スマホが起動しない時の原因と対処法を解説！システム復旧がポイント | お役立ちコラム

「さっきまで操作できてたのに急に動かなくなった」「いきなり再起動を繰り返すようになった」などの起動しない・再起動ループはある日突然訪れます。近年スマホは連絡をとるだけでなく、決済や仕事でも使用したりと、より欠かせないアイテムとなっているだけに、突然起動しなくなるのは非常に厄介ですよね。今回は、スマホが起動しなくなる原因・自分でできる対処法を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

緊急事態！スマホが動かない・再起動を繰り返す

ある日突然動かなくなるスマホ。ゲームしていると急にフリーズしたり、テキスト入力している途中に操作ができなくなったりと不可思議な現象ですが、このように突然スマホが動かなくなる症状に悩まされる人は少なくありません。

最近は連絡を取る手段だけでなく、娯楽や決済まですべてをスマホで済ませている人も多くいます。そんなスマホがまったく使えなくなってしまうと、緊急事態に陥ると思います。

また、何度も起動を繰り返す再起動ループと呼ばれる症状も存在します。画面が映るためそのうち復旧するだろうと思いがちですが、症状の重さによっては、再起動を繰り返したまま元に戻らない場合もあるのです。再起動ループはAndroid・iPhone問わずにみられる症状で、iPhoneの場合リンゴループ、Androidスマホではロゴループなどと呼ばれることもあります。

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スマホが再起動を繰り返すときの、原因と対処法について解説

起動しなくなるケースは主に2パターン！

スマホが起動しなくなる・再起動ループする場合、原因は大きく分けて2つのパターンが考えられます。現在、このような症状に悩んでいる方は、どちらかに心当たりが無いかチェックしてみましょう。

部品が破損している場合

原因としてわかりやすいのが、部品の破損が原因でトラブルが起こっている場合です。代表的な症状はバッテリーの故障によるもの。バッテリーも故障するの？と疑問に感じるかもしれませんが、バッテリーは消耗品であり日常的に使用しているだけで劣化していくものです。バッテリー故障が原因の場合、バッテリーの故障によりスマホへの電力供給がうまくいかずに、スマホが起動しなくなります。

そのほかに、水没や液晶画面の故障なども、スマホが起動しなくなる原因として考えられます。部品の破損が原因の場合、なるべく早めに修理に出すのがおすすめです。放置しておくと重症化して再起不能になる可能性もあるので、症状がみられたら放置せず、すぐ修理に出しましょう。

システムの不具合の場合

物理的な破損に心当たりが無いのであれば、システムの不具合が原因となる可能性があります。システムの問題の場合、原因を特定するのは難しいですが、自分で対処して復旧できる可能性もあるのです。

そこで、まずはシステムが問題の場合の具体的な原因をみていきましょう。

システムの不具合の原因とは

ここからは、システムの不具合で起動しなくなったときの、具体的な原因を解説していきます。部品の破損に心当たりが無い場合は、当てはまる項目がないか確認してみましょう。

ストレージやメモリの容量不足

スマホを長く使用していると、写真・音楽・データなどさまざまなものを保存していきますよね。容量に余裕があれば問題はありませんが、容量を圧迫したままデータの保存をすると、スマホ本体に負荷がかかってしまい、フリーズの原因となるのです。

また、アプリを開いたまま放置していると、常にメモリを使っている状態でスマホが稼働している状態になりスマホの負担に。アプリの同時使用もスマホの不具合の原因となりうるのです。

アップデート失敗

システムやOSのアップデートの失敗も、スマホが起動しなくなる原因のひとつ。例えば、アップデートの途中でWi-Fiが途切れたり、充電が切れたりしてしまうとアップデート失敗となりフリーズやループを引き起こすきっかけになってしまいます。

最新OSに不対応

システムやOSのアップデートをするとき、最新バージョンに対応していない機種やアプリも存在します。アップデートに非対応の状態でも起動はしますが、スマホが不具合と勘違いして、ある日突然フリーズしてしまうこともあるのです。

スマホが動かないときの対処法

ある日突然起こるスマホのフリーズや再起動ループ。このような状態に陥ったときでも、自分で対処して復旧できる可能性があります。ここからは、自分でできる対処法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

