タブレットの電源が入らない4つの原因を紹介!具体的な対処法も解説
2022年5月2日
タブレットの電源が入らない原因は本体の故障はもちろんのこと、その他の原因も考えられます。急な電源トラブルにも前もって対処法を知っておくことで、落ち着いて対処できるでしょう。本記事ではタブレットの電源が入らない原因や具体的な対処法について詳しく解説します。
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タブレットの電源が入らない4つの原因
普段からタブレットを多用している方にとって、電源に関するトラブルは防ぎたいところです。急な症状に慌てないためには、その原因について理解しておく必要があります。主な原因として、次の4つが挙げられます。
- システム側の不具合
- バッテリーの劣化や充電不足
- 端末の故障
- 初期不良
ここでは、原因ごとの詳しい内容について見ていきましょう。
1.システム側の不具合
システム側の不具合によってタブレットの電源が入らないケースもあります。システムとはいわゆるOSを意味し、タブレットを正常に起動させるためには欠かせないものです。
このOSに不具合がありシステムエラーを引き起こすと、その結果として正常に電源が入らなくなる可能性があります。また、OSの不具合以外にも、タブレットのウイルス感染によってシステムに不具合が生じる場合もあります。
2.バッテリーの劣化や充電不足
タブレットに搭載されたバッテリーの劣化によって電源が入らないケースもあります。また、何らかの原因によって十分に充電されていない場合も同じく電源が入りません。
バッテリー自体は消耗品であり、使用期間が長くなるほど劣化が進みます。そのため、2~3年程使用しているタブレットの電源が入らなくなった場合は、バッテリーの劣化も疑ってみてください。
3.端末の故障
タブレットは精密機器です。もし、落下などによって強い衝撃が加わった場合や水没させてしまった場合は、物理的に破損によって電源が入らなくなる可能性があります。
特に、基板やメモリなどのタブレットの内部破損が原因となっている場合、自身での判別は難しいでしょう。端末内部の故障は、機種変更や修理などを要するのが一般的です。
また、修理をスムーズに進めるためにも、故障原因として思い当たる内容をメモしておくことをおすすめします。
4.初期不良
タブレット自体の初期不良が原因となる場合もあります。特に、購入して間もないタブレットの電源が入らない場合は、初期不良である可能性が高いといえます。
初期不良が疑われる場合は、まず購入した店舗やショップなどに相談してみてください。初期不良と認められれば無償で交換できます。ただし、交換の際は保証書やレシートが必要となるため、万が一に備えて保管しておきましょう。
タブレットの電源が入らない際の4つの対処法
システム側の不具合やバッテリーの劣化、端末の故障などが主な原因となる電源関連のトラブルは、次の4つの対処法によって改善される可能性があります。
- フル充電にしてみる
- セーフモードで起動してみる
- ケーブル端子や接続口を清掃する
- 強制的に再起動を試みる
タブレットの電源が入らない場合でも冷静に対応できるように、それぞれの詳しい内容について見ていきましょう。
1.フル充電にしてみる
タブレットの電源が入らない場合、まずはタブレットをフル充電してみましょう。充電不足が原因となっている場合は、フル充電によって改善される可能性が高いです。
ただし、完全に充電がなくなっている場合は、充電し始めてもすぐに電源が入らない場合があります。タブレットの状態によってはフル充電までに数時間かかるケースもあるため、しばらく充電したまま様子をみましょう。
2.セーフモードで起動してみる
セーフモードとは、必要最小限の電力でタブレットを起動できるモードのことです。セーフモードでタブレットを起動できれば一時的に操作ができるため、データのバックアップも取れます。
ただし、セーフモードは一時的な措置であり、タブレットの問題自体を解決しているわけではありません。修理や機種変更を前提とする対処法であると認識しておきましょう。
3.ケーブル端子や接続口を清掃する
タブレットのケーブル端子や充電の接続口などの清掃も試してみてください。ケーブル端子や接続口にほこりが溜まっていたり、汚れていたりすると通電に支障をきたす場合があります。
その結果として充電が上手くできず、電源が入らなくなるケースも少なくありません。ケーブル端子や接続口を目視で確認し、汚れていると感じる場合は、綿棒やつまようじを使って清掃してみてください。ただし、端子部分を傷つけてしまうと症状が悪化してしまうので、掃除は慎重に行うようにしましょう。
4.強制的に再起動を試みる
これまで紹介した方法を試しても症状が解決しなかった場合は、タブレットを強制的に再起動してみましょう。強制的に再起動することで電源が入るケースも多くあります。
ただし、強制的な再起動はタブレットへの負担が大きく、原因によってはかえって状態を悪化させかねません。そのため、他の方法を試したうえでも最終的な手段として実施することをおすすめします。
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自身では解決できなかった際の2つの対処法
これまで紹介した方法を試したものの、自身では解決できなかった際の対処法としては次の2つが挙げられます。
- 各メーカーに問い合わせる
- 専門業者に相談する
ただし、これらの対処法にはそれぞれ特徴やメリット・デメリット、注意点があります。対処法選びで後悔しないためにも、ここではそれぞれの詳しい内容について見ていきましょう。
1.各メーカーに問い合わせる
ケーブル端子や接続口を清掃や強制的な再起動を試しても改善が見られない場合は、タブレット自体の故障が考えられます。
故障が疑われる場合はメーカーに問い合わせ、必要であれば修理を依頼しましょう。機種を購入してからまだ日が浅い場合、無償交換できる場合もあります。
ただし、使用期間や故障の原因によっては高額な修理費用が必要になるケースもあるため注意が必要です。
2.専門業者に相談する
専門業者に相談するのも方法の1つです。専門業者は「データ復旧専門業者」と「機器修理専門業者」の2種類に分かれます。
タブレット内のデータを復元したい場合はデータ復旧専門業者、故障部分を修理したい場合は機器修理専門業者へと相談してみてください。また、修理費用やサービス内容を比較し、
目的にあった業者を選択しましょう。
ただし、専門業者に修理を依頼した場合、その後はメーカー修理を断られる可能性があるため注意が必要です。
タブレットの電源に関する問題はスマホ修理王にご相談ください!
電源が急に入らなくなったタブレットは「システム側の不具合」「バッテリーの劣化や充電不足」「端末の故障」などが原因である可能性があります。
このような場合は「フル充電にしてみる」「ケーブル端子や接続口を清掃する」「強制的に再起動を試みる」といった対処法で改善するケースも少なくありません。また、急を要する場合は「セーフモードで起動してみる」という方法もおすすめです。
ただし、これらの対処法を実施しても改善しない場合は、タブレットの故障が疑われるため、修理を検討しましょう。ちなみに、スマホ修理王であれば、当日持ち込みであってもタブレットの電源に関する修理が行えます。
見積りのみでも対応しておりますので、タブレットの修理を検討している方は、ぜひスマホ修理王に一度ご相談ください。
※機種や症状により一部店舗ではご対応できない場合があります。予めご了承ください
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。