Switchにも寿命があります。寿命を延ばす方法と修理について

2022年4月28日

スマホやPCと同じように、Nintendo Switchにも寿命があります。
Switchには面白いゲームがたくさんあるので、つい時間を忘れてプレイしたり、常に充電を満タンにしておいたりしがち。
でも実は、そんな日々の何気ない行動が、Switchの寿命を大きく左右する要因となるのです。

◆◇◆ 目次 ◆◇◆
■Nintendo Switchの寿命は?
 ・Nintendo Switch本体のバッテリー
 ・Switch Lite本体のバッテリー
 ・Joy-Con
 ・Nintendo Switch Proコントローラー
 ・Nintendo Switch本体の内部基板
■Nintendo Switchの寿命を延ばすには
 ・使用時・保管時の環境に注意する
 ・充電しながらプレイしない
 ・過充電・放電をしない
 ・充電ケーブルを強く引っ張らない
 ・衝撃・熱・水濡れに注意する
 ・定期的に掃除をする
■ココに注意!Switchで壊れやすい場所
 ・Joy-Con
 ・バッテリー
 ・充電口(ドックコネクター)
 ・ソフトトレー
 ・スライダー
 ・冷却ファン
 ・SDカードスロット
 ・内部の基板
■そろそろ寿命?こんな症状があるときは注意
 ・充電がすぐになくなる
 ・ゲームソフトやSDカードを読み込まない
 ・電源が入らない
■Nintendo Switchが故障したときは
 ・任天堂オンライン修理
 ・民間の修理ショップへ依頼
■Nintendo Switchの修理なら、スマホ修理王へ

※目次の項目名をタップすると、読みたい項目まで飛ぶことができます。

Nintendo Switchの寿命は?

「Nintendo Switchの寿命」というのは、ひとつには「内蔵バッテリーの寿命」のことといえます。

内蔵バッテリーが劣化する主な原因は、充電・放電の繰り返し。
充放電を繰り返すと、満タンまで充電したときに使用できる時間が、少しずつ短くなっていきます。
以下で詳しく見てみましょう。

Nintendo Switch本体のバッテリー

Nintendo Switch本体のバッテリーが稼働できる時間は、約800回繰り返し充電すると、新品時の約80%程度まで短くなります。

バッテリーの劣化には、充放電以外にもさまざまな要因がありますが、Switchを毎日プレイする方なら、およそ2~3年で寿命を迎えることが多いでしょう。

Switch Lite本体のバッテリー

約800回繰り返し充電すると、新品時の約80%程度まで短くなります。

Joy-Con

約500回繰り返し充電すると、新品時の約80%程度まで短くなります。

Joy-Conはバッテリーの劣化以外にも、ロック部品の不具合やボタンの故障といったトラブルが生じやすいアイテム。
日頃の使い方やちょっとした事故によって、寿命前に壊れてしまう可能性もあります。

Nintendo Switch Proコントローラー

約500回繰り返し充電すると、新品時の約70%程度まで短くなります。

このように、充電することによって寿命が縮まるのは、バッテリーの特性上仕方がないことです。
ですが、バッテリー以外の要因で寿命が縮まるのを防ぐことは可能。
Switchの寿命をできるだけ長く延ばす方法は、次の記事から詳しくご紹介していきます。

Nintendo Switch本体の内部基板

Switchの動作のすべては、本体内部の電子基板が司っています。

この電子基板に実装されている、ICチップやコンデンサといったさまざまな細かい部品も長期の使用や発熱により劣化していきます。

これら精密部品が寿命を迎えると、ある日突然まったく動かなくなることも。

Switchの電子基板に限らず、電子基板に用いられる一部の部品の寿命は4万時間とも8万時間ともいわれます。

寿命とされる期間に幅があるのは、発熱など使用環境によって消耗の度合いが変動するからです。

4万時間は約4年半なので発売当初の2017年に製造されたSwitchは、そろそろ内部精密部品の寿命と思われる症状がでてくる可能性があります。

Nintendo Switchの寿命を延ばすには

Nintendo Switchの寿命を延ばすために必要なのは、少しの工夫や小さな心がけ。
特別な道具を買う必要はありませんし、難しい知識もいりません。
簡単でシンプルなことばかりなので、さっそく今日から実践してみましょう。

