【HUAWEI Mate 9】パンパンに膨張したバッテリー！画面が外れちゃう！ | HUAWEI Huawei Mate 9 修理実績

スマホ修理王 大阪心斎橋店です。

ご自身のスマートフォンを観察したことはありますか？
スマホにケースをつけている方は一度外して観察してみてください。

横から見たときに、画面や背面に歪みなどはありませんか？
少しパネルが盛り上がっていたりしませんか？
購入当初の、あの頃の美しきスリムなボディを思い出してあげてください。

何か違和感を感じるようであれば、
もしかすると、スマホの内部でバッテリーが少しずつ膨張してしまっているのかもしれません。

はたまた、「膨らんでいる気はするけど、充電もちゃんと出来るし、まだ使えるだろう」と、思っている方は要注意ですよ。
経年劣化によりバッテリーの内部で良くない化学反応が起きてガスが過剰に発生してしまっている、ということを心に留めておいてくださいね。

バッテリーのSOSをしっかりと受け止めて頂ければと思います。

では今回は、画面が浮き上がるほど内部でバッテリーが膨らんでしまった、
「HUAWEI Mate 9」バッテリー交換の修理レポートをご紹介させて頂きたいと思います。

修理レポート:HUAWEI Mate 9/バッテリー交換

機種：HUAWEI Mate 9
症状：画面が浮いている
原因：バッテリーの膨張

状態チェック

こちらがご依頼いただいた端末です。
今にも画面が外れてしまいそうなくらいに浮いていますね。
いつ外れてしまうのだろうかと、不安で夜も眠れなくなってしまいそうなくらいです。
（下部の筐体と画面を固定する小さなネジは外れています。）

それでは、まずこちらの端末を分解していきましょう！

分解！

画面を外してスマホを横からみた写真です。

本来であれば、バッテリーも他の部品と同じぐらいの厚さに収まるはずです。
このバッテリーは中々に凄まじい膨れ具合ですね。

新品のバッテリーの厚みが約3mmだとすると、
お預かりした端末のバッテリーは約1cmもの厚みがありました。約3倍です。

新品のバッテリーに交換すれば…

ご覧ください。いかがでしょうか、このスリムなボディ。
無事に元の姿に生まれ変わりました。ぺったんこです。

ぴったりと隙間なく画面が元に戻っていますね。
これで夜も安心して眠ることができそうです。

ちなみに、修理は１時間半ほどで完了いたしました。
もちろん、大切なデータもしっかりと残ったままです。

まとめ

スマホの内部では様々な精密機械の部品がひしめきあっており、
画面や背面パネルが簡単に外れてしまわないよう、頑丈に圧着されています。

そんな詰め詰めの内部でバッテリーが膨らんでしまえば、もちろん他の部品に圧がかかってしまいますよね。

そしてそのまま放っておいてしまうと、

・画面にヒビが入る
・液晶表示に異常が出たり、タッチ不良になる
・画面が浮く、背面が浮く
・筐体と画面（または背面）に隙間が出来て、埃や水が侵入しやすくなる
・SIMトレイが取れなくなってしまう
・充電が出来なくなってしまう
・基板に圧力がかかって不具合が出る
・電源が入らなくなってしまう
・etc…

などのいろんな症状が出てきてしまいます。
そして最悪の場合バッテリーが発火してしまう、という恐れも…。

「なんだかんだ使えるし、まだいけるだろう。」と思って使い続けていると、
ある日突然、いきなりスマホが使えなくなってしまうかもしれません。

もしご愛用のスマートフォンに何か違和感を感じたり、
もうすでにバッテリーが膨張していてお困りの方がいらっしゃいましたら、
ぜひともスマホ修理王にご相談くださいませ。

データそのまま、スピード修理でご対応しております。

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