【雨濡れ？】タッチができないiPhone 8 Plusの修理紹介 | iPhone iPhone 8 Plus 修理実績

スマホが急にタッチができなくなってしまう故障でお困りの方、スマホ修理王だと修理できるかもしれません！
今回ご紹介する修理とご相談内容は、iPhone 8 Plusの「急にタッチができなくなってしまった」という内容についてご紹介します。

iPhoneが急にタッチができなくなる時って？

おおまかに、タッチができなくなる際は「2種類の故障」に分けることができます。

①物理故障
「落とした後、画面が割れてタッチがおかしくなった」
「お風呂に落としたあとに完全にタッチができなくなった」
他にも「落として、ガラスは割れてないけどタッチできない」という故障もあります。
これらはすべて物理的な問題で起きた故障になり、修理店では非常に多いご相談です。

②ソフトウェア不良
急にタッチができなくなってしまった！という際、画面が固まってしまったりタッチ操作がおかしくなってしまったりという場合で、直近に「落下」「圧迫(ズボンのポケットに入れたまま座ってしまう等)」「水没」の記憶がない場合は、なにかソフト的な要因でタッチ動作がおかしくなってしまうという時が多いです。これに関しては使用中、突然起こることがほとんどです。

今回、ご紹介する修理は①の物理故障でのご相談でしたが、「落としたりはしていないし踏んでもないので、たぶん”雨でスマホが濡れてしまったから”かもしれない、それ以外はわからない・・・」とのことで、状態の確認と修理でお預かりしました。
次に点検した結果や修理の過程などご紹介します。

タッチができないiPhone8 Plus、修理過程の紹介

早速、画面を分解してみていきましょう。

こちらが分解直後の状態です。見受けられる白い部分や、茶色く変色している部分が「水が侵入した痕跡」になります。お客様の「雨に濡れてしまったからかも」という推測は当たりだったようです。

矢印をつけている部分が、「水濡れ反応シール」です。

本来、このシールが水の影響を受けていない場合は白いのが通常です。

水濡れ反応がない端末と内部を見比べてみると、さきほどの画像のiPhoneはどちらを見てもシールが赤くなっているので、内部に水が入ってしまっているのは間違いありません。

iPhoneシリーズは6s以降、粘着テープで四辺が留められており、これで「防水・耐水・防塵」といったものを保っています。
しかしながら、テープなので経年使用で内部に手垢やほこりが溜まってしまったり、長時間水気にさらされてしまう(例えばお風呂の経年使用、雨のなか使用するなど)と、もちろんテープの粘着は弱まっていきます。

ですので、防水も「完全防水ではない」「買ったときと同じようにずっと防水機能を保っているわけではない」ということを理解しておくことが重要です。

今回は、幸いなことに「電源が入らない」等のかなり重度の水没ではなかったものの、基本的に内部が水の影響を受けてしまうと使用はできるものの端末の寿命が今後短い可能性や症状が再発したりといった可能性もございますので、お客様と今後の使用などご相談のうえ、今回パネルの交換でご対応させていただきました。

まとめ

いかがだったでしょうか？
今回のタッチできない症状は「水濡れ(雨濡れ)」であるという意外なところに原因がありました。
もちろん、iPhoneのほかの故障や、違う機種で同じような症状などでお困りでしたら、ぜひご相談ください！
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