使用時・保管時の環境に注意する

①落とす危険のある、高い場所に置かない
②温度・湿度が高い場所でプレイや保管をしない

特に注意するのはこの2つ。

①は言わずもがなですが、落下による衝撃を防ぐための対策です。
そして②は、環境によるSwitchの劣化を防ぐため。
Switchは精密機械なので、熱や水分に弱い性質を持っています。
少しでも寿命を延ばすためには、暑さや湿気にさらされない場所で、プレイ・保管することを心がけてみましょう。

充電しながらプレイしない

こちらは、バッテリーの劣化を防ぐための対策です。

そもそも、充電そのものがバッテリーに負荷をかける行為。
さらにその状態でゲームをすると本体が熱を持ち、バッテリーによりいっそうの負荷がかかることになります。
スマートフォンなどと同様に、充電しながらの操作はバッテリーにとって大ダメージ。
充電中は、Switchの電源をオフにするようにしましょう。

過充電・放電をしない

過充電というのは、すでに満タンなのに充電をしっぱなしにすること。
充電のしすぎはバッテリーの劣化に繋がるので注意が必要です。

放電とは過充電と逆で、充電が切れたままの状態で放置すること。
実はこの放電も、バッテリーが劣化する原因となります。
また、放電したままにしておくと、充電ができなくなってしまうケースも。
「忙しくてゲームをするヒマがない」
というときでも、せめて半年に1回は充電をするようにしましょう。

充電ケーブルを強く引っ張らない

充電ケーブルを強く引っ張ると、端子部分が壊れてしまうことがあります。
充電ケーブルを抜くときには、コードではなくプラグの部分を持ち、根本からそっと取り外しするようにしましょう。

衝撃・熱・水濡れに注意する

繰り返しになりますが、精密機械であるNintendo Switchは、衝撃や熱、そして水濡れに弱いのが特徴です。

<落下・衝撃>
■歩きながらプレイしない
■高い場所に置かない

<熱>
■炎天下や直射日光の下で使用・保管しない
■排気口・吸気口をふさがない

<水濡れ>
■お風呂の中でプレイしない
■濡れた手で充電ケーブルを抜き挿ししない

上記を見て「意外とやってしまっていた」という方は、今日から気をつけましょう。
少し注意するだけで、Switchが故障するリスクはうんと低くなるはずです。

定期的に掃除をする

Switchに汚れやホコリがつかないよう、定期的に掃除をするようにしましょう。
掃除をする際は必ず電源をオフにし、その後で乾いたやわらかい布を使用すればOK。
水分を含んだ布やベンジンなどの使用は、故障の原因となるのでNGです。

ココに注意!Switchで壊れやすい場所

あらかじめ壊れやすい場所を意識しておけば、故障のリスクを大きく下げることができます。
Switchを長く快適に使用するために、おさえておきたいポイントを確認してみましょう。

Joy-Con

Nintendo Switchの故障で、もっとも多いと言えるのが「Joy-Con」です。
まったく操作ができなくなったり、反対に勝手に動いたり。
「特に左のJoy-Conに不具合が起こりやすい」という声もあるようです。

バッテリー

Joy-Conと同じく、「バッテリーの不具合」もよくあるトラブルのひとつです。
Switchのバッテリーはスマホと同じく、経年劣化するのが当たり前。
ただし前述したように、過充電・放電・充電しながらの操作など、使い方によっては使用年月が浅くても劣化スピードが早くなることがあるのでご注意ください。

充電口(ドックコネクター)

ケーブルを乱暴に抜き挿しすることで故障することもありますが、注意したいのはそれだけではありません。
よく見られるのが、Switchの本体が歪んでしまうことによる故障。
落下や衝撃で本体の形が歪んでしまい、充電ケーブルを挿しこめなくなるケースがあります。

