iPhone基板修理にかかる料金と時間は？寿命についても解説 | iPhone お役立ちコラム

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最終更新日：2022年12月30日
iPhoneの基板にも寿命があります。基板が故障すると、修理に手間と費用がかかるので注意が必要です。日頃から気をつけて使用すれば、基板の寿命を延ばすことができます。

ここではiPhoneの基板修理の概要や、基板の寿命を縮める原因、修理するときの注意点などを解説します。

iPhone基板の寿命は何年？

あらかじめiPhone基板の寿命を把握しておくと、機種変更のタイミングも決めやすくなります。

AppleCare+の保証期間は2年

iPhoneのような精密機器の寿命は決して長くはありません。AppleCare+の保証期間も2年で終了してしまうため、快適に使い続けたいなら、短期間で機種変更をするか、バッテリー交換を検討したほうが良いでしょう。

基板の寿命とバッテリーの寿命は別

基板は、iPhoneのすべての動作を司っている部品です。この基板が何らかの原因によって故障してしまうと、iPhoneは起動しなくなったり、タッチができなくなったり、様々な不具合が発生します。

基板の寿命とバッテリーの寿命は、同じではありません。バッテリーの寿命を決めるのは、バッテリーに搭載されているリチウムイオンです。バッテリーが劣化しても、新しいバッテリーに交換をすることによって、減りの早さ等が改善し、長く使えるようになります。

しかし、基板が寿命を迎え、基板に搭載されているICチップが壊れてしまうと、簡単に交換することはできません。修理にも時間がかかるため、場合によっては機種変更を余儀なくされることもあります。

iPhoneの基板故障の原因は？

基板には小さな部品や配線が所せましと並んでおり、衝撃や湿気に弱く、非常に繊細です。そのため、ちょっとした衝撃でも壊れてしまうことがあります。

基板が故障する原因は主に、以下の5つ。

• 突然電源が入らなくなる自然故障
• 長期使用による経年劣化
• 落下などの衝撃
• 水没や湿気の多い場所での使用
• バッテリー故障からおこる過電流による故障

突然電源が入らなくなる自然故障

基板の故障で一番多い原因は自然故障です。自然故障は経年劣化や日々使用しているときの小さな衝撃などの積み重ねで発生します。昨日の夜まで何の問題もなく使えていたのに、次の日の朝に急に電源が入らなくなったという場合は、自然故障である可能性があります。

長期使用による経年劣化

iPhoneを毎日丁寧に使っていても、日々少しずつ劣化しています。時間の経過とともに基板へのダメージが蓄積していき、突然電源が落ちたり、スリープに入ったりするような症状が出ることがあります。 すでに何年もiPhoneを使用している場合は、今後予期せぬ電源オフが起きる場合があるので、日頃からこまめにバックアップを取っておきましょう。

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落下などの衝撃

iPhoneは新機種が登場するにつれ、落下などの衝撃に強くなっています。iPhoneなどのスマホは基板が守られる構造になっているので、もともと落下には強く、落下が原因の基板故障はさほど多くありません。

とはいえ、落下による基板破損がまったくないわけではありません。日頃から何度もiPhoneを落としていると、ある日突然、iPhoneが動かなくなる可能性もあるので注意が必要です。

水没や湿気の多い場所での使用

iPhoneの基板を壊してしまう最たる原因は水没です。特に夏場に非常に多く、iPhoneユーザーが一番気を付けなければならないことだといえます。

iPhoneのような精密機器は水や湿気に非常に弱く、水没修理をしても必ず直る保証はありません。水没したiPhoneは、中が濡れている状況なので、充電器に挿して電源を入れてしまうと、部品がショートして壊れてしまいます。ショートすると回路が働かなくなるため、基板修理が必要です。

水没しても運よく起動することがありますが、iPhoneの中に入った水が原因で基板上に錆が発生し、時間差で壊れることもあります。

バッテリー故障からおこる過電流による故障

スマホのバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、過充電や過電流を起こすと高熱を発し、発火や爆発につながる原因になります。そのため、必ず保護回路が取り付けられ、過度な充放電や、過電流が起きないよう制御されています。

