Xperiaの型番一覧!修理に必要な型番や品番の調べ方を紹介します

2021年4月30日

修理を出すときに必要になる型番や品番。スマホを修理に出したいと思いつつも、型番や品番がわからずに困る人も多いでしょう。

そこで今回は、型番や品番の確認方法を紹介します。Xperiaの型番一覧もまとめているため、型番を特定するときの参考にしてください。

型番とは?機種名との違い

そもそも型番が何を指すのかわからない人もいるのではないでしょうか。ここでは、まずは型番の意味や機種名との違いを紹介します。

型番とは

通常、スマホなどの電子機器はモデルごとに型番が付けられます。型番は、メーカー・キャリア・両方で割り当てられる場合の3種類あります。ただ、日本の場合は、キャリア端末のスマホはキャリアが、メーカー端末はメーカーが型番を割り当てるケースがほとんどです。

スマホを使用する際は、型番が必要になることはありません。しかし、スマホの修理や不具合が起こった際には、型番によって対応方法が異なるため明確にする必要があります。

機種名と型番の違い

機種名は、外観や同じ機能を持つものやシリーズの名称として使われています。ただし、機種名が同じでも展開される国や提供元のキャリア、性能などによって複数の性能を持っているのです、

内部構造や使用部品など本体の要素も変わってくるため、細分化して製品番号のように管理されているのが型番です。修理や不具合が起きた際には、型番だけでなく機種名も必要になります。

キャリア別:Xperiaの型番ルール

キャリア端末の場合は、キャリアが型番を割り当てます。ただ、キャリアごとに型番の割り当て方にルールがあります。ここからは、キャリア別にXperiaの型番ルールを見ていきましょう。

ドコモ

ドコモから発売されたXperiaは、型番が「SO-○○(数字)」となっているのが特徴です。「SO-」に続く連番には、数字が2文字、アルファベットが1文字続きます。例えば、「SO-01K」「SO-03L」「SO-01L」などがあります。

au

auから発売されたXperiaは、「SOV」が先頭に付きます。そのあとに続く連番は、数字2文字で構成されることがほとんどです。例えば、「SOV42」「SOV35」などがあります。

ソフトバンク

ソフトバンクから発売されたXperiaは、数字3文字のあとに「SO」で構成されることがほとんどです。例えば「901SO」などです。

グローバル版

グローバル版のXperiaの場合は、アルファベット1文字が先頭につくことが多いです。例えば、「A002SO」などがあります。また「XQ-AS42」などキャリア版とは全く異なる型番となることもあります。

キャリア別:Xperiaの型番や品番を確認する方法

今持っているXperiaの型番や品番がわからない人も多いのではないでしょうか。ここからは、型番や品番を確認する方法を紹介します。

本体の外側を確認する

比較的新しく発売されたモデルの場合は、端末背面の下の方に型番が小さく記載されています。ただし、キャリアによって記載されていない場合もあるため注意しましょう。

例えば、ドコモから発売されたXperiaの場合は、本体上部に型番が小さく記載されています。他のキャリアでも記載方法が異なることもあるため、端末全体を確認してみるのが望ましいです。

スマホの箱や取扱説明書を確認する

Xperiaの箱や取扱説明書には、必ず型番が記載されています。保管している場合であれば、箱や取扱説明書を確認してみましょう。ただ箱の場合は、側面や裏面など記載方法は統一されていません。

そのため、箱の側面や裏面など全体的に確認することが望ましいです。また、箱や取扱説明書以外にも、Xperiaを購入したときに受け取る契約書の控えを確認してみる方法もあります。型番はもちろん機種名なども記載されているため、欲しい情報を確認できるでしょう。

キャリアから型番を確認する

ドコモやau、ソフトバンクなど各キャリアから型番を確認することが可能です。例えば、ソフトバンクの場合は、「My Softbank」にアクセスすれば契約中のスマホ情報を入手できます。

ドコモの場合は、「My docomo」にアクセスすれば簡単に型番や機種名を確認することが可能。auは「My au」にログインすれば、登録情報を確認できます。それぞれ専用のアカウントにログインする場合、IDやパスワードが必要です。