ゲームカードスロット

ソフトを乱暴に出し入れしたり、スロットから内部にゴミが入り込んだりすると、故障しやすくなります。
そしてひとつ覚えておきたいのは、イヤホンジャックがついているのは、ゲームカードスロットが設置されている部品と一体になっているということ。
つまりここが故障すると、ソフトを読み込まなくなるだけでなく、イヤホンが使えなくなってしまう可能性もあるということなのです。

スライドレール

スライドレールとは、Joy-Conを取り付ける本体側のレール部分のことです。ここが壊れてしまうと、Joy-Conの充電ができなくなってしまいます。
スライドレールの故障原因は、物理的な破損であることが多いため、Joy-Conと本体の着脱は決して乱暴に行わないようにしましょう。

冷却ファン

熱に弱いSwitchを冷やすために欠かせないのが、冷却ファン。
ここが壊れるとSwitchの発熱を抑えられず、取返しのつかない大きな故障に繋がる恐れが高くなります。

■本体が常に熱いまま
■冷却している音がしない
■変な音がする
そんなときは、冷却ファンが故障している可能性があるので、一刻も早く修理に出すようにしましょう。

SDカードスロット

SDカードスロットは、スタンドの裏側でむきだし状態だということもあり、ホコリやゴミが内部に侵入しやすいパーツです。
スタンドをよく使用する方が特に注意したいのが、このSDカードスロットの故障。
またSDカードが認識しないからといって、何度も抜き挿しを繰り返すと、カードそのものが壊れてしまうこともあります。
SDカードスロットは定期的に掃除をし、ホコリやゴミがつかないように気をつけましょう。

内部の基板

内部基板が故障してしまったら、自分自身ではもうどうすることもできません。
電源が入らなかったり、画面が青くなったりした場合は、高確率で内部の基板が故障していると思われます。
パーツ交換で対応できる場合もありますが、最悪の場合は修理ができないことも。
特に水没や落下に注意し、日頃からデータの管理をしておくことをおすすめします。
そして少しでも「おかしいな」と感じたら、1日も早く修理に出すようにしましょう。

そろそろ寿命?こんな症状があるときは注意

「Switchを毎日使っている」
「購入から2~3年経過している」
そんな方は、そろそろSwitchの寿命が近いかもしれません。
下記のような症状がある場合は、一度修理業者に相談してみましょう。

充電がすぐになくなる

さっき充電したばかりなのに、もうこんなに減っている――
他には特に不具合がなかったとしても、充電がすぐになくなるのはSwitchの寿命が近づいているサインです。

ゲームソフトやSDカードを読み込まない

ソフトやカードを読み込まないのも、寿命が近づいているときの症状。
無理に何度も出し入れすると、さらなる故障に繋がることがあるのでご注意ください。

電源が入らない

こうなると、もはや寿命がきたと言っても過言ではありません。
充電ができているのに電源が入らないときは、すみやかに修理に出すようにしましょう。

Nintendo Switchが故障したときは

いくら手先の器用さに自信があったとしても、Switchを自己修理することはおすすめしません。
さらなる故障だけでなく、思わぬ事故・ケガに繋がる恐れもあるので、修理はプロに任せるようにしましょう。

Nintendo Switchの修理は、「任天堂」もしくは「民間の修理ショップ」で対応が可能です。

任天堂オンライン修理

任天堂へ修理を依頼するときは、「任天堂サービスセンター」へSwitchを送付することとなります。
製品を持ち込んでの修理は行っていないので、ご注意ください。

おすすめなのが、「任天堂オンライン修理」での申し込み。
★修理代金が5%引きになる
★メールで修理状況を確認できる
★修理の受付対応が早くなる
などのメリットがあるので、申し込みの際はオンラインを利用しましょう。

【任天堂オンライン修理受付】

修理から受け取りまでの流れ
▼まずは「任天堂オンライン修理」で修理を申請
▼任天堂サービスセンターへSwitchを送付
▼Switch到着後、通常3日~5日で受付完了
▼代金の見積もり・支払い方法を選択
▼Switchの修理スタート
▼修理後に、Switchが返送
▼Switchを受け取る