アプリを終了・アンインストールしてみる

開いたままのアプリが多すぎると、スマホに大きな負荷を与える原因となってしまいます。そのため、バックグラウンドで動いたままになっているアプリを、一度すべて終了してみましょう。これでフリーズが解消されるケースも。バックグラウンドで開いているアプリも、最小限に抑えておくのがフリーズの予防に繋がります。

また、特定のアプリを開いたときのみフリーズしてしまう場合は、一度そのアプリをアンインストールしてみてください。最新バージョンのOSに対応していないアプリも、アンイストールするのをおすすめします。

強制再起動する

フリーズによってスマホのホームボタンが動かないときは、強制再起動を試みましょう。

Androidスマホの場合は電源ボタンを長押しして電源を切り、もう一度長押しすることで強制再起動に。iPhoneの場合はモデルによって押すボタンが異なりますので、あらかじめインターネット検索をして把握しておくと良いでしょう。iPhoneの場合、一度電源を切ってから再度電源を入れ直す事と強制再起動は別ですので、電源の入れ直しではなく強制再起動をするようにしましょう。

SIMカード・SDカードを入れ直してみる

あまり代表的な例ではありませんが、SIMカードやSDカードなどの接触不良が原因でフリーズを引き起こしている可能性も考えて、カード類を一度入れ直してみるのも対処方法のひとつです。

取り出した際に、カードにホコリや汚れが付着していないかもチェックしましょう。汚れている場合、柔らかい布で拭き取ってから入れ直してください。

セーフモードで起動してみる

セーフモードとは、スマホに最初から入っているアプリのみが有効となっているモードです。このモードにすることで、最近入れたアプリが原因かどうかを切り分けることが可能になります。

上記で紹介した、アプリのアンインストールと組み合わせて対応すると良いでしょう。セーフモードはAndroid・iPhone問わずに搭載されています。やり方は機種によって異なるので、「セーフモード　使っている機種名」などで検索してみてください。

初期化やリカバリーモードは最終手段！

初期化・リカバリーモード・復元と呼ばれる行為は最終手段として実践しましょう。なぜなら、これらの行為を実行すると、スマホ内のデータが削除されてしまうからです。紹介した対処方法で改善がみられなくなったときに有効な方法ですが、実行する前に必ずバックアップをとりましょう。

初期化をしてから、やめておけばよかったと後悔してもあとの祭り。どうしても改善できないときの最終手段にとどめておきましょう。

データが心配ならやってはダメな2つのこと！

フリーズ・再起動ループの症状が現れた際の対処方法を紹介しましたが、そのほかの方法を試す人もいるでしょう。しかし、それらの中には、やってはいけないNG行動も存在します。ここからは、症状を悪化させかねないNG行動を紹介していきます。

電源のオン・オフを何度も繰り返す

必要以上に電源のオン・オフを繰り返すのはやめておきましょう。自分でできる対処法でも電源をオン・オフする場面がありますが、あくまで最低限に留めるのがポイント。電源を入れるたびに、内部のシステムも立ち上がることになるので、必要以上にオン・オフを繰り返すと本体への負担が大きくなってしまいます。

症状を悪化させてしまう可能性もあるので、電源のオン・オフは必要最低限に抑えましょう。

本体を自分で分解

最近では、比較的かんたんにスマホを解体する方法を知ることができます。だからといって、自分でスマホを解体して直そうとするのはやめましょう。スマホは精密機械です。分解して自分で直すのは予想以上に難易度が高く、リスクが大きすぎるのです。症状を悪化させてしまい、余計な出費が増えることになりかねません。

少しでも不安があるならスマホ修理王に任せよう

なんの前触れもなく現れる、スマホのフリーズや再起動ループといった症状。スマホは今や生活に欠かせないアイテムだけに、いきなり使えなくなるのは困りますよね。自分で対処する方法も紹介しましたが、少しでも不安があるならスマホ修理王にお任せください！業界最長10年以上の修理実績に裏打ちされた膨大な不具合データから、お客様の症状ごとに復旧作業をご案内させていただいております。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役　大橋光昭

1983年大阪府生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店のマーケティング職・新規事業開発職などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗（FC店含む）の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。