の中で塗料が剥がれ落ちたり、ふにゃっとピンが曲がってしまったり。思わぬアクシデントが発生することも。
代用品として使用するゼムクリップは、あくまでもノーマルなもの、加工されていない銀色の標準サイズのものを使いましょう。

安全ピン

安全ピンもゼムクリップと注意すべき点は同様。デザイン性等は無用、標準サイズの銀色のものを代用品として使いましょう。
SIMピンとして使用する前に、先端部分(端末に差し込む部分)をSIMピンのように真っ直ぐ伸ばして使用します。
安全ピンは先端部が針になっているので、取り扱いには十分注意してください。うっかり指先などを痛めないように、慎重に作業しましょう。

画鋲

ゼムクリップや安全ピンほど有能ではありませんが、画鋲もサイズ等によってはSIMピンの代わりになります。
針の部分の大きさなどによって、端末に入らないケースも少なくないため、まずはサイズが合うかの確認が必要です。また、ピンの代わりになる針の長さがSIMピンと比べると大幅に短いので、針のサイズが一致したとしても作業をしづらいといったデメリットも。
しかし、サイズ・長さが合えば、画鋲もSIMピンの代わりとして十分役目を果たしてくれます。

楊枝などの折れやすい素材はNG

先程の項目であげた3アイテムの共通点は、針部分が割と頑丈ということ。
「先の尖ったものであればOKみたいだし、じゃあ楊枝でもいいのでは?」と思われる方もいると思いますが、楊枝の多くは素材が木です。SIMトレイを引き抜く際、端末内部で楊枝が折れてしまうなどの可能性が高いので、楊枝をSIMピンの代わりにすることはオススメしません。

​​SIMピンの代用品を使う際に注意すること

純正品ではない+代用品であるため、やはり使用する上で細心の注意が必要です。素材はもちろん、力加減や角度など、十分注意しましょう。

代用品は不安という場合は

「万が一のことを考えると、代用品はやっぱり不安・・・」
そういった心配をする方もいると思います。
大事なスマホが壊れたり、データが消えてしまったり。そんなことになったらショックですよね。
もしも時とのことを考えて、やっぱり代用品は使いたくないという場合は、ネットやスマホ関連のショップなどで、SIMピンの購入が可能です。純正品ではありませんが、代用品よりも安全性は高めなので、代用品に不安がある方は購入をご検討ください。

詰まってしまったSIMカードの取り出しはスマホ修理王へ

SIMカード取り出せない
「SIMカードを入れるのに失敗した!端末の中に入り込んでしまって、取り出せない…」、「SIMピンの代用品が折れて中に入ってしまい、SIMトレイが出せなくなった…」、そんな場合はスマホ修理王にご相談ください。

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「相談だけ・見積もりだけしたい」という方も、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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