スマホの設定画面から確認する方法

取扱説明書や契約の控え、キャリアのサイト以外にも型番を確認する方法があります。それは、スマホ本体の設定画面から確認する方法です。OS(ソフトウェア)のバージョンによって操作方法が異なるので、ここからはバージョン別に型番を確認する方法を紹介します。

Android 10

2019年9月にリリースされた新しいバージョンの「Android 10」における型番の確認方法です。まず画面から「設定」を開きます。「デバイス情報」「モデルとハードウェア」の順番でタップすれば、今契約中のモデル情報を確認できます。

Android 8.0 , Android 9.0

2017年に公開された「Android 8.0」と、2018年に公開された「Android 9.0」は、同様の方法で型番を確認することができます。まずは「設定」を開きます。下の方にある「システム」「端末情報」の順にタップ。機種名やモデルの項目を見れば型番がわかります。

Android 7.0

最後は、2016年に公開された「Android 7.0」の確認方法を見ていきましょう。他のバージョンと同じく、まずは「設定」を開きます。「端末情報」をタップしてモデルの項目をみると、小さな字で型番が記載されています。

年代別:Xperiaの型番一覧

ここからは、発売された年代別にXperiaの型番一覧をまとめました。保有するXperiaの型番や品番を特定するための参考にしましょう。

【2020年】Xperia 5 II (SO-52A , SOG02 , A002SO)

2020年に発売された「Xperia 5 II」は、5G対応のXperiaシリーズ最新フラグシップレンジモデルです。

前身モデルである「Xperia 5」から大幅にスペックを上げ、Xperia 1 IIとほぼ同じ性能を誇りつつもコンパクトなサイズ感を実現した最上位モデルです、

2,520×1,080(FHD+)の大型ディスプレイを搭載しつつスリムなボディサイズを実現した、片手で持っても手に馴染みやすいモデルです。

【2020年】Xperia 10 II (SO-41A , SOV43)

2020年に発売された「Xperia 10 II 」は、軽量ボディとバッテリー持ちの良さが特徴で、「Xperia 1 II」の長所を受け継いだ設計が魅力のモデルです。151gの軽量ボディでありながら、縦長6インチの有機ELディスプレイを搭載。そして『ミドルレンジ機』で、お買い求めやすいモデルです。

【2020年】Xperia 1 II (SO-51A , SOG01)

2020年に発売された「Xperia 1 II」はフラッグシップモデルで、前身モデルの3,200mAhから4,000mAhへと増加したバッテリーに、情報表示量の多い6.5インチの有機ELディスプレイ。そして他メーカーより縦長に設計された、手に持ち易いフォルム。「Snapdragon 865 5G」が搭載された、5G時代のスマホを堪能したい方にお勧めの機種です。

【2019年】Xperia 8 (SOV42)

2019年に発売された「Xperia 8」はこれまでのXperiaシリーズと比べ、スペックはミドルクラスであるものの、21:9の縦長ディスプレイを搭載し、ハイレゾ音源にも対応するなど、Xperiaらしさはしっかりと健在のリーズナブルなモデルです。

【2019年】Xperia 5 (SO-01M , SOV41 , 901SO)

2019年に発売された「Xperia 5 」は、「Xperia 1」の小型版として発売されたモデルです。「Xperia 1」が6.5型のディスプレイなのに対し、「Xperia 5」は6.1型のコンパクトなサイズ感。「Xperia 5」は、ワイドディスプレイが採用されているのも大きな特徴です。

【2019年】Xperia 1 (SO-03L , SOV40 , 802SO)

ドコモやau、ソフトバンクなど各キャリアから発売された「Xperia 1」。Xperiaでは初となるトリプルレンズカメラが搭載されており、レンズ交換式カメラのように自由自在に切り替えられる機能が備わっているモデルです。21:9比率のワイドディスプレイで画面が見やすく、Xperiaの中でも人気の高いモデルです。

【2019年】Xperia Ace (SO-02L)