しかし、バッテリーが故障するとこの制御がなくなり、過電流などで故障につながることがあります。

iPhone基板の寿命を延ばす方法

日頃から丁寧にiPhoneを使用していれば、基板の寿命を延ばすことができます。少しでも長く使用したい人は、以下のポイントに気をつけてみましょう。

• 水没リスクを避ける
• 落下防止対策を行う
• 過充電をしない

水没リスクを避ける

iPhoneの故障原因として最も多いのは、水没によるものです。iPhoneが水没する原因はさまざまですが、水に落としやすい場所にiPhoneを収納しているのが原因であるケースが多いです。ほかにも、手がすべって誤って落としてしまうというケースが挙げられます。

水没のリスクを下げるためにも、水のある場所にiPhoneを持ち込まないようにしましょう。水のある場所でどうしてもiPhoneを持ち歩く必要がある場合は、防水ケースに入れたり、ひもなどににつるしたりして所持しておくことをおすすめします。

落下防止対策を行う

iPhoneを落としてしまうと、本体がひび割れるだけでなく、基板が破損する原因にもなります。

落下防止による故障を防止する対策として有効なのは、iPhone本体を専用のケースに入れておくことです。また、表面のディスプレイ画面に保護シールを貼っておくと、ひび割れを防ぐことができます。

過充電をしない

iPhoneを充電しっぱなしにすると、過充電によって劣化を促進させることがあります。帰宅してから翌朝まで充電したままだと、iPhone本体に負担をかけてしまい、劣化も加速します。このような誤った充電方法は避けるべきです。iPhoneの寿命を延ばすためにも、充電はこまめに行いましょう。

また、充電しながらiPhoneを使用すると、本体の温度が上がり、熱に弱いiPhoneにとてつもないダメージを与えてしまいます。充電を行いながらiPhoneを使用するという行為もやめましょう。

iPhone基板の故障は修理できる？

画面割れやバッテリー交換などと違い、iPhone基板の修理は非常に高度な技術が必要になるため、費用も高めです。ここでは、費用の相場と修理にかかる時間について解説します。

iPhone基板修理の費用

iPhoneの基板修理は最新機種になるほど修理費用も高額になる傾向があります。古い機種なら2万円台で修理可能ですが、最新機種だと4万円台になることも。

スマホ修理王では、iPhoneの基板修理を税込21,800円～税込32,800円（2022年12月時点）で受け付けています。他店より安く修理できる可能性があるので、一度お問い合わせください。

iPhone基板修理にかかる時間

基板修理は、画面割れの修理やバッテリー交換のように、あらかじめ壊れている箇所が分かっていて、そこを交換・修理すればいいというものではありません。基板修理は、どこが壊れているかを調べることから始まります。破損個所の調査は、基板に搭載されている回路やICチップなどを総当たりで行っていくため、修理には相当な時間がかかります。

スマホ修理王では、基板修理を2週間から対応しています。

iPhone基板を修理するときの注意点

iPhoneの基板が故障してしまうと、修理するのが非常に困難です。ここでは基板修理をするときに気をつけるべきポイントを紹介します。

正規店では本体交換になる可能性がある

Appleや正規サービスプロバイダなど、正規修理店では、基板の故障が疑われる依頼・故障端末に対して「本体交換（基板交換）」の案内をすることがあります。

本体交換となると、データが消える可能性が高く、バックアップをとっていないデータは消えてしまいます。

もし、データが消えてほしくない場合には、第三者修理店と呼ばれる修理屋さんへの依頼を検討しましょう。

自社で基板修理できる店は少ない

画面割れや操作不良などの軽微な故障なら、基本的にどの修理店でも対応してもらえます。しかし、iPhoneの基板修理は、単なるパーツ交換とは違い、非常に高度な修理技術が必要です。そのため、基板修理に対応できるお店は必ずしも多くありません。故障が深刻だと、通常の修理店では修理不可になるでしょう。

修理店の中には、復旧の成否にかかわらず、修理代全額を請求するところもあります。技術のない修理店に依頼してしまうと、iPhoneの基板を修理できないだけでなく、修理費用だけ取られることもあるので要注意です。後々のトラブルを避けるためにも、料金面など不明なことは、事前に確認しておきましょう。