センターにSwitchが到着してからかかる期間は、通常10日~2週間程度です。
ただし、任天堂の休業期間をはさむ場合は、そこからさらに数日かかることも。

いずれにしても、任天堂で修理を行うと、長期間かかることは覚悟しておきましょう。
また、修理時には基本的にデータが削除されてしまうので、そちらもご注意ください。

民間の修理ショップへ依頼

「そんなに待っていられない」
「その日に修理してほしい」
「データは消したくない」
そんな方には、民間ショップでの修理がおすすめです。

民間ショップでの修理は、メーカー保証期間内の無償修理に対応していないなどのデメリットもありますが――

★持ち込みで即日~の修理が可能
★データは消さずに修理してもらえる

など、大きなメリットがあります。

ただし、民間ショップの修理で大切なのは、「どこのお店に依頼するか」ということ。
価格・サービス・修理実績などをしっかり比較し、優良店を選ぶようにしましょう。

Nintendo Switchの修理なら、スマホ修理王へ

私たちスマホ修理王は、国の厳しい基準をクリアしている「総務省登録修理業者」
スマホ修理のパイオニアとして、適正価格で高品質のサービスを提供しています。

「スマホ修理王」なら、メリットが盛りだくさん
■最短10分~、即日での修理が可能
■豊富な修理実績があり、技術面で安心
■データは削除せず、そのまま修理が可能
■部品代・作業代、すべて込みの明朗価格
■多くの店舗が駅から5分圏内でアクセス良好
■郵送修理・持ち込み修理、どちらも対応可能
■最大3ヵ月の保証付きで、アフターフォローも万全

このように、柔軟なサービス力と、難修理にも対応できる高度な修理技術が、スマホ修理王の大きな強み。
スマホはもちろん、Switchの修理もお手のものです。

修理前の無料相談や、お見積りだけでも大歓迎!
お困りの際は、ぜひお気軽にご利用ください。

※故障内容によっては一部店舗でご対応できない場合があるので、予めご了承ください

スマホ修理王は満足度三冠達成!

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

機種ジャンル
症状
修理箇所
修理店舗
所在地
〒1500041東京都渋谷区神南1丁目20-8 パークウェイテラス 6階
電話番号
営業時間
10:00~19:00
定休日
年中無休
他の店舗を探す
Nintendo Switch の価格表
修理内容 料金(税込)
タッチスクリーン割れ ¥ 8,800
画面(液晶) ¥ 11,800
本体バッテリー交換 ¥ 7,800
充電コネクタ ¥ 12,800
スピーカー ¥ 6,800
ゲームスロット交換 (ゲーム読み込み不良) ¥ 10,800
SDカードスロット交換 ¥ 6,800
発熱による動作不良 ¥ 7,800
joycon(ジョイコン) ¥ 2,200
基板修理 ¥ 29,800
水没 ¥ 9,800
ブルースクリーン ¥ 29,800
エラーコード解除 ¥ 21,800

Nintendo Switchについてのお問い合わせはこちら

バッテリー交換同時で2,000円割引

Nintendo Switch についての注意事項

  • 価格は全て税込、円(単位)です。

作業の結果、「修理不可」となった場合、分解作業料として3,800円かかります。(ジョイコンは2,200円
基板修理の結果、「修理不可」となった場合、基板修理作業料として5,800円かかります。

◆部品の初期不良について、保証期間は1ヶ月間です。
 正常に起動しない端末・水没復旧処置・データ復旧作業は保証対象外です。
 ※無料保証の適用は上記期間内に1回限りです。

◆複数箇所を同時に修理する場合、2ヶ所目以降を一律2,000円割引します。(ジョイコンを除く)

◆Nintendo Switchのスピーカー交換は左右2個セットの価格です。                                                                            
◆価格表に掲載しているのは、一部機種になります。モデルの選択に無い機種は、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

お知らせ一覧へ

修理実績一覧へ

お客様の声一覧へ

コンテンツ一覧へ

お役立ちコラム一覧へ