スマートフォンの寿命を長持ちさせるコツ!

2020年8月12日

iPhone、Android、iPad、Surface、Nintendo Switchなどのバッテリー交換に対応しているスマホ修理王です。

・そんなに使ってないのにバッテリーの劣化が早く感じる
・新品購入して三カ月でこんなに電池の減りって早くなるモノなの?
・純正じゃない充電器を使用しても大丈夫?
等々・・・。
使用環境に絡んでいるお問い合わせを最近多くいただくようになりました。

折角なので私が把握している限りではありますが、普段から出来る事と注意すべきことを簡単にまとめてみました。
お時間がある方に読んでいただければ幸いです。

では早速。

今回ですが、

スマートフォンの寿命と長持ちさせるコツ!?

という内容でお送りしたいと思います。

・寿命を考えた使い方
・充電をするタイミング
・日常の設定

など。豆知識として覚えておくと便利な情報をまとめてみます。

※あくまでも参考情報としてお考えいただき、ご自身の使用環境に合わせてお使いください。

スマホの寿命に関して(バッテリー編)

よく言われる「スマホの寿命は2年目安!」

まずはここに関してです。

あくまでもおおよその目安ではありますが、バッテリー(リチウムイオン電池)というのは
300回の満充電で約7~8割
500回充電で約5~7割
程度の体感容量に劣化すると言われています。

毎日1回充電すると「1年半程度で500回充電」する計算になります。
あくまでも単純な想定ではありますが、1年半でバッテリーの体感容量は半分まで劣化するということになります。

少し大まかに見たとして、2年で500回。
この事から「スマホの寿命は2年目安!」というのも納得かなと思います。

また、リチウムイオン電池というのは、
満充電状態「充電が100%の状態が続くと劣化」すると言われています
(寝る直前に充電開始というのは満充電状態が長く続き、バッテリーに負担をかけてしまい劣化を早めるということに繋がります)

高温下の環境に非常に弱い
夏場の車内に放置したり、入浴中にスマホを利用したりする場合はこのケースです。
リチウム電池イオンの許容温度を越える可能性がある為、夏場は特に注意が必要です。
また、バッテリーだけでなく精密機器ですので他のパーツにも悪影響を及ぼす場合があります。

高温環境はある程度気を付ければ何とかなりますが、満充電はどう注意したら良いか分からない方も多いと思います。
ですので、次のようなことに気を付けると良いのではないかと思います。
・単純に満充電にしない
・満充電状態になったらすぐに充電器を外す
・寝る前に充電するのではなく、寝る前までに充電をすませておく
日常生活において、注意しやすいのはこの辺りかなと思います。

スマホの寿命に関して(バッテリー以外編)

先程のバッテリー以外での「寿命」と判断して良いポイントも今回あわせてお伝えしたいと思います。

頻繁に再起動を繰り返す
これはバッテリーまたはスマホの部品の寿命が近い状態である可能性があります。

ROM容量の減少や写真・音楽・アプリ等のデータが消えたり見えない場合
こちらはハードウェアの寿命の可能性です。
スマホのROMに使われているフラッシュメモリは長期間使用していると劣化していきます。
劣化が進み記録できなくなった場所にあったデータは、一部が破損して見えなくなったり、消えてしまう可能性があります。

OSのアップデートが終了する
既にAndroidOS 5未満に対してサポートを終了するアプリが増えてます。
上記に記載のデータと合わせて、この辺りはパソコンを触ってきた方だとイメージしやすいかと思います。

メーカーに交換パーツがなくなる
こちらは本体寿命というよりはメーカー修理で対応してもらえなくなるという意味での寿命となります。

ここまでの記述でスマホの寿命の目安に関しておおまかに説明できたかと思います。

では、どうやって対策したらいいの?とここまでお読みになられた方は思うかと。
以下に、対策を記述しようと思います。

寿命を長持ちさせるスマホの使い方とは?

スマホの寿命を延ばす為に個人で出来るポイントその1
発熱状態で放置しないこと。
熱を帯びた状態で放置すると、電池の劣化・熱暴走を招きます。
また、場合によっては内部のパーツが故障する可能性があります。
その為、スマホが発熱している場合は、不要なアプリを終了したり電源を落としたりして風通しの良い場所で放熱するようにしてください。

スマホの寿命を延ばす為に個人で出来るポイントその2
画面が割れないようフィルムなどで保護する。スマホケース等を着用し本体を保護する。
落としたりぶつけたりした際の直接的な破損は普段から起こらないようにするのは勿論、万が一起こっても助かる可能性を上げれるようにしましょう。
例えば液晶画面に入ったヒビを放置していると指先を切ったりといった怪我は勿論、防水性能等が失われる為に隙間から水が入っての水没等、さらなる故障を招く恐れがあります。
なので、できるだけ液晶は保護フィルムなどで衝撃から保護する等の対策を普段から心掛けるようにしましょう。

反対にやらないほうがいい気を付けるポイント
充電しながらのゲームや動画視聴はよくやりがちなので注意が必要です。
充電しながらの状態で電池の使用量が多いアプリを使用するということは、充電と放電を同時に繰り返している状態の為、バッテリーの寿命を縮めます。

・モバイルバッテリーで充電中のスマホを鞄の中に入れる
スマホの充電中はバッテリーが熱を帯びている状態です。
その状態で鞄のポケットや物の間など、熱が籠る場所に入れると本体が熱くなりバッテリーが劣化してしまいます。

・長時間の使用
長時間の使用は放熱が追いつかず本体が加熱します。
本体が過熱した状態で使用を続けていると熱暴走したりバッテリーが劣化します。

・指定品以外での充電を避ける
現在ではメーカー純正品以外の充電機器が色々なメーカー様から販売されています。
メーカー純正品より安いしこっちのほうがお得だしと思ったりするかもしれませんが、電圧が異なる場合があったりと、逆にバッテリーに不要な負担を掛けてしまうケースがあります。
その為、純正品またはメーカー認証品以外の充電器は避けた方が良いかと思います。

・スマホ本体の設定を見直す
ここまで記述してきた通り、ご使用環境は勿論の事、充電回数によるバッテリー劣化のことをお伝えしてきました。
近年のスマホには省電力モード(例えばXperiaであればSTAMINAモード)などの機能が用意されています。
画面の輝度を低くしたり、不要なアプリを削除したりするといったことで電池消費を抑えてくれるモードです。
この機能をONするのも一つの手です。
その他にGPSやBluetooth・wifi等の普段使っていない機能はOFFにしておきましょう。
ONにしているとその分電池を消費します。
また、Wifiも繋がっている区域であれば良いのですが、移動時等に接続エリアに居ない状況でONになっていると、接続先を探すために検索している状態となります。
この状態だと本体は当然「稼働」している状態になりますので、当然負荷が掛かり電池は消費されます。
これらの機能は使わない時はOFFにしておくことをお勧めします。

最後に

スマホの寿命に関して記述してきましたが、如何でしたでしょうか?
以上のような事に気を付けて少しでも長くスマホを利用できるように普段から注意していきましょう。

もしそれでもどうにもならなくなった時はご相談だけでも構わないので気軽に当店にお問い合わせください。
では今回はこの辺りでお暇させていただきます。

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