スマホのバッテリー修理は自分でできる?メリット・デメリットは?
2021年5月25日
バッテリーの劣化や故障は、スマホを利用する中でよくある悩みのひとつ。
スマホ修理の中でもトップクラスに多いのが、このバッテリーの不具合です。
でも高額な修理代がかかると思うと、各キャリアや修理業者に依頼するのをためらってしまう――
そんなあなたに、今回はスマホのバッテリー修理を自分で行う際の注意事項を徹底解説します。
・バッテリーを自分で交換するメリット
・メリットの反面、こんなデメリットも・・・
・バッテリーを自分で修理する方法
・まとめ
バッテリーを自分で交換するメリット
近年ではYouTubeやネットの情報を参考にしながら、自分でバッテリー交換をする人も増えてきています。
そのメリットは・・・
修理費用が安い
携帯キャリアに依頼すると、多くはバッテリー代以外にも別途手数料が発生します。
保証やサポートがあるプランに加入しているとそれほど費用がかからないこともありますが、未加入の場合は「思っていたより高かった」ということも。
修理を自分で行うならかかるのはバッテリー電池代だけなので、依頼するよりも格段に安いコストで済ませることができます。
うまくいけば当日には修理が終わる
機種にもよりますが、各キャリアに依頼した場合の修理期間はだいたい1週間~2週間ほど。
その点自分で修理を行う場合、スムーズにいけば当日中に作業を完了させることができます。
来店して順番を待ったり見積もりを出したりする手間が省け、不便な代替機を使う必要もないため、とってもストレスフリーです。
+αでこんなメリットも
自分で修理すると安くて早いだけでなく、「内部構造の知識や修理スキルを磨くことができる」のも大きなメリット。
You Tubeやネットなどで情報を得るのは簡単ですが、実際の修理はそれほど簡単なものではありません。
バッテリーの修理を通して身につけた知識や技術は、今後スマホ以外の機器を修理する際にも役立つはずです。
メリットの反面、こんなデメリットも・・・
もちろん、良いことばかりではありません。
自分で修理をする際に注意するべきポイントをご紹介します。
修理中は手が離せない
スマホのバッテリー修理は細かくて繊細な作業の連続。
小さな部品や部材を失くさないためにも、一度取りかかったら最後まで手と目を離さないことが大切です。
初めての方は特に、時間をたっぷり確保してから修理に取りかかるようにしましょう。
慣れていないと故障の原因になる
スマホは精密機器なので、安易な気持ちで挑戦してしまうと「修理をするはずが、さらに壊れてしまった」ということも。
さらにバッテリーは爆発物であり、取り外し方の失敗やほんの少しの傷が原因で、発火などの重大事故が発生してしまうこともあります。
故障内容で多いのは、バッテリーを抜く際のショート・メインパーツの配線破損・パーツの取り付けミスなど。
取返しがつかない失敗に繋がることもあるため、慣れていない方や苦手な方は思い切ってプロにお任せしましょう。
補償がないので失敗するとアウト
安易に入手できてしまうバッテリーは粗悪品が多く、起動不良やデータ紛失が起こることもしばしば。
よく確認してから購入することが大切ですが、バッテリーは品質の見極めが難しい上、個人取引の場合は初期不良に対する保証がないことがほとんどです。
そういった製品を使用し、自分で修理をして失敗してしまっても、当然ですが何の補償も得られません。
その結果スマホの機種ごと買い替えることになってしまい、修理を依頼するより何倍ものお金がかかってしまう可能性も。
実際にそういったケースも多いため、「絶対的な自信がある方以外は、自分で修理しないでほしい」というのが、私たち修理業者の本音です。
バッテリーを自分で修理する方法
それでも自分で修理してみたい!自信があるから大丈夫!
ここからはそんな方に向けて、バッテリーを自分で修理する方法についてご紹介していきます。
まずはバッテリーの取り外しが可能かをチェック
側面や背面を開けて簡単にバッテリーの取り外しができる機種であれば、比較的簡単にバッテリー交換が可能です。
難しいのはバッテリー内蔵型の機種で、こちらはキットを使用し、丁寧に分解していく必要があります。
修理をするために必要なもの
まずはバッテリー電池の購入ですが、内蔵型バッテリーについては店舗で販売していないため、通販サイトなどで互換品を購入することとなります。
またドライバーやピンセットといった基本的な道具の他に、修理専用の工具が必要になることも。
バッテリー電池と交換キットがセットで販売されていることもあるので、初心者はそちらを購入するのがよいでしょう。
それでは修理に取りかかってみましょう!
※修理前には、データのバックアップを取ることを強くおすすめします
▼iPhoneの電源を切り、ドッグコネクタの両側にある星形ドライバーを取り外す。
▼iPhoneのフロントパネルを引っ張り出して外す。その際無理にこじ開けると故障するため、少しすきまをつくり、オープニングツールなどを使って開けていきます。
▼内部に繋がっているコネクタをピンセットで持ち上げながら外し、反対側のコネクタも同じように外す。
▼接着テープをゆっくり剝がしながらバッテリーを外す。
▼両面テープなどで新しいバッテリーを取り付け、外したコネクタを元の場所に戻す。
▼すべての手順が終わったら電源を入れ、問題がなければ完了!
やっぱり自分でやるのは心配。それなら、安心・確実なスマホ修理王にお任せください!
ここまで読んでみて、「やっぱり自分にはできそうにない」「やってみたけど電源がつかない」という方は、私たちスマホ修理王にご連絡ください。
スマホ修理王では多様な機種に対応した、幅広い修理プランをご用意。
店頭修理はもちろん、郵送での修理も行っています。
郵送修理サービスなら『来店不要』『最短3日』での修理が可能!
電話やメールでの無料相談やお見積りも承っているので、お気軽にご連絡ください!
https://flash-agt.com/inquiry/
この記事の監修者
株式会社フラッシュエージェント
取締役 大橋光昭
1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。