「Xperia Ace」は、最小限のスペックを搭載し価格を抑えたミドルレンジモデル。インカメラに超広角カメラが備わっているので、自撮りをしたい若年層にも人気があるモデルです。

【2018年】Xperia XZ3 (SO-01L , SOV39 , 801SO)

Xperiaシリーズで初となる有機ELディスプレイを搭載したのが「Xperia XZ3」。有機ELディスプレイとは有機ELを使用したディスプレイのことで、高画質な映像を楽しめるモデルです。そのほかにも構えるだけでカメラを起動できる機能を搭載されています。

【2018年】Xperia XZ2 Premium (SO-04K , SOV38)

「Xperia XZ2 Premium」は、Xperiaシリーズで初めて一眼レフ並の高画質な写真が撮れる機能を備えるデュアルカメラが搭載されました。細かい部分まで鮮明に表示される4Kディスプレイを搭載しており、鮮やかな画像や動画を見られるモデルです。

【2018年】Xperia XZ2 (SO-03K , SOV37 , 702SO)

Xperiaで初めてワイヤレス充電に対応したのが「Xperia XZ2」です。ディスプレイも横長へと進化し、表示できる情報が増え、映像も最適な画面サイズで楽しむことができるように。また、映像や音楽に合わせて振動するダイナミックバイブレーションが搭載されているのも大きな特徴です。

【2018年】Xperia XZ2 Compact (SO-05K)

「Xperia XZ2 Compact」は小さなボディながら、十分な機能を備えたモデルです。ワイヤレス充電や、ダイナミックバイブレーションシステムには対応していないものの、ディスプレイ解像度が高く、画像が鮮明で文字が読みやすいのが特徴です。

【2017年】Xperia XZ1 (SO-01K , SOV36 , 701SO)

2017年に発売された「Xperia XZ1」は、複数のアンテナを用いて同一通信を行うことで通信速度の高速化を実現する「MIMO(マイモ)」に対応しました。MIMOの機能により受信速度が最大化され、大容量の動画や音楽も快適にダウンロードできるようになったモデルです。

【2017年】Xperia XZs (SO-03J , SOV35 , 602SO)

「Xperia XZs」は、長時間スマホを使用しても快適に使える機能を備えました。自動的にアプリを無効化やキャッシュの削除を行ってくれる「スマートクリーナー」や、バッテリーの劣化を抑える機能が備わり、バッテリーはもちろん端末の寿命の長さに定評があるモデルです。

【2017年】Xperia XZ1 Compact (SO-02K)

2017年に販売された「Xperia XZ1 Compact」は、インカメラは800万画素で超広角の撮影が可能に。また、片手に収まるコンパクトなサイズ感で、洗練されたシンプルなデザインも特徴です。ブラビアの高画質技術を駆使した美しい色彩のディスプレイが搭載されました。

【2016年】Xperia X Compact (SO-02J)

2016年に販売された「Xperia X Compact」は、日本ではdocomoから専売された、コンパクトサイズで持ちやすいデザインの機種です。また、135gと本体重量も軽く、持ち運びやすさを重視するユーザーに好評のモデルです。

【2016年】Xperia X Performance (SO-04H , SOV33 ,  502SO , F8131 , F8132)

2016年に発売された「Xperia X Performance」は、これまでのZシリーズで採用されていた背面のガラス素材から、メタル素材のバックパネルに変更されました。また、「Qualcomm MSM8996」が搭載されており、従来のZシリーズより遥かに性能が上がった一品です。

スマホ修理王で依頼する前に型番を調べよう!

Xperiaの端末故障やバッテリーの劣化など、スマホを修理に出す場合は型番が必要です。ただ日常でスマホを使用するときは、型番は不要なのでわからなくなっている人も少なくありません。

Xperiaの本体を確認したり取扱説明書を見たりなど、型番を確認する方法はいくつかあります。スマホ修理王で修理を依頼する前に、自分の適した方法でXperiaの型番を調べてみましょう!

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役 大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店の新規事業開発担当などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗(FC店含む)の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。

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