スマホ修理王では基板修理の技術に非常に長けており、他店で修理できなかったiPhoneにも対応できます。

iPhoneの基板の修理ならスマホ修理王へ

「iPhoneが突然起動しなくなった」「水没して動かなくなった」「他店で基板修理を断られた」などの悩みを抱えている方は、スマホ修理王までお問い合わせください。データを諦めてしまうような悪い状態でも、スマホ修理王に依頼していただければ、基板を修復して大切なデータを取り出せるようになるかもしれません。どんな修理も明朗会計で対応します。

修理を諦めてしまう前に、まずはお気軽にご相談ください。

幅広いiPhoneのモデルの基板修理に対応

iPhone 6やiPone 7など、古めの機種から、iPhone 11や12など新しめの機種まで、幅広く基板修理に対応しています。

自社で基板修理を行っています

スマホ修理王では高度な基板修理技術を持ったスタッフがいます。

高難度な基板修理は専門業者に委託する修理会社も多いなか、自社で基板修理に対応しているため、比較的スピーディな対応が可能です。

基板修理で直らなかった場合

基板修理を行っても復旧できなかった場合、点検作業費の税込5,800円のみをお支払いいただいております。

郵送での依頼も可能

遠方でお店に来られない場合には、郵送での依頼をご検討ください。

レターパックプラスで送っていただいた場合には、往復送料が実質無料でご利用いただけるキャンペーンも行っております（規定有）。

基板修理を依頼いただいたお客様の声

“iPhone7PLUS、水没。
住所最寄りで渋谷店利用。

持ち込んだ日、基本修理だと機能せず。
プラスの修理プランで、日数10日くらいの基板の修理で
データ は取り戻せるところまで修復。

画面は滲みありだが交換せずに済みました。
戻らなかった機能は、WiFi、指紋認証。

データ取り出せたのが何よりありがたいです。
早速帰宅し、データバックアップします。
お世話になりました。
引用元：Googleレビュー“

“今回は、ソニーエクスペリアゼットファイブの、修理をお願いしました。
とつぜん電源が入らない状態となってしまったためです。
写真のデータが、とれなくなるところでしたが、基板修理をしてくださいました。
電話での問い合わせにも親切な応対で安心できました。
来店しました際にも気持ちよく応対してくださいました。
修理中の進捗の連絡も下さって、安心できました。
ちゃんと直って大切なデータが取り出せて良かったです。
また機会があれば相談をしたいと思います。
今回はありがとうございました。
引用元：Googleレビュー“

スマホ修理王でのiPhoneの基板修理の流れ

バッテリー交換など部品の交換から対応

基板の故障が疑われる不具合は以下のようなものが挙げられます。

• 電源が入らない
• 起動ループする
• 画面が映らない（音は鳴る）
• タッチ操作ができない

ただし、上記のような不具合は画面やバッテリー部品の故障で起こる可能性もあります。そのため、スマホ修理王では、まずは疑わしい部品の交換から行わせていただいております。

部品を交換しても直らなかった場合に初めて、基板修理に移行するかどうか相談をさせていただいております。

基板修理に移行しない場合には、点検作業費のみをお支払いいただき、元の状態でお返しすることも可能です。

お問い合わせ方法

お電話またはメールにて

お電話またはメールにて、故障端末の機種名とお悩みの故障内容をお聞かせください。無料で修理費用や修理時間のお見積りをご案内いたします。

ご来店予定日がお決まりでしたら、併せてお伝えください。修理に必要な部品のお取り置きをいたします。

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この記事の監修者

株式会社フラッシュエージェント

取締役　大橋光昭

1983年生まれ。OA機器販売営業、インターネット広告代理店の新規事業開発担当などを経て、2015年4月 株式会社ヒカリオを同社代表と設立。iPhone修理事業の担当役員として商業施設を中心に延べ14店舗（FC店舗含む）の運営に携わる。2019年7月 iPhone修理事業の売却に伴い株式会社ヒカリオを退職。2019年10月 株式会社フラッシュエージェント入社。「スマホ修理王」の店舗マネジメント及びマーケティングを担当。2020年4月 同社取締役に就任。